2008年10月21日

元首相、禁固刑は予想の範囲内 - 後日手書きのメッセージを公開

 最高裁判所政治家刑事部で2年の実刑判決を下されたタクシン元首相は、マスコミの取材に対して禁固刑の判決は予想の範囲内だったとした上で、後日手書きのメッセージでこの判決に対する所感を明らかにするする意向であると語った。

 イギリスに逃亡中のタクシン首相は、判決に対して「今は言うことは無い。何れ手書きのメッセージで所感を明らかにする。」と語ると共に、記者に対して「心配する事は無い。今回の案件は政治的なもの。君も政治がどの様なものかわかっているだろう。」と語っていたという。

 しかし、イギリス政府に対して政治亡命を申請していると伝えられている事に関してはノーコメントだったという。
posted by Jean T. at 19:15| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(更新)最高裁判所、国有地不正収容が問われたタクシン元首相に対して2年の実刑

 最高裁判所政治家刑事部は21日、バンコクのラチャダーピセーク通り沿いにある国有地を職権を乱用して不正に収容したとして起訴されていたタクシン元首相に対して2年の実刑判決を下した。

 裁判所側は、夫人が入札により国有地を取得した行為が内閣及びその親族が国家との間で契約を締結する行為を禁じた国家汚職防止取締法の規定に違反すると判断しタクシン元首相に対して2年の禁固の判決を下したが、一緒に起訴されていたポヂャマーン夫人に対しては、同法が適用されない国家の職員では無いと認定し無罪の判決を下すと共に、同夫人に対して発行されていた逮捕状の取り消しを決定した。

 尚、実刑判決を受けたタクシン元首相には、原判決を覆すに充分な証拠や証人を用意できる事を条件に判決後30日以内に判決の見直しを求める異議申し立てをする権利が認められている。

 判決が確定した場合、裁判所が発行した逮捕状に基づき外交チャンネルを通じてイギリスに逃亡中のタクシン元首相の身柄の引き渡しが要求される見通し。
posted by Jean T. at 17:48| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、強制排除で死亡した女性の死因の再調査を要求

 親政府・反連合派の反独裁民主主義同盟は21日、22日10:00に国会ビルを訪れ、下院司法委員会や下院人権委員会に対して7日に行われた強制排除の際に警察側が発砲した中国製の催涙弾により死亡したとされる民主主義市民連合のデモ隊に参加していた女性の死因の再調査及び、国家人権委員会による調査が恣意的に行われていないか調査するよう要求する方針を明らかにした。

 同盟側によると、依然女性自らが所持していた爆発物により死亡した疑惑があるのだという。

 一方、21日午前にワット・サケートの高僧に面会を求めサンティアソーク教団が連合に合流し情勢を煽動していると訴えた後に、同日14:00からタクシン元首相の国有地不正収容疑惑に対する判決公判が開かれる最高裁判所前に向かう方針を明らかにしていた同盟側は、高僧側が政治的な要求は不適切であるとして面会を拒否した事を受け、ノンタブリー県内のワット・スワンゲーオに向かいパヨーム師に面会を求める方向で調整を行っている事を明らかにした。
posted by Jean T. at 15:39| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最高行政裁判所裁判長宅に向け爆発物が投げ込まれる

 21日1:00前、バンコクのヂャトゥヂャック区ソーイ・ラートプラーオ25内にある最高行政裁判所裁判長のアカラートン・ヂュラーラット氏宅に向け爆発物が投げ込まれるという事件が発生したが、幸い塀脇に植えられていた樹木に被害をもたらしただけで人的な被害は無かった。

 使用された爆発物は大型の爆竹状のものと見られ、情勢煽動ないしは脅迫目的で投げ込まれたと見られている。

 同日14:00には、タクシン元首相夫妻が絡む国有地不正収容疑惑に対する判決公判が最高裁判所政治家刑事部で開かれる予定になっている。

 アカラートン氏は、タイ電力発電公社の民営化無効判決やiTVの労働組合員の大量解雇に対して不当解雇の判決を下すなど、タクシン政権時代から政権側に不利な判決を下してきた最高行政裁判所の裁判長として知られ、また、タクシン政権時代末期に行われた世論調査で同裁判所が最も中立的で信頼できるとの評価が下されていた。
posted by Jean T. at 11:00| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、元首相への判決に乗じた過激な情勢煽動行動を警戒

 民主主義市民連合は20日、21日に予定されているタクシン元首相夫妻が絡む国有地不正収容疑惑に対する最高裁判所政治家刑事部の判決が下された後に、各地から動員された親政府派がイギリス政府に政治亡命を申請しているタクシン元首相夫妻に有利な状況を作り出すために過激な情勢煽動行動に動く恐れがあると警告した。

 尚、連合側は、21日に最高裁判所前で活動を行う方針が無いことを確認すると共に、来る決戦に備え首相官邸周辺の警備や防御体制の強化に乗りだした事を明らかにしている。

 また、地元での活動の一時中止を決定した北部の連合傘下団体関係者や南部14県の連合傘下団体関係者が続々と首相官邸及びマカワーン・ランサン橋手前の集会場に集合している。
posted by Jean T. at 00:10| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

120人の憲法起草議会で8ヶ月以内の改正を目指す事で合意

 20日開かれた憲法改正の方向性を決定する為の協議で、憲法起草議会の設置による憲法改正に道を開くために憲法改正について定めた憲法291条の改正を進めると共に、全国76県の代表各1人、政治学及び法律学の学識経験者24人、職業集団別の代表24人の計120人で構成された憲法起草議会を設置し、憲法起草議会議員の任期である240日以内に憲法の改正作業を終了させる方針を決定した。

 スクムポン首相府大臣によると来週中に上下院合同議会を招集し憲法291条の改正案を上程できる見通しだという。

 今回開かれた協議は、当初野党首班のアピシット民主党党首、プラソップスック上院議長、チャイ下院議長、ソムチャーイ首相、下院議会に議席を持つ政党の代表が出席して行われる予定になっていたが、プラソップスック上院議長は所用を理由に代理人を立てずに欠席し、また民主党は出席を拒否した為、形式的にチャイ下院議長がニコム上院副議長を協議の場に招致したものの事実上与党により今回の決定が為された。

 出席を拒否した民主党のアピシット党首は、あらためて憲法改正ではなく下院議会を解散しない限り政治的危機を解決する事が出来ないとの主張を繰り返した上で、政府側は憲法起草議会による憲法改正により己の延命を図っていると指摘した。

 一方、プラソップスック上院議長は、40人反政府派の上院議員グループからの圧力があったとの噂を否定した上で、あくまで所用の為に欠席したことを強調した。
posted by Jean T. at 00:09| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、ASEM首脳会合の際にフンセン首相と直接協議

 ソムチャーイ首相は20日、23日から25日の日程で北京で開かれるアジア欧州会合(ASEM)の首脳会合の際にカンボジアのフンセン首相との間で国境紛争問題について直接協議が行われる見通しになった事を明らかにした。

 この発言に先立ちカンボジア外務省のコーイ報道官が、24日にASEM首脳会合のサイドラインで行われるフンセン首相とソムチャーイ首相との直接協議で国境紛争問題に関して話し合われる事になった事を明らかにしていた。
posted by Jean T. at 00:05| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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