2009年03月25日

同盟、自警組織間で日当額を巡った対立?

 安全保障関連の情報当局筋によると、26日に大規模集会と首相官邸の包囲を計画している反独裁民主主義同盟の自警組織間で支給される日当の額の違いを巡った対立が発生しているという。

 25日付けのマティチョン紙によると、同盟にはDTV幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏の影響下にあるラームカムヘーン大学の複数の学生組織で構成された自警組織、ボランティア自警組織、タクシー運転手団体関係者で構成された自警組織及びタークシン大王サナームルワン・グループと名乗る無償で自発的に参加している者で構成された自警組織の4つの組織があり、その内最初の3つのグループ間で、それぞれの構成員に支給されている一日あたり300バーツから500バーツの手当額の違いからくる対立が発生しているという。

 一方、大規模集会・首相官邸の包囲行動に関しては、25,000人から30,000人の参加が予想されているが過激化する可能性は低く、また、暑季の真っ直中にあること、及び赤十字フェアーの開催が予定されていることから包囲行動が長期化する事は無いとの見方を示しているという。
posted by Jean T. at 12:01| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

過激な手段は講じない、卵投げを除けばと同盟

 反独裁民主主義同盟DTV系幹部のナタウット・サイグゥア氏は24日、26日に予定されている首相官邸の包囲の際に卵投げ以外の過激な手段を講じる考えが無いことを明らかにした。

 発言の中でナタウット氏は、26日に予定されている大規模集会及び首相官邸の包囲に向けた必要な準備を全て終えた事を明らかにすると共に当局側による妨害にも拘わらず大勢の者がバンコクに駆けつける見通しである事を明らかにした上で、アピシット首相の首相官邸入りを阻止する為に行われる首相官邸の包囲行動の際には過激な手段を講じたり、当局関係者に暴力を振るうことなく行う考えである、但し卵投げは除けばと語った。

 ナタウット氏によると、誰に向け卵を投げつけるかについては話すことが出来ないという。

 また、ナタウット氏は、同盟の首相官邸包囲に向け警察側が3,000人、軍側が6,000人の人員の動員を進めている事を明らかにした上で、2空港を占拠した民主主義市民連合の集会や大規模行動の際に動員された人数の倍を超える人員の動員が進められている事からも、現在の政府が誰の政府か明確であると指摘した。
posted by Jean T. at 00:34| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマック元首相、タクシン元首相は取り巻きに潰される運命

 サマック元首相が会員制ニュースサイト"ドークビヤ・トゥラキット"とのインタビューの中でタクシン元首相は国益よりも私益を重んじている取り巻きの政治家により潰される運命にあると指摘していた事が明らかになった。

 昨年12月23日の総選挙の際に自らをタクシン元首相の代理人と名乗り選挙運動を展開していた事でも知られるサマック元首相はインタビューの中で、自分が首相になって初めてタクシン元首相を取り巻いている政治家の多くが国益よりも私益を重んじた誤ったアドバイスをする傾向があるろくでもない者達であることを知ったとした上で、自分が首相だった時代にも私益を追求する彼らのアドバイスにより飾り物の首相に仕立て上げられてしまっていた事を明らかにした。

 サマック元首相によると、タクシン政権と民主主義市民連合が対峙していた時代には、取り巻きが実際には1万人以上が連合の抗議集会に集まっていたにもかかわらずタクシン元首相に対しては1,000人程度しか集まっていないと報告した事が、タクシン元首相が情勢の見極めを誤る事に繋がったという。

* 2006年3月末頃にシーロムのトリニティー・モールをタクシン元首相が訪問した際に自然発生的にタクシン出て行けの合唱が商店関係者からあがる事件が発生した後に同元首相の連合・反政府派に対する姿勢が急変したことから考えると、サマック元首相の指摘もあながち間違いではないかもしれません。この事件の数日後にバンコクのパラゴン前で行われた国家警察本部の推計で5-7万人が集まった連合の集会が急変に繋がった可能性もあるかもしれませんが。
posted by Jean T. at 00:27| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニーで爆破・銃撃でレンジャー隊員2人が負傷

 23日21:00過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で、人数不明の一味が郡内で発生した52歳のイスラム教徒の住民男性が何者かに銃撃され重傷を負うという事件の現場検証の為に向かっていたレンジャー部隊員を乗せた車の通過にあわせて爆発物を起爆した上で銃を乱射し、約5分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、この爆破・銃撃により自警レンジャー部隊員2人が負傷を負った。

 また、同県県都内では24日夜、軍関係者と人数不明の一味との間で約5分間に渡る銃撃戦が発生し、初期報道段階で軍関係者1人が負傷を負った。また、前後して県都内の橋下付近で爆発物が発見され回収処理が行われた。

 また、ヤッラー県ヤッハー郡内では23日夜半、18歳と年齢不詳のイスラム教徒の男性2人が民家前で何者かに銃撃され重傷を負った。

 一方、ナラーティワート県県都の警察当局は24日、前日朝に発生した市場前の駐車場に駐車してあったバイク爆弾による爆破により警察官や住民11人が負傷を負った事件に絡んで、監視カメラ映像等から割り出された19歳から25歳位の1人の男が事件に関与したと見て行方を追っている事を明らかにした。

 警察によると、男は爆発物が仕掛けられたバイクを駐車した後に警備に当たっている警察官と親しげに話ながらバイクの検査に応じ、その後市場内に消えていったのが確認されているという。
posted by Jean T. at 00:14| バンコク ☀| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月24日

首都圏住民の65%弱が現政府の続投を支持、クルンテープ・ポール調査で

 私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールが首都圏在住の各階層の有権者1,137人を対象に不信任決議案審議終了後の21日から23日にかけて行った調査で、64.8%の回答者が現政府の続投を支持すると回答する一方で、17.3%の回答者が議会を解散し総選挙を実施するべき、10.4%の回答者が内閣改造を行うべきであると回答していた事が明らかになった。

 また、政権誕生後3ヶ月間の成果に対する評価に関しては、10ポイント満点中5.42ポイントだった政権誕生後1ヶ月後の評価に対して0.25ポイント落とす5.17ポイントだった一方で、野党の成果に対する評価は4.62ポイントをつける結果になり、また、個別の成果評価では、外事関連が5.32ポイントと最高のポイントを記録し、以下、社会・生活関連(5.26ポイント)、国内治安関連(5.12ポイント)と続く結果になった。

 一方、74.8%の回答者が不信任決議案審議の際に政府側の答弁不足を感じなかったと回答する一方で、25.2%の回答者が答弁不足を感じたと回答し、また答弁不足を感じた質疑に関しては、ガシット外務大臣の過去の言動関連を上げた者が一番多く、以下、民主党への不正巨額献金疑惑、首相の応召証明偽造疑惑と続く結果になった。
posted by Jean T. at 17:12| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政府副報道官が辞任、友党に道を開くために

 24日朝、定例閣議開始に先立ち政府副報道官のプッティポン・プンナガン氏が辞任を表明した。

 プッティポン氏によると、連立与党のチャート・タイ・パッタナー党所属の人物に副報道官のポストに就く機会を与える為の辞任で政府や党内の対立等とは無関係だという。

 下院議員、バンコク知事付き報道官、バンコク副知事を歴任してきたビーことプッティポン氏の祖父はサリット政権、タンーム政権時代に運輸大臣や工業大臣を歴任したポン・プンナガン大将で、また実弟は元俳優で最近女優のスワナン・コンインと結婚した事で話題になった現プゥア・タイ党所属下院議員のブルークことダヌポン・ブンナガン氏。プッティポン氏の夫人は女優のヌサバー・ワーニットアングーン女史。
posted by Jean T. at 13:29| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パンロップ大将、元首相にクーデターの背後関係を明かした事を認める

 元国内治安維持作戦司令本部(ISOC)副本部長のパンロップ・ピンマニー大将は23日、タクシン元首相に対してクーデターの背後関係に関して明かした事は認めたが、同元首相の暗殺計画にスラユット枢密院評議会議員が背後で関与していたとの発言に関しては、自分以外からの情報と自分の情報とを混同して話したのではないかとの認識を示した。

 パンロップ大将によると、王室に対する敬愛の念が欠如しているタクシン元首相を政権の座から引きずり下ろす為のクーデターに向けた謀議の場に呼ばれ、その場にS(ソースゥア)大将が居たという話をタクシン元首相に伝えていたのだという。

 また、パンロップ大将によると、謀議の場で私利私欲を捨て国家の為にクーデターを実行する事が確認された一方で、事後のポスト配分についてまで話し合われていたが、問題解決に繋がらないだけか、事後に私欲を追求するようなクーデターには賛同できないとして実行に関与する事を拒否したという。

 一方、クーデター直前に発生したタクシン元首相自動車爆弾爆殺未遂事件に関しては、タクシン元首相に対して、当時反タクシン政権を掲げていた民主主義市民連合幹部のヂャムローン・シームァン少将の護衛の為に軍関係者を派遣していた為に自分がヂャムローン少将の仲間であると誤解され同元首相からISOC副本部長を解任されてしまったが、実際には警護要員を派遣したのは、ヂャムローン少将の身に万が一の事が起こることによりタクシン元首相自身に損害が及ぶ事を防ぐために派遣していたと説明したという。
posted by Jean T. at 01:41| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保険金目的で虚偽の盗難申告をしたオージー2人組を逮捕

 チェンマイ県県都内のメーピン署は23日午後、保険金詐取目的で虚偽の盗難申告をした容疑で何れも22歳のオーストラリア人の男2人を逮捕した。

 逮捕された2人は、外出先から宿泊先のゲストハウスに戻ったところ、室内に置いてあったMP3プレイヤーやカメラ、ノートパソコン等が盗まれていたとして警察に対して保険金請求の為の盗難証明書の作成を要求したが、不審を持った警察官が2人が宿泊していた部屋の検分を行ったところ盗まれたと申告していたものが室内にある事が確認された為逮捕と相成った。
posted by Jean T. at 01:33| バンコク ☁| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月23日

スラユット元首相、タクシン発言を否定

 クーデター後に暫定首相に就任したスラユット枢密院評議会議員は23日、タクシン元首相追い落としの背後で自らが糸を引いていたとする同元首相の発言を全否定した。

 また、タクシン元首相の動きに対しては、個人の行動に対しては口出しをする事は出来ないが、己の行いに対して相応の結果がもたらされるとする業の法則を信じるものとして言える事は、行動に際しては限度という物を心得るべきであるという事だけであると語った。
posted by Jean T. at 17:14| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

副首相、タクシン発言は動員・煽動を意図 - 26日は過激化が予想と内相

 ステープ副首相は23日、スラユット枢密院評議会議員がタクシン元首相追い落としを狙った一連の動きの背後で糸を引いていたとする同元首相の発言は、26日にバンコクで大規模集会及び首相官邸の包囲を計画している親タクシン派の動員及び国内情勢の煽動を意図した虚言であると指摘した。

 一方、チャワラット内務大臣は、タクシン元首相の煽動発言により26日に予定されている反独裁民主主義同盟の集会及び首相官邸包囲行動が過激化するおそれがあるとして各県知事に対して24時間体制で情勢の監視にあたるよう指示した事を明らかにした。
posted by Jean T. at 16:01| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヂャラン氏、タクシン発言は政敵同士の罵りあいの際に起こる無関係な者への誹謗

 憲法裁判所判事のヂャラン・パクディータナーグン氏は22日、タクシン元首相がスラユット枢密院評議会議員と共にタクシン元首相追い落としを狙った一連の動きに関与した者と名指しした事に対して事実では無いと否定した上で、かかる発言は政治的に対立する者同士の罵りあいの際に起こりえる無関係な人物に対する誹謗と同様なものでしかないと切り捨てた。

 この発言は、前日夜チェンマイ県内で行われた反独裁民主主義同盟の集会の際に行われたビデオリンクを利用した演説の中でタクシン元首相が元国内治安維持作戦司令本部副本部長のパンロップ・ピンマニー大将からの情報として、2006年にソーイ・スクムウィットにある邸宅内で、スラユット枢密院評議会議員招集の元で行われた同元首相暗殺に向けた謀議にパンロップ大将の他にヂャラン氏らが出席していた事を明らかにした上で、当時スラユット枢密院評議会議員が他の枢密院評議会議員2人と共に901(現国王のこと)への拝謁を終えたと語っていたことから、政治に関与しない国王の名を出すことによりタクシン元首相が王室に対する敬愛の念が欠けているとの言われ無き理由がつけられた暗殺計画を正当化しようとしたと指摘した事を受けたもの。

 タクシン元首相は先にタイム誌と行われたインタビューの中で、スクムウィット通りにある邸宅内で行われた自身の暗殺に向けた謀議の模様を収めたテープを所持している事を明らかにしていた。

 一方、パンロップ大将は23日午前、スラユット枢密院評議会議員がタクシン元首相を追い落とす一連の動きの背後で糸を引いていた事をタクシン元首相に明かしていた事を否定した。

 発言の中でパンロップ大将は、4-5ヶ月前に中国国内でタクシン元首相に面会した事は認めたが、その際に交わされた会話内容の詳細に関しては明らかにする事が出来ないと語った。
posted by Jean T. at 14:02| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラー2ヶ所で爆破、警察官等11人が負傷

 23日朝、ナラーティワート県内2ヶ所で連続して爆発が発生し、同日10:00迄に警察関係者や住民11人(報道により7人とも8人とも)の負傷が確認された。

 最初の爆発は、県都内中心部にある市場入り口前にある駐車場に駐車してあったバイクから爆発が発生し、警察関係者や住民10人が負傷を負い、前後してスンガイ・ゴーロック郡内で、茶店前に仕掛けてあった爆発物が、爆発物処理班の到着にあわせて爆発し警察官1人が負傷を負った。

 これに先立つ22日6:00前、同県ルゥーソ郡内3ヶ所で集中摘発が行われ、何れも一連の不穏な動きに関与した容疑で逮捕状が発行されていた3人の容疑者の身柄が確保されていた。

 ヤッラー県県都内では22日朝、ガムナン所有の乗用車の下部に爆発物が仕掛けてあるのが発見され回収処理が行われた。

 回収された爆発物は7Kg重量のもので、一部報道によると携帯電話による遠隔操作による起爆だけでなく自動車のエンジン始動によっても起爆するように仕掛けられていたという。

 同県ラーマン郡内では22日17:00過ぎ、バイクで路上を走行中だった42歳のイスラム教徒の男性が何者かに銃撃され死亡し、同乗していた息子(24)が重傷を負った。尚、報道によっては息子の重傷に触れていないものも複数あり、また男性の年齢を40歳とするものもある。
posted by Jean T. at 12:40| バンコク ☀| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元首相、追い落としの背後にスラユット元首相

 タクシン元首相は22日夜、自分を政権から引きずり落とす一連の動きの背後にクーデター後に暫定首相に就任した枢密院評議会議員のスラユット・ヂュラーノン大将がいたことを明らかにした。

 この発言は、チェンマイ県内で行われた反独裁民主主義同盟の集会でビデオリンクを利用して国外から演説を行った際に語られたもので、タクシン元首相によると、中国国内で元国内治安維持部隊作戦司令本部副本部長のパンロップ・ピンマニー大将(元Young Turksの主要メンバー)と面会した際に、同大将から自分に対する2回に渡る暗殺計画が失敗に終わっていた事を伝えられていた事を明らかにした上で、タクシン政権崩壊を狙った動きにスラユット大将及び学識経験者のプラモート・ナーコンタップ氏、最高行政裁判所長のアッカラートン・ヂュラーラット氏、当時最高裁判所長付き秘書官長だった現憲法裁判所判事のヂャラン・パックディータナーグン氏及び当時最高裁判所長だったチャーンチャイ・リキットヂッタ氏が関与していたと指摘した。

 パンロップ大将がタクシン元首相に語ったところによると、2006年4月にスラユット大将からパンロップ大将に対して王室に対する敬愛の念が欠けているタクシン首相(当時)に対する2回に渡る暗殺計画を実行に移し何れも失敗に終わっていた事を明かされていたという。

 また、タクシン元首相は、クーデター発生直前に発生したタクシン元首相自動車爆弾爆殺未遂事件に関与した容疑で逮捕された軍関係者から、自動車爆弾による暗殺が成功した場合にはスラユット大将が首相につくとの約束が為されていたとの証言が得られていた事を明らかにした。

 2006年4月は、タクシン元首相がシン社の持ち株売却に関する釈明を行うために上下院合同議会の招集を約束し同議会の招集日が設定された後に下院議会を解散した事に対して反発した当時の野党連合が同年4月2日に設定された総選挙のボイコットを宣言し、反タクシン派とタクシン政権との対立が頂点に達していた時期にあたる。

 また、タクシン元首相がプレーム枢密院評議会議長と面会した翌日に下院議会の解散を宣言したことから、同議長から何らかのアドバイスを受け解散したとの憶測も流れたが、その後同議長が側近に対して、面会の際に議会解散の話は一切出ていなかった事を明らかにした上で、タクシン元首相にまんまと利用されてしまったと語っていたと伝えられていた。
posted by Jean T. at 12:03| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月22日

元首相の実姉が病死、元首相は帰国できない事を嘆く

 21日22:00頃、タクシン元首相の実姉のヤオワラック・クローンカムヌワンナガーン女史が入院先のラーマ9世病院で死亡した。享年63歳。

 病院側にいると、ヤオワラック女史は腎臓関連の疾患で昨年4月16日から入院治療を受けていた。また、1992年から糖尿病を患っていたという。

 ヤオワラック女史はルゥト・チンナワット、インディー・チンナワット夫妻の長女で、下にはタクシン元首相、ヤオワレート・ウォンナパーヂャン女史、ピヤヌット・リムパタナチャート女史、ウドン・チンナワット氏(故人)、ヤオワパー・ウォンサワット女史(ソムチャーイ前首相夫人)、パーヤップ・チンナワット氏、マッターティップ・ゴーウィットヂャルゥングン女史、タッサニー・チンナワット女史(故人)及びインラック・アモンラチャット女史の9人弟妹がいる。

 ヤオワレート女史及びインラック女史の両名によると、タクシン元首相は滞在先で姉死亡の知らせを受け弟妹に対して悲しみの言葉を伝えると共に、葬儀の手配・参列ができない事を嘆いていたという。
posted by Jean T. at 18:19| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、信任したプラチャー氏への閣僚ポストは与党国会対策委で協議

 アピシット首相は22日、先に行われた首相・内閣不信任決議案審議で政府側に信任票を投じたプゥア・ペーンディン党の非連立派12人(内ワーダ会派の3人はラサドン党を結党)を率いているプラチャー・プロームノーク警察大将への閣僚ポスト提供の是非は、与党国会対策委員会内で協議されるべきであると語り、ポスト提供の可能性に関して言明を避けた。

 また、アピシット首相は、審議終了後に内閣改造を行う可能性に関してはあらためて否定した上で、解任するべきであるとの声があがっているガシット外務大臣に関しては、これまで問題なく職務を遂行してきており、審議終了後はより慎重を心掛けて職務にあたってくれるだろうと語った。
posted by Jean T. at 17:46| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

審議終了後の首相への支持率が50%を超えるも2001年の元首相には及ばす

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが18県内在住の住民を対象に行ったリアルタイム調査で、首相・内閣不信任決議案審議後のアピシット首相に対する支持率が格付けでB-に該当する半数を僅かに超える50.6%だったのに対してタクシン元首相に対する支持率が各付けでD+に相当する23.6%だったことが明らかになった。

 しかし、アピシット首相の支持率に対する格付けB-は、2001年に第一次タクシン政権誕生後最初に行われた不信任決議案審議終了後に記録したタクシン元首相に対する支持率格付けB+には及ばない結果になった。

 また、審議対象者別の審議後の解任の是非については、ガシット外務大臣に対して解任するべきとの声が最も多く寄せられ、41.8%の回答者が解任するべきと回答し、58.4%の回答者が解任する必要は無いと回答し、次いで、ブンヂョン副内務大臣に対して27.6%の回答者が解任するべきと回答し、72.4%の回答者が解任する必要なしと回答し、以下、チャワラット内務大臣(解任23.6%、不要76.4%)、プラディット副財務大臣(解任20.4%、不要79.6%)、ゴーン財務大臣(解任18.2%、不要81.8%)、アピシット首相(解任15.6%、不要84.4%)と続く結果になった。

 一方、野党(プゥア・タイ党)側が不信任決議案審議の際に提示した資料に対する信頼度に関しては、チャルゥム・ユーバムルン警察大尉が示した資料に対する信頼度が10ポイント中4.89ポイントと最も高く、以下、チャオワリン・シッティサックシリ警察中尉(4.80ポイント)、スナイ・ヂュラポンサトン氏(4.75ポイント)、ヂャトゥポン・プロームパン氏(4.69ポイント)、スラポン・トーウィヂャックチャイヤグン氏(4.65ポイント)と続く結果になった。

 また、次回の不信任決議案審議で取り上げるべき題材に関しては、最も多い80%の回答者が経済対策関連をあげ、以下、麻薬対策関連(70.7%)、不正・汚職関連(70.1%)、南部国境三県域問題(67.9%)、人身及び財産に対する危険(治安)問題(61.4%)、国境問題(58.5%)と続く結果になった。
posted by Jean T. at 17:24| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

下院議長、政府は官僚の裏切りを警戒せよ

 プームヂャイ・タイ党のチャイ・チットチョープ氏(下院議長)は19日、政府は官僚の裏切りに対して警戒する必要があると警告した。

 この発言は、下院議長としてサマック政権とアピシット政権の両方に対する不信任決議案審議の進行にあたった立場としてそれぞれの違いについて聞かれた際に語られたもので、チャイ氏は、今回の審議で野党(プゥア・タイ党)側が提示した資料の多くが官僚側から提供を受けたものだったと指摘した上で、政府は今後油断する事無く官僚側の掌握に努める必要があると指摘した。
posted by Jean T. at 19:27| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不信任投票、タイ党内で票割れ - 外相にも3票が野党から

 プゥア・タイ党のアピワン・ウィリヤチャイ大佐(下院第二副議長)は21日、不信任決議案を提出したプゥア・タイ党内から10票前後が不信任票以外の票に流れていた事に関して、党内で大きな問題になることは無いとの考えを示した。

 発言の中でアピワン大佐は、プゥア・タイ党から不信任票以外に流れた10票前後の票の内少なくとも5票に関しては投じた者の特定が出来ている事を明らかにした上で、むしろガシット外務大臣に対して与党から信任票以外の票に流れた9票の方に関心があると語った。

 アピワン大佐によると、票割れが起こることは想定の範囲内で、また、党として所属の下院議員の権利を拘束する理由は無いという。

 一方、与党国会対策委員長のチンナウォン・ブンヤギヤット氏(民主党)は、予想されていたよりも多くの信任票が審議の対象となった首相を含む6閣僚に対して投じられていた事を明らかにした。

 チンナウォン委員長によると、投票を保留ないしは棄権した閣僚23人及び下院議長1人を除いた全出席与党議員234人よりも多くの信任票が投じられ、仮に与党出席議員全員が信任票を投じたとして計算した場合、ガシット外務大臣を除く首相及び4大臣に対しては12票が野党側から、またガシット外務大臣に対しては3票が野党側から流れた計算になるという。

 尚、各審議対象者に対する決議投票が行われた時点の議場内にいた投票可能議員数はアピシット首相が449人、プラデット副財務大臣、ゴーン財務大臣、チャワラット内務大臣及びブンヂョン内務大臣が447人、ガシット外務大臣が446人だった。
posted by Jean T. at 19:12| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不信任決議、ガシット外相への信任票に与党内の票割れ

 21日11:00過ぎ、19日から20日にかけて行われた不信任決議案審議の決議が行われ、対象となった首相・閣僚6名の内首相を含む5名が246票の信任票を獲得したのに対してガシット外務大臣のみ信任票が237票となる結果になった。

 投票に先立ち民主党所属のグリヤンラティゴン・パークピヤラシン(プラーヂンブリー県)がガシット外務大臣に対してのみ投票を棄権する意向である事を明らかにした。

 各首相・閣僚別の信任・不信任投票結果は以下の通り。

アピシット首相
信任 246 不信任 176 保留 12 棄権 15

プラディット副財務大臣
信任 246 不信任 174 保留 12 棄権 15

ゴーン財務大臣
信任 246 不信任 174 保留 12 棄権 15

ガシット外務大臣
信任 237 不信任 184 保留 12 棄権 13

チャワラット内務大臣
信任 246 不信任 167 保留 20 棄権 14

ブンヂョン副内務大臣
信任 246 不信任 168 保留 18 棄権 15

 投票に先立ちアピシット首相は、不信任決議案審議終了後に内閣改造を行う考えが無いことを再確認していた。
posted by Jean T. at 13:40| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

不信任審議、外相はフンセン首相のASAN会議出席と引き替えに領土を引き渡した

 プゥア・タイ党は20日行われた内閣不信任決議案審議の席上で、ガシット外務大臣がカンボジアのフンセン首相が東南アジア諸国連合首脳会議に出席する見返りに同国との間で領有権が争われているエリアの一部を同国側へ引き渡したと指摘した。

 同党側は、カンボジア側が建設を進めているカオプラウィハーン遺跡に通じる道路の一部がタイ側が領土であると主張しているエリア内で建設が進められているにも拘わらず、政府側がカンボジアに対して一切工事の中止を求める抗議を行っていないことからもこの事は明らかであると指摘した。

 一方、ガシット外務大臣に対する質疑中に、自らを1年生議員であると名乗って質疑を行っていたプゥア・タイ党のウィサーラディー・テーチャティーラーワット女史に対して、民主党のランシマー・ロートラサミー女史が、ウィサーラーディー女史は若くて顔立ちがいいのに、言われた事をそのまま読んでいるところが残念だ。もし手にしている書類を取り上げたらこれ以上話を進める事が出来ないはずだ。何故なら脳を使って話していないからだと発言したことから、発言の取り消しを求めるウィサーラディー女史を始めとするプゥア・タイ党と発言の取り消しを拒否するランシマー女史を始めとする与党側との間で激しい舌戦が展開され一時審議が紛糾する場面が見られた。
posted by Jean T. at 19:11| バンコク ☔| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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