2009年01月15日

赤服系テレビ局DTVが正式に開局、19日6:00から放送を開始 - 政府は静観

 15日午前、元タイ・ラック・タイ党幹部で、嘗てヂャムローン・シームゥアン少将と師弟関係にあった事でも知られる10月6日組のアディソン・ピヤンゲート氏やNBTで放送されていた前政権翼賛番組「今日の真相」の番組ホスト3人、タクシー運転手団体幹部で赤服軍団の最強硬派の1人としても知られるチンナワット・ハーブンパーク氏らが記者会見を開き、予てから伝えられていた親タクシン派系放送局DTVを正式に開局した事を明らかにした上で、19日6:00から本放送を開始する事を明らかにした。

 DTVは、アディソン氏を会長とするDステーション社が運営する放送局で、自らを民主主義放送局と名乗っているが、放送局の運営に参画している多くのメンバーがタクシン政権による報道弾圧に直接関与、ないしはそれを正当化してきた元タイ・ラック・タイ党のメンバーで、また、放送は経営に参画しているメンバーがタクシン政権時代に違法であると強硬に主張していた"ASTV"方式を採用して配信される。

 記者会見には元外務大臣のノパドン・パッタマ氏やクーデター政権時代にタクシン元首相のイギリスでの生活の模様のレポートを出版し話題になった元ch5レポーターのスニサー・ルゥトパック女性中尉も同席した。

 アディソン氏は、DTVで放送される番組の多くが民主主義の発展への寄与を意図した番組であるとしたが、番組が赤服軍団への連絡手段として利用され得る事は否定しなかった。

 また、アディソン氏は、タクシン元首相が番組に電話出演する予定である事を明らかにしたが、同元首相が資金支援をしているとの指摘は否定した。

 一方、サーティット首相府大臣は、報道の介入に該当するとしてDTVの放送内容に介入する方針や治安維持法を適用して同局の放送を弾圧する考えが無いことを再確認した。 
posted by Jean T. at 18:18| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

プーム党・ネーウィン派合流会見会場に旧タ党の重鎮の姿

 14日午前、旧マッチマーティパッタイ党系のプームヂャイ・タイ党とネーウィン会派との合流発表記者会見会場に、ネーウィン・チットチョープ氏やマッチマーティパッタイ党創設者のソムサック・テープスティン氏だけでなく、マッチマーティパッタイ党の前身である旧タイ・ラック・タイ党ナム・ヨム派閥幹部のスリヤ・ヂュンルゥンルアンギット氏や旧タイ・ラック・タイ党内でサノ・ティヤントーン氏系のナム・イェン派閥を離脱し中部系議員会派を率いていたソロアット・グリンプラトゥム氏等の姿が見られた。

 尚、同日中に今回の合流により一気に連立政権第二党に躍り出たプームヂャイ・タイ党の党首を始めとする幹部の選出が行われる予定になっている。
posted by Jean T. at 14:25| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゴーロックの国境検問所周辺2ヶ所で爆破、死傷者は無し

 14日朝、ナラーティワート県スンガイ・ゴーロック郡内にある国境検問所エリアにある新築の税関の建屋付近にある警備員の詰め所と電話ボックス付近で2回に渡り爆発が発生したが、同日10:00現在人的な被害は確認されていない。

 報道により税関の検査用カウンター付近で爆発が発生し、当局関係者が現場の検証中にもう一つの爆発物が爆発したとするものもある。

 分離主義組織側が、同日に公共保険大臣が当地を視察訪問する予定になっている事にあわせて潜在力を誇示する目的で爆発物を仕掛けたものと見られている。

 パッターニー県ヤッラン郡内では13日夕方、バイクで路上を走行中だった副村長(32)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 また、ソンクラー県ハート・ヤイ郡内では13日7:30過ぎ、同日到着予定だった法務省法医学研究所のポンティップ所長一行の警備の為にハート・ヤイ国際空港に向かっていた軍関係者を乗せた車両が路上脇(報道により中央分離帯)の立木に衝突し、軍関係者1人が死亡し4人が負傷を負った。

 軍関係者を乗せた車両が前に割り込んだ車を避ける為に急ハンドルを切った際にコントロールを失い立木に衝突したと見られている。当時、路上はおりからの雨の影響で滑りやすくなっていた。
posted by Jean T. at 12:43| バンコク | 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヂャクラポップ氏、不敬罪嫌疑を晴らす為に闘い抜く

 クーデター政権時代に外国人記者クラブで行われた発言が不敬罪に問われている反独裁民主主義同盟旧PTV系幹部のヂャクラポップ・ペンケー氏(元首相府大臣)は13日、あらためて容疑を否定した上で、今後も引きつづき嫌疑を晴らすために闘い抜くと語った。

 この発言は、警察の送検理由開示の為に検察庁刑事局に出頭した際に語れたもので、ヂャクラポップ氏は、捜査員から「問題となった(英語で行われた)発言からは違法性は確認できなかったが、発言の意図に悪意があった」として送検すると伝えられていた事を明らかにし、不公正且つ非民主的な手続きにより送検が行われたと主張した上で、まだ警察側による立件が充分に行われていないとして、引きつづき検察に対してコメンテーターで先のバンコク知事選挙で落選したナタゴン・テーワグン氏を始めとする英語の専門家を中心にした複数の証人への追加尋問を要求する考えである事を明らかにすると共に、喩え政治的な活動の中止と引き替えに送検を見送るとの取引を持ちかけられようなことがあろうとも政治的な活動を中止する考えは無いと語った。

 ヂャクラポップ氏によると、問題とされた英語での発言の"正しい"タイ語訳をサイトや各地のコミュニティーラジオを通して公開する予定だという。

* 尚、The Nationの英時速報が「喩え政治的な活動の中止と引き替えに送検を見送るとの取引を持ちかけられようなことがあろうとも」の発言の部分を「政治的な活動の中止と引き替えに送検を見送るとの取引を持ちかけられた」と既に取引の持ちかけが完了していたかのようなニュアンスで報じ、また、Bangkok Postの英字速報はヂャクラポップ氏が不敬罪容疑を認めた(or 不敬罪での起訴を了承した?)上で、今後は法廷の場で嫌疑を晴らすと語っていたと報じていますが、21:00過ぎ迄に公開された各メディアのタイ語報道で確認した限りでは、検察側は起訴を決定しておらず、また、「政治的な活動の中止と引き替えに送検を見送る」の部分は未だ発生していない未来に起こりえる事を仮定して語っていたものと思われます。
posted by Jean T. at 00:15| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

連合幹部の大臣顧問起用にキレた同盟が大規模集会を計画

 反独裁民主主義同盟旧PTV系幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は13日、民主主義市民連合幹部の大臣顧問への起用を容認する事が出来ないとして今月中に大規模集会を開催する考えである事を明らかにすると共に首相官邸及び外務省の包囲行動に出る可能性を示唆した。

 この発言は、同日開かれた閣議で、連合の主要な論客でASTVで朝10:00時台に放送されている元iTVコメンテーターのサムラーン・ロートペート氏が司会進行役を務める討論番組のレギュラー出演者としても知られるプラパン・クンミー氏を科学技術大臣付き顧問に据える決定をした事を受けたもの。

 10月6日組としても知られるプラパン氏は、タクシン政権時代にプラソン・スンシリー空軍少将等と共にタクシン政権打倒を目指す活動を開始すると共に連合に合流し、クーデター政権時代には国家立法議会議員に選出されていた。

 また、先の総選挙では、サムラーン氏と共にバンコク第7地区選挙区から民主党公認で出馬し落選していた。

 一方、今回の決定に関してアピシット首相は、仮にプラパン氏が幹部として参画した連合の活動により法的責任を問われても政府側には同氏を擁護する考えは無いと語り、顧問起用により同氏に特権(アピシット)がもたらされたとの指摘を否定した。
posted by Jean T. at 19:36| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネーウィン派がプーミヂャイ党に合流、チャワラット内相が党首

 ネーウィン派のスパチャイ・ヂャイサムット氏は12日、同会派に所属する24人の議員全員が、旧マッチマーティパッタイ党系のプーミヂャイ・タイ党に合流する事で合意に至った事を明らかにした。14日に正式発表される予定。

 内務大臣のチャワラット・チャーンウィラグーン氏(ネーウィン派)が党首、商務大臣のポンティワー・ナーカーサイ女史(旧マッチマーティパッタイ党)が幹事長に就任すると見られている。

 一方、先のクーデターを主導したソンティ・ブンヤラガリン大将が国内和解を期して新政党を立ち上げ、ネーウィン会派を迎え入れチャワラット内務大臣を党首に据える方向で動いていると伝えられている事に関して、同会派幹部のブンジョン・ウォントライラット氏は、単なる噂でしかないと切り捨てた。同氏によると、ソンティ大将が新党結党に動いているという話を聞いた事が無く、また、新党への合流の打診も受けた事が無いという。
posted by Jean T. at 01:31| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニーで連続襲撃、ナラーでは軍を狙った爆破

 12日7:00過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で、出勤の為にバイクの2人乗りで路上を走行中だった何れも48歳(報道により49)の仏教徒の住民夫婦が、何者かに銃撃され2人とも重傷を負った。

 また、前後して同日7:30過ぎ同郡内で、バイクで路上を走行中だったタイ国鉄職員の男性(39、報道により35)が、何者かに銃撃され死亡した。

 同県マーヨー郡内では12日7:30前、教師の警護作業にあたっていた軍関係者を乗せた車列を狙った爆発が発生したが、幸い人的な被害は無かった。

 また、同県トゥンヤーンデーン郡内では11日17:30前、バイクで路上を走行中だった30歳のイスラム教徒の男性が、何者かに銃撃され重傷を負った。

 更に、同県サーイブリー郡内では10日夕方、バイクで路上を走行中だった仏教徒の男性が、何者かに銃撃され死亡した。

 ナラーティワート県ヂョアイローン郡内では12日14:30前、同県県都内で開催された催事に参加した青少年や住民を乗せ走行中だった軍関係車両の車列に合わせた爆発が発生し、軍関係者6人が負傷を負った。

 ヤッラー県バンナンサター郡内では11日午前、路上脇に二手に分かれて潜んでいた4-5人と見られる一味が、ゴム農園に作業に向かうためにバイクで路上を走行中だった4人の男女に向け銃を乱射し、男性2人、女性1人が死亡し、男性1人が重傷を負った。死亡した男性2人はガムペーンペート県から出稼ぎで来ていた。また、内1人の男性は銃乱射から逃げる途上で、別の場所に待機していた一味に銃撃され死亡したと見られる。
posted by Jean T. at 01:28| バンコク | 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

警察、不敬罪容疑で左派系活動家のジャイ・ウンパーゴン氏に事情聴取

 首都圏警察本部は12日、左傾化運動団体を主催する、チュラーロンコン大学政治学部準教授のジャイル・ジャイ・ウンパーゴン氏を召喚し不敬罪容疑で事情聴取を行った。

 バンコクポスト及びAFP電によると、ジャイ氏がクーデターを批判する目的で出版した「金持ちの為のクーデター(A Coup for the Tich)」内の記述が不敬罪に該当するとされ、現在はチュラーロンコン大学やタンマサート大学の書店から回収されているという。

 この事情聴取を受けジャイ氏は、学問の自由、表現の自由そしてタイの民主主義の為に闘い抜くとの声明を発表した。

 タイとイギリスの二重国籍を持っている事でも知られるジャイ氏は、先のクーデター発生直後に真っ先に反対活動を展開した事で知られ、また、氏の反クーデターを訴える論文やアピール文が反独裁民主主義同盟を始めとする反クーデター派の思想的支柱になっている事でも知られている。

 また、ジャイ氏の父親はマグサイサイ賞を受賞した事もある元タイ中央銀行総裁のプワイ・ウンパーゴン氏で、実兄には父親と同じくマグサイサイ賞を受賞したHIV/AIDS患者支援団体を主催し、また社会活動家としても知られる元上院議員のジョーン・ウンパーゴン氏がいる。

 言論・報道の自由を要求する活動を展開している実兄のジョーン氏が、反タクシン政権の姿勢を明確にしているのに対して、ジャイ氏は近年発表された論文やアピールの中で、例えば2001年の総選挙の際にタイ・ラック・タイ党が選挙違反摘発数で1位だったことや2005年の総選挙が選挙委員会がタクシン政権の干渉下にあった状況の中で行われていた事に触れずしてタクシン元首相が提唱する大衆政策によりむしろタクシン派勢力による票の買収が減ったと主張したり、野党や反政府系言論人の公共のメディアからの放逐、傘下の企業の広告出稿の停止による活字メディアへの圧力、明確に支持層と反支持層とを分けて差別的に政策を施行していた事等に触れずに民主的に選ばれた側面のみを強調するなど、殊更タクシン元首相を美化する傾向が見られていた。
posted by Jean T. at 20:49| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、21日に国会前に集合

 反独裁民主主義同盟旧PTV系幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は12日、2空港を占拠した民主主義市民連合を支持したガシット外務大臣による東南アジア諸国連合首脳会議の開会に反対する同盟のスタンスを確認した上で、同外務大臣の罷免を迫る為に同首脳会議関連条約の審議が行われる21日に赤服軍団を国会ビル前に集合させると共に外務省を包囲し抗議活動を展開する方針である事を明らかにした。

 一方、同盟幹部のウィプータレーン・パタナプーミタイ氏は、クーデター政権により制定された現行憲法の改正を要求する為に、21日にチャイ下院議長宛に憲法改正の要求書を提出する方針である事を明らかにした。
posted by Jean T. at 19:36| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

補選で権力乱用と金権政治が蔓延っていたと同盟系議員

 反独裁民主主義同盟旧PTV系幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は12日、アピシット首相に対して、先の補欠選挙の結果からタクシン元首相の人気に陰りが出始めていると感じているのであれば議会を解散し国民に主権を返上するべきであると指摘した。

 同盟側によると、仮に解散後の総選挙で国民が民主党政権を支持するという結果がでた場合は、同盟は全ての活動を中止し、プァウ・タイ党は野党として職務を果たしていく用意があるという。

 また、ヂャトゥポン氏は、権力側による権利乱用、金権政治により先の補欠選挙で野党側が連立政党側に水をあけられる結果になったと主張した。

 12日付けの各紙が、有権者がチェンマイで民主主義市民連合系団体幹部の父親を射殺するなどの赤服軍団による粗暴な活動に辟易としている中で、選挙区内で卵投げを引き起こしたことが、特に赤服軍団のプレゼンスが高かったラムパーン県やサムットプラカーン県でのプゥア・タイ党敗北に繋がったと分析していたが、ヂャトゥポン氏によると、特に赤服軍団系の候補者が落選したラムパーン県やサムットプラガーン県の選挙区で権力側による権利乱用や金権政治の傾向が顕著に見られていたことから、卵投げと今回の敗北は一切無関係なのだという。
posted by Jean T. at 18:10| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、官邸・外務省包囲 - ASEAN首脳会議ボイコットを呼びかけ

 反独裁民主主義同盟は12日、2空港を占拠した民主主義市民連合を支持した、国際テロリストに等しいガシット外務大臣の罷免を要求すると共に、仮にアピシット首相が罷免要求に応じなかった場合は圧力を強める為に首相官邸と外務省の包囲も辞さないと語った。

 また、タイを議長国として2月27日から3月1日にかけてプラヂュアップキーリーカン県フアヒン郡内で開催が予定されている東南アジア諸国連合首脳会議への各加盟国首脳のボイコットを呼びかける為に、加盟9ヶ国の在タイ大使館にボイコットを呼びかける書状を提出する予定である事を明らかにした。
posted by Jean T. at 17:48| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プゥア・タイ党、前ルゥアム党党首に党顧問就任を打診

 プゥア・タイ党のヨンユット党首は12日、13日朝にルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党前党首のチェッター・タナヂャロー大将に対して正式に党顧問への就任を要請する事を明らかにした。既に同大将から前向きな回答が得られているという。

 元陸軍司令官でタクシン政権時代には防衛大臣を務めた事もあるチェッター大将は、先の首相指名国会の際にルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党所属下院議員の中で、欠席した議員1人を除いて唯一プゥア・ペーンディン党のプラチャー・プロムノーク氏に票を入れ、また民主党を中心とした連立政権が成立した後に党首を辞任していた。

 一方、先に行われた補欠選挙で連立政党側の勝利を許した事に関しては、単に準備が整っていなかったからだと語り、今回の敗北がタクシン元首相への人気の陰りを意味するものでは無いことを強調した。
posted by Jean T. at 17:28| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

赤服軍団、どこでも卵攻撃を宣言

 反独裁民主主義同盟幹部のソムヨット・プルクサーガセームスック氏は12日、2空港を占拠した民主主義市民連合に合流し国家に多大な損害をもたらしたガシット外務大臣の解任を要求する為に、引きつづき政府関係者が出かけるあらゆる場所で卵を投げて抗議の意志を表示する事で組織内で原則合意に至っている事を明らかにした。

 尚、東南アジア諸国連合首脳会議の開催阻止を目指した活動を始めとする今後の活動方針の詳細に関しては同日開かれる幹部会終了後に発表される予定になっている。
posted by Jean T. at 13:55| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

知事選、非公式集計でスクムパン氏が当確 - 5区ではタ党候補に水をあけられる

 11日に行われたバンコク特別自治体知事選出選挙の非公式集計で934,602票を獲得した民主党公認の、ラーマ5世のひ孫としても知られるスクムパン・ボリパット氏が当選を確実にした。

 しかし、前回の知事選挙で当選を決めた民主党公認のアピラック・ゴーサヨティン氏が全ての特別区内でトップの得票数だったのに対して、ドーン・ムァン区、サーイ・マイ区、ドゥシット区を始めとする5区内で、611,669票を獲得し次点につけたプゥア・タイ党公認のユラナン・パモラモントリー氏に水をあけられる結果になった。

 また、3位にはラーマ4世のひ孫としても知られるコメンテーターのナタゴン・テーワグン氏(334,846票)、4位には元上院議員、元国家毀損行為調査特別委員会委員のゲーオサン・アティポーティ氏(144,779票)がつけた。

 今回の知事選挙の投票率は51.1%で、最も投票率が高かったのが58.51%だったタウィーワタナー区で、最も投票率が低かったのが45.94%だったドゥシット区だった。
posted by Jean T. at 13:33| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

卵投げの祟り? ラムプーンで赤服系候補がほぼ落選 - 連立が20議席をほぼ確保

 11日、3政党の解党による失職及び死亡により空席になっている29議席を埋める為に22県26選挙区で行われた補欠選挙で、ラムパーン県内の選挙区から出馬している、チェンマイ県の赤服軍団"コン・ラック・チェンマイ51"の最高顧問でもあるプゥア・タイ党公認のペーチャラワット・ワタナポンシリグン氏が民主党公認のカヤン・ウィポロムチャイ氏に離され落選がほぼ確実な状況にある。

 ペーチャラワット氏は、ウドンターニー県の赤服軍団を率いているクワンチャーイ・プライパナー氏と並ぶ赤服軍団の最強硬派として知られ、また、選挙運動期間中には、赤服を着こんだ支持者が応援の為にラムパーン県を訪れていたチュワン元首相に卵等を投げつけ応援活動を中止に追い込んだこともあった。

 また、チュワン元首相に卵を投げつけた赤服軍団の多くが県外の住民だったとの指摘もある。

 一方、11日22:00前現在の非公式集計結果によると、旧チャート・タイ党系のチャート・タイ・パッタナー党が10議席、民主党が7議席、プゥア・ペーンディン党が3議席を確保し、連立政権側が20議席を確保する一方で、野党側はプゥア・タイ党が5議席、プラチャラート党が4議席を確保し合計で9議席を確保する見通しになっている。

 投票終了直後に、プゥア・タイ党選挙対策本部長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉が、8議席を取れれば満足。既に野党として最善の役割を果たす用意は出来ていると語り、悲観的な見通しを示していた。
posted by Jean T. at 00:43| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月11日

リーナー候補、投票締め切り前に行った"儀式"が選挙違反に該当するおそれ

 選挙委員会のアピチャート委員長は11日、同日行われたバンコク知事選出選挙に出馬していたリーナー・ヂャンヂャンヂャー女史が投票締め切り時間前にバンコク特別自治体行政本庁前で儀式を行った事が、投票日前日18:00から当日24:00迄候補者による選挙運動を禁じた法律の規定に違反するおそれがあるとして調査を行っている事を明らかにした。

 これは、同日リーナー女史が票買収行為を始めとする不正行為が蔓延っている事に抗議する為に行政本庁前広場で塩唐辛子を燃やす儀式を行った事を受けたもので、リーナー女史によると、投票箱の移送中に箱が入れ替えられていたとの情報やトンブリー区やポームプラープサタルゥーパイ区等で500バーツで票の買収が行われているとの情報を得ているのだという。

 リーナー女史は、2004年に行われたバンコク知事選出選挙に出馬した際に、キャバレーショーのニューハーフ・ダンサー等を投入して行われた派手な選挙活動が催事の催行行為に該当するとして失格処分を受けていた。
posted by Jean T. at 20:28| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコク知事選出口調査では民主党のスクムパン氏が当選

 11日15:00、バンコク知事選の投票受付締切と同時に各局で発表された出口調査結果は以下の通り。

スワン・ドゥシット調査

当選 スクムパン・ボリパット氏 46.75%
次点 ユラナン・パモラモントリー氏 29.62%
3位 ナタゴン・テーワグン氏 18.50%
4位 ゲーオサン・アティポーティ氏 6.37%

また、区別ではアピラック前知事が全特別区で首位だったのに対して、今回の選挙では、スダーラット・ゲーユラパン女史の影響力が強いドーン・ムァン及びバーンケーではユラナン氏の得票がスクムパン氏を上回る見通しになっている。

シリパトゥム調査

当選 スクムパン・ボリパット氏 45.06%
次点 ユラナン・パモラモントリー氏 28.48%
3位 ナタゴン・テーワグン氏 16.55%
4位 ゲーオサン・アティポーティ氏 5.66%

ラームカムヘーン調査

当選 スクムパン・ボリパット氏 47.74%
次点 ユラナン・パモラモントリー氏 28.11%
3位 ナタゴン・テーワグン氏 15.89%
4位 ゲーオサン・アティポーティ氏 7.06%

* ナタゴン君は、大上段から今回の出口調査結果を分析する前に、まず自分が選挙期間中に明確なビジョンや立ち位置を示すことが出来なかったことを反省するべきですね。少しだけ若い頃の彼を知っている立場としては、各局のインタビューでの発言が痛々しいです。
posted by Jean T. at 17:02| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国家警察本部、13日に空港占拠案件の捜査会議を招集

 国家警察本部のヂョンラック副本部長は10日、13日午前に民主主義市民連合による2空港占拠行為案件に関する捜査状況の総括の為の会議を招集する事を明らかにした。

 同副本部長によると、重い刑が課せられる案件の重大性に鑑み慎重に捜査を進めてきており、現在70%以上捜査が進展しているという。

 一方、ヂョンラック副本部長は、黄色、赤色に関係なく違法行為に対しては差別する事無く等しく法的な追求を行う方針である事を確認した上で、親タクシン派の赤服軍団による民主党の大物に対する卵投げ行為に対しても、同様に行為に関与した者に対する法的責任の追及を行う方針である事を確認した。
posted by Jean T. at 00:51| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、21日の国会会期開けにあわせ大規模行動?

 反独裁民主主義同盟旧PTV系幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は9日、国会の新会期が始まる21日に合わせ同盟側が大規模行動を計画しているとされている事に関して、まだ行動に向けた具体的な協議は行われていないとした上で、11日に行われる補欠選挙以降に行動方針を明確に出来る見通しである事を明らかにした。

 この発言は、同盟側が21日に国会ビルや主要官庁の包囲を中心とした大規模行動を計画していると伝えられている事を受けたもので、ヂャトゥポン氏によると、同盟シンパの赤服軍団は多くのグループが広範囲に根を張っている為、行動に向けた協議すら行われていない状況だという。
posted by Jean T. at 00:45| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、フンセン首相のASEAN首脳会議への出席を確信

 アピシット首相は10日、2月27日から3月1日の日程でタイを議長国としてプラヂュアップキーリーカン県フアヒン郡内で開催される東南アジア諸国連合首脳会議に加盟国全ての首脳が参加すると確信している事を明らかにした。

 この発言は一部のメディアがカンボジアの政府報道官の言としてフンセン首相が日程的及び予算的な都合を理由に同首脳会議への出席を見合わせる可能性が高いと報じていることを受けたもので、アピシット首相によると、既に3月に開催を予定していた同会議の開催日程を前倒しにした事情を説明した際にフンセン首相から直接参加するとの言質を取り付けていたという。

 一方、フンセン首相が欠席するとの情報にタクシン元首相が絡んでいる可能性に関しては、アピシット首相はコメントを避けた。
posted by Jean T. at 00:41| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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