2008年09月11日

連合、ブリラムで動員された親政府派がバンコクに移動

 民主主義市民連合は11日、ブリラム県内で動員された親政府派住民が12日に開かれる後継首相指名の為の下院議会にあわせバンコクへ移動する動きがある事を明らかにした上で、集会参加者に対して万全の態勢で「来たる時」に備えるよう呼びかけた。

 連合のウィーラ・ソムクワームキット氏によると、ブリラム県内のパラン・プラチャーチョン党関係者が住民を動員し、また同県内を地盤とするネーウィン・チットチョープ氏の指示を受けた校外学習センターのセンター長が同センター所有の送迎用バス12台をバンコクへの移動用に確保しているという。

 一方、ウドンターニー県の連合支部は、県内の親政府派がラジオ放送を利用して住民を動員すると共に、国会ビル前でサマック氏を激励すると共に連合が集会を行っている首相官邸の包囲を計画している事を明らかにした。
posted by Jean T. at 20:10| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パラン党の抵抗勢力、それでもサマックを支持せず

 パラン・プラチャーチョン党反ネーウィン派のイサーン・パッタナー会派は11日午後、まだサマック党首を後継首相候補として指名するとの党決定は為されていないと主張した上で、仮に党側が同党首を後継候補として指名した場合会派に所属する23人の下院議員が支持票を投じない方針である事を明らかにした。

 一方、同日夕方過ぎから連立参画継続と連立第一党が推した後継首相候補の支持を確認した連立5党とパラン・プラチャーチョン党との間で統一後継首相候補指名に向けた協議が行われる予定になっているが、結論までに難航が予想されており、チャート・タイ党のバンハーン党首によると最終的に後継首相指名の為の下院議会が開かれる12日の朝7:30頃までずれ込むのではないかという。

 尚、サマック党首は党幹部等に対して、「民主主義」を守り抜くために首相を続投すると気炎を上げていたという。
posted by Jean T. at 17:30| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

憲裁判決後に解散総選挙を望む声が増加、ABACの調査で

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが、憲法裁判所の判決によりサマック首相が失職した9日から10日にかけて18県内在住の有権者2,975人を対象に行った調査で、解散総選挙を実施するべきであると回答した者が、首相失職前に行われた時点で57.4%だったのに対して68.1%に増加していた事が明らかになった。尚、31.9%の回答者が解散総選挙を望まないと回答した。

 また、その他の情勢解決手段の内連立5党の連立離脱に関しては、54.2%の賛成者が支持、45.8%が不支持と回答し、内閣総辞職に関しては、53.6%が支持、46.4%が不支持と回答した。

 更に、サマック前首相が後継指名を辞退した場合に考えられるパラン・プラチャーチョン党内で最も後継首相候補として適切な人物に関しては、最も多い53.8%の回答者がスラポン幹事長の名をあげ、次いで24.3%の回答者がソムポン副党首(24.3%)の名をあげ、タクシン元首相の義弟でもあるソムチャーイ副党首の名をあげた者は12.4%という結果になった。

 一方、サマック首相が失職した憲法裁判所の判決に関しては、70.3%の回答者がタイの司法制度に対する信頼が増したと回答し、また、憲法裁判所の違憲判決を教訓として改善されるべき一国の指導者像に関しては、最も多い74.2%の回答者が誠実さをあげ、以下、責任感(64.8%)、愛国心(62.9%)、犠牲の精神(59.8%)、政治倫理(58.6%)等と続く結果になった。
posted by Jean T. at 17:05| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連立5党、連立参画継続を確認 - 連立一党の後継候補を支持

 11日午後、連立第一党のパラン・プラチャーチョン党及び連立5党の代表者が共同で記者会見を開き、連立5党が引きつづきパラン・プラチャーチョン党を第一党とする連立政権に参画すること、及び連立第一党が指名した後継首相候補を支持する事で合意に至った事を明らかにした。

 一方、パラン・プラチャーチョン党のスティン・クランセーン氏は同日午後、後継首相候補に指名される事をサマック党首が快諾した事を明らかにした。
posted by Jean T. at 16:38| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パラン党、90%の賛成でサマック党首を後継に指名

 パラン・プラチャーチョン党は11日昼、出席した議員の90%の賛成で憲法裁判所の判決により失職した、党首でもあるサマック前首相を後継首相候補として指名する方針を決定した。

 尚、この会議にはサマック党首は出席しておらず、党としての最終判断は同党首自身が決定を受け入れるかにかかっている。

 今後、今回の決定を持って連立5党幹部との間で後継首相候補者一本化に向けた協議が行われ、同日中にバンコクのグランドハイアット・エラワン・ホテル内で連立6党共同で記者会見が開かれる予定になっている。
posted by Jean T. at 15:22| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

陸軍司令官、非常事態令の早期解除を提案

 非常事態令の発令に基づき治安対策本部長に任命されたアヌポン陸軍司令官は11日朝、既にソムチャーイ暫定首相に対してバンコクを対象に発令されている非常事態令を解除するよう提案済みであることを明らかにした。

 同司令官によると、情勢は改善基調にあり既に非常事態令に依らず既存法により情勢掌握が可能な状況にあるという。

 また、同司令官は、現在の政治情勢は、議会による新政府結成の動向に左右される状況にあるとの考えを示した。
posted by Jean T. at 11:37| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、12日早朝から大規模集会

 民主主義市民連合は10日夜、12日に大規模集会を開催する方針を明らかにすると共に関係者に対して同日朝5:00に首相官邸またはラーマ5世像前の何れかに参集するよう呼びかけた。

 12日にはサマック首相失職に伴う後継首相指名の為の下院議会が招集される予定になっている。

 連合側は、大規模集会の際に何らかの大規模行動に出る事を明らかにしているが詳細については明らかにしていない。
posted by Jean T. at 11:07| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソムチャーイ暫定首相が防衛省を管掌、非常事態令は解除せず

 暫定内閣は10日夜招集された特別閣議の席上で、タクシン元首相の義弟としても知られるソムチャーイ暫定副首相兼教育大臣の暫定首相就任及び同暫定首相がサマック前首相が防衛大臣として管掌していた防衛省を管掌し、同省次官が次期内閣が発足する迄の期間防衛大臣代行に準じた任務を遂行する事が確認された。

 また、席上でウィラサック暫定観光・スポーツ大臣から非常事態令解除の提案があったが、ソムチャーイ暫定首相側の意向で解除の是非に関して協議されないまま閣議を終えた。

 ソムチャーイ暫定首相によると、民主主義市民連合に占拠されている首相官邸の代わりにドーンムゥアン空港のビルを官邸代わりに使用する予定だという。
posted by Jean T. at 01:59| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラー県内4ヶ所で検問所や住民を狙った連続銃撃

 9日19:30過ぎから20:30前にかけて、ヤッラー県内4ヶ所で検問所を狙った銃乱射や住民を狙った銃撃事件が連続して発生し、同日22:00迄に1人の死亡が確認された。

 ラーマン郡内では、9日19:30過ぎにバイクに乗った2人組が軍の検問所に向け銃を発砲し、20:30前には、人数不明の一味が軍の駐留地に向け銃を乱射したが、何れも人的な被害は無かった。また、グロンピナン郡内では、同日20:00前、バイクに乗った2人組が軍・警察が共同で設けた検問所に向け銃を発砲したが、人的な被害は無かった。更に、県都内では、9日19:40頃、住民が何者かに銃撃され死亡したが、同日20:00迄の報道では死亡した住民の詳細に関しては報じられていない。

 また、同県バンナンサター郡内では、9日夕方、人数不明の一味が国境警備警察隊の臨時駐留地に向け銃を乱射したが、人的な被害は無かった。

 一方、ナラーティワート県ランゲ郡内では、9日7:30前、児童送迎用の小型トラックを運転中だった村自警組織に所属する44歳のイスラム系住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 当時小型トラックの後部荷台に乗車していた10人の児童は無事だった。
posted by Jean T. at 01:56| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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