2009年03月17日

野党、不信任決議案の審議期間の延長を要請

 17日、野党国家対策委員長のウィタヤー・ブラナシリ氏は首相官邸を訪問し、19日から20日かけて行われる予定になっている不信任決議案の審議日程を1日プラスした21日まで延長するよう要請する首相宛の書状を応対したサーティット首相府大臣経由で提出した。

 また書状の中では、政府側が期間の延長に応じることができない場合には、審議日程を当初予定されていた26日から27日に再設定するよう要求しているという。

 この動きに先立ちウィタヤー氏は、不信任決議案審議の日程前倒しは、野党(プゥア・タイ党)側が追求に向けた体制を十分に整える事が出来ない事を見越した政府側の弱者につけ込んだ慈悲すらない陰謀であると非難した上で、審議期間の延長または当初予定されていた日程への再設定を要求する方針を明らかにしていた。

 しかし、審議で追求にあたる下院議員を統率するプゥア・タイ党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は、既に十分な準備が出来ており日程前倒しによる影響は全くなく、また日程に関しても2日で十分であるとの考えを示した上で、あらためて農地改革政策絡みを中心にした審議が行われた第一次チュワン政権時代以上に政権側に打撃を加える事が出来る強力な材料を用意している事を明らかにした。

 チャルゥム警察大尉によると、今回の審議では審議終了後に名誉毀損で告訴される事を覚悟した上で、議会外の人物にも言及する予定だという。

 また、チャルゥム警察大尉は、自分の電話が政府関係者により盗聴されている事を明らかにした上で、おそらく審議関係の情報収集目的で盗聴が行われているのではないかとの考えを示した。
posted by Jean T. at 19:30| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

汚職防止委、ソムチャーイ前首相やチャワリット元副首相等を強制排除で刑事告発

 国家汚職防止取締委員会は16日、昨年10月7日に行われた国会ビル前を占拠し抗議活動を展開していた民主主義市民連合に対する強制排除に関与し、結果として催涙弾等の過剰な手段により2人の死亡者や500人近い負傷者を出した容疑等でソムチャーイ前首相やチャワリット元副首相等7人を刑事告発する方針を決定した。

 刑事告発の対象になったのは、前日に特別閣議を招集し10月7日9:00に予定されている施政方針演説国会に議員が出席できるようにする為の通路を確保するよう国家警察本部に命じる決定を行ったソムチャーイ前首相、国家警察本部によるあらゆる手段を講じた通路の確保の為の行動を指揮・監督する立場にあったチャワリット副首相(当日9:00に辞意を表明)の他に、パチャラワート国家警察本部長、ウィロート同副本部長、スチャート前首都圏警察本部長、リキット同副本部長、エーカラット同副本部長の計7名。

 尚、首都圏警察本部のアムヌアイ副本部長に関しては、8日に強制排除行動に関連する記者発表を行っていたが、7日には諸般の事情で今回の告発対象に含まれているエーカラット副本部長に職務の代行を依頼し直接的に排除行動に関与していなかった為に、刑事告発するに足る証拠が充分に揃わなかったとして刑事告発を見合わせる決定を下している。
posted by Jean T. at 00:52| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、官邸包囲の前倒し実行を示唆

 反独裁民主主義同盟DTV系幹部のナタウット・サイグゥア氏は16日、29日に計画されている首相官邸の包囲を前倒しで実行する可能性があることを明らかにした。

 ナタウット氏によると、これは政府側が首相・内閣不信任決議案審議を19日から20日にかけて行い、21日に決議を行う方向で調整を進めている事を受けたもので、ナタウット氏によると計画を前倒しする為には21日にチェンラーイ県内で、22日にチェンマイ県内で計画されている集会に絡めて計画を練り直す必要があるという。

* 政府側が審議を前倒しした背景に、経済政策批判を中心にした同盟の継続的な地方集会活動によりタクシン待望論が喚起される事を避けたいとの思惑があったとの指摘もされています。要はタクシンのホワイト・ナイト化を政府側が嫌っているというわけです。
posted by Jean T. at 00:44| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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