2008年10月09日

警察は首相を標的にして催涙弾の安全性を実証するべき

 民主主義市民連合幹部のヂャムローン・シームァン少将は9日夕方、警察側は強制排除行動の際に催涙弾以上の破壊力のある火器を使用していたとの考えを示した上で、警察側が殺傷力の無い催涙弾のみを使用したと主張するのであれば、まず国民の前でソムチャーイ首相を標的にして催涙弾を撃って安全性を実証するべきであると指摘した。

 これは、同日仮釈放された際に記者団に語れたもので、同少将によると同日夜から連合の集会に合流する予定だという。
posted by Jean T. at 20:30| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、強制排除行動関連の真相解明の為の委員会を結成

 ソムチャーイ首相は9日、7日に発生した2人の死亡者、400人以上の負傷者を出した警察の強制排除行動をきっかけとした警察と民主主義市民連合の衝突に関する真相を解明する為の委員会と衝突により負傷を負った者に対するケアーや補償について検討する為の委員会の2つの委員会を結成する方針を明らかにした。

 特に衝突関連の解明委員会では、死傷者を出すきっかけとなった過剰な手段を講じた者・集団を特定する事をも視野に入れているという。

 ソムチャーイ首相によると、何れの委員会も政府以外の外部の者で構成される予定で、一両日中に正式に発足する見通しだという。
posted by Jean T. at 18:02| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

刑裁、連合2幹部の仮釈放を認める

 刑事裁判所は9日昼過ぎ、国家反逆罪等で身柄を拘束されバンコク特別刑務所に拘置されていた民主主義市民連合幹部のヂャムローン・シームゥアン少将及びチャイヤワット・シンスウォン氏の仮釈放を認める決定を下した。

 連合側は1人あたり10万バーツの保釈金の代わりに上院議員(任命制)のアノータイ・ルゥティパンヤーウォン氏の上院議員としての身分を担保に差し出した。

 刑事裁判所控訴法廷側が逮捕状から国家反逆罪等の容疑を取り消す決定を下した事を受け首都圏警察本部に出頭する意向を表明している連合幹部7人に対しても同様に仮釈放が認められるものと見られている。
posted by Jean T. at 17:39| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(更新)刑裁控訴法廷、連合幹部に対する反逆罪での逮捕状の取り消しを決定

 刑事裁判所控訴法廷は9日昼前、民主主義市民連合9幹部に対して国家反逆罪等5件の容疑で発行されていた逮捕状から立件するにたる充分な証拠が提示されていない国家反逆罪、同準備罪及び当局側の中止命令に従わなかった容疑の3件の容疑の取り消しを命じる決定を下した。

 尚、騒乱目的で煽動した容疑及び10人以上の者を煽動動員した容疑に関しては有効。

 この決定に先立ち連合幹部側は国家反逆罪の容疑が取り消された場合は自ら警察に出頭する意向を示していた。

 一方、この決定を受け連合の弁護団は、既に国家反逆罪等で身柄を拘束されているヂャムローン・シームゥアン少将及びチャイヤワット・シンスウォン氏2名の保釈を申請した。
posted by Jean T. at 14:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

官邸近くでも爆発音、同盟の戦闘要員1人の身柄を確保

 9日1:00前、民主主義市民連合が集会活動を展開している首相官邸に近いチャマイマルチェート橋付近で2回に渡る爆発音が発生した。

 何れも大型の爆竹が使用されたと見られる。

 また、この爆発に絡んで、茶色の服を着た若者2人組が大型の爆竹に火をつけているところが目撃されていた他、爆発発生後にバイクで連合の集会地であるマカワーン・ランサン橋付近を走行中だった不審な男が連合の自警組織員により身柄を確保されている。

 男は所持品等から反独裁民主主義同盟の戦闘部隊"タークシン王戦闘隊"に所属する37歳の男と見られ、右足指の一部が吹き飛ばされる負傷を負っていた。大型の爆竹に着火した際に負傷を負ったと見られるが、男はバイクが転倒した際に負傷を負ったと主張している。

 男が所属していると見られる戦闘部隊の軍事訓練にカッティヤ・サワディポン少将が関与していると指摘されており、男が所持していた戦闘部隊の集合写真にも同少将の姿を確認する事ができたという。

 この爆発を受け連合側は、集会会場周辺の警戒を強化すると共に来たる"攻撃"に備えるよう集会参加者に呼びかけた。

 また、9日2:00過ぎにもテーウェート方面から複数回に渡る爆発音が聞かれたが、発生地点に関しては同日朝6:00までの段階では確認されていない。
posted by Jean T. at 09:01| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

非常事態令発令前日に爆発が発生した派出所で3回に渡る爆発

 8日22:00過ぎ、バンコクのプラナコン区内のプラチャーガセーム交差点にある交通警察派出所で2-3回に渡る爆発が発生した。

 爆発発生当時派出所内は無人だったため、派出所のガラス等が損壊したものの人的な被害は無かった。

 爆発が発生した派出所は、非常事態令発令のきっかけとなった民主主義市民連合と反連合派の反独裁民主主義同盟との衝突が発生した前日の9月1日未明にも小規模の爆発が発生しており、この爆発の際には同盟の人員動員や軍事教練に関与していると指摘されているカッティヤ・サワディポン少将がタクシン元首相の顧問弁護団チームに所属する人物等を伴い所轄の警察署よりも早く現場に到着していたのが確認されていた。

 初期捜査段階では爆発物は大型の爆竹状のものが使用されたと見られている。
posted by Jean T. at 01:49| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、警察側の過剰な手段の使用を禁じる仮処分を申請

 民主主義市民連合の顧問弁護士のニティトン・ラムルゥア氏は8日午後、7日に発生した警察との衝突で負傷を負った連合関係者6人や上院議員のロサナー・トーシトラグーン女史等を伴い中央行政裁判所を訪れ、警察による過剰な手段を講じた排除行動を禁止する仮処分を申請すると共に、現場で回収した爆発物や破片等を証拠として提示した。

 刑事裁判所側は同日夕方までに仮処分申請の受理を決定、同日21:30現在審理中。

 ニティトン氏側は、警察側は施政方針演説国会の開催を妨害する目的で国会ビル前の路上を封鎖していた連合のデモ隊に対して、最初に交渉による解決を図った上で、デモ隊側が封鎖の解除に応じなかった場合は、放水によりデモ隊の排除に乗りだし、催涙弾の発砲は最終的な手段として残しておくべきで、また催涙弾を使用する場合は直接人体に向けずに発砲するべきだったと指摘した。

 7日早朝に行われた強制排除の際に発砲された催涙弾で負傷を負ったラジオ局ヂョーソーロー100の記者によると、警察側は事前の警告無しに唐突にデモ隊に向け催涙弾を撃ち込んできたという。
posted by Jean T. at 00:31| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポンティップ法医学研究所所長を首班とした解明委員会を結成

 情勢監視委員会は8日、7日に発生した2人の死亡者、400人以上の負傷者を出した警察と民主主義市民連合のデモ隊との衝突に関する解明作業を進める為に、法医学研究所所長のポンティップ・ローヂャナスナン女史を首班とする解明委員会を結成する方針を決定した。

 情勢監視委員会は、非常事態令の発令と同時に結成されたアヌポン陸軍司令官を委員長とし、空・海の司令官、国家警察本部長、関係省庁の次官級を委員とする委員会。尚、非常事態令は既に解除されている。

 一方、7日に国会ビルに隣接するチャート・タイ党本部前で発生した自動車爆破で死亡した男性が、これまでの調べでブリラム県の連合傘下団体幹部で連合に合流している同県選出元上院議員のガールン・サインガーム氏の義弟でもある警察中佐の階級を持つ元警察官だった事が確認されている。

 男性は、ブリラム県の連合傘下団体の幹部として県内で開催される集会の手配等で中心的な役割を果たしていた他、バンコクの集会会場では自警組織を取りまとめていた。

 また、7日夜に発生した首都圏警察本部前の衝突で死亡した女性はアサンプション大学経営学部出身の26歳の女性で、当日は父親が運転する車で母親や妹と共に集会会場に到着後に衝突に巻き込まれた。この衝突で母親は重傷を負ったが妹は難を逃れている。

 連合の集会進行役によると母親は葬儀と治療が終了した後に再度連合の活動に合流する意向を示しているという。また、父親は、娘は国のために戦い犠牲になったとの声明を発表すると共に、政府からの補償を受け取る意向が無いことを明らかにしている。

 尚、警察側は、女性自らが所持していた爆発物が爆発して死亡したと主張している。
posted by Jean T. at 00:25| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TG、パラン党議員の搭乗を拒否した機長の処分を視野に調査委員会を結成

 タイ国際航空は8日、同日朝にパラン・プラチャーチョン党所属下院議員3人及び同党党員1人の搭乗を拒否した国内線2便の機長や乗務員の処分を視野に真相解明委員会を結成した事を明らかにした。

 同航空によると、会社側は政治信条等による搭乗拒否を認めておらず、今後社規に照らし合わせて当該機長に対する処分が決定される予定だという。

 一方、チュラローンコン病院の理事長は8日、7日に発生した警察と民主主義市民連合との衝突で負傷を負った警察官に対する治療の拒否を宣言した医師に対する処分を講じる方針が無いことを確認した。

 これは、同日同病院所属の医師3人が警察側による過剰な手段を講じた強制排除行動に抗議する為に、衝突で負傷を負った警察官に対する治療の拒否を宣言した事を受けたもの。

* 因みに指三本を失う重傷を負った女性はチュラーロンコン大学獣医学部の講師で、父親はチュラーロンコン大学の医師で赤十字社献体センターの所長。また、チュラーロンコン病院の医師側は女性の負傷の状況から小型榴弾が使用された可能性が高いと指摘していました。

警察がM26を使用したとされる画像(警察は手投げ式の催涙弾と指摘)
http://www.oknation.net/blog/home/blog_data/121/121/images/mob071008/023.jpg
http://www.oknation.net/blog/home/blog_data/121/121/images/mob071008/025.jpg
posted by Jean T. at 00:20| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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