2009年01月24日

タイ党、資金調達活動を強化する必要性を認識

 プゥア・タイ党所属下院議員のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は23日、今後党内の協力関係を強化するだけでなく資金調達の為の活動を強化する必要性に迫られる事になるとの考えを示した。

 この発言は、15日にドバイのホテル内で行われた朝日新聞とのインタビューの中でタクシン元首相が資金繰りに難渋している事を認めると共に同元首相を支持しているプァウ・タイ党に対して資金支援を行っているとの指摘を強く否定したと伝えられている事を受けたもので、チャルゥム警察大尉は、この発言自体が党に与える影響はほとんど無いとの認識を示している。

 また、同党幹部のアピワン・ウィリヤチャイ大尉(下院第二副議長)は、元々プゥア・タイ党はタクシン元首相から資金援助を受けていなかったことから、同元首相の資金面での困難が直接党に影響を及ぼすことは考えられないとしたが、今後このインタビュー発言による党員の動揺により起こりえる問題を避ける為により党内の組織を強固なものにしていく必要があるとの考えを示した。

 一方、反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は、組織がタクシン元首相から資金提供を受けているとの指摘を再否定すると共に今回の同元首相の発言がプゥア・タイ党や組織に忍耐を試させるものに為ることはあれ志気にまで影響を与えるものには為らないとの考えを示した。

* ネーションは23日夜に朝日新聞による公式訳としてインタビュー発言の英訳をサイト上に掲載していますが、23日に発せられたこのインタビューに対するプゥア・タイ党等からのコメントは、朝日新聞側が不正確であると指摘した当初ネーションに掲載されていた日本人の方が好意で訳されたという非公式英訳及びプーヂャッカーン紙(オンライン)に掲載されたタイ語訳に基づいていたものと思われます。プーヂャッカーンのタイ語訳は現在マティチョン紙のサイトに掲載されている記事(下の方)で読むことが出来ますが、一番最後のドラエモン + ノビタ発言の行を見た限りでは多くがネーションの非公式訳に基づいてタイ語訳されたものと思われます。何れにしても内容的には、資金関連と枢密院に対する突っ込んだ発言以外には特に目新しい発言は見られず、むしろ負け組に向かってまっしぐらに進んでいるタクシン元首相の焦りを感じました。また、ネーウィン一派の"策動"関連の発言が無いのも気になりました。
posted by Jean T. at 12:57| バンコク 🌁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月23日

赤には赤をもって制す? 今度はラムパーンの赤服が別の赤服を告発

 ラムパーン県内に2つの対立する赤服軍団が存在している事がこの程明るみになった。

 これは、新興の赤服軍団に所属する女性が、旧来から存在していた別の赤服団体の代表を脅迫で刑事告発したことにより明るみになったもので、民主主義市民連合系のプージャッカーン紙(オンライン)によると、元々旧来から存在していた赤服軍団に所属していた女性は、知人の誘いを受け、赤服軍団として同じ理想を掲げて活動を展開していると思いこんで新規に立ち上げられたFive Oneと名乗る赤服軍団の活動に9日から合流していたが、その後11日になって旧来の団体の代表から電話で人を引き抜いたとか、団体から金を横領した等と言いがかりをつけた上で、配下の赤服300人を引き連れ自宅に押しかけると脅迫された為、警察に被害届を提出したという。

 その後21日に行われた警察署で行われた和解交渉は、配下数十人を引き連れて現れた旧来の団体の代表が、女性に対して証拠を出すことが出来るのか、出せないなら中傷ビラをばらまくぞとすごむだけで、和解交渉どころではなかったという。

 尚、女性の証言に基づいたプーヂャッカーン紙の報道は、新規に立ち上げられたFive Oneと名乗る赤服軍団の背後関係等に関しては触れていないが、これまでにネーウィン派の本拠地であるブリラム県内で、赤服系議員のヂャトゥポン・プロームパン氏が選挙応援演説中に、会場にいた赤服軍団が一斉に立ち上がり卵や石を投げるという事件が発生したり、ネーウィン派議員の自宅に赤服を着こんだ集団が"激励"に訪れるという場面が見られるなど、"正統派"の赤服軍団に対立する赤服軍団の組織が水面下で行われている事を覗わせる動きが見られていた。
posted by Jean T. at 00:33| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不敬罪告発の為に該当発言を紹介した連合のソンティ氏を不敬罪で送検

 首都圏警察本部ドゥシット署は22日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏の不敬罪容疑で送検する方針を決定した。

 反独裁民主主義同盟の集会の際に女性活動家のダー・トーピドーことダーラニー・チャーンチュゥンシルパグン容疑者が具体的な言質で王室を批判した発言を非難すると共に不敬罪で告発する目的で民主主義市民連合の集会の場や関係するウェブ・サイトで紹介したことが不敬罪に該当するとして親タクシン派の弁護士がソンティ氏を刑事告発していた。

 尚、反独裁民主主義同盟側は、ダーラニー容疑者と団体とは無関係であるとの声明を発表している。
posted by Jean T. at 00:26| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月22日

DSI局長が辞任との噂、更迭したら即包囲と赤服 - 法相は異動予定無しと主張

 22日午後、民主主義市民連合系のプーヂャッカーン紙及びポスト・トゥデー紙(何れもオンライン)が、タクシン元首相に近いとも指摘されている法務省特別捜査局局長のタウィー・ソートソーン警察大佐が同局幹部等を招いて同日夜に宴会を開くとの報を受け、俄に同局長が辞職するのでは無いかとの憶測が広がっていると報じている。

 サマック政権時代に更迭された、タクシン政権時代の不正案件や弁護士失踪事件等の重要事件の捜査を進めていた、クーデター政権時代に就任したスナイ前局長の後任として就任したタウィー局長とピーラパン法務大臣との間に、同大臣に対する盗聴疑惑やウェブサイトに不敬罪に該当するクリップを投稿した容疑で男が逮捕された案件等を巡った対立があったと見られており、また、プゥア・タイ党が告発したTPI社から連合に流れた資金が民主党所属議員系の会社で洗浄されていた疑惑に関する捜査に関与している事から、同局長の更迭は時間の問題であるとの見方が支配的になっていた。

 一方、親タクシン派放送局DTVの3幹部は21日、法務省特別捜査局の局長が更迭された場合は、明らかに恣意的・報復的な更迭であるとして赤服軍団を動員して法務省の包囲を開始し抗議すると宣言している。

 尚、ピーラパン法務大臣は22日午前、あらためて"落ち度がない"タウィー局長を更迭する考えは一切無いと語り、更迭の噂を取り消し、また前後してステープ副首相も更迭する予定は無いと語っている。
posted by Jean T. at 18:58| バンコク 🌁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ステープ副首相が赤服と接近遭遇、赤服の要求は拒否 - 卵投げは即逮捕

 22日午前、ステープ副首相は、議会解散・東南アジア諸国連合首脳会議の選挙で選ばれた政府が成立するまでの延期を要求する為の書状を渡すために首相官邸を訪れた反独裁民主主義同盟傘下の民主主義を愛するサナームルワン・グループ関係者約10人から直接要求書を受け取った。

 グループが要求声明を読み上げながらマスコミの取材に応じていた際に、同士の赤服軍団に対して卵投げを止め民主主義の為の活動に注力するべきであると語っグループ側が語ったところで、その模様を眺めていたステープ副首相が笑顔で「卵を投げたら即逮捕を命じるぞ」と言いながら間に割って入り、それに対してグループ代表のスクム・ウォンプラシット氏が「その通り。卵投げは若者に悪影響を与えるだけでなく、卵投げの次は投石、党石の次は爆弾とエスカレートし国家に損害を与えるだけのもの。我々のグループはかかる行為を支持しない」と応じ、一時両者間に和やかな雰囲気が流れる場面も見られたという。

 しかし、グループ側の要求に対してはステープ副首相はあらためて拒否した上で、赤服軍団に対して法律に則り活動を展開するよう呼びかけると共に卵投げや暴力行為に対しては厳格に法律を施行する政府側の方針を再確認した。
posted by Jean T. at 16:10| バンコク 🌁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマック元首相が帰国、自宅へ直行

 21日24:00前、ガン治療の為にアメリカに滞在中だったサマック元首相がユナイテッド航空便でタイに帰国した。

 空港には約10人(ch3の報道に基づく)の赤服を着こんだ集団が手にバラの花束を持って出迎えたが、サマック元首相は顔を見せることなく、VIP棟に横付けしたワンボックスカーに乗り自宅へ向かったという。

* 恐ろしいことに各タイ語報道(テレビ・活字)はサマック元首相が乗ったワンボックスカーのナンバーまで報じています。まぁ、タイでは普通の事なんですけどね。
posted by Jean T. at 11:15| バンコク 🌁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウドンの強硬派、DTV3人組に決別宣言

 ウドンターニー県内の赤服軍団を率いているクワンチャイ・プライパナー氏は21日、今後一切自分の為に活動している親タクシン派放送局DTVの番組「今日の真相」の番組ホスト3人組と共闘する事は無いと語り、事実上の決別宣言を3人組に突き付けた。

 この発言は、DTV3人組が31日にバンコクのサナームルワンで開催を計画している赤服軍団の大規集会への不参加を確認した際に語れたもので、クワンチャイ氏は、2006年から民主主義市民連合やクーデター勢力と戦ってきた自分にとっては、彼らが一体何の為に活動を展開しているのかわからないと語り、暗にDTV3人組が政治的利益の追求の為に活動を展開していると皮肉った上で、3人組の様にスタンドプレーをする必要が無い下院議員でも無い自分にとっては、彼らが自分の事をどの様に批判しようがどうでもいい話。今3人組にハッキリ言えることは、自分には政治家の道具に成り下がる考えは無く、また東北地方には自分についてきてくれる大勢の同士がいるということだけであると語った。

 クワンチャイ氏によると、2月中旬頃に北部・東北部・中部30県の赤服軍団幹部とDTV3人組に対する一斉決別に向けた協議を行う考えだという。

 一方、DTV3人組は、31日にサナームルワンで開催される大規模集会の場に集まる赤服の数で軍団内に対立が無いことを証明してみせると語り、強気の姿勢を見せた。
posted by Jean T. at 00:48| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

首相、国家警察に未解決重要事件の捜査の進展を要請

 21日午前、首相官邸内でアピシット首相と面会した国家警察本部副本部長のターニー・ソムブーンサップ警察大将と同本部長補佐のアサウィン・クワンムゥアン警察中将は、席上で首相から国内治安や国際関係に影響する未解決重要事件の捜査の進展を要請された事を明らかにした。

 ターニー副本部長によると、イスラム教弁護士会会長(当時)のソムチャーイ・ニーラパイヂット氏の失踪事件やタクシン元首相系のシン・サテライト社の関税脱税疑惑を告発し、証拠書類を提出した乙仲業者のシッピング・ムゥーことゴーンテープ・ウィリヤ氏が脅迫から逃れるために避難していたチェンラーイ県内で暗殺された事件、スタンフォード大学フワヒン支部のイギリス人職員夫婦が殺害された事件、サウジアラビアの外交官が殺害された事件等の4-5件の、法務省特別捜査局が捜査を進めている案件を含む未解決重要事件の捜査の進展を要請されたという。

 特に弁護士失踪事件やシッピング・ムゥー暗殺事件はタクシン一派が政権内に影響力を持っている限り解決が不可能であると指摘されており、また、弁護士失踪事件に関しては、事件の一部始終を知っているとも指摘されている元国家警察本部長のゴーウィット・ワタナ警察大将の影響力がある限り解決不能であるとも指摘もされていた。

 一方、タクシン元首相に近いとも指摘されているサマック政権時代に任命された法務省特別捜査局のターウィー局長を更迭し後任にアサウィン本部長補佐をつけるとの憶測が広がっている事に関して、同本部長補佐は直接的な確認は避けたが、自身は退官まで警察官として職務を全うしたいと語り、暗に就任要請を辞退した、ないしは要請があった場合は辞退する考えであることを示唆した。
posted by Jean T. at 19:08| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

赤服、31日にバンコクで大規模集会

 親タクシン派放送局DTV幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は21日、31日16:00からバンコクのサナームルワンで赤服軍団(最近は今日の真相赤服グループないしは軍団と呼ぶことも)の大規模集会を開催する事を明らかにした。

 集会の場で、アピシット政権が如何に不当に成立した政権であるかを裏付ける情報を開示すると語ったが詳細に関しては明らかにしなかった。

 また、ヂャトゥポン氏は、25日にNBTで放送されるアピシット首相の定例政見放送終了後の10:00からDTVで放送される番組にタクシン元首相が電話出演し"政策分析"を行う事を再確認した。
posted by Jean T. at 16:45| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

更迭内務次官が異議申し立て - チャルゥム元内相はウィチャイ氏の次官昇格を支持

 20日に内務省次官から首相府付きの閑職に更迭されたピーラポン・トライトサーウィット氏は同日、不当人事であるとして行政裁判所に対して異議申し立てを行う考えである事を明らかにした。

 一方、第一次サマック政権時代に内務大臣だったプゥア・タイ党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は、チャワラット内務大臣に直接聞くべき事柄であると語りピーラポン氏の更迭に関してはコメントを避けたが、後任に行政局局長のウィチャイ・シークワン氏を据えた事に関しては、人物面・資質面何れに於いても申し分の無い人物を後任に据えたと語り支持できるとの考えを示した。

 尚、今回の人事についてステープ副首相は、政府の方針に従わなかったことが背景にある事を認めたが、ピーラポン氏がタクシン元首相に近い人物である事や政権が進める農地改革政策と今回の人事は無関係である事を強調した。
posted by Jean T. at 16:28| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマック元首相、21日深夜着のUA便で帰国 - 政界復帰は否定

 サマック元首相に近い筋によると、ガン治療の為にアメリカに滞在中だった同元首相が21日23:45スワナプーム国際空港着のユナイテッド航空便で帰国する予定になっているという。

 同筋によると、サマック元首相は引きつづき療養生活を送る予定で、反独裁民主主義同盟と協調した政治活動の展開や、DTVで放映されている今日の真相に電話出演する予定は無いという。
posted by Jean T. at 16:00| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウドンの赤服強硬派、今日の真相は単なるスタンドプレー目的の無意味な番組

 ウドンターニー県内の親タクシン派を率いている、最強硬派の1人としても知られるクワンチャイ・プライパナー氏は20日、親タクシン派番組「今日の真相」はDTV3幹部のスタンドプレー目的の番組でしかないと切り捨てた。

 この発言は、クワンチャイ氏が19日にマティチョン紙の取材の際にDTV3幹部を非難する発言をした事に応える形でヂャトゥポン・プロームパン氏がDTVの番組の中でスタンスを明確にしていない赤服軍団の裏切り者と言わんばかりの語調でクワンチャイ氏を非難した事を受けたもの。

 発言の中でクワンチャイ氏は、過去にバンコクで開かれた今日の真相の番組イベントにウドンターニーの住民を引き連れ参加した際に、僅かに3-4時間参加しただけで引き上げた事に関しては、自分が住民を帰らせたわけではなく、単にイベントに参加する為の費用に見合う程の有用性がイベントに無かっただけであるとした上で、現在DTVで放映されている親タクシン派番組「今日の真相」は、単にスタンドプレー目的で放映されている全く無意味なものである。DTV3幹部は、自分はあくまでタクシン元首相を愛するを不動のスタンスに置いて活動を展開しているという事を覚えておいて欲しいと語った。

 その上でクワンチャイ氏は、DTV3幹部が月末にサナームルワンで開催を計画している「今日の真相」の番組イベントの名を借りた赤服軍団の大規模集会には無意味であるとして住民を動員して参加する考えが無いことを確認したが、番組とは無関係に赤服軍団の総意に基づいて計画されている、ガシット外務大臣の辞任を要求する為の外務省の包囲行動には東北・北部地方を中心とした住民約3万人を動員して参加する考えであるとした。

 尚、外務省の包囲行動は中国正月明け及び番組イベント終了以降に行われる見通しだという。
posted by Jean T. at 01:08| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

政府が中弛み中の赤服に燃料を再投下、連合系元上院副議長を保健相顧問に

 政府は20日開かれた閣議の席上で、元下院副議長のピチェート・パタナチョート氏を公共保健大臣に据える人事を決定した。

 ピチェート氏は、民主主義市民連合の主要な論客の1人として知られ、また、タクシン政権打倒を標榜していた時代の連合の主要な論客の1人だった2006年5月8日深夜には、ナコンラーチャシマー県内にある自宅に爆発物が投げ込まれるという事件が発生していた。

 奇しくも事件が発生した5月8日は、憲法裁判所が同年4月2日に行われた総選挙が無効であると判断した日だった。

参考
前上院議員宅で爆発、連合の活動が関係か
posted by Jean T. at 20:00| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

全ては金の問題? ウドンの強硬派がDTV3人組を非難 - 共闘離脱を示唆

 親タクシン派放送局DTVのヂャトゥポン・プロームパン氏は20日、赤服軍団の最強硬派の1人であるウドンターニー県の親タクシン派を率いているクワンチャイ・プライパナー氏に対して、今後の赤服軍団に対する対応を明確にするよう放送の中で訴えた。

 この発言は、クワンチャイ氏がマティチョン紙の取材に対して、プゥア・タイ党を事実上支配しているタクシン元首相の実妹のヤオワパー・ウォンサワット女史の関係者から、"金銭絡み"で各地の赤服軍団に対して活動を一時中止して欲しいとの要請があった事を明らかにした上で、DTV幹部のウィーラ・ムシッカポン氏、ヂャトゥポン・プロームパン氏及びナタウット・サイグゥア氏の3人組に対して強い不快感を示し、3人組との共闘離脱を強く示唆した事を受けたもの。

 マティチョン紙の取材に対してクワンチャイ氏は、ソムチャーイ前首相の夫人でもあるヤオワパー・ウォンサワット女史配下のブンソン・タリヤーピロム氏との間でプゥア・タイ党本部内で行われた話し合いの席上で、ブンソン氏側から、明確な党のリーダーが不在な状態下での活動により誤った方向に走るおそれがあること、また、赤服軍団のバンコク入り等を支援する為の金銭絡みの問題がある事を理由に各地の赤服軍団に対して一時活動を中止して欲しいとの要請があった事を明らかにした上で、事実上全国の赤服軍団のリーダーとして認識されているDTV3人組が、各地の赤服軍団の主体性を無視し人員動員の為に何時でも動ける忠実な部隊でしかないとの認識を持っている限り赤服軍団は消滅の方向に向かう運命にあると指摘していた。

 また、タイPBSは、旧パラン・プラチャーチョン党所属議員からの資金支援がストップし資金繰りに難渋しているとのクワンチャイ氏の昨年末頃の発言を紹介した上で、昨年にサマック政権が崩壊して以降に、これまで地方の赤服軍団の活動を資金支援してきたネーウィン派からの支援がストップした為、それ以後はクワンチャイ氏を始めとする幹部が自分の資産からやり繰りして活動資金を捻出していたと報じた。
posted by Jean T. at 18:55| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン元首相、25日にDTVの番組に電話出演

 親タクシン派放送局DTVのヂャトゥポン・プロームパン氏は20日、25日にタクシン元首相が同局の番組に電話出演する予定になっている事を明らかにした。

 ヂャトゥポン氏によると、25日9:00からNBTで放映されるアピシット首相の定例政見放送が終了した後に放映される番組にタクシン元首相が電話出演し、アピシット政権が取り組む"大衆政策"を中心に政府の政策に対する論評を行う予定になっているという。

 また、ヂャトゥポン氏は、今月末にバンコクのサナームルワンで開催を計画している赤服軍団の大規模集会の開催に向けた記者会見を21日10:00からBig-Cラートプラーオ店内で開くことを明らかにした。
posted by Jean T. at 17:58| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ステープ副首相の要求で内務次官を更迭 - 首相は報復人事ではないと主張

 アピシット首相は20日、内務省次官のピーラポン・トライトサーウィット氏を首相府付きの官職に更迭する人事を承認した。

 この人事はステープ副首相の要求に基づき行われたもので、後任には内務省次官のシークワン氏が就く。

 今回の人事に関してアピシット首相は、政策遂行の効率化を期した職務本意の人事である事を強調し、政治的な報復人事であることを否定しているが、既にアピシット政権誕生直後からピーラパン氏が報復人事の対象になる前政権に近い人物の1人として下馬評にあがっていたことから、今後も同様な報復的色彩が濃い高官人事が行われる可能性が高いとの見方が支配的になっている。
posted by Jean T. at 17:31| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハイイロゴケグモのタイ国内での繁殖を確認

 マティチョン紙やタイPBSの報道によると、アメリカのフロリダ州やテキサス州等を生息地とするタイ語でメーンムム・メーマーイ・ナムターンと呼ばれる毒蜘蛛"ハイイロゴケグモ(Brown Widow Spider)"のタイ国内での繁殖が確認されており、既にチャオプラヤー川流域やメークローン川の河口域、タイ湾上部域の人が住む地区で営巣している可能性が極めて高いという。

 ガセーッサート大学農学部研究員のプラシット・ウォンパロム氏によると、既にバンコク隣県のサムットソンクラーム県アムパワー郡内で人がハイイロゴケグモに噛まれたとの情報が寄せられているが、まだ実地で確認していない為症状に関しては不明だという。

 プラシット氏によると、ハイイロゴケグモはクロイロゴケグモの2倍、コブラの3倍の毒を持つとされ、また噛みつかれると血液系統や免疫系統等に一時的に症状が現れるが、噛みついた際に人体にもたらされる毒の量はクロイロゴケグモやコブラに比べ微々たるものだという。

* Wikipedliaの解説(英語)
http://en.wikipedia.org/wiki/Latrodectus_geometricus
タイ語及び英語では茶色のゴケグモという呼び方をするようですが、ネットで調べた限りでは日本語ではハイイロゴケグモと呼ぶようです。
posted by Jean T. at 00:17| バンコク ☁| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月19日

オーストラリア人コラムニストに不敬罪で3年の刑

 刑事裁判所は19日、不敬罪に問われた元記者兼コラムニストのオーストラリア人の男性被告に対して執行猶予無しの3年間の禁固を命じる判決を下した。

 元コラムニストは、2005年4月1日から2006年にかけて不敬罪に該当する記述を行い広く流布させたとして起訴されていたもので、裁判所側は被告が罪状を認めている事を情状酌量し禁固期間を6年から3年に減刑したが、不敬罪に該当する記述及び流布行為が職業として行われことに鑑み執行猶予期間を与えることは認めなかった。

 尚、国王はタクシン政権と反タクシン派との抗争が不敬罪の告発合戦の様相を見せていた当時に行われた誕生日スピーチの際に、自分に対して罪を負った者は全て許すと語り不敬罪が確定した全ての者に対して恩赦を与える考えである事を明らかにしていた。

 バンコクポストの英字速報によると、被告は、2005年に出版した小説"Verisimilitude"内の記述が不敬罪に該当すると判断され約2年半前に逮捕状が発行され、昨年8月31日にスワンナプーム国際空港内の出発ラウンジで身柄を拘束・起訴されていた。また、過去にタイ北部の大学の講師だった事もあるという。

* 各タイ語報道に基づき被告を元記者兼コラムニストと記しましたが、英字速報は作家または小説家と記しています。
posted by Jean T. at 19:03| バンコク | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ASTVと同様に"合法的"なDTVの閉局に乗りだしたら赤服が暴れるぞとナタウット氏

 19日本放送を開始した親タクシン派系テレビ局DTVのナタウット・サイグゥア氏は、仮に政府がDTVの閉局に乗りだした場合は、赤服軍団による強力な抗議にあうと指摘した。

 ナタウット氏によれば、そもそもDTVはASTVと同じ番組配信方式を採用した"合法的"な放送局なのだという。

 ナタウット氏は、あらゆる手段を講じて報道を弾圧してきたタクシン政権に参画していただけでなく、ASTVの送信方式が違法であるとして行政訴訟を起こした1人でもある。

 また、サマック元首相も定例政見放送の中でASTVは違法であるとの認識を示した上で、行政裁判所の仮処分により保護されている為手出しが出来ないと語り、仮処分が無かった場合は政府権力を行使してASTVに対して何らかの措置を講じる考えだった事を強く仄めかしていたが、当時副報道官だったナタウット氏は、自らが"合法"であると認めているASTVに対するサマック元首相の発言を咎めなかったばかりか、その発言に便乗してASTVに対抗する政府翼賛・反政府派攻撃番組のホストにまで収まっていた。また、ASTVに対して起こした行政訴訟を取り下げたという話も聞かれていない。
posted by Jean T. at 17:51| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマック元首相の甥が射殺、付近で騒いでいた若者グループの行方を追う

 首都圏警察本部タオプーン署は19日、同日未明にバンコクのバーンスゥー区内でタクシー運転手のシラクップ・スンタラウェートさん(42)が射殺された事件に関与した容疑で、若者グループを特定し身柄を追っている事を明らかにした。

 死亡したシラクップ氏は、元首相で現在ガン治療の為にアメリカに滞在中のサマック・スンタラウェート氏の甥(ネーションの英字速報は父親の証言として遠い血縁)だという。

 事件は19日3:00過ぎ、バーンスゥー区のグラポーン団地近くで発生したもので、これまでの調べで、シラクップさん等が団地近くで友人と酒を飲み交わしていた際に、空に向け銃弾を発砲するなどして騒いでいた付近で誕生パーティーを開いていた若者グループを咎めた事から両者入り乱れた喧嘩になり、その最中にシラクップさんが居所でもあるタクシー整備場からハンマーを持ち出して現場に戻ったところで銃撃され死亡した事が確認されている。

* サマック元首相が首相だった時代に行われたシリキット王妃の誕生日スピーチの式次第を王妃の秘書官長が読み上げている際に、同元首相のファーストネームをスントンウェートと読み上げていました。スンタラウェート家はラタナコシン島に住むことが許された李氏系の潮州系一族らしいのですが、階級が低かったのか、それとも秘書官長の単なる間違いまたは嫌がらせだったのかは不明です。
posted by Jean T. at 16:30| バンコク | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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