2009年01月30日

首相、帰国後の内閣改造の可能性に言及

 29日、国際経済フォーラムに出席する為にスイスに向かったアピシット首相は、出発前に記者団に対して帰国後に内閣を改造する可能性がある事を明らかにした。

 これは、生活支援金を名刺付きで受給者に配布したブンヂョン副内務大臣とパッタルン県内の洪水被災者に対して提供された支援物資の中に期限切れの魚の缶詰が含まれていた事が問題になっているウィトゥーン社会開発・人間の安全保障大臣の両名が国家汚職防止取締委員会及び選挙委員会の調査対象になっている事について質問を受けた際に語られたもので、アピシット首相は何れの結果であれ両機関の判断を受け入れる方針である事を確認した上で、帰国後2-3日以内に両名に持たれている疑惑関連の資料を詳細に検討すると共に、両委員会の判断を待って大臣解任の是非について検討を行う考えであると語った。
posted by Jean T. at 00:42| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名刺付き現金支給は違法ではないと選挙委、明らかな違法とタイ党法務

 社会開発・人間の安全保障省の予算から配分された高齢者や身体障害者等の生活困窮者向けの生活支援金がブンヂョン内務副大臣の名刺と共に受給者に配布されていた問題に関して選挙委員会のソムチャイ委員は29日、かかる行為は法律に違反していないとの考えを示した。

 ソムチャイ委員によると、現金の配布が選挙とは無関係であること、また、選挙関連法では選挙公示から60日以内に行われたケースを除きかかる行為を禁止していないことから違法行為には該当しないという。

 一方、この問題の追及を続けているプゥア・タイ党法務担当のカーロム・ポンタグラーン氏は29日、明らかな違法行為になると指摘した。

 カーロム氏によると、問題となっている現金の配布行為がブンヂョン氏がプームヂャイ・タイ党への入党届けを提出する直前に行われていたことから、設立後1年以内に5,000人以上の党員を集めなければならない法律の規定を満たす為に、現金と共に名刺を配布し受給者に対してプームヂャイ・タイ党への入党を促したと見なす事が出来るのだという。

* そう言えば(←毎度しつこい)、タクシン政権の時には、タイ・ラック・タイ党に入党すると各種割引を受けることが出来るアピシット(Privilege)付きの党員証を手にする事が出来るというキャンペーンをやっていましたね。もっとも1年以内に5,000人以上の党員数を満たさなければいけないという規定とは無関係ですが。
posted by Jean T. at 00:40| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤッラーで軍を狙った爆破で3人が負傷

 29日朝、ヤッラー県県都内の路上で、通学路の警戒作業中だった軍関係車両を狙った爆発が発生し、初期報道段階で両足を吹き飛ばされる重傷を負った1人を含む4人の軍関係者が負傷を負った。

 県都内では26日午前、強制家宅作業中の当局側と屋内に潜伏していた人数不明の一味との間で銃撃戦が発生し、この銃撃戦によりイスラム教徒の男(25)が死亡し、3人の身柄が確保された。

 同県ラーマン郡内では28日6:30頃、托鉢僧を狙った爆発が発生し、警護作業にあたっていた軍関係者1人が負傷を負った。

 ナラーティワート県ランゲ郡内では28日午後、分離主義組織側が破壊活動に向けた謀議や爆発物の保管に使用されている家屋があるとの情報に基づき強制家宅捜索に乗りだした当局側と、屋内に潜伏していた3人組との間で約5分間に渡る銃撃戦が発生し、その際に負傷を負った30歳のイスラム教徒の男の身柄が確保された。更に、銃撃戦後逃走していた残りの2人と、行方を負っていた当局側との間で再度銃撃戦が発生し、この銃撃戦で分離主義組織RKKの地域実行部隊幹部と見られる男が死亡したが、残りの1人は逃走した。

 同県バーヂョ都内では27日夕方過ぎ、バイクで路上を走行中だった39歳のイスラム教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。男性は、自警組織に所属していた。

 また、同県ヂョアイローン郡内では27日夕方、人数不明の一味が軍の臨時駐留地に向け銃を乱射し、軍関係者1人が死亡した。

 更に、同県ヂャネ郡内では25日15:00過ぎ、小型トラックに乗った人数不明の一味が、交差点に設置されていた国境警備警察隊の検問所に向け銃を乱射すると共に応戦した国境警備警察官との間で銃撃戦を展開し、この銃乱射及び銃撃戦により国境警備警察官3人が負傷を負い、一味側2人が死亡した。死亡した2人の内の1人は女装をしていたという。

 パッターニー県コークポー郡内では27日午前、ゴム農園内での作業を終えバイクの2人乗りで帰宅途上にあった39歳と41歳の仏教徒の夫婦が、バイクに乗った2人組に銃撃され2人とも死亡した。事件後行われた一斉捜索で、RKKの地元幹部と見られる28歳のイスラム教徒の男の身柄が確保された。
posted by Jean T. at 00:36| バンコク ☀| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英国人男性襲撃を首謀した31歳女を国境検問所で逮捕

 移民警察局は29日、昨年10月24日にスタンフォード大学チャアム校のアメリカ人女性副学長(51)の夫であるイギリス人男性ビジネスマン(55)が何者かに襲撃され負傷を負った事件に絡んで、襲撃実行役に殺害を依頼した容疑で、外国人宅地開発業者の妻でもある31歳のタイ人の女をサゲーオ県アランヤプラテート郡内の国境検問所で逮捕した事を明らかにした。

 タイ国内の複数の報道によると、女が管理(報道により所有、夫が大株主等とするものも)していたプラヂュアップキーリーカン県フアヒン郡内にある住宅地内に住む男性との間で、男性が住む住宅が設計書通りに建設されていなかった事を巡った対立があったとされており、また、男性は度々マスコミ等に対して手抜き工事の実態を告発していたという。

 この事件は、アピシット首相が26日に可及的速やかな解決を要請した国内治安・国際関係に影響を与える4-5件の重大事件の一つで、この要請があった翌27日に男性襲撃に関与した3人の男が逮捕され、その内の1人の証言から女から20万バーツで男性の殺害を請け負ったとの証言を得られ、同日付けで裁判所から女の逮捕状が発行されていた。

 女は、警察の取り調べに対して、法廷の場で戦うと語り、一貫して容疑を否認しており、また、マスコミの取材に対しては、殺害を依頼されたと証言している男が自分が管理している住宅地の警備員である事は認めたが、殺害を依頼した事及び男性との間で住宅建設を巡った対立があった事は否定した。女によると、男性が合計8,000バーツの水道料金の支払いを拒否している事が勘違いして受け止められたのではないかという。
posted by Jean T. at 00:31| バンコク ☀| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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