2009年01月31日

赤服、不敬罪廃止を要求する署名活動を開始

 31日、バンコクのサナームルワンで大規模集会を開催した反独裁民主主義同盟は、会場内で不敬罪関連法の廃止を求める署名活動を開始した。

 不敬罪問題に関しては、第一次チュワン政権時代に当時内務大臣だったチャワリット元首相が派手好きで知られる夫人の縁者の警察幹部登用を拒否した当時の国家警察本部長に不敬罪の濡れ衣を着せた上で解任し、国王自らが本部長が問われている不敬罪を不問に付すと発言する場面が見られたり、タクシン政権と反独裁民主主義同盟が対峙していた時代には政治ゲームの手段として利用され、国王が誕生日スピーチの際に自らに対して罪を負った者は全て許すと語られる場面が見られており、最近では反タクシン政権時代に民主主義市民連合の活動に合流し、2006年4月2日の総選挙の際には投票用紙を破るパフォーマンスを演じたチュラーロンコン大学のチャイヤー行政学科長が、憲法の規定だけで充分に不敬罪に該当する言動を抑止する事ができるとして、政治的ゲームや言論抑圧の手段に利用されるおそれがある不敬罪の規定を廃止するべきであると訴えていた。

 尚、同盟の大規模集会は同日20:00前現在平穏裏に進行しており、また会場では各種グッズの販売コーナーの他にステープ副首相やガシット外務大臣等を的に見立てたボードに向けて投げつける為の生卵を3個20バーツで売るコーナーも見られたという。

 会場には19:00過ぎ現在1万人から2万人の参加者が集まっていると見られるが、主催者側は最終的に5万人を下らない参加者が集合すると主張している。

 また、19:00台のタイPBSは、大規模集会への合流を拒否したクワンチャイ・プライパナー氏傘下の赤服軍団の一部も幹部不在の状態で集会に合流していると報じている。
posted by Jean T. at 22:44| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合の二の舞は踏まないとDTV系幹部、元首相の仲介は否定

 反独裁民主主義同盟DTV系幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は31日、同日バンコクのサナームルワンで開催される大規模集会での演説活動が終了した後の21:00から首相官邸に向け移動を開始する方針を再確認した上で、民主主義市民連合が行ったような集会拠点に使用する為に官邸内を占拠するような愚にでる考えが無いことを明らかにした。

 尚、今回の集会にタクシン元首相が電話で参加する予定は無いという。

 また、ヂャトゥポン氏は、既に警察側が少なくとも官邸周辺4ヶ所に警戒線を敷いている事を確認しているとした上で、仮に警察側と直面する事になっても、直接現場で対策にあたっている警察官の多くが赤服よりであることから衝突の事態に至る事は考えられないとしたが、万が一両者衝突の事態になった場合には、より強硬的な行動にでる事も有り得ると語った。

 一方、タクシン元首相がヂャトゥポン氏とウドンターニー県内の赤服軍団を率いているクワンチャイ・プライパナー氏の仲介に乗りだしたと伝えられている事に関しては、それを否定した上で、今後クワンチャイ氏に対して集会への合流を呼びかける事は無いと語り、両者和解の道が既に閉ざされている事を強く示唆した。
posted by Jean T. at 17:45| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プゥア・タイ党、補正予算案に賛成票を投じた3閣僚の辞任を要求

 プゥア・タイ党のスラポン・トウィヂャックチャイヤグン氏は30日、前日開かれた下院議会の際に決議が行われた補正予算案に対して賛成票を投じた3閣僚の辞任を要求した。

 問題の3閣僚は、ピーラパン法務大臣、ソーポン運輸大臣及びグゥアグーン副運輸大臣の3名で、何れも下院議員を兼務している大臣が自身の職が直接絡む歳出関連の決議への投票を禁じた憲法117条に違反していると指摘されている。

 尚、特定の勢力に属さず独自に親タクシン派運動を展開していた事でも知られるスラポン氏は、喩え賛成票を投じた事に悪意が無かったとしても、自らの過ちを認め潔く大臣を辞任するべきであると訴えているが、そのスラポン氏自身が、資産隠し容疑を認めた上で、悪意無く正直に間違えただけであると主張したタクシン元首相に対して潔く首相の座から退くよう訴えたという話は聞かれたことがない。
posted by Jean T. at 17:09| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元首相が赤服間対立の仲介に乗り出すもウドンの強硬派はバンコク合流を拒否

 ウドンターニー県選出プゥア・タイ党所属下院議員のウィチヤン・カーオカム氏は30日、タクシン元首相が、対立しているDTV幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏と県内の赤服軍団を率いているクワンチャイ・プライパナー氏の仲介に乗りだした事を明らかにした。

 ウィチヤン氏は、選挙委員会からイエローカードが発行され、現在最高裁判所の最終判断待ち中の身でもある事で知られている。

 一方、クワンチャイ・プライパナー氏は、タクシン元首相からDTV3幹部の非難発言に対する応酬を止めるよう要請する電話があった事を認めたが、DTV幹部がバンコクのサナームルワンで31日に計画している大規模集会及び首相官邸の占拠行動に関しては、何故官邸包囲・占拠という愚に出た民主主義市民連合の二の鉄を踏もうとしているのか理解できないと語り、あらためて自らが率いている県内の赤服軍団をバンコクに移動させる考えが無いことを確認している。

 クワンチャイ氏によると、前日にプゥア・タイ党議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉からも電話があり、県内を民主主義市民連合の進出から守り抜くよう激励されたという。

 また、民主主義市民連合が2月14日に県都内で集会開催を計画している事に関しては、20万人の人員を動員して集会の開催を阻止する考えであるとした上で、集会の開催を強行した場合には、前回の様な身の安全を保障できない事態が起こりえる事を連合側は肝に銘じておくべきであるとした。

 尚、30日朝にバス8台に分乗した約400人の県内の赤服軍団をバンコクに送り出した、クワンチャイ氏とは別の赤服軍団を率いているワンチャイ・ングクンシリ氏は、31日の集会・官邸の包囲行動が終了した後に、県都内の連合が集会の開催を計画している地点に演台を設営しDTV系幹部を招致して集会活動を開始する方針である事を明らかにしている。
posted by Jean T. at 16:47| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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