2009年01月19日

オーストラリア人コラムニストに不敬罪で3年の刑

 刑事裁判所は19日、不敬罪に問われた元記者兼コラムニストのオーストラリア人の男性被告に対して執行猶予無しの3年間の禁固を命じる判決を下した。

 元コラムニストは、2005年4月1日から2006年にかけて不敬罪に該当する記述を行い広く流布させたとして起訴されていたもので、裁判所側は被告が罪状を認めている事を情状酌量し禁固期間を6年から3年に減刑したが、不敬罪に該当する記述及び流布行為が職業として行われことに鑑み執行猶予期間を与えることは認めなかった。

 尚、国王はタクシン政権と反タクシン派との抗争が不敬罪の告発合戦の様相を見せていた当時に行われた誕生日スピーチの際に、自分に対して罪を負った者は全て許すと語り不敬罪が確定した全ての者に対して恩赦を与える考えである事を明らかにしていた。

 バンコクポストの英字速報によると、被告は、2005年に出版した小説"Verisimilitude"内の記述が不敬罪に該当すると判断され約2年半前に逮捕状が発行され、昨年8月31日にスワンナプーム国際空港内の出発ラウンジで身柄を拘束・起訴されていた。また、過去にタイ北部の大学の講師だった事もあるという。

* 各タイ語報道に基づき被告を元記者兼コラムニストと記しましたが、英字速報は作家または小説家と記しています。
posted by Jean T. at 19:03| バンコク | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ASTVと同様に"合法的"なDTVの閉局に乗りだしたら赤服が暴れるぞとナタウット氏

 19日本放送を開始した親タクシン派系テレビ局DTVのナタウット・サイグゥア氏は、仮に政府がDTVの閉局に乗りだした場合は、赤服軍団による強力な抗議にあうと指摘した。

 ナタウット氏によれば、そもそもDTVはASTVと同じ番組配信方式を採用した"合法的"な放送局なのだという。

 ナタウット氏は、あらゆる手段を講じて報道を弾圧してきたタクシン政権に参画していただけでなく、ASTVの送信方式が違法であるとして行政訴訟を起こした1人でもある。

 また、サマック元首相も定例政見放送の中でASTVは違法であるとの認識を示した上で、行政裁判所の仮処分により保護されている為手出しが出来ないと語り、仮処分が無かった場合は政府権力を行使してASTVに対して何らかの措置を講じる考えだった事を強く仄めかしていたが、当時副報道官だったナタウット氏は、自らが"合法"であると認めているASTVに対するサマック元首相の発言を咎めなかったばかりか、その発言に便乗してASTVに対抗する政府翼賛・反政府派攻撃番組のホストにまで収まっていた。また、ASTVに対して起こした行政訴訟を取り下げたという話も聞かれていない。
posted by Jean T. at 17:51| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマック元首相の甥が射殺、付近で騒いでいた若者グループの行方を追う

 首都圏警察本部タオプーン署は19日、同日未明にバンコクのバーンスゥー区内でタクシー運転手のシラクップ・スンタラウェートさん(42)が射殺された事件に関与した容疑で、若者グループを特定し身柄を追っている事を明らかにした。

 死亡したシラクップ氏は、元首相で現在ガン治療の為にアメリカに滞在中のサマック・スンタラウェート氏の甥(ネーションの英字速報は父親の証言として遠い血縁)だという。

 事件は19日3:00過ぎ、バーンスゥー区のグラポーン団地近くで発生したもので、これまでの調べで、シラクップさん等が団地近くで友人と酒を飲み交わしていた際に、空に向け銃弾を発砲するなどして騒いでいた付近で誕生パーティーを開いていた若者グループを咎めた事から両者入り乱れた喧嘩になり、その最中にシラクップさんが居所でもあるタクシー整備場からハンマーを持ち出して現場に戻ったところで銃撃され死亡した事が確認されている。

* サマック元首相が首相だった時代に行われたシリキット王妃の誕生日スピーチの式次第を王妃の秘書官長が読み上げている際に、同元首相のファーストネームをスントンウェートと読み上げていました。スンタラウェート家はラタナコシン島に住むことが許された李氏系の潮州系一族らしいのですが、階級が低かったのか、それとも秘書官長の単なる間違いまたは嫌がらせだったのかは不明です。
posted by Jean T. at 16:30| バンコク | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女版チューウィット、連合がポンティワー商務大臣を要注意人物に名指し

 民主主義市民連合系のプーヂャッカーン紙(オンライン版)は、政府内で最も監視を強化するべき人物として、マッサージ・パーラーのゴッドマザーの側面を持つ商務大臣のポンティワー・ナーカーサイ女史(プームヂャイ・タイ党)を名指した。

 マッチマーティパッタイ党の創設者のソムサック・テープスティン氏の右腕として知られるアヌチャー・ナーカーサイ氏の夫人としても知られる、元チャイナート県選出上院議員でもあるポンティワー女史には、党解党により被選挙権を剥奪された前マッチマーティパッタイ党党首でソムサック氏の夫人でもあるアノンワン・テープスティン女史に代わり、プームヂャイ・タイ党内でネーウィン会派系勢力との間の権力バランスを保つ重要な役割を果たしている側面だけでなく、ロシア人女性不法雇用疑惑が指摘された事もある有名マッサージ・パーラーを中心にしたグレーなビジネスをラチャダーピセーク通りやペッブリー・タット・マイ通り沿いで展開している父親の後方支援任務を帯びた、嘗てマッサージ・パーラーのゴッドファーザーと呼ばれたチューウィット・ガモンウィシット氏(元バンコク知事候補)ならぬマッサージ・パーラーのゴッドマザーという側面があるという。
posted by Jean T. at 12:24| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ党、曰く付きの農地改革政策の監視を強化

 プゥア・タイ党のプロームポン報道官は18日、第一次チュワン政権の崩壊に繋がった、通称ソーポーゴー4-01政策と呼ばれる農地改革政策をアピシット政権が復活させる方針を明らかにした事に対して強い懸念を表明した上で、今後最大限の関心を持って同政策の成り行きを監視していく方針である事を明らかにした。

 問題となっている農地改革政策は、第一次チュワン政権時代にプーケットやグラビーと言った南部の観光地を中心とした有望な土地が民主党に連なる実業家に渡っていた疑惑が持たれ、政権の崩壊にまで繋がった曰く付きの政策で、不正に関与したと指摘されていたのが当時農業・協同組合副大臣だったステープ副首相で、また疑惑の追及の中心になっていたのが、その後成立したチャート・タイ党政権で財務副大臣として初入閣を果たしたネーウィン・チットチョープ氏だった。

 尚、タクシン政権時代には、農地改革政策に則り地方の農家や貧困層に耕作の為の土地を支給する変わりに土地の権利証書を支給し、その権利証書を担保に新規に小規模事業を開始する為の資金を融通する政策を進めていた。

 発言の中でプロームパン氏は、この政策によりスラーッターニーやプーケット、パン・ンガー、グラビーの土地を不正に入手した人物が政府内にいるとの情報がある事を明らかにした上で、引きつづき証拠収集と政策の監視を進め内閣不信任決議案審議に持ち込む考えである事を明らかにした。

 一方、アピシット首相は、ネーウィン派が主張するNGVバス4,000台調達計画の白紙撤回の見返りに道路舗装化推進政策利権を同派に与え、その見返りに民主党が利権を持つ農地改革政策の推進に同派から合意を得られたとの指摘を否定し、あくまで国民のためを期して農地改革政策に取り組む事を強調した。

 また、過去にこの政策に絡む不正疑惑が浮上した事に関しては、これを教訓に明確なルールに基づき慎重を期して政策を前進させる考えであるとした。
posted by Jean T. at 00:14| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクのコミュニティー内の麻薬使用経験者は約60万人

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールがバンコクのコミュニティー(スラム)在住の12歳から65歳の住民2,452人を対象に2日から17日にかけて行った調査で、バンコクのコミュニティー内に住む調査対象年齢層の全人口4,274,757人の内、麻薬を使用した経験がある者が593,314人おり、内256,388人が12ヶ月以内に使用した事がある、197,388人が30日以内に使用した事がある事が明らかになった。

 また、麻薬経験者が使用した事がある麻薬の種類に関しては、マリファナが363,576人、ヤーバーが235,027人、グラトムの葉が171,330人、ヤー・アイスが127,006人等と続く結果になった。

 更に、30日以内に麻薬を使用した事がある12歳から24歳迄の年齢層に関しては、マリファナが23,981人、ヤーバーが22,226人、ヤー・アイスが18,168人、グラトムの葉が13,347人等と続く結果になった。

 尚、直接の調査対象になった回答者の内、43.6%の回答者が自分のコミュニティ内で麻薬を滅多に、または全く見たことが無いと回答する一方で、半数を超える53.6%の回答者が自分のコミュニティー内で麻薬拡散防止に向けた取り組みが殆ど、または全く行われていないと回答した。

 また、55.1%の回答者がコミュニティー内の住民に親しみを覚えない、または全く覚えないと回答し、26.9%の回答者が非常に親しみを覚える、18.0%の回答者がほどほどに親しみを覚えると回答した。
posted by Jean T. at 00:10| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ - ラオス鉄道、3月5日にシリントン王女を迎え開通式

 運輸省のスラチャイ次官は18日、タイのノーンカーイとラオスのター・ナーレーンとを結ぶ鉄道の開通式を3月5日にシリントン王女を迎えて行う事を明らかにした。

 同日視察を兼ねて試乗を行った際にラオスの鉄道当局責任者との間で合意に至ったという。

 また、開通式に先立って2月からパスポートを所持している希望者限定で試乗運転(入出国手続きを含む)を行う予定だという。
posted by Jean T. at 00:05| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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