2008年11月27日

ソムチャーイ首相、2空港を対象に非常事態令を発令

 ソムチャーイ首相は27日21:00から放送された特別放送の中で民主主義市民連合に占拠されているドーン・ムァン空港及びスワンナプーム国際空港に対して非常事態令を発令した。

 この発令に伴いゴーウィット内務大臣が総責任者に、首都圏警察本部のスチャート本部長がドーン・ムァン空港の第一地区警察本部のチャローン本部長がスワンナプーム国際空港の対策責任者に任命される共に、効率的な対策遂行の為にドーン・ムァン空港では空軍に対して協力要請が為されたた他、スワンナプーム国際空港では海軍に支援部隊の派遣が、陸軍に対しては警察側の要請に応じた国民の保護への協力が要請された。

 ソムチャーイ首相は、2空港の占拠によりもたらされる多大な損害をくい止めるために非常事態令の発令は必要な措置であったとした上で、空港を占拠している連合に対してあらためて散会するよう呼びかけた。

 また、ソムチャーイ首相は、国民に対して国内で何らかの変化があると言ったようなデマ情報に惑わされないよう要請した。 
posted by Jean T. at 23:11| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民裁、ドーン・ムァンからの即刻退去を命じる仮処分を決定

 民事裁判所は27日夕方、ドーン・ムァン空港を占拠している民主主義市民連合に対して同空港からの即時退去を命じる仮処分決定を下した。

 民事裁判所は前日深夜に、連合に対してスワンナプーム国際空港からの即時退去を命じる仮処分決定を下していた。

参考
民裁、連合に空港からの立ち退きを命じる仮処分を決定
posted by Jean T. at 22:58| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

空港2ヶ所を対象に非常事態令を発令? チャルゥムが明らかに

 チャルゥム保健大臣は27日夜、同日開かれた閣議で民主主義市民連合が占拠しているドーン・ムァン及びスワンナプームの両空港を対象に非常事態宣言を発令する方針を決定したと語った。

 首都圏警察本部のスチャート本部長がドーン・ムァン空港の第一地区警察本部のチャローン本部長がスワンナプーム国際空港の対策責任者に任命されたという。

 尚、同日20:00迄のテレビ報道では非常事態令の発令は確認できていない。また、ソムチャーイ首相のテレビ会見の放映時間も明らかになっていない。
posted by Jean T. at 22:01| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政府報道官、クーデターの噂を取り消す

 27日午後、ナタウット政府報道官は、同日行われている閣議で軍のトップの解任や異動に関する協議は一切行われる予定が無いとした上で、国民に対してクーデター発生に対する懸念を抱かないよう呼びかけると共に軍に対して部隊の移動等を行わないよう要請した。

 この発言に先立ち、バンコクを中心にクーデター発生の噂が広がっており、教育省を始めとする一部の省庁が職員を早退させたり、与党所属議員がクーデターの動きが確認され次第民主主義を守り抜くために議員1人あたり2万人を動員して首都圏内の主要施設の防御に入ると宣言したり、ある議員はクーデターに備えピストルを携行して議会に来たと発言したり、反独裁民主主義同盟がクーデターの口実にされる恐れがあるとして活動の一時中止を宣言するなどの動きが見られていた。

 更に同日午前にはチャイ下院議長が「クーデターをやってしまえ。そうすれば全てが解決して嬉しい」と発言し物議を醸していた。

 ナタウット報道官によると、この様な状況を懸念した首相が閣議中に同報道官に対してクーデターの噂を取り消すよう指示したという。

 また、サンスゥン陸軍報道官は、バンコク内で目撃された運搬中の戦車は教練用に使用された後に本隊に戻るものでクーデターとは無関係であるとした上で、国民に対していらぬ心配をしないよう訴えた。

 一方、民主党のステープ幹事長は、クーデターは"民主主義を愛する者"を装っているタクシン元首相を利するだけのものであると指摘した。
posted by Jean T. at 21:02| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旧同盟幹部、一両日中に連合が排除されなかった場合は赤服軍団が代わりに排除

 旧同盟幹部で政府翼賛・反政府派攻撃番組「今日の真相」のメインホストを務めているウィーラ・ムシカポン氏は27日、一両日中にスワンナプーム国際空港を占拠している民主主義市民連合に対する対応が執られなかった場合は赤服軍団を動員して政府に代わって対応に乗り出す考えであることを明らかにした。

 発言の中でウィーラ氏は、空港の占拠により多大な損害が国家にもたらされ続けているなど、既に国民の我慢の限界を超える状況にあると指摘した上で、同日緊急閣議を招集する政府に対して非常事態宣言を発令し、警察と軍の権限を利用してスワンナプーム新国際空港を占拠している民主主義市民連合の一掃に乗り出すべきであると指摘した上で、仮に一両日中に連合に対する一掃行動が取られなかった場合は親政府派を動員して代わりに一掃行動に乗り出すとした。
posted by Jean T. at 16:48| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強制排除の前兆? 空港職員の車が全て駐車場外に移動

 スワンナプーム新国際空港で空港内の駐車場にあった空港職員の車が27日昼過ぎまでに全て駐車場外のエリアに移動した事が確認された。

 空港を占拠している民主主義市民連合に対する強制排除行動に備えた動きと見られている。
posted by Jean T. at 16:27| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元警察中央捜査局長が安保担当副首相に就任?

 27日午前、元警察中央捜査局長のカヂャット・グンラディロック警察中将がソムチャーイ首相のもとを訪問していた事が確認された事を受け俄に同警察中将が10月7日の強制排除行動の責任を取って辞任したチャワリット元副首相の後任の安全保障事項担当副首相に就任するのでは無いかとの憶測が飛び交っている。

 カヂャット警察中将は、10月7日の強制排除行動の責任を全てチャワリット元副首相に擦り付ける発言をしていた事で知られ、また、過去には民主党幹部に対する名誉毀損で禁固2年、執行猶予2年の刑を受けた事もあった。
posted by Jean T. at 16:06| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、包囲・占拠活動の継続を確認

 民主主義市民連合幹部のヂャムローン・シームァン少将は27日午前、前日に首相が解散、辞職の意思が無いことを再確認した事を受け、引きつづき首相辞職及び憲法改正の中止を要求する為に首相官邸、ドーン・ムァン空港及びスワンナプーム国際空港に於ける包囲・選挙活動を継続させることを確認した。

 また、スワンナプーム国際空港の占拠により利用客等に困難をもたらしている事に関しては、現在の政府の施政の継続により国家にもたらされる困難に比べれば大したものではないと切り捨てた。
posted by Jean T. at 14:05| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、ドーン・ムァンの軍用空港の包囲を断念

 27日午後にチェンマイで開催される緊急閣議に出席する閣僚の移動を阻止する為に同日朝ドーン・ムァン空港の国内線ターミナルから軍用空港側への移動を開始した民主主義市民連合のデモ隊は、最終的に軍用空港の包囲を断念し退却を開始した。
 
 軍用空港周辺にマスコミをも寄せ付けない厳重な警備態勢が敷かれていたことが包囲断念の背景にあると見られるが、連合側は包囲宣言は単に相手にプレッシャーを与えるために為されたものでしかなかったと説明している。

 報道によると、軍用空港周辺は前日から厳重な警備態勢が敷かれており、更に27日朝には戦車等が投入され警備態勢のランクが引き上げられているのが確認されている。

 また、緊急閣議に出席する閣僚も10:00過ぎまでに続々と軍用空港に到着しており、今後C-130型機でチェンマイに向け移動するものと見られている。

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 その後の報道によると、同日10:00迄に閣僚を乗せたC-130がチェンマイに向け飛び立っているが、到着に間に合わずチェンマイに行けなかった閣僚が複数人いる模様。
posted by Jean T. at 12:59| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノンタブリーで派出所に向けた銃乱射で警官1人が負傷

 27日未明、ノンタブリー県県都内のソーイ・プラチャークゥン8にある派出所に向け銃が乱射されるという事件が発生し、39歳の巡査部長が負傷を負った。

 警察側は、直前に負傷を負った巡査部長等がソーイ内で発生した若者同士の喧嘩の仲裁に入っていたことから、仲裁に不満を持った若者グループが報復の為に銃を乱射したと見て捜査を開始した。
posted by Jean T. at 12:26| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相官邸付近で10数発の銃声、4発の爆発物も

 27日2:00頃、民主主義市民連合が集会活動を展開している首相官邸の裏手と首都圏警察本部の裏手との中間にあるミスカワン交差点付近で10数発の銃声が断続的に聞かれたが、人的な被害は無かった。

 更に、同日4:00頃、同じくミスカワン交差点付近で4発(3発とする報道も)の爆発物が連合の自警組織員が展開しているエリアに向け撃ち込まれたが、人的な被害は無かった。

 連合の自警組織側は、交差点近くの教育省のビル内から爆発物が撃ち込まれたと主張している。

 また、25日に連合と親政府派のタクシー団体関係者との間で衝突が発生したソーイ・ウィパワーディー3で27日朝、バイクに乗った2人組が警戒作業中の警察官に向けダーツ状のものを投げつけたが人的な被害はなかったとの報道もあるが、同日10:00現在事件の詳細に関しては報じられていない。
posted by Jean T. at 12:16| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドーン・ムァン空港も運行を停止

 ドーン・ムァン空港当局は27日未明、民主主義市民連合のデモ隊が国内線ターミナルを占拠した事を受け、航空機の離発着を同日18:00まで中止する決定をした。

 連合のデモ隊は、同日午後からチェンマイ県内で開かれる緊急閣議に出席する閣僚の移動を阻止する為に国内線ターミナルの占拠に乗りだしていたが、最終的に出席する閣僚が同ターミナルを利用せず個別に移動を行っているとの情報を受けデモ隊側が同日8:00過ぎに退却を開始した事を受け空港側は運行再開の方向で調整を進めている。
posted by Jean T. at 11:43| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民裁、連合に空港からの立ち退きを命じる仮処分を決定

 民事裁判所は26日深夜、民主主義市民連合によるスワンナプーム国際空港の占拠行為は憲法で保障された権利を逸脱した利用客に困難をもたらす行為であると判断した上で、連合幹部等13人に対して直ちに占拠を解きデモ隊を引き連れ同空港から立ち退くよう命じる仮処分決定を下した。

 この決定に対して連合顧問弁護士のスワット・アパイパクディー氏は、決定の取り消しを求め抗告する方針を明らかにしている。

 先の首相官邸からの立ち退きを命じる仮処分決定に関しては、最終的に当局側の強制執行により人的な被害がもたらされる恐れがあるとして、連合側から再抗告を受けていた民事裁判所控訴法廷側が決定の一時凍結を命じる決定を下していた。

 何れにしても、強硬姿勢を示している連合側が仮処分決定に従う可能性は極めて低いと見られている。
posted by Jean T. at 01:22| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、ドーン・ムァン空港国内線ターミナルへの移動を終了

 ドーン・ムァン空港の暫定首相官邸前を占拠していた民主主義市民連合のデモ隊は26日20:00前までに同空港の国内線ターミナル側への移動を終了し座り込み活動を開始した。

 22:00過ぎ現在、国内線ターミナル内は連合のデモ隊で溢れかえっているという。

 同空港の国内線ターミナルは一部の国内線の運行だけでなく、スワンナプーム新国際空港の閉鎖により着陸できない国際線の着陸にも利用されている。
posted by Jean T. at 00:57| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、最も適切な方法で連合に対する対応を取る

 ソムチャーイ首相は26日22:00過ぎに放映された特別放送の中で、国王の誕生日やASEAN会議等の重要な行事を控えているタイを正常な状態に戻すために27日に緊急閣議を招集した上で違法行為を展開している民主主義市民連合に対して最も適切な方法で対応を取るとした上で、国民に対して国家・国民の為に職務に邁進してきた政府を信用して欲しいと訴えた。しかし非常事態宣言の発令の可能性に関する言及は無かった。

 その際、公報不足で国民から理解を得られていないが、政府はこれまで国民の為に一生懸命任務を遂行してきたと語る場面も見られた。

 また、あらためて民主主義制度化で行われた選挙で選ばれた首相として辞職や解散を考えていないことを再確認した。

* 黄色軍団と同様にチェンマイでMob Ruleを展開している赤服軍団に対する言及は一切ありませんでした。
posted by Jean T. at 00:26| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チェンマイの親政府派が連合幹部の父親を射殺 - 衝突の事態に発展

 26日夕方、チェンマイ県県都内ハーイヤー地区内で、民主主義市民連合の地元幹部が経営するラジオ局兼住宅の周囲を包囲していた拳銃や刃物、棍棒等で武装した親政府派が、車で包囲を突破し自宅の敷地内に入ろうとした幹部の父親(60)を車から引きずり出し暴行を加えた上で射殺するという事件が発生した。

 尚、報道により重傷とするものもある。

 同日チェンマイに到着すると見られていたソムチャーイ首相一行への妨害行動を阻止する為に連合派のラジオ局の包囲に乗りだした武装した親政府派200人と連合派との間で衝突が発生した際に、車で包囲を突き破ろうとした幹部の父親が親政府派に捕まり殺害されたものと見られる。

 また、衝突の際に連合派2人が負傷を負い病院に搬送されたとの報道もある。

 通報を受けた軍関係者が情勢の掌握に乗りだしたが、同日20:00過ぎ現在依然情勢の掌握には至っておらず両派の睨み合いが展開されている。連合側は、軍側は遠巻きに様子を眺めているだけで、対応を取る姿勢を見せていないと非難している。

 また、連合側は集会の模様を中継放送しているASTV等を利用してチェンマイの連合派に対して現場への集合を呼びかけており、更なる過激な衝突の発生が懸念されている。

* 規模こそ違えバンコクでは黄色による無政府状態、チェンマイでは赤色による無政府状態が展開されているようです。おそらく衝突が発生した現場は、先日親政府派により車が爆破されたところと同じ場所だと思われます。一方、ネーションチャンネルは同日23:00前、拳銃を所持した赤服を着込んだ男が映りこんだビデオ映像を公開しました。
posted by Jean T. at 00:12| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連立与党議員30人が解散を勧告した陸軍司令官を非難

 26日夜、パラン・プラチャーチョン党のウィタヤー・ブラナシリ氏とチャート・タイ党のルークトゥン歌手としても知られるエーカポット・パーンイェーム氏を中心とした30人の連立与党議員が記者会見を開き、同日首相に対して解散・総選挙の実施を勧告する方針を決定したアヌポン陸軍司令官を非難する連立与党名義の声明を発表した。

 声明の中で連立与党は、アヌポン陸軍司令官の方針決定は立法権の侵害であると指摘した上で、同陸軍司令官の上官たるソムチャーイ首相兼防衛大臣に対して、己に対して新たな権限を付与する様な行為に出た同司令官に対する処分の検討を要請すると共に、同司令官に対して、空港を占拠するなどの違法行為を展開している民主主義市民連合に対して取るべき対応をおざなりにした上で議会解散を持ち出した理由を明確にするよう要求した。
posted by Jean T. at 00:10| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

運輸相、27日の閣議で空港を対象にした非常事態令の発令を提案

 サンティ運輸大臣は26日夜、仮処分申請に対する裁判所の判断次第で27日に開かれる閣議の席上でドーン・ムァン空港及びスワンナプーム国際空港を対象にした非常事態宣言の発令を提案する考えである事を明らかにした。

 発言の中でサンティ大臣は、同日サムットプラガーン県の民事裁判所に提訴した民主主義市民連合のスワンナプーム国際空港からの立ち退きを求めた仮処分申請が認められた場合は、仮処分決定に基づき問題の解決が可能であるとしたが、仮に申請が認められなかった場合は、空港封鎖により発生している多大な損害を最小限に留める為に27日の閣議の席上でドーン・ムァン空港及びスワンナプーム国際空港を対象にした非常事態宣言の発令を提案する考えであるとした。
posted by Jean T. at 00:08| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドーン・ムァンの連合デモ隊の一部が国内線ターミナルに移動

 26日夜、ドーン・ムァン空港内の暫定首相官邸前を占拠している民主主義市民連合のデモ隊の一部が、翌日チェンマイ県内で開催されるとみられる閣議へ参加する大臣のチェンマイ行きを阻止する為に国内線ターミナル側に移動した。

 今後、デモ隊は大臣が利用するVIPルーム側で座り込みを開始するものと見られている。
posted by Jean T. at 00:04| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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