2009年01月24日

チャート党、バンハーン氏の実弟を党首に選出

 解党になったチャート・タイ党の党員受け皿政党であるチャート・タイ・パッタナー党は24日、大方の予想通り前身のチャート・タイ党党首のバンハーン・シルパアーチャー氏の実弟で元上院議員のチュムポン・シルパアーチャー氏(観光・スポーツ大臣)を党首に選出した。

 その他、副党首にはグリット・ラタナカーミニー氏、幹事長にプリーチャー・ヂャンペート氏等、党首を含む合計9人の党執行役員を選出したが、前身のチャート・タイ党に比べ少人数で構成されたこぢんまりとした役員構成となった。
posted by Jean T. at 18:29| バンコク | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

分離主義組織、政府の南部政策に歓迎を表明 - 対話を呼びかけ

 非公然分離主義組織パッターニー統一解放機構(PULO)は、英字紙The Nation紙宛てに送付した声明の中で、域内の改革・変化に繋がる歓迎できるものであるとして新政府の南部国境三県域政策に歓迎を表明すると共に統括組織パッターニー・マーレー運動傘下の各代表との間で政府の代表との対話に向けた特別の組織を創成する事で合意に至っている事を明らかにした。

 PULOの外事担当責任者と名乗るカツリ・マーコータ氏は声明の中で、新政府の政策は域内紛争の政治的な解決に向けた礎になるとした上で、民主主義と寛容、誠実を原則においた持続的な話し合いによる無実の者の犠牲を強いてきた長年に渡る紛争の終了を希望していると述べた。

 しかし、統括組織とされるパッターニー・マーレー運動の詳細に関しては、現在設立中の前線組織であると述べるに留め、参画している団体等を始めとする組織の詳細に関しては明らかにされていないが The Nation紙は、亡命中の分離主義組織のリーダーに詳しい筋からの情報として約3年前に行われたとされるタイ当局との秘密協議に参加した旧来からの組織が参画しているとの情報があるが、別の筋は、旧来の組織間で結成された統轄組織"ブーサートゥー"が参画団体からの信託を充分に得られず統括組織としての機能を果たすまで前進していなかったことから、参画団体側は必ずしも新たな統括組織を設立する案を楽観視しているわけではないと述べていると報じている。

 現在南部国境三県域内で発生している一連の不穏な動きは、タイ当局との対話を拒絶しているとも伝えられる統括組織BRNコーディネートと傘下のRKKや新PULOといった新興の中小組織が主導しているとされているが、PULOの関与に関しては明確になっておらず、またPULOを始めとするタイ当局との対話に前向きな旧来の分離主義組織が現在発生している動きには関与していないと見る向きもあることから、PULOの声明が情勢に与える影響に関して疑問視する声も度々指摘されていた。
posted by Jean T. at 16:21| バンコク | 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ党、資金調達活動を強化する必要性を認識

 プゥア・タイ党所属下院議員のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は23日、今後党内の協力関係を強化するだけでなく資金調達の為の活動を強化する必要性に迫られる事になるとの考えを示した。

 この発言は、15日にドバイのホテル内で行われた朝日新聞とのインタビューの中でタクシン元首相が資金繰りに難渋している事を認めると共に同元首相を支持しているプァウ・タイ党に対して資金支援を行っているとの指摘を強く否定したと伝えられている事を受けたもので、チャルゥム警察大尉は、この発言自体が党に与える影響はほとんど無いとの認識を示している。

 また、同党幹部のアピワン・ウィリヤチャイ大尉(下院第二副議長)は、元々プゥア・タイ党はタクシン元首相から資金援助を受けていなかったことから、同元首相の資金面での困難が直接党に影響を及ぼすことは考えられないとしたが、今後このインタビュー発言による党員の動揺により起こりえる問題を避ける為により党内の組織を強固なものにしていく必要があるとの考えを示した。

 一方、反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は、組織がタクシン元首相から資金提供を受けているとの指摘を再否定すると共に今回の同元首相の発言がプゥア・タイ党や組織に忍耐を試させるものに為ることはあれ志気にまで影響を与えるものには為らないとの考えを示した。

* ネーションは23日夜に朝日新聞による公式訳としてインタビュー発言の英訳をサイト上に掲載していますが、23日に発せられたこのインタビューに対するプゥア・タイ党等からのコメントは、朝日新聞側が不正確であると指摘した当初ネーションに掲載されていた日本人の方が好意で訳されたという非公式英訳及びプーヂャッカーン紙(オンライン)に掲載されたタイ語訳に基づいていたものと思われます。プーヂャッカーンのタイ語訳は現在マティチョン紙のサイトに掲載されている記事(下の方)で読むことが出来ますが、一番最後のドラエモン + ノビタ発言の行を見た限りでは多くがネーションの非公式訳に基づいてタイ語訳されたものと思われます。何れにしても内容的には、資金関連と枢密院に対する突っ込んだ発言以外には特に目新しい発言は見られず、むしろ負け組に向かってまっしぐらに進んでいるタクシン元首相の焦りを感じました。また、ネーウィン一派の"策動"関連の発言が無いのも気になりました。
posted by Jean T. at 12:57| バンコク 🌁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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