2008年07月19日

PULO、BRNいずれも武装闘争休止宣言をした組織との関係を否定

 パッターニー統一解放機構(PULO)の外事担当幹部を自称するカサトゥーリー・マーコーター氏は18日、14日付けで武装闘争の休止を宣言した組織や人物とPULOとの関係を否定した。

 カサトゥーリー氏は発言の中で、休止宣言のビデオに登場した3人の人物や組織の事を知らないとした上で、この休止宣言に関わらずPULO側のスタンスに代わりは無く、また、タイ当局側との交渉にも一切進展が無いことを確認した。

 しかし、件のビデオがやらせであると指摘されている事に関しては、コメントを避けた。

 また、一連の不穏な動きを主導しているとされるBRNコーディネートの消息筋も、休止宣言をした組織の存在を認識していない事を確認すると共に、これまでに一度も武装闘争の休止に関する交渉をタイの当局側と行った事が無いことを確認した。

 消息筋によると、これまでにタイ当局側と協議が行われた事はあるが、僅かに両者共存の可能性に関する話し合いしか行われていなかったという。

 アヌポン陸軍司令官によると、件のビデオで武装闘争の休止を宣言した人物は、1984年から1987年まで活動していた事が確認されているランカスカ・イスラム・グループなる分離主義組織を率いていたマーディー・ペンカーン氏で、求心力の欠如から分離主義組織の集結工作に失敗して以降は事実上活動停止状態にあったという。
posted by Jean T. at 02:00| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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