2008年08月28日

民事裁判所、連合に対して即時退去を命じる仮処分

 民事裁判所は27日22:00前、首相官邸を占拠し座り込み集会活動を展開している民主主義市民連合に対して首相官邸からの即時退去を命じる仮処分命令を下した。

 同裁判所側は連合に対して、官邸からの即時退去を命じると共に連合側が封鎖しているラーチャダムヌゥン通り及びピッサヌローク通りの即時解放を命じた。
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首相、27日中に官邸から連合を排除するよう指示

 ウィチヤンチョート政府報道官は27日18:00過ぎ、サマック首相兼防衛大臣が首相官邸を占拠し座り込み集会活動を行っている民主主義市民連合関係者を27日の夜中までに官邸から完全に排除するよう関係各所に指示した事を明らかにした。

 30日に王子を迎え行われる母の日から父の日キャンペーンの開始式典の準備の為に、これ以上官邸が連合に占拠された状態に置くことが出来ない事を受けた措置だという。

 同報道官によると、引きつづき交渉による官邸明け渡しを要求する方針だというが、連合側が抵抗したり武器を使用した場合は、相応の対応を警察側がとることは否定しなかった。

 一方、ソンクラー県の連合傘下団体は27日午後、当局側が強制排除行動に出た場合にはハート・ヤイ国際空港に通じる路線を封鎖し座り込み抗議活動を展開する方針を明らかにした。

* タクシン政権時代に防衛大臣だったタンマラック・イサラーグーン・ナ・アユッタヤー大将が、22日に連合が大規模集会を開催する方針を明らかにした時点で政府や当局側は既に首相官邸等の封鎖行動に出ることがわかっていた筈なのに対して、政府・当局側が厳重な警戒態勢を敷かず容易に連合側にこれらを占拠させていた事に疑問を呈していました。
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刑事裁判所が逮捕状発行を許可

 刑事裁判所は27日午後、首相官邸やNBTを始めとする主要な政府関連施設を占拠した民主主義市民連合の5幹部を含む9人に対する逮捕状の発行を許可する決定を下した。

 警察は同日朝、国家反逆準備罪、煽動目的の違法集会開催罪等4つの容疑で逮捕状の発行を申請していた。

 これを受けゴーウィット副首相兼内務大臣は、30日に王子を迎え行われる国家一致団結推進キャンペーン「父の日から母の日」の開始式典が首相官邸内で行われる予定になっているとした上で、官邸内の集会に参加している連合関係者に対して直ちに官邸から出て、別の場所で権利に則った集会活動を行うよう呼びかけると共に、呼びかけに応じない場合は再度最後通告を突き付ける事になると訴えた。

 一方、逮捕状が発行された連合の幹部等は、自ら警察に出頭せず、集会の地で逮捕される道を選ぶと共に逮捕後に保釈の申請を行わない意向を示している。
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70%前後が連合の行動を支持せず、65%強が政府に変化があるべき

 私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールが、民主主義市民連合による大規模行動の発生を受けバンコク在住の有権者1,023人を対象に行った緊急調査で、72.6%の回答者が幹線の封鎖行為を支持しない、70.8%の回答者がNBTへの突入を支持しない、68.3%の回答者が首相官邸の占拠を支持しないと回答していた事が明らかになった。

 また、警察による連合幹部5人に対する違法行為の立件に関しては、42.8%が支持する、31.7%が支持しないと回答し、また、非常事態宣言の発令に関しては、46.9%が発令するべきではないと回答し、27.6%が発令するべきであると回答した。

 更に、軍が警察と共に情勢掌握に乗り出すべきかとの質問に対しては、51.8%が乗り出すべきである、38.4%が中立を維持するべきと回答する一方で、4.5%がクーデターを実行するべきであると回答した。

 一方、今回の大規模行動により今後懸念される事に関しては、43.1%が経済への影響をあげ、以下、タイ人同士の対立激化・衝突(32.7%)、機会に乗じた第三者による情勢煽動行為(21.4%)等と続く結果になった。

 また、政府の将来に関しては、34.9%が政権を維持するべきであると回答する一方で、65.1%が政府に変化があるべきと回答し、その内の33.3%が議会解散・総選挙の実施、17.0%が首相の辞職、14.8%が内閣の総辞職をあげた。
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連合、第二の幹部団を任命

 民主主義市民連合は27朝、同日中に5幹部等に逮捕状が執行される見通しになった事を受け、逮捕後に現幹部団に代わり指揮をとる第二の幹部団を任命した。

 任命されたのはサーウィット・ケーオワーン氏、シリチャイ・マインガーム氏(電力発電公社の民営化反対ストを指揮した人物)及びサムラーン・ロートペート氏の3名。
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国家警察、連合幹部に対する逮捕状発行を申請

 パチャラワート国家警察本部長は27日朝、首相官邸を占拠し集会活動を展開している民主主義市民連合幹部を含む7-8人に対する逮捕状の発行申請を同日9:00過ぎに刑事裁判所に対して行った事を明らかにした。同日昼過ぎまでに逮捕状が発行される見通し。

 また、同日中に首相官邸の明け渡しを命じる仮処分申請を民事裁判所に対して行う予定だという。

 連合側は、女性や高齢者を中心にした人の鎖で幹部等を取り囲む形で逮捕状の執行に備えている。

 一方、同日7:30過ぎ、親政府派による連合に対する暴行事件が発生したウドンターニー県を地盤とするパラン・プラチャーチョン党所属議員のスリン・ピパーンメーティノット氏が首相官邸内に入り込み、一部の参加者がペットボトルの水をかける等の行動に出て騒然となる事態が発生したが、最終的に連合の自警組織員が同氏を取り囲み保護しながら官邸外に送り出した。

 スリン氏側は、与党国会対策委員会の会合に出席する為に官邸が占拠されている事を知らずに来てしまったと主張しているが、連合側は、通行止めになっている周辺の路上に当局が展開していることから、占拠されている事を知らずに官邸内に入り込むことはあり得ないと指摘した上で、今後もこのような意図的な煽動行動が起こり得るとして、集会参加者に対して過剰反応をせず、全ての対応を自警組織員に任せるよう呼びかけている。
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官邸前で衝突、連合関係者6人が負傷

 民主主義市民連合が首相官邸を占拠しほぼ半日経った27日3:00頃、強制排除に乗りだした国境警備警察官を含む武装警察官約1,000人と民主主義市民連合関係者との間で衝突が発生し、同日朝までに連合関係者6人が負傷を負い病院に搬送された。

 警察側は、ピッサヌローク通り側にある官邸側面の出入り口から官邸内に突入し、サンティマイトリー・ビル前に陣を構え連合関係者の囲い込みを開始したが、至近のマカワーン・ランサン橋の集会会場から連合関係者が支援の為に官邸に向け移動を開始した事を受け、衝突を避けるために同日6:00迄に官邸から引き上げた。

 尚、警察側は、首相官邸内に詰めている警察官の交替や官邸内の様子を見る為に官邸内に突入しただけで、集会参加者を排除する意図は無かったと連合の幹部側に説明しているという。

参考
報道映像
http://news.mcot.net/politic/inside.php?value=bmlkPTE3Mjg1Jm50eXBlPWNsaXA=

官邸周辺の地図
http://maps.google.com/maps?t=h&hl=en&ie=UTF8&ll=13.763406,100.511738&spn=0.004908,0.007929&z=17

* 一方、連合関係者がNBTに突入する模様を撮影したビデオが、あたかも事前に準備されていたかの如く鮮明に撮影されていた事に関してNBT側は、たまたまカメラマンの腕が良かったからだと説明しています。このビデオに関しては、異様に鮮明に撮影されていただけでなく、ビデオに映し出されているガラスを破り侵入する者が、移動等により出来る筈のシワや汚れが無い、まるで新調したかのような黒服を着込み、更にシワや汚れがないスカーフを巻いていたこと、また連合側が掌握している突入に関与した人数と、その後警察に拘束された人数に食い違いがあることから、当局側が仕込んでいたヤラセ用の人員だったのでは無いかとも指摘されています。
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