2009年01月18日

首相、政見放送は国民に政府の取り組みを直接報告する事を意図したもの

 アピシット首相は18日放送され定例政見放送の中で、同日最初の放映となった政見放送は政治的な応酬を意図したものでは無い事を強調した。

 その上で、この放送は、あくまで国家・国民に対して責任を負う者として、国家の主役である国民に直接政府の取り組みを報告する事を目的に放映を開始したものである事を強調した上で、意見を異にする者や、自分を嫌っている者からの声に常に耳を傾ける用意があると語った。

 一方、同日放映された政見放送が、各階層から選抜された代表者約40人を前にし、パネル等を背にして終始起立した状態で講義ないしはプレゼンテーションを思わせる形式で行われた事について、過去に教師だった事もあるアピシット首相は、歴代首相の政見放送とは異なる、国民への報告・説明を意図した放送である事を強調する為に"講義スタイル"を採用した事を明らかにした。

 アピシット首相によると、今後はケースバイケースで首相官邸以外の場所からの放映や進行役との質疑応答形式での放映も考えているという。
posted by Jean T. at 19:47| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、ASEAN会議への協力を国民に要請

 アピシット首相は18日放送された定例政見放送の中で、2月27日から3月1日の日程でプラヂュアップキーリーカン県のチャアム郡及ぶフアヒン郡内で開催される東南アジア諸国連合首脳会議の成功に向け国民に協力を求めた。

 発言の中でアピシット首相は、今回開催される首脳会議は憲法に等しいアセアン憲章に則り行われる最初の首脳会議という、タイの信頼・イメージ回復に繋げる事が出来る重要な会議であると位置づけているとした上で、会議の成功の為には議長国であるタイの主役たる国民からの協力が不可欠であると訴えた。

 アピシット首相によると、既に加盟10ヶ国全てから会議参加の打診があったという。

 尚、報道によっては、加盟10ヶ国中9ヶ国から会議参加の打診があったと発言したとするものもある。
posted by Jean T. at 19:28| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、景気対策を最優先課題に取り組む方針を再確認

 アピシット首相は18日朝放送された定例政見放送の中で、景気刺激策の一環として農家、地方コミュニティー及びスラム住民、失業者、制度的保護を受けていない労働者、低所得者、社会保障による保護を受けていない高齢者、学生・保護者、中小企業、観光関連事業者の9つのグループに分け、それぞれに見合った最も適切な対策を講じる方針である事を明らかにした。

 また、失業対策の一環として事後フォローが伴う職業訓練を受ける機会の提供や失業率の低下を期した新卒大学生の公務員への積極登用を進める考えであることを明らかにした。

 更に、アピシット首相は、世界的な景気低迷下にあっては、海外市場ではなく国内市場により多くの目を向けるべきであるとし、国内消費の刺激・内需の拡大による景気の牽引を期する考えである事を明らかにすると共に、より直接的な刺激策の一つとして各界からの批判に晒されている月収15,000バーツ未満の者を対象にした2,000バーツの定額支給策を進める方針を確認した。

 その上でアピシット首相は、現在の景気情勢は、まさに燃え上がっている火を消すために必要な水の損得を計算していては遅すぎる状況にまで来ていると語り、減免税措置等の対策以上により直接・効率的な景気刺激策の遂行が急務になっている状況下にある事を強調した上で、これらの刺激策を成功裏に遂行する上で不可欠な国民からの支持を獲得する為に最善を尽くして取り組んでいく考えである事を強調すると共に、国民からの支持のもとでこれらの景気刺激策を遂行すれば今期下半期以降に景気は確実に上昇傾向に転じるとの見通しを示した。
posted by Jean T. at 19:17| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ご意見番僧侶、政府は連合に借りがある債務者政府

 ご意見番僧侶として国民からの人気が高いノンタブリー県内にあるスワンゲーオ寺の住職であるパヨーム師は17日、現在の政府を民主主義市民連合に借りがある債務者政府であると揶揄した。

 発言の中でパヨーム師は、政府は民主主義市民連合とネーウィン派から借りに対する恩賞をせがまれる債務者政府であると指摘した上で、今後この様な状況が続けば、行政は日ごとに論功恩賞的色合いが濃くなって行くであろうと指摘した。

 また、過去にサマック元首相の肝いりで放映が開始された当時の政府翼賛・反政府派攻撃を意図した番組「今日の真相」の番組イベント会場用に寺の敷地を貸した事もあるパヨーム師は、19日から本放送が開始される親タクシン派系のDTVの番組出演を了承した事を明らかにした。

 パヨーム師によると、民主主義市民連合の主要な論客であるプラパン・クンミー氏(現科学技術大臣付き顧問)が、ASTVの番組等を通じて赤服軍団に寺の敷地を貸した事は不適切であると非難しておきながら一度も連合系のASTVで真相を語る機会を与えてくれなかった為、敢えて寺の敷地を貸した真相を語るためにDTVの番組出演を了承したのだという。
posted by Jean T. at 00:44| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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