2008年07月09日

ヨンユット元議長にレッドカード、パラン党の解党が濃厚に

 最高裁判所は8日、選挙違反に問われている前下院議長のヨンユット・ティヤパイラット氏に対して、再選挙への出馬が禁止され、また向こう5年間に渡り被選挙権が剥奪されるレッドカードを発行する判決を下した。

 同氏に関しては、昨年12月23日に行われた総選挙の際に地盤であるチェンラーイ県内のガムナンを招集し現金を渡し投票への協力を要請したとして選挙違反に問われていたもので、最高裁判所は、同氏に対してレッドカードを発行するべきであるとした選挙委員会側の判断を支持した。

 当時パラン・プラチャーチョン党の副党首だったヨンユット氏の選挙違反確定により、党幹部に対する選挙違反が確定し解党の是非が問われているチャート・タイ党、マッチマーティパッタイ党等と同様にパラン・プラチャーチョン党も解党の是非が問われる事がほぼ確実になった。

 一方、この判決を受けパラン・プラチャーチョン党のガーン副党首は、党の解党が避けられないとして、下院を解散し新党の名の下で選挙に臨むべきであるとサマック首相に提案する考えを示した。

 一部報道によると、7日に行われたサマック首相と連立政党党首との協議の席上で、ヨンユット氏に対してレッドカードが発行された場合には下院を解散する意向がサマック首相から伝えられたとの未確認情報があるという。
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下院汚職委副委員長、日系JV贈賄疑惑問題を委員会に提議

 下院汚職防止取締委員会副委員長のチャーンチャイ・イサラセーナーラック氏(民主党)は8日、バンコク発注の洪水対策排水トンネル建設計画に絡む日系JVによる1億2,500万バーツ(4億円)規模の贈賄疑惑問題を10日開かれる委員会で取り上げる方針を明らかにした。

 同副委員長によると、今後、日本の国会に対して疑惑に関するデータの提供を要請すると共に、アピラック現バンコク知事や当時知事だったサマック首相及び当時バンコク次官だったナタノン・タウィーシン女史、借款元である日本の国際協力銀行の在タイ代表を委員会に召喚し事情聴取を行い、2-3ヶ月以内に結論づけたいという。

 一方、バンコクのアピラック知事は8日、ポンサック次官と公共事業担当のソムサック副次官の両名に対して、外務省に協力を仰ぎ日本大使館側から疑惑に関するデータの提供を要請すると共に、向こう7日間以内に事実関係の調査を終えるよう指示している事を再確認すると共に、今後、問題を国家汚職防止取締委員会に付す可能性がある事を明らかにした。

 また、この疑惑がタイ国内の政治的な思惑とは無縁の日本の検察当局によって明るみになった事を強調した上で、調査にあたってはサマック首相を始め全ての関係者に対して公正を期して行う方針であることを確認した。

 尚、この問題に関して記者団から聞かれたサマック首相はコメントを拒否し、また、当時副知事だったサハット副首相は、マスコミの取材から逃れるように、いつもと違う場所に車を止め首相官邸内に入っていくのが確認されている。
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憲裁、世界遺産登録支持を謳った共同声明への署名は違憲と判断

 憲法裁判所は8日午前、カンボジアによるカオプラウィハーンの世界遺産登録の支持を謳った同国との共同声明にノパドン外務大臣が署名した行為が違憲である判断した。

 この裁判は、閣議決定に基づきノパドン外務大臣が共同声明に署名した事が、タイの主権に影響を与える決定は議会の承認を要するとする憲法190条第2項に違反していたとして、上院議員77人及び下院議員151人が提訴していたもので、憲法裁判所側は、訴え通り憲法の規定に則り議会での承認手続きを経るべきであると判断した。

 尚、憲法裁判所裁判長を含む9人の判事の内8人が違憲と判断し1人が合憲と判断した。
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巡査部長夫人が惨殺、闇宝くじ絡みか?

 7日昼前、バンコクのトゥンクル区内にあるショップハウス内で、40歳の女性が手足を縛られた上でナイフで刺され死亡しているのが発見された。

 第一発見者で夫である、サムットプラーガーン県プラプラデーン署に所属する巡査部長(38)によると、署内で任務に就いていた際に妹から妻と電話で会話中に突然男の人との間で口論が始まり電話が通じなくなったとの電話連絡を受け、大急ぎでバイクで家に戻ったところ寝室内で手足を縛られた上で刃物で刺され死亡していたという。

 巡査部長によると、室内から女性が毎朝市場で販売している豚肉の売り上げ金約5万バーツや携帯電話が無くなっているという。

 警察側は、女性が闇宝くじ絡みで約10万バーツの借金を負い、事件発生当日が借金の返済日になっていた事から、借金を取り立てにきた2人以上と見られる者が、返済を拒否した女性を縛り金目の物のありかを聞き出した上で、殺害し逃走したと見て捜査を開始した。
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