2008年07月18日

カオプラウィハーンを巡るタイ・カンボジア間の緊張が高まる

 カンボジアによるカオプラウィハーン遺跡の世界遺産登録に端を発したタイ・カンボジア間の国境紛争地を巡る対立は17日までに、両国あわせて1,000人以上の軍関係者が遺跡周辺の紛争地周辺に展開する事態にまで発展した事を受け、カンボジアのフンセン首相が国境紛争地を巡る対立が激化している事に強い懸念を表明した上で、タイ側に対して対立激化の元凶である軍隊の撤退及び両国間協議による平和的な手段による解決を呼びかける書簡をサマック首相宛に送りつける事態にまで発展している。

 一部報道によると、陸上に展開しているタイ軍の一部が国境紛争地内に展開している他、空からはF16を投入して哨戒活動を行っているという。

 カンボジアの情報大臣によると、カンボジアのフンセン首相とサマック首相兼防衛大臣との電話会談により21日にタイ国内で両国の防衛大臣出席のもとで情勢解決に向けた両国間協議を行う事で合意に至っているという。

 一方、17日、カオプラウィハーンの返還を要求する為の抗議活動を展開する為にカオプラウィハーンへの接近を図っている、バンコクからの合流組を含む民主主義市民連合を中心にした住民グループと、抗議活動により地域の平穏が乱される事を嫌った、投石や立木等を矢状にして投げつける等の過激な手段で連合の進行を阻止しようとする地域住民との間で激しい衝突が複数回に渡って発生し、多数の負傷者が出る事態になった。

 18日にも引きつづき連合側が当局側の警戒線を突破しながらカオプラウィハーンへの接近を図る事が予想されるため、地域住民との衝突の再発が避けられない情勢になっている。

 尚、軍側は現在カオプラウィハーンの登山口に通じる主要幹線を全面封鎖している。
posted by Jean T. at 02:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

分離主義組織幹部が武装闘争休止宣言、正常化への影響は疑問視

 ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・・パッタナー党のチェーッター党首(元防衛大臣、元陸軍司令官)は17日、南部国境三県域内に於ける一連の不穏な動きに関与してきたとされる分離主義組織の幹部が武装闘争の休止を宣言する模様を撮影したビデオテープをテレビ局ch5を通して公開した。

 公開されたビデオは、南部地下集結グループなる組織の幹部とされる人物が、マレー語系の方言で南部国境三県内のタイ人に平和をもたらすために7月14日12:00を持って全ての武装闘争を休止させ、タイ当局側の正常化に向けた取り組みを支援していくとした上で、全ての組織に対して活動の停止を呼びかける模様が記録されたもので、チェーッター党首によると、この"休止宣言"は、政治的な思惑や来る内閣改造で防衛大臣のポストを得たいとの思惑とは一切無関係に、陸軍副司令官時代から継続的に取り組んできた南部対策の一貫として個人的に交渉を行ってきた結果、先方が無条件で受け入れたものだという。

 また、この休止宣言が情勢の正常化に繋がる可能性に関しては、末端の組織にまで幹部側の意思が伝わっているかに関しては依然明確になっていないとしたが、11のグループを傘下に収めている組織の幹部が無条件に休止を受け入れていることから、引きつづき各グループと継続的に対話をすることにより正常化を現実的なものにする事が出来るとの考えを示した。

 しかし、今回休止を宣言をした組織や幹部がこれまで殆ど知られていなかった事、また、当該組織と一連の不穏な動きに主導的な立場で関与し、一部地域の住民を事実上支配下に置いているとされるBRNコーディネートやRKKを始めとする傘下の新興分離主義組織との関係が不明である為、今回の休止宣言が正常化へ与える影響に関して疑問視する声もある。
posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スクムウィットのマンション内で邦人男性が首を吊って死亡

 17日、バンコクのソーイ・スクムウィット71内にあるPPマンション6階の室内で、自営業の日本人男性(55)が首を吊って死亡しているのが発見された。

 遺体の状況から自殺と見られるが、警察側は司法解剖を行った上で死因を特定したいとしている。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

学生を乗せたバスに向けた銃乱射で3人が重傷、不審死事件の口封じ目的?

 16日22:00頃、バンコク隣県のサムットプラーガーン県県都内のシーナカリン通り上で、バイクに乗った2人組が25番路線バスに向け銃を乱射し、車内にいたラーチャモンコン工科大学ウテーン・トゥワーイ校の学生3人が負傷を負った。内2人は2年課程に通う女子学生だという。

 銃撃を受けたバスは、3日前に新入生歓迎行事に参加している最中に不審死した男子新入生の葬儀に参加していた学生約60人を乗せ走行中だった。

 警察側は、下級生が新入生不審死事件に関する有用な証言を警察に対して行う事を阻止する為に上級生が脅迫目的で銃撃した可能性もあるとみて、ライバル校同士の抗争絡みの線を含め捜査を展開しているとした。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

13歳少女に対する性的暴行容疑で18歳と15歳の少年を逮捕

 警察は16日、13歳の少女に対する誘拐・性的暴行容疑で18歳と15歳の少年をチョンブリー県のパッタヤー地区に属するバーンラムン郡内で逮捕した。

 この逮捕は被害にあったパッタヤー地区内にある有名校のマタヨン1年課程に通う少女の保護者からの通報により実現したもので、逮捕された18歳の少年は警察に対して、9日に兼ねてから深い関係にあった少女の家に15歳の少年と一緒に遊びに行った際に、少女の外国人の父親が帰ってきた為、少女を家から連れ出し友人の家に3日間滞在した後に少女を帰宅させたと証言しているという。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

献血に出かけ白血病と診断された厄年の男性が拳銃自殺

 16日、サラブリー県ゲーンコーイ郡内の寺院付近にある雑貨店前で、同郡内在住の25歳の男性が拳銃で頭を撃ち抜き死亡するという事件が発生した。

 調べによると、男性が献血を行った際に白血病であると診断されていたことから、厄年である25歳の時に白血病であると宣告されたショックから自殺を図ったのではないかと見られている。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。