2009年01月12日

警察、不敬罪容疑で左派系活動家のジャイ・ウンパーゴン氏に事情聴取

 首都圏警察本部は12日、左傾化運動団体を主催する、チュラーロンコン大学政治学部準教授のジャイル・ジャイ・ウンパーゴン氏を召喚し不敬罪容疑で事情聴取を行った。

 バンコクポスト及びAFP電によると、ジャイ氏がクーデターを批判する目的で出版した「金持ちの為のクーデター(A Coup for the Tich)」内の記述が不敬罪に該当するとされ、現在はチュラーロンコン大学やタンマサート大学の書店から回収されているという。

 この事情聴取を受けジャイ氏は、学問の自由、表現の自由そしてタイの民主主義の為に闘い抜くとの声明を発表した。

 タイとイギリスの二重国籍を持っている事でも知られるジャイ氏は、先のクーデター発生直後に真っ先に反対活動を展開した事で知られ、また、氏の反クーデターを訴える論文やアピール文が反独裁民主主義同盟を始めとする反クーデター派の思想的支柱になっている事でも知られている。

 また、ジャイ氏の父親はマグサイサイ賞を受賞した事もある元タイ中央銀行総裁のプワイ・ウンパーゴン氏で、実兄には父親と同じくマグサイサイ賞を受賞したHIV/AIDS患者支援団体を主催し、また社会活動家としても知られる元上院議員のジョーン・ウンパーゴン氏がいる。

 言論・報道の自由を要求する活動を展開している実兄のジョーン氏が、反タクシン政権の姿勢を明確にしているのに対して、ジャイ氏は近年発表された論文やアピールの中で、例えば2001年の総選挙の際にタイ・ラック・タイ党が選挙違反摘発数で1位だったことや2005年の総選挙が選挙委員会がタクシン政権の干渉下にあった状況の中で行われていた事に触れずしてタクシン元首相が提唱する大衆政策によりむしろタクシン派勢力による票の買収が減ったと主張したり、野党や反政府系言論人の公共のメディアからの放逐、傘下の企業の広告出稿の停止による活字メディアへの圧力、明確に支持層と反支持層とを分けて差別的に政策を施行していた事等に触れずに民主的に選ばれた側面のみを強調するなど、殊更タクシン元首相を美化する傾向が見られていた。
posted by Jean T. at 20:49| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、21日に国会前に集合

 反独裁民主主義同盟旧PTV系幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は12日、2空港を占拠した民主主義市民連合を支持したガシット外務大臣による東南アジア諸国連合首脳会議の開会に反対する同盟のスタンスを確認した上で、同外務大臣の罷免を迫る為に同首脳会議関連条約の審議が行われる21日に赤服軍団を国会ビル前に集合させると共に外務省を包囲し抗議活動を展開する方針である事を明らかにした。

 一方、同盟幹部のウィプータレーン・パタナプーミタイ氏は、クーデター政権により制定された現行憲法の改正を要求する為に、21日にチャイ下院議長宛に憲法改正の要求書を提出する方針である事を明らかにした。
posted by Jean T. at 19:36| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

補選で権力乱用と金権政治が蔓延っていたと同盟系議員

 反独裁民主主義同盟旧PTV系幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は12日、アピシット首相に対して、先の補欠選挙の結果からタクシン元首相の人気に陰りが出始めていると感じているのであれば議会を解散し国民に主権を返上するべきであると指摘した。

 同盟側によると、仮に解散後の総選挙で国民が民主党政権を支持するという結果がでた場合は、同盟は全ての活動を中止し、プァウ・タイ党は野党として職務を果たしていく用意があるという。

 また、ヂャトゥポン氏は、権力側による権利乱用、金権政治により先の補欠選挙で野党側が連立政党側に水をあけられる結果になったと主張した。

 12日付けの各紙が、有権者がチェンマイで民主主義市民連合系団体幹部の父親を射殺するなどの赤服軍団による粗暴な活動に辟易としている中で、選挙区内で卵投げを引き起こしたことが、特に赤服軍団のプレゼンスが高かったラムパーン県やサムットプラカーン県でのプゥア・タイ党敗北に繋がったと分析していたが、ヂャトゥポン氏によると、特に赤服軍団系の候補者が落選したラムパーン県やサムットプラガーン県の選挙区で権力側による権利乱用や金権政治の傾向が顕著に見られていたことから、卵投げと今回の敗北は一切無関係なのだという。
posted by Jean T. at 18:10| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、官邸・外務省包囲 - ASEAN首脳会議ボイコットを呼びかけ

 反独裁民主主義同盟は12日、2空港を占拠した民主主義市民連合を支持した、国際テロリストに等しいガシット外務大臣の罷免を要求すると共に、仮にアピシット首相が罷免要求に応じなかった場合は圧力を強める為に首相官邸と外務省の包囲も辞さないと語った。

 また、タイを議長国として2月27日から3月1日にかけてプラヂュアップキーリーカン県フアヒン郡内で開催が予定されている東南アジア諸国連合首脳会議への各加盟国首脳のボイコットを呼びかける為に、加盟9ヶ国の在タイ大使館にボイコットを呼びかける書状を提出する予定である事を明らかにした。
posted by Jean T. at 17:48| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プゥア・タイ党、前ルゥアム党党首に党顧問就任を打診

 プゥア・タイ党のヨンユット党首は12日、13日朝にルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党前党首のチェッター・タナヂャロー大将に対して正式に党顧問への就任を要請する事を明らかにした。既に同大将から前向きな回答が得られているという。

 元陸軍司令官でタクシン政権時代には防衛大臣を務めた事もあるチェッター大将は、先の首相指名国会の際にルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党所属下院議員の中で、欠席した議員1人を除いて唯一プゥア・ペーンディン党のプラチャー・プロムノーク氏に票を入れ、また民主党を中心とした連立政権が成立した後に党首を辞任していた。

 一方、先に行われた補欠選挙で連立政党側の勝利を許した事に関しては、単に準備が整っていなかったからだと語り、今回の敗北がタクシン元首相への人気の陰りを意味するものでは無いことを強調した。
posted by Jean T. at 17:28| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

赤服軍団、どこでも卵攻撃を宣言

 反独裁民主主義同盟幹部のソムヨット・プルクサーガセームスック氏は12日、2空港を占拠した民主主義市民連合に合流し国家に多大な損害をもたらしたガシット外務大臣の解任を要求する為に、引きつづき政府関係者が出かけるあらゆる場所で卵を投げて抗議の意志を表示する事で組織内で原則合意に至っている事を明らかにした。

 尚、東南アジア諸国連合首脳会議の開催阻止を目指した活動を始めとする今後の活動方針の詳細に関しては同日開かれる幹部会終了後に発表される予定になっている。
posted by Jean T. at 13:55| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

知事選、非公式集計でスクムパン氏が当確 - 5区ではタ党候補に水をあけられる

 11日に行われたバンコク特別自治体知事選出選挙の非公式集計で934,602票を獲得した民主党公認の、ラーマ5世のひ孫としても知られるスクムパン・ボリパット氏が当選を確実にした。

 しかし、前回の知事選挙で当選を決めた民主党公認のアピラック・ゴーサヨティン氏が全ての特別区内でトップの得票数だったのに対して、ドーン・ムァン区、サーイ・マイ区、ドゥシット区を始めとする5区内で、611,669票を獲得し次点につけたプゥア・タイ党公認のユラナン・パモラモントリー氏に水をあけられる結果になった。

 また、3位にはラーマ4世のひ孫としても知られるコメンテーターのナタゴン・テーワグン氏(334,846票)、4位には元上院議員、元国家毀損行為調査特別委員会委員のゲーオサン・アティポーティ氏(144,779票)がつけた。

 今回の知事選挙の投票率は51.1%で、最も投票率が高かったのが58.51%だったタウィーワタナー区で、最も投票率が低かったのが45.94%だったドゥシット区だった。
posted by Jean T. at 13:33| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

卵投げの祟り? ラムプーンで赤服系候補がほぼ落選 - 連立が20議席をほぼ確保

 11日、3政党の解党による失職及び死亡により空席になっている29議席を埋める為に22県26選挙区で行われた補欠選挙で、ラムパーン県内の選挙区から出馬している、チェンマイ県の赤服軍団"コン・ラック・チェンマイ51"の最高顧問でもあるプゥア・タイ党公認のペーチャラワット・ワタナポンシリグン氏が民主党公認のカヤン・ウィポロムチャイ氏に離され落選がほぼ確実な状況にある。

 ペーチャラワット氏は、ウドンターニー県の赤服軍団を率いているクワンチャーイ・プライパナー氏と並ぶ赤服軍団の最強硬派として知られ、また、選挙運動期間中には、赤服を着こんだ支持者が応援の為にラムパーン県を訪れていたチュワン元首相に卵等を投げつけ応援活動を中止に追い込んだこともあった。

 また、チュワン元首相に卵を投げつけた赤服軍団の多くが県外の住民だったとの指摘もある。

 一方、11日22:00前現在の非公式集計結果によると、旧チャート・タイ党系のチャート・タイ・パッタナー党が10議席、民主党が7議席、プゥア・ペーンディン党が3議席を確保し、連立政権側が20議席を確保する一方で、野党側はプゥア・タイ党が5議席、プラチャラート党が4議席を確保し合計で9議席を確保する見通しになっている。

 投票終了直後に、プゥア・タイ党選挙対策本部長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉が、8議席を取れれば満足。既に野党として最善の役割を果たす用意は出来ていると語り、悲観的な見通しを示していた。
posted by Jean T. at 00:43| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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