2008年07月30日

プゥア党幹部が連立政権参画継続を支持

 29日夜半、プゥア・ペーンディン党の複数の派閥幹部が共同記者会見を開き、同党のスウィット党首による連立政権離脱宣言が党幹部会の承認を経ていない、同党首個人の判断によるものである事を明らかにした上で、連立政権への参画継続を支持する方針を確認した。

 共同記者会見に出席した幹部は、旧タイ・ラック・タイ党幹部のピニット・ヂャルソムバット氏やスチャート・タンヂャルゥン氏、プリーチャー・ラオポンチャナ氏系の派閥に属していると見られる。

 幹部等によると、30日にスウィット党首に対して連立政権離脱宣言を撤回するよう直談判する方針だという。

 しかし、南部系の派閥に属し、下院議会成立当初はパラン・プラチャーチョン党主導の連立政権への参画に難色を示していたとも伝えられていたウェーマハディー・ウェーダーオ氏は、連立離脱派と離脱反対派が二つに分かれて記者会見を開くやり方には賛同できないとした上で、党所属の下院議員が一同に関して連立に参画した6ヶ月間の成果を分析した上で、国家にもたらされるメリットをキーに連立参画継続か野党合流かを判断するべきであるとの考えを示している。

 但し、同氏によると、連立参画6ヶ月間の連立政権による南部政策には満足しておらず、仮に党としての決定が自分の意思に反するものであった場合は、自らは党の決定とは逆らった道を歩む事も有り得るという。

 医師でもあるウェーマハディ氏は、ジェマー・イスラミアがタイ南部で行ったとされる謀議に関与した容疑で逮捕され、その後当局による同氏等に対する拷問まがいの取り調べの実態を暴露し救済活動を展開していた、当時イスラム弁護士協会長だったソムチャーイ・ニーラパイヂット氏が失踪するという事件が発生し、また、この失踪事件が南部情勢を激化させる要因の一つになったと指摘されていた。

 一方、パラン・プラチャーチョン党のブンジョン副報道官は、スウィット党首が次期内閣改造で閣外に追いやられる事を事前に察知し個人的な判断で連立離脱を決心したとの考えを示した。
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連合、1日に憲法改正に反対する為の大規模集会を開催

 現在バンコクのマカワーン・ランサン橋付近路上で座り込み集会活動を展開している民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は29日、8月1日14:00から憲法改正に徹底的に反対する為の大規模集会を開催する方針を明らかにした。

 同調整役によると、大規模集会は8月3日まで継続的に開催する予定で、また、8月1日に憲法改正審議案が議会に上程されるような事があれば、状況を見極めた上でデモ行動に出ることも有り得るという。

 また、同調整役は、地方で大規模な人員の動員が行われているとの情報がある事を明らかにした上で、7月31日から1日にかけて動員されたグループとの間で不穏な事態が発生するおそれがあるとして、集会参加者に対して警戒を呼びかけた。

 法務省保護観察局筋からの情報によると、刑事案件を抱えている者や保護観察処分中の者といったならず者が動員されている恐れがあるという。
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(更新) 党首が連立離脱を決断したプゥア党内に早くも不協和音

 プゥア・ペーンディン党副党首のピチェート・タンヂャルゥン氏は29日、同党のスウィット党首が連立政権離脱を決断した事に対して反対の意を示した上で、自身の派閥内で今後の対応を協議する事を明らかにした。

 発言の中でピチェート氏は、党内の合意を得ずスウィット党首個人の判断で決断された連理離脱を受け入れる事は断固として出来ないとした上で、自身の派閥に所属する下院議員と今後の対応について協議する意向を示した。

 この発言に先立ってスウィット党首は会見の中で、事実ではないと信じていると断った上で、党内分断を意図した党所属下院議員の買収が行われているとの情報があるが、買収資金の出所や金額等に関する情報までは得ていない事を明らかにしていた。

 また、同党報道官のチャイヨット・ヂラメーターゴン氏は、スウィット党首が記者会見を開く数分前に電話で連絡を受けるまで連立政権を離脱するという事を知らされていなかった事を明らかにした。
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(更新) プゥア党、連立政権を離脱

 29日19:00前、連立政権第三党のプゥア・ペーンディン党党首のスウィット・グンキッティ氏(副首相兼工業大臣)が工業省内で記者会見を開き、連立政権から離脱する方針を明らかにした。

 その上で、同氏は、同日開かれた閣議終了後にサマック首相に対して連立離脱の意向を伝え済みであることを明らかにした上で、党所属の24人の下院議員(内下院議員ではないスウィット氏を除く4人が内閣に参画)も買収されるような事無く、党の方針に従ってくれるとの考えを示した。

 同党首は、政府側が国内対立や国民が抱える問題をおざなりにし憲法改正に注力していること、タイ側が主権を失う事に繋がり得るカオプラウィハーン問題関連等が党側の基本方針に反している事を離脱の理由として揚げたが、今後行われる内閣改造に対する不満があると見られている事に関しては、テート新外務大臣の任命により連立政権内に光明が見せ始めたが、依然カオプラウィハーン問題に対する確信を持つことが出来なかったと語るに留めた。

 スウィット氏に関しては、閣議でパラン・プラチャーチョン党が主導・提案した複数の案件に異議や反対を唱えていたとして、パラン・プラチャーチョン党側の不満をかっていたとされ、内閣改造に於ける同氏やプゥア・ペーンディン党関係者に割り当てられるポストの行方に注目が集まっていた。
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政府、ドゥシット区にある陸軍所有地に国会を移転させる方針を決定

 政府は29日開かれた閣議で、国会ビルをバンコクのドゥシット地区にあるギアックガーイ陸軍輸送基地として使用されている場所に移転させる方針を決定すると共に、現在同地を使用している陸軍やコミュニティー関係者に対する立ち退き補償金として27億バーツの予算を追加計上する方針を決定した。

 これまでにノンタブリー県内にある陸軍兵站補給基地やバンコク内のラーマ3世通り沿いにある石油備蓄基地等が国会ビルの移転候補地としてあがっていた。

 尚、12月5日の国王誕生日の日に起工式が行われる予定になっている。
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首相、30日に新閣僚名簿を認証手続きに

 サマック首相は29日午後、30日朝に新閣僚名簿を認証手続きに付す事を明らかにした。

 同首相によると、31日には内閣改造の概要が明らかになる見通しだという。

 同首相は先に、28日の新型宝くじ案件の審理開始の是非に関する決定を待って大規模な内閣改造を実施する方針を明らかにしていた。
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政府、3閣僚の職務停止の是非の判断を法制委に委ねる方針

 政府は29日開かれた定例閣議で、タクシン政権時代に新型宝くじの導入決定に関与した内閣に参画していたスラポン副首相兼財務大臣、ウライワン労働大臣及びアヌラック運輸副大臣の職務停止の是非に関する判断を国家法制委員会に委ねる方針を決定した。

 これは、前日最高裁判所政治家犯罪部が、国家毀損行為調査特別委員会(資産調査特別委員会)が新型宝くじの導入を決定した当時の内閣を相手取り提訴していた訴訟の受理を決定したことにより、対象となった内閣メンバーの内現内閣に参画している3閣僚の職務が停止されると見なされている事を受けたもので、先にスラポン副大臣兼財務大臣は他の2閣僚と相談の上で憲法裁判所に対して職務停止の是非に関する判断を仰ぐための訴訟を提訴する考えを示していた。
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最高裁、元首相夫妻の一時出国を許可

 最高裁判所は29日、タクシン元首相夫妻に対して7月31日から8月10日までの一時出国を許可すると共に、期間終了後の8月11日に裁判所への出頭を命じる決定を下した。

 これは、7月31日から8月10日にかけて日本と中国を訪問する予定になっているタクシン元首相と8月5日から10日にかけて中国を訪問する予定になっているポヂャマーン夫人側から一時出国許可申請が提出された事を受けたもので、報道によるとタクシン首相は、特別講演(拓殖大学?)やビジネス関係者との懇談の為に日本を訪問した後にオリンピックの開会式等を観覧する為にポヂャマーン夫人と共に中国を訪問する予定になっているという。

 尚、最高裁判所は、タクシン元首相夫妻から同時に提出されていたイギリス訪問の為の8月15日から20日までの一時出国許可願いに関しては、同夫妻が帰国後に別途判断するとして、判断を保留している。
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ライバル校生を殺害した元職業訓練校生3人に終身刑

 刑事裁判所は29日、共謀して対立するライバル校に通う学生を殺害したとして、パトゥムワン工科専門学校の元学生3人に対して終身刑の判決を下した。

 問題となった事件は、2006年8月26日にバンコクのバーンカピ区内の路上でパトゥムワン工科専門学校の学生6人が、ラーチャモンコン工科大学ウテーン・トゥワーイ校に通っていた男性を銃や刃物で殺害したというもので、裁判所側は3人に対して死刑の判決を下した上で、3人何れもが起訴事実を認めている事を情状酌量し終身刑に減刑すると共に殺害された男性の遺族に対して425万バーツの損害賠償の支払いを命じる判決を下した。

 尚、殺害に関与した6人の内3人は何れも逃走中。
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妻に叱られて僻んだ夫が娘2人を道連れに除草剤を飲み自殺

 29日未明、チョンブリー県パーントーン郡内で、44歳の男性が17歳と12歳の実娘に除草剤入りの焼きそばを食べさせ殺害した上で、自らも除草剤を飲み死亡するという事件が発生した。

 第一発見者でもある男性の妻によると、前夜に仕事に就かないことや酒代にする為に1バーツ重量の金の指輪や1バーツ重量の金のお守りを家から勝手に持ち出して質屋で換金した事をたしなめた事がきっかけで男性との間で激しい喧嘩となり、その後、男性から暴行を振るわれるのを避ける為に男性の姉の家に避難していたが、朝になり学校に行く娘2人を起こすために帰宅したところ3人が屋内で死亡していたという。

 警察側は、屋内から除草剤が混入された焼きそばの残りが発見されたことから、妻からたしなめられた事を僻んだ男性が、除草剤を混ぜた焼きそばを作り夜食だと言って娘2人に食べさせ殺害した上で、自らも除草剤を飲み自殺したとの見方を示した。
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元上院議員が射殺、政治・大物絡みの線で捜査を開始

 28日16:00過ぎ、ロッブリー県県都内で、小型トラックを運転中だった元同県選出上院議員で、先の総選挙ではパラン・プラチャーチョン党の公認候補として出馬し落選していたウォラウィット・チュアペット氏(49)が、対向車線側の路上脇に駐車してあった乗用車内にいた何者かに銃撃され重傷を負い搬送先の病院で死亡するという事件が発生した。

 兼ねてからウォラウィット氏の動向を嗅ぎまわっていた、何者かに雇われたプロの殺し屋による犯行と見られる。

 警察側は、ウォラウィット氏が関わっていた建設資材販売関連を始めとするビジネス、政治関係、または、同氏が関わっていた地元の大物絡みの告発が事件の背景にあると見て捜査を開始した。

 2004年11月には、ウォラウィット氏の主要な票の取りまとめ役で、県行政機構評議会議員として地元の多くの大物・マフィア関連の告発に関わっていた男性が射殺されるという事件が発生していた。
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