2008年11月17日

民主党党首、プラチャイ氏の知事選出馬は大きな懸念材料にはならない

 民主党のアピシット党首は17日、依然バンコク住民に人気がある社会引き締め政策の推進者としても知られるプラチャイ・ピヤムソムブーン警察大尉がアピラック知事辞任後に行われるバンコク知事選出選挙に出馬するとの説がある事に関して、強力なライバルの出現は選挙の常で、また既に強力なライバル候補が出現する事を念頭に知事選に向けた戦略を練っていることから仮に事実だったとしても大きな懸念材料にはならないとの考えを示した。

 タクシン元首相と警察幹部学校時代に同期で、23人のタイ・ラック・タイ党創立メンバーの1人だった事でも知られるプラチャイ警察大尉は、タクシン政権発足時に内務大臣として社会引き締め政策を推進させ、国民から一定の支持を得られ、更に当時のタクシン首相から次期首相候補とのお墨付きを貰うなど政権内で顕著な働きを見せたが、その実直且つ妥協を許さない職務遂行姿勢があだとなり次第に政権内や官僚との間で対立が伝えられるようになり、その後法務大臣に異動させられたのをきっかけに政権内で孤立を深める事になり最後は副首相ながら事実上政権の運営に大きな影響を及ぼさない閑職に追いやられていた。また、クーデター政権時代には国家立法議会議員だった他、2007年度に行われた世論調査で最も首相になって欲しい人物に選ばれるなど依然国民から信頼されている人物として知られている。

おまけ
プラチャイ旋風が吹き荒れていた時代にカラバオが歌った「プラチャイの戒厳令」を試聴できるリンク(上から3曲目)
http://mms.hunsa.com/mms.php?py=album&id=696
posted by Jean T. at 19:39| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元首相、12月10日の電話出演で政治的スタンスを明確に

 政府翼賛・反政府派攻撃番組「今日の真相」の番組ホストの1人であるヂャトゥポン・プロームパン氏は17日、12月10日に開かれる今日の真相の番組イベントの際にタクシン元首相が電話出演し、自らの口で今後の政治活動に向けた方針等について明らかにする見通しになった事を明らかにした。

 ヂャトゥポン氏によると、タクシン元首相の電話出演により2006年9月19日のクーデター発生以降の"異常な状況"に関する真相を国民が知ることになるという。

 尚、12月10日の親政府派イベントはバンコク中心部にあるスパチャラーサイ国立競技場で開催される予定。
posted by Jean T. at 19:04| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パラン党のプラパット氏が知事選再出馬を断念 - チューウィット氏支持へ?

 先のバンコク知事選出選挙でパラン・プラチャーチョン党公認候補として出馬し次点につけたプラパット・ヂョンソンウォン氏が、アピラック知事の辞任表明を受け来年1月に行われる見通しになっている知事選出選挙への再出馬を断念し、自らの支持者に対して先の選挙で3位につけたチューウィット・ガモンウィシット氏を支持するよう要請する意向を示していると伝えられている。

 パラン・プラチャーチョン党を取り巻く政治情勢や先の選挙で党側から中途半端な支援しか受けられなかった事に対する不信感が断念の背景にあると見られている。

 仮に事実だったとしても、無党派層の支持を集めたチューウィット氏とプラパット氏の支持背景が異なることから民主党公認の候補の脅威には為り得ない(民主党幹部)との見方もあるが、チューウィット氏はアピラック知事の辞任表明直後にプラパット氏を首班としてチューウィット氏と先の知事選で4位につけたグリヤンサック・ヂャルゥンサック氏が副知事候補として側面から全面支援する連合を組んで知事選に臨めば確実に民主党の候補を打ち負かすことが出来るとの考えを示し、プラパット氏及びグリヤンサック氏が前向きに検討をする意向を示してると伝えられていたことから、今回のプラパット氏の動きは強力な"無所属連合"の結成に向けた布石なのではないかとの見方もされている。
posted by Jean T. at 10:43| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、"いずれ"大規模でも小規模でも無い内閣改造を実施

 ソムチャーイ首相は16日、大規模でも小規模でもない内閣改造をいずれ実施する考えであることを明らかにした。

 尚、期日についてはガラヤーニ王女の葬儀関連だけでなく20日から26日の日程でペルーで開かれるAPAC首脳会議を始めとする重要な行事が終了した後までかかる可能性を示唆した上で、当初伝えられていた王女の葬儀終了後との説を否定している。

 ソムチャーイ首相によると、まだ考慮中の段階で100%完了している状況では無いため改造や日程等についてマスコミに話す段階には無いという。

 尚、この発言に先立つ同日昼前の時点では、ソムチャーイ首相は、既に自身の中では内閣改造案ができあがっているが、今後対象者とコンタクトを取る必要がある為、いつ改造が実施されるかまでは明言する事は出来ないと発言すると共に対立が伝えられている閣僚が改造の対象になる可能性に関しては、政府内には対立は存在していないとしてあり得ないと語っていたと報じられていた。

 また、同日昼前の時点では、パンロップ・ピンマニー大将が国内治安維持部隊司令本部副本部長に任命される見通しであると語っている事に関しては、国内治安は安定しており、またタイを狙ったテロ計画があるとの情報も得ていないと語るに留め、質問に対する直接的な回答を避けていた。

 尚、パンロップ大将側は同日、ソムチャーイ首相から直接国内治安維持部隊司令本部関連のポストへの就任要請を受けていた事を明らかにした。
posted by Jean T. at 00:38| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

調査開始以来最低の国民総幸福量を記録、ABAC調査で

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが全国18県在住の有権者5,267人を対象に今月2日から15日にかけて行った国民総幸福量調査で、10ポイント満点中5.64ポイントだった10月度調査に対して4.84ポイントと34ヶ月前に調査を開始して以来最低の数値を記録していた事が明らかになった。

 また、最悪な状況に向かいつつある政治情勢や国民が抱える問題に対する政府側の対応に対する不満やストレスが反映してか、現在の政府はグッド・ガバナンスの面で問題があると回答した56.9%の回答者の総幸福量が4.60ポイントだったのに対して、グッド・ガバナンスの面で問題が無いと回答した43.1%の回答者の総幸福量は5.14ポイントという結果になった。

 更に、現在の政治情勢に業を感じると回答した81.9%の回答者の総幸福量が4.85ポイントで、業をあまり感じないと回答した18.1%の回答者の総幸福量は4.67ポイントと更にポイントを下げる結果になった。

 一方、ガラヤーニ王妃の葬儀終了後の和解への期待に関しては、71.2%の回答者が依然期待を持っていると回答し、更に92.6%の回答者が国民が一致団結し互いを支え合うことが国民幸福量の向上に繋がると回答した。
posted by Jean T. at 00:34| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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