2009年03月11日

背景に150億の地方自治向け予算、更迭内務局長が示唆

 10日の閣議で内務省地方自治局局長から同省付き審議役に更迭されたスギット・ヂャルゥンラタナグン氏は11日、今回の更迭人事の背景に150億バーツの地方自治向け予算を確保する動きがあると指摘した。

 この発言は同日朝ch7で放送された番組の中で行われた電話インタビューの中で語られたもので、スギット氏は、まだ明確な証拠を握っているわけでではないため、疑惑の詳細に関しては明らかにできないとした上で、今後アピシット首相を委員長として開かれる分権委員会での予算審議に注目し、各地方行政機構に配分される予算の一部が政治的な利益追求目的の為に使用されていないか注目しておいて欲しいと訴えた。

 また、タクシン元首相に近いと指摘されている事に関しては、チャワリット元首相と近い事は認めたが、タクシン元首相に関しては、尊敬しその職務能力に対して敬意を持っているが、それ以上の関係は無く、また今回の更迭とも無関係であるとの考えを示した。
posted by Jean T. at 18:14| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

発言には責任を持て、副首相がソンティ発言にキレる

 ステープ副首相は11日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏に対して自分の発言には責任を持てと語り、同氏のキングパワー発言に不快感を示した。

 この発言は、前日夜放送されたASTVの番組の中でソンティ・リムトーングン氏が、キングワパー社が民主党所属の下院議員1人につき10万バーツの資金を提供し政権樹立を支援したと指摘した事を受けたもので、ステープ副首相は、国民は誰が正しいことを言っているか分かるはずだと指摘した上で、ソンティ氏は自らの発言に対して責任を持つよう指摘した。

 一方、前日行われた局長・県知事クラスの内務省人事に関しては、来る総選挙に向けた票固めを意識した人事との指摘を否定した上で、あくまで行政面でのメリットを重視したものである事を強調した。

 ソンティ氏は、7日にナコンラーチャシーマー県内で開催された集会の際に、民主党は連合を踏み台にし、連合支持者を踏みつけて政権の座に登りつめたにも拘わらず、ステープ副首相(テープトゥアック)は、ネーウィン・チットチョープ氏と手を組みタクシン一派の警察を利用して連合幹部等21人に対して逮捕状(実際には出頭令状)を発行させた。これが政党結党構想を思い立った理由であると語りステープ副首相批判を強めていたが、元々ステープ副首相と連合とは深い繋がりが無く、連合側は当初からもう一人のタクシンという猜疑の目を同副首相に向けていたとも言われている。
posted by Jean T. at 17:04| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ党、首相弾劾決議案を上院議長に提出

 プゥア・タイ党は11日午前、アピシット首相の罷免を要求する弾劾決議案を同党所属下院議員158人の署名を添えてプラソップスック上院議長に提出した。

 尚、タイPBSによると、プゥア・タイ党側が当初11日に提出を計画していた内閣不信任決議案は12日に提出される見通し。

 プゥア・タイ党側は、民主主義の手続きに則ることなく首相に就任したこと、民主主義市民連合の集会活動を支持したこと、民主主義市民連合幹部(ガシット外務大臣)を大臣に据えたこと、上場された民間企業(TPI)から受領した高額献金を隠匿したこと、カンボジア側がタイの主権を侵害しタイ領内にカオプラウィハーン遺跡に通じる道路を建設した事を見逃したこと等7件の事由を弾劾理由に掲げた。
posted by Jean T. at 15:26| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

有力赤服・黄服系ラジオ局が同時に閉局?、首相府大臣は関与を否定

 サーティット首相府大臣は10日、民主主義市民連合系の有力コミュニティーラジオ局である92.25Mhzと反独裁民主主義同盟/赤服軍団の主力グループの1つであるタクシー運転手団体が主催するコミュニティーラジオ局92.75Mhzの同時閉局命令には一切関与していないと主張した。

 サーティット首相府大臣は発言の中で、ニュースで知った位だと語り自らが閉局に一切関与していない事を強調した上で、通報に基づく何らかの警告に従わなかった、ないしは何らかの違法行為により放送事業小委員会の権限で所定の手続きを踏んで閉局命令が下されたのではないかとの考えを示した。

 尚、前後して放送事業小委員会の委員長を兼務するナティー首相府次官は、不適切な用語の使用、煽動・動員行為、王室に影響を与える内容等を理由に両局に対して警告を発していた事を確認したが閉局命令が下されたとの報道は否定している。

 一方、92.75Mhzを主催する反独裁民主主義同盟幹部でタクシー運転手団体を主催するチンナワット・ハーブンナーク氏は、警告が発せられようが閉局になろうが気にすることなく、これからもアピシット政権に対する苛烈な批判を展開する放送を続ける。政府が赤服軍団の強力な抵抗に直面したいのであれば閉局すればいいと語り強気の姿勢を見せた。
posted by Jean T. at 00:08| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ党、研究所主導の政治改革に反対 - 全委員の辞任を要求

 10日、プゥア・タイ党所属のプラポックグラオ研究所の出身者や現在同研究ぞで学んでいる議員で構成されたグループが共同記者会見を開き、同研究所主導の政治改革に反対を表明すると共に政治改革推進の為の作業委員会メンバーは全員辞任するべきであると訴えた。

 ティティマー・チャーイセーン女史は、本来民主主義を基本に置いていた同研究所の一部の者がクーデター発生以降に国家安全保障評議会の影響下に置かれ中立性をおざなりにしてきたと指摘した上で、今後同研究所出身者の署名を集め中立性をおざなりにしてきた人物を非難する声明を発表すると共に政治改革の為の独立委員会メンバー19人に対して辞職を促す考えである事を明らかにした。

 これに先立ち同党のウィタヤー・ブラナシリー氏(野党国会対策委員長)及びナタウット
サイグゥア氏(反独裁民主主義同盟DTV系幹部)の両名が、旧クーデター勢力に近い中立性に疑問があるスヂット・ブンボンガーン氏を議長とした政治改革への取り組みに反対するとした上で、プラポックグラオ研究所理事長を兼務するチャイ下院議長に対して同研究所主導の政治改革の中止を要請する方針である事を明らかにしていた。
posted by Jean T. at 00:05| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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