2008年09月13日

陸軍司令官、挙国一致内閣の実現はほぼ不可能 - クーデターは否定

 アヌポン陸軍司令官は13日、FM放送局のインタビューの中で、挙国一致内閣の結成はほぼ不可能との考えを示した。

 発言の中で同司令官は、一部の国民から反発を買う監視機能を欠いた短期間の政権であり、また憲法の制限により外部からの首相の招致が困難なことから、理想通りに挙国一致内閣が結成される事はほぼ不可能であるとした上で、己を犠牲にして問題解決に取り組む事が出来る下院議員から首相が選ばれるべきであるとの考えを示した。

 また、軍側が実権掌握に乗り出す可能性に関しては、軍側はクーデターが国内や対外的に損害をもたらすだけの政治的な解決には繋がらないことを先のクーデターで学んでいると語り、可能性を否定した。
posted by Jean T. at 18:06| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パラン党、ソムチャーイ及びソムポンの両氏に絞り込み後継候補を指名

 パラン・プラチャーチョン党副党首のガーン・ティヤンゲーオ氏は13日、同党副党首のソムチャーイ・ウォンサワット氏(暫定首相兼教育大臣)及び同ソムポン・アモンラウィラット氏(暫定法務大臣)の2人のSに絞り込んで後継首相候補の指名が行われる事を明らかにした。

 15日に指名の為の党会議が招集され、同日中に連立5党に結果が報告される見通し。

 また、ガーン氏は新政府結成後に、国内正常化を期して旧タイ・ラック・タイ党幹部111人及び民主主義市民連合幹部を対象にした恩赦法の制定を提案する考えである事を明らかにした上で、連合に対して"1,000万人"の支持を背景に政党を結党するべきであると呼びかけた。

 一方、パラン・プラチャーチョン党側が2人のSに絞り込んで後継首相候補指名を行う事に関して民主党のステープ幹事長は、少なくともタクシン元首相の義弟ながら同元首相の為に権限を行使していないソムチャーイ氏の方が、同元首相の不正案件捜査に関与していた法務省特別捜査局局長を更迭したソムポン氏よりも後継首相としては適切であるものの、何れが後継に指名されようとも情勢改善に繋がる事は無いとの考えを示した。
posted by Jean T. at 17:29| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チュワン元首相、サマック辞退後も政治情勢は変わらず

 民主党最高顧問のチュワン・リークパイ氏(元首相)は13日、憲法裁判所の判決により失職したサマック首相が後継首相指名を辞退しても政治情勢に大きな影響をもたらさないとの考えを示した。

 この発言は、前日夜半までにサマック前首相が後継首相指名を辞退すると共にパラン・プラチャーチョン党党首の辞任を決断したと非公式に伝えられている事を受けたもので、チュワン氏は、たとえ後継首相の指名を辞退してもサマック前首相が下院議員として議会に居座る限り政治情勢には大きな変化をもたらさないと指摘した。

 また、野党国会対策委員会のサーティット委員長(民主党)は同日、サマック前首相の後継首相指名の辞退は社会の声を反映したものであるとして歓迎できるとし、また、パラン・プラチャーチョン党側が3人のSに絞り込んで後継首相候補を選抜する方針を明らかにしている事に関しては、仮に3人の中に優れた人材がいたとしてもタクシン元首相が背後についていると社会が認識している限り情勢の変化に繋げる事は出来ないと指摘した上で、いまこそ下院議員だけでなく外部から招致した有識者や経験者で内閣が構成される国内一致団結を目指す特別内閣の結成に向け動き出すべきであると指摘した。

* 一方、サマック前首相は13日朝、何かから解放されたかのように上機嫌に孫達と遊んでいたそうです。
posted by Jean T. at 16:37| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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