2009年01月17日

タクシンを顧問に据えたらプゥア・タイ党の解党も有り得ると選挙委

 選挙委員会のソトシリー委員は17日、プゥア・タイ党がタクシン元首相を党顧問に据えた場合は、同党の解党要件に為り得るとの考えを示した。

 これは、先に行われたプームヂャイ・タイ党とネーウィン会派との合流記者会見の席上に複数人の旧タイ・ラック・タイ党の大物幹部が顔を見せた事に対して、パラン・ペーンディン党以来散々タクシン元首相の背後での関わりを指摘され批判され続けてきた、タイの為(プゥア・タイ)ならぬくタクシンの為(プゥア・メーオ)党であると皮肉られる事もあるプゥア・タイ党側が、ネーウィン・チットチョープ氏を初めとする被選挙権を剥奪され政治的なポストに就く事が禁じられている旧タイ・ラック・タイ党幹部のプレゼンスが容認されるのであれば、タクシン元首相を党顧問に据えても問題は無いはずだと訴えている事を受けた発言で、ソトシリ委員によると、憲法の条文には被選挙権が剥奪された者の党顧問への就任を禁じる文言は無いが、同委員会側が憲法裁判所に党顧問就任の違憲性の判断を委ね、同裁判所側が違憲であると判断した場合は解党命令が下される可能性があるという。
posted by Jean T. at 19:01| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

再選挙をしないと座り込むぞと卵を投げたラムプーンの赤服

 16日午後、民主主義を愛する住民グループと名乗る約20人がラムプーン県県都内にある県選挙委員会を訪れ、先に行われた補欠選挙を無効にし再選挙を行うよう要求した。

 10日以内に回答が得られなかった場合は、補欠選挙の無効が決定される迄選挙委員会前で座り込みを行う覚悟だという。

 県選挙委員会を訪れたグループ関係者の多くが親タクシン派を象徴する赤い服を着こんでいた。

 グループ代表によると、民主党公認のカヤン・ウィプロームチャイ氏が当選を決めた先の補欠選挙では、、投票率が低かったのに対して無効票が異常に多かっただけでなく、赤い色の"スポーツ用"のシャツを着こんだいた等の理由で有権者が投票を阻止されただけでなく、当局側の干渉により約8,000人の有権者の投票が阻止されたとの情報がある事を理由に掲げたが、当選したカヤン氏の対立候補でチェンマイ県の赤服軍団の最高顧問でもあるプゥア・タイ党公認のペーチャラワット・ワタナポンシリグン氏陣営の選挙カー"近く"にいた赤服軍団が民主党候補の応援に駆けつけたチュワン元首相に向かって卵を投げつけた事に触れることは一切無かった。

 県選挙委員会側は、要求書を読んだ上で今後の対応を考えるとしたが、約8,000人の住民の投票が拒否されたと主張している事に関しては、該当する者は僅かに300人程度しかおらず、その殆どが住民登録を怠った事により有権者名簿に名前が無かった為の措置だった事を明らかにした。
posted by Jean T. at 17:51| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーで爆発物を発見・回収、首相の視察訪問に会わせた誇示目的か

 17日午前、ヤッラー県県都内ラムマイ地区内の路上脇に爆発物が仕掛けられているのが発見され回収処理が行われた。

 発見された爆発物は約2Kg重量のもので、幸い一味側が仕掛けている最中に住民に発見された為、起爆装置が装着されていない状態で放置されていた。

 当日は、アピシット首相一行が南部国境三県域を視察訪問する予定になっていたことから、一行の訪問に会わせて分離主義組織の存在・潜在力を誇示する目的で仕掛けたものと見られている。

 同県県都内中心部では16日20:00過ぎ、ヤッラー中央病院前に駐車してあったバイクから爆発が発生し、病院周辺の警戒作業にあたっていた軍関係者2人が重傷を負い、住民3人が負傷を負った。携帯電話を使用した遠隔起爆式の爆発物が使用されたと見られている。

 パッターニー県ヤッラン郡内では16日午前、集中摘発作業中だった当局と人数不明の一味との間で約15分間に渡る銃撃戦が発生し、この銃撃戦により一味側1人が死亡、軍関係者1人が重傷を負い、一味側2人の身柄が拘束された。

 ナラーティワート県タークバイ郡内では15日夕方、モスクでの礼拝を終え徒歩で帰宅途上にあった29歳の住民男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。
posted by Jean T. at 17:13| バンコク | 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミャンマーの民主組織はアピシット政権の「柔軟な関与」路線を歓迎

 ミャンマーの人権抑圧監視・民主化活動支援団体であるAlternative ASEAN Networkは、アピシット政権の「柔軟な関与」路線の踏襲を歓迎すると共に、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国として、タイ政府がミャンマーの民主化に向けより積極的な役割を演じることに期待を寄せた。

 これは、先にアピシット首相が外国人記者団との会見の席上で、ミャンマーの政治情勢により影響を受けるASEANが、同国の変革に向けより積極的な姿勢を見せるべきであると語り、現ASEAN事務局長のスリン・ピッスワン氏がタイの外務大臣だった時代に提唱した内政不干渉の原則とは一線を画すASEANによるミャンマーに対する「柔軟な関与」(Flexible Engagement Policy)路線を踏襲する事を明らかにした事を受けたもの。

 また、この路線に絡んでガシット外務大臣は、従来のビジネス優先主義的なタクシン一派による対ミャンマー外交路線を見直し、ビジネスと政治を切り離し、より倫理的な側面を重視して同国との外交に取り組む考えである事を明らかにしている。
posted by Jean T. at 12:49| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国境無き記者団、不敬罪の名の下で行われる言葉狩りに強い懸念

 国境無き記者団は16日、タイ政府に対してタイ当局により不敬罪の名の下で行われているネット上でのやり取りに対する言葉狩りに強い懸念を表明した上で、かかる事案で逮捕された容疑者を即座に釈放するよう要求する声明を発表した。

 同団体は、件の容疑者は民主主義の規範には一切違反していないとしている。

 この声明で名指しされた容疑者は、ネット上に国王を中傷するクリップを投稿したとして法務省特別捜査局が14日夜にナコンパノム県内で身柄を確保した男の事を指しており、同局側によると問題となったクリップの投稿に使用されたIPアドレスから男を割り出したという。また、同局側は男が事前に捜査が身辺に及んでいる事を察知しナコンパノム県に逃走したと主張している。

 男に対しては、16日に裁判所から12日間の拘置を認める決定が下されており、また、当局側は同様な犯行を繰り返すおそれや逃走するおそれがある事を理由に仮釈放に応じない方針を明らかにしている。

 コム・チャット・ルゥク紙によると、男はこれまでの取り調べに対して、問題となったクリップ(報道では画像と音声)を公開した事は認めているが、直接の逮捕容疑となったYoutubeへの投稿に関しては否定しているという。
posted by Jean T. at 11:59| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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