2008年07月21日

民主党、ASTVに対抗する放送は7月6日流血事件の再現を招く

 民主党のテープタイ副幹事長は20日、政府側によるASTVに対抗する為の放送により、サマック首相自らが関与した疑惑が持たれている1976年7月6日に発生した流血事件と同様な最悪な事態がもたらされる事に繋がる恐れがあると指摘した。

 この発言は、同日朝放送された定例政見放送の中で首相が民主主義市民連合系のASTVに対抗する番組を政府広報局系のNBT(ch11)を通して放映する事を明らかにした事を受けたもので、テープタイ氏は、政治情勢が悪化している状況の中で、敢えて連合に対抗する番組を放送する事は、サマック首相が過去にラジオを利用して国民を煽動し流血の事態を招いたとされている1976年7月6日流血事件と同様に、政府のメディアによって煽動された国民と連合が衝突する事態を招く事に繋がり得ると指摘した上で、首相に心底から情勢の正常化に取り組む意思があるのであれば、火に油を注ぐような放映計画について見直しを進めるべきであると指摘した。
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首相、連合がクーデター誘発を狙った全国の県庁舎の一斉包囲を計画

 サマック首相は20日放送された定例政見放送の中で、民主主義市民連合が28日に計画している全国の県行政庁舎の一斉封鎖行動の背景に、軍側にクーデターを再実行させる機会を与えたいとの思惑があると指摘した。

 更に、同首相は、21日22:00から違法な電波を使用して政府を攻撃している連合系のASTVに対抗する為の放送をNVTを通して放映する事を明らかにした。

 発言の中でサマック首相は、連合が 28日に予定されている現内閣3人が含まれる旧タクシン政権時代の内閣が関与した新型宝くじ関連の憲法裁判所の判決及び内閣罷免要求に対する国家汚職防止委員会による協議結果の発表を待って、軍側にクーデターを再実行する機会を与えるために全国の県行政庁舎を一斉に封鎖し、各県の行政機能を麻痺させる動きにでる恐れがあると指摘。

 更に、首相自らが目指す4年間の任期全うを脅かしている欠陥がある憲法の規定に乗じた、首相自らの料理番組への出演が絡む選挙委員会による憲法裁判所への提訴や、違法な状態で委員が居座っている国家汚職防止取締委員会への内閣の罷免要求請求等の一連の政府転覆を狙った動きは、タクシン元首相を嫌っている特定のグループによる組織的な策動であると指摘した上で、これらの動きに対して徹底的に対抗し任期の全うを目指すと語った。

 また、政府転覆を狙った動きの一貫として、充足を心得た経済に理解を示さない首相は王室に対する敬意が足りない人物である等の事実とは異なる情報を捏造し自慢げに垂れ流しているASTVに対抗する為に、政府報道官チームに対して毎週月曜-金曜の22:00にNBT(ch11)を通して政府側からの正しい情報を伝える番組を放映するよう指示した事を明らかにした。

 首相によると、違法な状態で放送を行っているASTVに対して法的な措置を講じる方策を模索中だという。

 尚、ナタウット政府副報道官等が参画しているPTVは、首相が違法であると主張しているASTVの配信方式と全く同じ方式を採用して放映されている。
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首相、反対派がカオプラウィハーン問題を国連レベルにまで引き上げた

 サマック首相は20日放送された定例政見放送の中で、カンボジア側がカオプラウィハーン遺跡周辺の国境紛争問題を国際連合に提訴した事を明らかにした上で、今後本件に関する対応を外務省に委ね、自らは一切のコメントを避ける意向である事を明らかにした。

 その上で、同首相は、政府側の警告に一切耳を貸さずカオプラウィハーン問題を政治的に利用した反政府派及び憲法裁判所による共同宣言無効の判決がタイが外交的な辱めを受ける元凶になったと指摘した。

 この発言に先立ちカンボジア側は、国際連合安全保障理事会に対してタイ・カンボジア間の国境紛争問題を提訴すると共に、19日には同国の防衛大臣が在カンボジアの中国及びヴェトナム大使館に常駐する武官(報道によりアメリカ、中国、フランス及びヴェトナムの大使館関係者)を伴い空から国境紛争地周辺に於けるタイ国軍戦力の展開状況の視察を行っていた事が確認されていた。

 一方、現在民主主義市民連合に合流している東北地方救国ネットワーク幹部のタイゴン・ポンスワン氏は、国連軍の派遣を要請する機会を得るためにカンボジア側が国境紛争地に展開する兵力を増強しタイ国軍側を挑発する恐れがあると警告した。
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