私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが、バンコク在住の有権者2,186人を対象に15日から20日にかけて次期バンコク知事選出選挙立候補予定者に対する支持率動向調査を行った結果、最も多い40.2%の回答者が現知事のアピラック・ゴーサヨーティン氏の続投を支持すると回答し、次いで15.7%の回答者が現在ニュースキャスターやコメンテーターとして活躍中の、プリディーヤトン前中銀総裁の息子のナッタゴン・テーワグン氏、11.3%の回答者が元チャート・タイ党副党首で前回の知事選で3位につけたチューウィット・ガモンウィシット氏を支持すると回答し、10.2%の回答者が、中選挙区制導入により下院議員選の擁立候補者選抜から漏れた事を契機に民主党から袂を分かったグリヤンサック・ヂャルゥンウォンサック氏やパラン・プラチャーチョン党幹部のプロートプラソップ・スラサワディー氏を始めとするその他の候補者を支持すると回答していた事が明らかになった。
尚、全体の22.6%の回答者が、まだ支持候補者を決めていないと回答していた。
また、男女別の支持動向では、ローレックアピラック氏(女性43.0%、男性37.1%)及びナッタゴン氏(女性17.2%、男性14.0%)の上位2名何れもが女性が男性を上回った一方で、風俗ビジネス出身のチューウィット氏に関しては、男性回答者の15.1%、女性回答者の7.9%が支持すると回答し、男性が上回る結果になった。
尚、男性回答者の23.5%、女性回答者の21.7%が、まだ支持候補者を決めていないと回答していた。
更に、学歴別の支持動向では、アピラック氏を支持すると回答した者の内大卒未満者が41.5%だったのに対して大卒以上の回答者が28.2%に留まったのに対して、ナッタゴン氏及びチューウィット氏に関しては、大卒未満・大卒以上何れもほぼ同数が支持するという結果になった。また、まだ支持候補者を決めていないと回答した者に関しては大卒以上の回答者が大卒未満の回答者を上回る結果になった。
一方、職業グループ別では、公務員・公社職員の内僅かに19.5%のみがアピラック氏を支持すると回答し、また、過去にパラン・プラチャーチョン党に票を投じた事がある回答者の内26.2%がナッタゴン氏、18.7%がアピラック氏、14.9%がチューウィット氏を支持すると回答していた。
* 桃色系ビジネスのバンコクからの一掃を公約に掲げると見られるナッタゴン氏と桃色ビジネス・タイクーンだったチューウィット氏との論争に期待が持てそうですね。
posted by Jean T. at 02:00|
政治経済
|

|