2008年07月29日

タイ・カンボジア外相協議でも大きな成果は無し

 28日、カンボジアのシェムリエップで行われた、カオプラウィハーン遺跡周辺の国境係争地を巡る緊張緩和を期したタイ・カンボジア外相級協議は、遺跡周辺に展開している両国の軍隊が武力を行使せず最大限の自制を持って任務を遂行する事の再確認に留まり、国境紛争地関連や両国の軍隊の撤収に関する具体的な合意に至ることなく終了した。

 約11時間に及んだ今回の協議では、平和的な手段による解決を目指す両国の意思を示すために 両国間で合意した地点に現在展開しているそれぞれの軍隊を撤退させると共に遺跡周辺地域開発の為に共同で地雷撤去作業に取り組む事で合意に至るに留まり、今回の協議で早期開催を目指すことで合意に至ったタイ・カンボジア国境委員会(JBC)に今後の協議を委ねることになった。

 また、共同記者会見でカンボジアのホー副首相兼外務大臣の会見が終了した後に、カンボジア側の当局者がマスコミ関係者全員を会見場から閉め出し、マスコミの立会が無い状況でタイ側のテート外務大臣が会見するという異常な場面も見られた。
posted by Jean T. at 02:24| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合に対する暴力行為の報償? ウドンの反連合派首領が首相府付きの官僚に

 民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は28日、ウドンターニー県県都内で発生した反連合派と連合との衝突の際に反連合派を煽動していたとされる、地元FM局オーナーで反連合派代表のクワンチャイ・プライパナー氏が首相府秘書官房付きの官僚に取り立てられたのは、連合に対する暴力行為を煽動した事に対する政府側の報償だった疑いがあると指摘した。

 スリヤサイ調整役は、同県を視察の為に訪れたチャルゥム内務大臣とクワンチャイ氏がウドンターニー空港内で親しく会話を交わしている模様を撮影したビデオを公開した上で、クワンチャイ氏が報償代わりに不当に官僚に取り立てられた事を裏付ける証拠になるとして、このビデオを添付し国家汚職防止取締委員会に対して調査を要請する方針を明らかにした。

 同調整役によると、チャルゥム内務大臣側はクワンチャイ氏とは面識が無いと一貫して主張していたという。

 また、反独裁を標榜している、医師でもある民主活動家のウェーン・トーヂラガーン氏(元反独裁民主主義同盟幹部)が、反連合派と連合との衝突が発生した後にクワンチャイ氏に対して歓迎の意を表明する電話をしたとされている事に関しては、大量な負傷者が出た暴力沙汰に対して歓迎の意を表明する行為が医師としての倫理に反しているとして、医師会に対して綱紀委員会を招集し倫理責任を追及するよう要請するとした。

 一方、衝突を煽動したとされるクワンチャイ氏及びティーラチャイ農業・協同組合副大臣の実弟であるウタイ・セーンゲーオ氏の両名が28日、傷害罪等の容疑開示の為に警察に出頭した。その際、クワンチャイ氏が経営するFM局の呼びかけにより集まった500人以上の反連合派の住民が両名に声援を送るために警察署前に集まるという場面も見られた。

* 因みにチャルゥムは衝突後に、「タクシン好きが多くいるような場所で反タクシンを訴えれば暴力沙汰に巻き込まれるのは当然のことである」と発言し衝突の責任を連合側に転嫁していました。
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財相、憲法裁の判断まで職務を継続

 スラポン副首相兼財務大臣は28日、憲法裁判所による判断が下されるまで現状通り職務を続けていく考えであることを明らかにした。

 29日の定例閣議にも通常通り出席する予定だという。

 これは、同日午前最高裁判所側がタクシン政権時代に決定された新宝くじ案件の審理開始を決定した事に伴い、当時タクシン内閣に参画していたスラポン氏を含む3人の現閣僚が職務停止になった事を受けたもので、スラポン氏側は、職務停止に関する規定が法律上明確になっていないとして、あらめて憲法裁判所に対して職務停止の是非に関する判断を仰ぐとした。

 スラポン氏によると、29日に開かれる定例閣議の際に同様に職務停止となったウライワン労働大臣及びアヌラック運輸副大臣と相談した上で憲法裁判所に対して提訴を行う予定だという。
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最高裁、タクシン政権時代の新宝くじ案件の審理開始を決定

 最高裁判所は28日午前、タクシン政権時代に政府宝くじ局法の規定に反して2桁及び3桁の数字をあてる新型宝くじの導入を決定し、同宝くじによる約150億バーツの収益を不当に使用したとして、国家毀損行為調査特別委員会(資産調査特別委員会)が、導入を決定した当時の内閣メンバー及び政府宝くじ局の役員を相手取り提訴していた訴訟の受理を決定し、9月26日に第一回公判を開く方針を決定した。

 この決定により、審理対象となっている、当時の内閣に参画していたスラポン副首相兼財務大臣、ウライワン労働大臣(プラチャラート党)及びアヌラック副運輸大臣(チャート・タイ党)の三閣僚の職務が判決が下されるまでの期間停止される事になる。

 先にサマック首相は、新宝くじ案件の受理の是非に関する最高裁判所側の判断を待って大規模内閣改造の陣容を明らかにする方針を明らかにしていた。

* 一説にはタクシン元首相と袂を分かったプラチャイ元内務大臣が内務大臣に就任し、チャルゥム内務大臣が保健相に転出するという話もあるようです。
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72歳と48歳の男女が逢い引きに使用した貸し室内で無理心中

 27日17:00過ぎ、プーケット県トラーン郡内にある貸し室内で、土地売買仲介業の72歳の男性とスリン・ビーチ付近で食堂を経営している48歳の女性が折り重なるように死亡しているのが発見された。

 発見当時、女性は着衣のままベット上で、男性はパンツ1枚の姿で女性の上に折り重なるような状態で銃弾を受け死亡していた。

 これまでの調べで、最初に男性が貸し室を借りに現れた後に女性が入室していたこと、3発の銃声が室内から聞こえた10分後に更に1発の銃声が聞こえていたこと、更に男性のそばに拳銃が落ちていた(報道により拳銃が握られていた)ことが確認されていることから、2人が貸し室内で逢い引き中に何らかの事情で男性が女性を射殺し、その後男性が拳銃自殺を図ったと見られるが、警察側は無理心中の線だけでなく、家庭を持っている男性と未亡人で男性関係が派手だった女性の何れかが絡む三角関係及び男性が絡む貸借関係のもつれの線も含めて捜査を展開しているとしている。
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アユッタヤーでトラックに向けた投石、運転手が重傷

 28日2:30頃、アユッタヤー県内の路上で、バイクに乗った2人組の若者が路上を走行中だった10輪トラックに向け投げつけた石がトラックのフロントガラスを突き破り運転中だった男性(32)の右目部分に命中し、男性が右目失明の恐れがある重傷を負うという事件が発生した。

  同乗していた男性の妻(23)によると、路上を走行中に正面から来たバイクに乗った2人組が車に接近すると同時に石を投げつけ逃走していったという。その際、運転中だった男性は石が命中した衝撃で気絶してしまい、急遽妻がハンドルに手を伸ばし車を制御しようとしたが、失敗し路上脇で横転してしまったという。

 警察側は、過去に同様な犯行で逮捕歴がある地元の若者が関与していると見て捜査を開始した。
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警察の追跡から逃走中の車が木に激突し3人が死傷

 27日19:30頃、ソンクラー県サダオ郡内で、警察麻薬取締班の追跡から逃走中だった小型トラックが路上脇のゴムの木に激突し、助手席に乗っていた34歳の女が死亡し、32歳と42歳の男女が重傷を負った。

 また、追跡していた麻薬取締班側の車も激突した小型トラックを避ける為に急ハンドルを切った際に制御を失い転覆し、警察官1人が負傷を負った。

 男女3人が乗っていた小型トラックは、麻薬密売に関与していた容疑で麻薬取締班の追跡を受けていたもので、これまでの調べで死亡した女のズボンのポケットから740錠のヤーバーが発見されている。
posted by Jean T. at 02:00| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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