2009年03月10日

政府、タクシン系局長を更迭し後任にネーウィン系を据える

 政府は10日開かれた閣議の席上で、タクシン元首相に近い内務省地方自治振興局局長のスギット・ヂャルゥンラタナグン氏を省付き審議役に異動し、後任にコーン・ケーン県知事でネーウィン・チットチョープ氏に近いマーニット・ワタナセーン氏を据える人事を承認した。

 また、内務大臣の報告に基づき承認された内務省の28(報道により26)の局長・知事クラスの人事により、OTOP展示会絡みの汚職疑惑が指摘されているコミュニティー開発局局長のチュムポン・ポンラック氏がシンブリー県知事に、民主党関係者に近いとされているラムパーン県知事のアモンラパン・ニマーナン氏が現知事のウィブーン・ソンウォンポン氏が内務省副次官に異動し空席になるチェンマイ県知事に異動する。

 アピシット首相は、旧政権一派の一掃や赤服軍団の抑え込みを意図した人事との指摘を否定した上で、今回の人事が内務省からの提案に基づき行われたものである事を強調した。
posted by Jean T. at 19:13| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ステープ副首相、連合との対立を否定

 ステープ副首相は10日、民主主義市民連合の幹部との間に対立があるとの指摘を否定した。

 この発言は、昨年10月7日の国会ビルの包囲行動に絡んで連合幹部等21人に対する出頭令状が警察から発行された事を契機にソンティ・リムトーングン氏等がステープ副首相に対する攻撃を強めている事を受けたもので、ステープ副首相によると、連合との間に対立は存在せず、また政府側が連合に対して負うべきものは一切無いのだという。

 また、連合幹部等21人に対する出頭令状に関しては、あくまで警察の通常の手続きに則ったもので、連合幹部の逮捕を要求している反独裁民主主義同盟からの圧力とは無関係であるとした。

 ステープ副首相によると、反独裁民主主義同盟に対しても違法行為があれば、同様に法的な責任の追求を行う事になるという。

 一方、連合側の態度の変化により、結果として政権崩壊に導かれたタクシン政権の二の舞の状況がもたらされる可能性に関しては、攻撃の矛先が政府ではなく自分個人に向けられているとして、タクシン政権の二の舞になる事は無いとの考えを示した。
posted by Jean T. at 18:33| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元首相、自分は王室の従順な飼い犬とFEERの取材に対して

 タクシン元首相はアラブ首長国連合のドバイで行われた香港のFar Eastern Economic Review誌とのインタビューの中で、年末までにタイに帰国できると確信していると語ると共に、自らを首尾一貫して王室に対する敬意を忘れない従順な飼い犬であると語っていた事が明らかになった。

 また、首相時代にレフリーたる独立機関に干渉していたと指摘されている事に関しては、現在の独立機関の方が遙かに偏っている。自分が首相だった時代にも偏っているとの指摘はあったが、現在の独立機関は全く中立的ではないと語り、また、報道を弾圧していたとされている事に関しては、自分は批判に対して批判でやり返す事はあってもそれ以上の行動をとったことはない。軍が怖くて自由な事を言えない現在の方が遙かに報道の自由が制限されている。全ては自分が言い過ぎる事からきた誤解であると語った。

 更に、タクシン元首相の強制送還を視野に入れた国際犯罪人引き渡し条約締結の動きに関しては、交渉等の手続きを踏む必要があることから早晩締結が実現できるという話ではないとし、また、アピシット首相がタクシン元首相の強制送還に動いている事に関しては、政治的に自分(タクシン元首相)を辱める事を意図したものであると指摘した。

 タクシン元首相によると、複数の国からパスポートの提供・名誉市民としての受け入れの申し出を受け、内の幾つかの申し出を受け入れ、複数の国のパスポートを所持しているが、現在は全てタイのパスポートを使用して国家間を移動しており、また、イギリスのビザを再申請する予定は無いがシェンゲン協定ビザや複数のヨーロッパの国の居住ビザを所持しているという。日本に関しては外交旅券でしか入国した事がなく、また行く予定が無いことから一般旅券で入国した場合の取り扱いに関してはわからないという。

 一方、アピシット政権の経済政策に関しては、自分の政策を再利用しているに過ぎないと切り捨てた上で、現在の予算が限られ、更にアメリカのサブプライム危機以降の情勢に備えなければならない状況下では、これらの再利用された政策が充分に機能する事は無いと指摘した。

* 尚、タイ国内のタイ語報道では、タイの国会はクーデターにより政治的な罪を受けた政治家に対する恩赦を盛り込んだ国内和解法の成立に取り組むべきである。最終的に国王もこの法律を支持するだろうと語り、タクシン元首相が恩赦の実現に期待を寄せていたと報じているものがありましたが、FEERのインタビュー原文を見た限りでは、これに該当する発言は確認できませんでした。但し、確認できた原文は長文ながら抜粋と記されているので、実際にはその様な発言があったのかもしれませんが。
posted by Jean T. at 00:11| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(更新)パーム園を占拠中の住民と園関係者との銃の撃ち合いで7人が死傷

 INN電によると、9日スラーッターニー県チャイヤブリー郡内にある民間企業所有のパーム園内で、人数不明のグループが耕作用の土地の支給を要求する為に約3ヶ月前からパーム園内に居住し抗議活動を展開していた約500人の住民に向け銃を乱射し、住民2人が死亡し5人が重傷を負った。

 一方、プーヂャッカーン紙(オンライン)は、事件が発生したパーム園はスラーッターニー県チャイヤブリー郡と接するクラッビー県カオパノム郡に所在しているとした上で、パーム園内で行われていた掘削作業の監督に当たっていた約10人のグループが、作業の中止を要求する為に現場に現れた園内の一部を占拠していた住民約40人に向け30発以上の銃弾を発砲した事がきっかけで両者間で銃の撃ち合いとなり、何れもスラーッターニー県内在住の住民1人が死亡し、6人が負傷を負ったと報じている。

 プーヂャッカーン紙の報道によるとパーム園内を占拠していた住民は、自分たちが占拠している土地は、2000年にパーム園側が土地の借用権を失っていたにも拘わらず不法に占拠している、本来であれば住民側に耕作用地として提供されるべき土地であると主張しているという。

------------- 以下は更新前の記事 -------------

スラーで抗議住民に向けた銃乱射で7人が死傷

 INN電によると、9日午後、スラーッターニー県内で耕作用の土地を要求する抗議活動を展開していた約500人の住民グループに向けた銃乱射事件が発生し、2人が死亡し5人が重傷を負った模様。

 事件の発生状況等の詳細に関しては報じられていない。
posted by Jean T. at 00:08| バンコク ☀| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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