2008年11月28日

首相、国家警察本部長を解任

 ソムチャーイ首相は28日、国家警察本部本部長のパチャラワート・ウォンスワン警察大将を首相府付きに異動し警察監察官のプリープ・プラスット警察大将を国家警察本部本部長代行に据える人事を決定した。

 民主主義市民連合に対して消極的な姿勢を見せていたパチャラワート警察大将(実兄はチャワリット元首相に近く度々防衛大臣候補として名が上がったプラウィット・ウォンスワン大将)の更迭により連合に対する対策体制を引き締める狙いがあると見られている。
posted by Jean T. at 20:40| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政府報道官、首相がクーデターを恐れ無期限チェンマイ滞在との憶測を否定

 ナタウット政府報道官は28日午後、12月15日にチェンマイ県内で開かれるASEAN首脳会談に向けた準備等の目白押しの任務を県内でこなす必要がある為にソムチャーイ首相が同県内での無期限滞在を決めたと語り、クーデター発生に対する懸念や陸軍との対立が同首相が無期限滞在を決めた背景にあるとの憶測を打ち消した。

 一方、ソムチャーイ首相はナタウット報道官の発言に先立ってビデオ会議システムを使用して行われた省庁の次官級、県知事を交えた会合の席上で、非常事態宣言は、民主主義市民連合による2空港の占拠により国家、国民にもたらされる損害を最小限に留めるために必要な措置である。法律と国際基準に則り過激な手段を使用しないで連合に対する対策にあたると語ると共に、軍を連合の対策から除外していると指摘されている事に関しては あくまで警察が国内治安維持に責任を負いまた継続的に連合に対応してきたからで、軍との対立云々とは一切無関係であると語った。

 その際ソムチャーイ首相は、アヌポン陸軍司令官と度々コンタクトを取ってきた事を認めたが、内容については明らかにしなかった。

 連合系のプーヂャッカーン紙のサイトによると、現場対策責任者に任命された首都圏警察本部のスチャート本部長及び第一地区警察本部のチャローン本部長何れもタクシン元首相と警察幹部学校の同期だという。
posted by Jean T. at 19:10| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、28日24:00迄に排除行動が取られなかった場合は人員を動員

 旧反独裁民主主義同盟幹部のウィーラ・ムシカポン氏は28日、関係当局に対して非常事態宣言に則り早急にドーン・ムァン空港とスワンナプーム国際空港を占拠している民主主義市民連合の排除に乗り出すよう要求すると共に、仮に同日24:00迄に対応がとられなかった場合は同盟が大規模な人員を動員する方針であることを明らかにした。

 ウィーラ氏によると、当局側が期限までに対応を取らなかった場合は、任務遂行にあたる当局を支援すると共に、連合の鎮圧及びクーデターの防止を期する為に大規模な人員を動員する考えだが、できればその様な事態にはなって欲しくないという。
posted by Jean T. at 18:15| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコク住民の70%弱が連合の大規模行動に反対

 私立バンコク大学がバンコク在住の有権者1,180人を対象に27日に行った調査で、69.3%の回答者が混乱を招く、過激すぎる、困難をもたらす、死傷者を出す等の理由をあげ2空港を占拠した民主主義市民連合による大規模行動は不適切であると回答し、適切であると回答したものが僅かに11.2%だった事が明らかになった。

 また、政府側の対応に関しては、46.4%の回答者が真剣に対応をする姿勢が見られない、利権に執着している、国内正常化の為に辞職するべきだった等の理由をあげ不適切であると回答し、更に親政府派の反独裁民主主義同盟の活動に関しては、48.8%の回答者が情勢を煽動するような、己の利権保護の為の戦線の布告や衝突、人員の動員等は行うべきではない等の理由をあげ不適切であると回答した。

 一方、軍の対応に関しては、42.6%の回答者が適切であると回答する一方で、26.7%の回答者が強硬姿勢が見られない、無視を決め込んでいる、情勢の過激化を防止する為に部隊を派遣したり武器の所持のチェックをする等の対応を取ろうとしていない等の理由をあげ不適切であると回答した。

 また、現在の情勢に関する信頼度に関しては、身体・財産の安全に対する信頼度が10ポイント中4.31ポイント、法律に則った問題解決に対する信頼度が3.58ポイント、タイの政治体制に対する信頼度が2.83ポイントという結果になった。

 更に、最善の国内対立の解決手段に関しては、最も多い39.2%の回答者が当事者の代表同士の話し合いをあげ、以下、議会の解散(24.3%)、警察・軍による集会の排除(16.1%)と続き、軍によるクーデターをあげたものが7.2%いた。

 また、現在の情勢がもたらす国民への影響に関しては、72.2%の回答者が渋滞や移動障害、学校の休校、購入客の減少、消費の減退等の影響を受けていると回答し、27.8%の回答者が影響を受けていないと回答した。
posted by Jean T. at 15:17| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヂャムローン少将、大物からの明け渡し要請を拒否

 連合幹部のヂャムローン少将は28日朝、前夜に国内の大物からスワンナプーム国際空港とドーン・ムァン空港の明け渡しを要請する電話があったが、空港占拠によりもたらされている損害の元凶は全て政府とソムチャーイ首相にあるとして要請を拒否した事を明らかにした。

 更に、当局側が空港を占拠しているデモ隊を排除した場合は、全国の支持者が決起すると警告した。

 また、同少将は、幹部が逮捕されたケースに備え既に第3の幹部団の組織を終えた事を明らかにしたが、詳細は明らかにしなかった。
posted by Jean T. at 12:15| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ASTVに対する爆破攻撃 - 連合の自警員を逮捕、ドーン・ムァンでは銃撃

 28日2:00前、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏系のテレビ局ASTV付近で3発の爆発音と、それに続く銃の発砲音が聞かれた。

 連合側は爆破攻撃にM79が使用されたと主張している。

 この爆破・銃撃に絡んで銃器類の不法所持の容疑で逮捕されたASTVの警備に当たっていた連合の自警組織に所属する41歳の男は、爆発音が聞かれた後に裏手のチャオプラヤー川を高速で通りかかった船から銃を乱射してきたので応酬の為に銃を発砲したと主張しているという。

 警察によると、警察が現場に到着した際に男が所持していた銃を川に投げ捨てるなど不審な動きが見られ、また、男の所持品から2つのマガジンと多数の銃弾が発見されているという。

 また、連合が占拠しているドーン・ムァン空港では、28日2:00前と5:00前に連続して銃の乱射が発生したが、初期報道段階では人的な被害は確認されていない。

 一方、連合は27日夜、親政府派のカッティヤ・サワディポン少将の配下が、南部の分離主義組織が爆破攻撃の際に使用しているものと同型の携帯電話機をMBK内で大量に買い占めたとの情報があることを明らかにした。

参考
http://www.manager.co.th/Crime/ViewNews.aspx?NewsID=9510000140762
下の方にニュースの放送中に爆発音と銃声が聞かれると共にアナウンサーが逃げだす模様が映ったビデオがある。
posted by Jean T. at 11:08| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナタゴン氏が知事選出馬を決断、独立候補として

 28日付けのバンコクポスト紙(4面)によるとニュースコメンテーター等の活動で知られるナタゴン・テーワクン氏が独立候補としてバンコク知事選に出馬する決心を固めた模様。

 先に、ナタゴン氏は29日に知事選出馬の有無に関して明らかにする意向を示していた。

 一方、候補者選びが難航していると伝えられているパラン・プラチャーチョン党側は27日時点で28日に公認候補者の発表記者会見を開ける見通しである事を明らかにしていた。

参考
知事選、民主がスクムポン氏擁立を決定 - ラーマ4世と5世のひ孫対決の可能性も
posted by Jean T. at 10:34| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「それってタクシンのこと?」 アピシット氏が罵声を浴びせた女性に言い返す

 27日朝、国会ビルの入り口ホールで親政府派から罵声を浴びせられたアピシット民主党党首が相手に皮肉たっぷりにやり返す場面が見られた。

 国会ビルの入り口ホールでパラン・プラチャーチョン党所属下院議員の激励の為に訪れていた愛国市民グループと名乗る4-5人の親政府派の脇をアピシット民主党党首が通りかかった際に、「マークの馬鹿野郎。恥知らず」と叫んだ親政府派の女性に対してすました表情で「それってタクシンのことを非難しているの?」と言ってやり返したという。
posted by Jean T. at 00:20| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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