2009年03月20日

不信任審議、外相はフンセン首相のASAN会議出席と引き替えに領土を引き渡した

 プゥア・タイ党は20日行われた内閣不信任決議案審議の席上で、ガシット外務大臣がカンボジアのフンセン首相が東南アジア諸国連合首脳会議に出席する見返りに同国との間で領有権が争われているエリアの一部を同国側へ引き渡したと指摘した。

 同党側は、カンボジア側が建設を進めているカオプラウィハーン遺跡に通じる道路の一部がタイ側が領土であると主張しているエリア内で建設が進められているにも拘わらず、政府側がカンボジアに対して一切工事の中止を求める抗議を行っていないことからもこの事は明らかであると指摘した。

 一方、ガシット外務大臣に対する質疑中に、自らを1年生議員であると名乗って質疑を行っていたプゥア・タイ党のウィサーラディー・テーチャティーラーワット女史に対して、民主党のランシマー・ロートラサミー女史が、ウィサーラーディー女史は若くて顔立ちがいいのに、言われた事をそのまま読んでいるところが残念だ。もし手にしている書類を取り上げたらこれ以上話を進める事が出来ないはずだ。何故なら脳を使って話していないからだと発言したことから、発言の取り消しを求めるウィサーラディー女史を始めとするプゥア・タイ党と発言の取り消しを拒否するランシマー女史を始めとする与党側との間で激しい舌戦が展開され一時審議が紛糾する場面が見られた。
posted by Jean T. at 19:11| バンコク ☔| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クローントゥーイ市場内で今度は賃貸更新を強要する動き

 18日夜に商店関係者の警護にあたっていた男性2人が何者かに射殺される事件が発生したクローントゥーイ市場内で20日早朝、約20人の屈強な男が市場内に現れ商店関係者に対して賃貸契約の更新を迫っていた事が明らかになった。

 商店関係者によると、男等は賃貸料が値上げされた契約の更新に応じなかった場合は商店の破壊すると脅かしながら更新契約書への署名を迫っていたという。

 警察側は18日夜に銃撃事件が発生した事を受けクローントゥーイ市場を武器類の持ち込み禁止地域に指定し20日から24時間体制で市場内の警戒を強化する方針を明らかにしていた。

 尚、港湾局から市場内の再開発権を取得したリーガル・プロフェッショナル社は18日に発生した銃撃事件は個人的な係争によるもので市場とは一切関係ないと語り、事件への関与を否定している。
posted by Jean T. at 18:37| バンコク ☔| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクの路上でシンガポール人運転の車に向け銃弾、人違いの可能性も

 20日午前、バンコクのワタナー区ソーイ・エーカマイ12の路上で、バイクに乗った2人組がシンガポール人男性(44)が運転する車に向け銃を発砲し、男性が割れたガラス等により軽傷を負うという事件が発生した。

 輸出用の靴やバッグの製造に関係している男性によると、いつも通り出勤の為に路上を走行中にバイクに乗った2人組に銃撃されたが、これまでに個人、事業関係何れに於いても係争事を抱えていない為何故銃撃されたのか全く心当たりが無いと証言しているという。

 警察側は、犯人側が人違いで銃撃した可能性もあると見て、あらためて男性から事情聴取を行うと共に目撃者や付近の商店等に設置された監視カメラに事件当時の模様が記録されていないか調べ実行犯の割り出しを急ぐ方針であることを明らかにした。
posted by Jean T. at 18:16| バンコク ☔| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ABAC調査では首相・野党首班直接対決は首相の勝ち

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが17県内在住の住民を対象に行った緊急調査で、19日行われた不信任決議案に於けるアピシット首相とプゥア・タイ党議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉の直接対決に関して、62%の回答者がアピシット首相側の発言・資料が信用できると回答する一方で、チャルゥム警察大尉側の発言・資料を信用できると回答した者が34.4%に留まっていた事が明らかになった。

 また、70.6%の回答者がこの直接対決によっても首相に対する好感・信頼度には影響することは無いと回答し、更に73.1%の回答者がプゥア・タイ党は今後も野党であり続けるべきであると回答する一方で、26.9%の回答者が政権に復帰するべきであると回答した。

 一方、ラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポールが行った緊急調査によると、46.15%の回答者がプゥア・タイ党側の提示した資料が古い、話題が既にメディアで報じられたものの蒸し返しでしかない、追求は全く利益をもたらさないと回答し、30.78%の回答者が両者が提示した資料や質疑応答が不鮮明だったと回答していた事が明らかになった。

 また、審議の当事者に対する評価に関してはアピシット首相が31.20%と最も高く、次いで29.32%だったチャルゥム警察大尉が続き、以下、ヂャトゥポン・プロームパン氏、スナイ・ヂュラポンサトン氏が続く結果になった。
posted by Jean T. at 00:48| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ党、巨額献金の不正収受に民主党元幹事長のプラディット副財務相が関与

 19日行われた首相・内閣不信任決議案審議の中でプゥア・タイ党のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は、TPI社からの2億6,300万バーツの巨額献金の不正収受に当時民主党の幹事長だったプラディット副財務大臣が深く関与していると指摘した。

 仮にこの不正収受が事実であると確認された場合は民主党の解党の是非が問われる事になる。

 チャルゥム警察大尉は、民主党関係者が関係するメサイア社を通して27通の小切手を使用して、75回に渡る分割払いにより87日間の間に合計2億6,300万バーツの資金がTPI社から民主党に渡っていたと指摘した上で、この普通では無い資金の流れに当時民主党の幹事長だったプラディット副財務大臣の指示を受けていた同大臣の弟が関与していたと指摘した上で、アピシット首相はこの不正な資金の収受の隠匿に責任を負っていると指摘した。

 チャルゥム警察大尉によると、この2億6,300万バーツの巨額な献金は上場企業でもあるTPI社オーナーのプラチャイ・リヤオパイラット氏の一存で行われ、またこの資金の支出が証券取引所に報告されていなかった事は確認されているが、その献金が民主党の選挙資金として使用されたのか個人の懐に入ったのかは明らかになっていないという。

 この指摘に対して不正な資金収受を隠匿したと指摘されたアピシット首相は、当時は党首ではなかった為、党に対する献金を把握する立場には無かったとした上で、党が収受していた献金は全て選挙委員会に正しく報告されていたと語り隠匿に関与したとの指摘を否定した。

 一方、チャルゥム警察大尉が民主党の巨額献金の不正収受疑惑の追求を行っている事に関してアピシット首相の個人スポークスマンのテープタイ・セーンポン氏は、背景にチャルゥム警察大尉のTPI社オーナーのプラチャイ氏に対する私怨があると指摘している。

 テープタイ氏によると、チャルゥム警察大尉がTPI社から広告費としてメサイア社に支払われた資金を民主党に結びつけている(発言のまま)背景に、同警察大尉が新希望党とタイ・ラック・タイ党が合併した際に党を離脱しムワンチョン党を立ち上げた際にTPI社に対して資金を支援を要請し断られた事に対する私怨があるのだという。
posted by Jean T. at 00:19| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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