2008年06月25日

首相、タクシン元首相が自分に対して恩返しをするべき立場にある

 24日から25日の日程で下院議会で開かれている首相・内閣不信任審議に出席したサマック首相は、野党首班のアピシット民主党党首の発言の後に行われた答弁の中で、タクシン元首相から返さなければいけないような恩義を一切受けていないとした上で、むしろ返さなければいけない恩義を受けたのは同元首相の方であると主張した。

 その上で、サマック首相は、これまで(嘗て自分が所属していた)民主党や同党元党首のセーニー・プラモート氏を罵倒した事が無いにもかかわらず、僅か40過ぎの若造の党首に皮肉混じりに攻撃された事を悲しいと思うが、父母からの教えを守りこれからも、この様な仕打ちに耐えて行くつもりであるとまで語った。

 更に、ワット・カーオプラウィハーン絡みのアピシット党首の指摘に関しては、カンボジア側の感情を逆なでし、両国関係の悪化を招くだけでなく 同国内にいるタイ人が安心して寝られず、一国の指導者として首相自らが、同国内のタイ人の脱出を助けるためにC-130の手配をしなければいけない状況を作り出すものであると不快感を示した。

 サマック首相によれば、ワット・カーオプラウィハーンに関しては、既に国際司法裁判所の判断によりカンボジアが所有する事が認められたものであり、これまで同所にカンボジアの国旗が掲げられていても誰も文句を言っていなかったにも拘わらず、今になってから文句を言い出すのはおかしいのだという。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党党首、いまこそ真摯に問題解決に取り組む政府が必要

 下院議会野党首班のアピシット民主党党首は24日開かれた首相・内閣不信任審議の中で、サマック政権は、発足から今日にいたるまで、効率性、方向性、統一性何れにも欠けた施政により、国民及び国家に対して多大な損害をもたらしてきたと指摘した上で、国民が抱える問題の早急な解決が望まれている今こそ、サマック政権に欠けている諸問題に対して真っ向から真摯な姿勢で取り組む事が出来る政府が必要な時にあると指摘した。

 更にアピシット党首は、サマック政権誕生以来、一国のリーダーとしての資質に欠けるサマック首相に率いられた政府側が、経済・社会問題に対する取り組みをおざなりにし、更に南部国境三県域問題を見捨てる一方で、タクシン元首相が絡む問題の解決に注力してきたと指摘した上で、この様な全体よりも個人の利益しか見えない政府が施政を続けていく事により、国民は更に困難に晒され、国家は更に失墜の危機に晒される事になるだけでなく、次の首相に激務を強いる多大な問題を残すことになると指摘した。

 また、ワット・カーオ・プラウィハーン問題に関しては、憲法の規定に則った手続きを踏まずに1962年に国際司法裁判所の判決で決められたボーダーラインを超えたエリアの領有をカンボジアに許しただけでなく 国境紛争地域に関してもカンボジア側にユネスコと共に管理する機会を与えたと指摘した。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、ワット・カーオ・プラウィハーン絡みの線引きの見直しを命じる

 サマック首相は24日開かれた定例閣議の場で、先に行われたカンボジア側にワット・カーオ・プラウィハーンの世界遺産登録に道を開く線引きの見直しを進めるよう指示した。

 これは、仮にカンボジア側により世界遺産登録が行われた場合、国境紛争地までもが世界遺産の管轄地域として包括されてしまう恐れがある事を受けたもので、今後、スラチャイ内閣秘書官長、サハット副首相及びスウィット副首相兼工業大臣が中心になって検討を進め、来週開かれる定例閣議の場で結果報告が行われる予定になっている。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旧タイ・ラック・タイ党系財団が連合を刑事告発

 党解党により被選挙権を剥奪された旧タイ・ラック・タイ党幹部が中心になって設立した111タイ・ラック・タイ財団のウィチット事務長は24日、首都圏警察本部ナーンルゥン署を訪れ、民主主義市民連合関係者によって財団の資産が被害を被ったと訴えた。

 同財団は、現在民主主義市民連合が座り込み集会活動を展開している首相官邸前に近いナコンサワン通り沿いにある。

 ウィチット氏によると、連合が20日にマカワーン・ランサン橋から首相官邸前に向けデモ行進を行った際に、通り道にある財団の看板に財団やタクシン元首相を中傷する文言が連合関係者によって書かれた他、複数回にわたって中傷文が看板に書かれたという。

* 因みにウィチット君は、タイ・ラック・タイ党の法務担当幹部だった時代に、数回に渡って当時反タクシンを掲げて活動を展開していた連合を"国家反逆罪"で刑事告発した一方で、ネーション本社を包囲し従業員を監禁状態に置くような民主的な活動を展開したタクシン支持派の貧困者キャラバン・タクシー運転手団体合同チームや、民主党や連合に対して石や靴等を投げる事によって民主主義とはなんたるかを主張した、チェンマイやウドンターニーの見るからに民主主義と大衆政治の違いすらわからないような住民に対して何ら法的な措置を講じなかったという、まさに民主主義の信奉者を地でいくような立派な人です。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

商業系職業校の学生15人から麻薬使用の陽性反応

 警察は24日、バンコクのバーンパラット区内にある商業系職業訓練学校内で学生に対する麻薬使用を調べる為の尿検査を行い、陽性反応が出た15歳から18歳の学生15人を麻薬使用の疑いで連行した。

 今回行われた尿検査は、同校内で学生を相手にした麻薬の取引が行われているとの情報に基づき取得した家宅捜索令状に基づき行われたもので、警察側は、連行した学生から麻薬の入手先等について事情聴取を行った上で捜査範囲を広げていく方針を明らかにしている。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

当選金支払いを巡るトラブルか? 女性闇宝くじ開帳業者が射殺

 23日夜、ターク県県都内で、家人等と食事中だった32歳の女性が、バイクで現れた2人組に銃撃され死亡するという事件が発生した。

 調べによると、女性は地域内の住民を相手にした闇宝くじを開帳しており、下三桁が被選挙権を剥奪された旧タイ・ラック・タイ党幹部の人数と同じ111だった事でも話題になった16日に抽選が行われた宝くじと並行して開帳した闇宝くじで、111を当てた当選者が多くいた為、当選金の支払いに困り、当選者に対して当選金の半額の支払いで勘弁してくれるよう交渉してまわっていたことから、警察側は、当選金の支払いを巡るトラブルから射殺されたと見て捜査を開始した。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーの市場内で爆破、10人が負傷

 24日朝、ヤッラー県県都内にある市場内で爆発が発生し、初期報道段階で軍関係者3人、住民7人の計10人が負傷を負った。

 現場は、タイ国鉄ヤッラー駅の近くで、市場内の豚肉売り場近くに駐車してあったバイクに仕掛けられていた遠隔起爆式の爆発物が犯行に使用されたと見られる。

 また、同県ラーマン郡内では、24日朝、授業中だった学校の校舎に向け3発の銃弾が撃ち込まれ学校が休校に追い込まれる事態になった。

 更に、同県ベートン郡内では、24日未明、バイクで路上を走行中だった44歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 パッターニー県ヤッリン郡内では、24日朝、学校正面付近の路上に仕掛けられていた爆発物が、周囲一体の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過にあわせ爆発したが、人的な被害は無かった。
posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクのコンドーで火災、飛び降りた男性が負傷

 24日1:00過ぎ、バンコクのスワンルワン区ソーイ・オンヌット17にある9階建てのリージェント・コンドミニアムの1階にある室内から出火し、避難するために2階部分から飛び降りた40歳の男性が負傷を負った。

 火災により発生した煙により上階に住む住民等が避難路を失い緊迫する場面も一時見られたが、幸い火災は10分程度で消し止められた為大きな被害には至らなかった。

 火災が発生した部屋の住民の証言等から漏電が原因と見られる。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。