2009年03月23日

スラユット元首相、タクシン発言を否定

 クーデター後に暫定首相に就任したスラユット枢密院評議会議員は23日、タクシン元首相追い落としの背後で自らが糸を引いていたとする同元首相の発言を全否定した。

 また、タクシン元首相の動きに対しては、個人の行動に対しては口出しをする事は出来ないが、己の行いに対して相応の結果がもたらされるとする業の法則を信じるものとして言える事は、行動に際しては限度という物を心得るべきであるという事だけであると語った。
posted by Jean T. at 17:14| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

副首相、タクシン発言は動員・煽動を意図 - 26日は過激化が予想と内相

 ステープ副首相は23日、スラユット枢密院評議会議員がタクシン元首相追い落としを狙った一連の動きの背後で糸を引いていたとする同元首相の発言は、26日にバンコクで大規模集会及び首相官邸の包囲を計画している親タクシン派の動員及び国内情勢の煽動を意図した虚言であると指摘した。

 一方、チャワラット内務大臣は、タクシン元首相の煽動発言により26日に予定されている反独裁民主主義同盟の集会及び首相官邸包囲行動が過激化するおそれがあるとして各県知事に対して24時間体制で情勢の監視にあたるよう指示した事を明らかにした。
posted by Jean T. at 16:01| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヂャラン氏、タクシン発言は政敵同士の罵りあいの際に起こる無関係な者への誹謗

 憲法裁判所判事のヂャラン・パクディータナーグン氏は22日、タクシン元首相がスラユット枢密院評議会議員と共にタクシン元首相追い落としを狙った一連の動きに関与した者と名指しした事に対して事実では無いと否定した上で、かかる発言は政治的に対立する者同士の罵りあいの際に起こりえる無関係な人物に対する誹謗と同様なものでしかないと切り捨てた。

 この発言は、前日夜チェンマイ県内で行われた反独裁民主主義同盟の集会の際に行われたビデオリンクを利用した演説の中でタクシン元首相が元国内治安維持作戦司令本部副本部長のパンロップ・ピンマニー大将からの情報として、2006年にソーイ・スクムウィットにある邸宅内で、スラユット枢密院評議会議員招集の元で行われた同元首相暗殺に向けた謀議にパンロップ大将の他にヂャラン氏らが出席していた事を明らかにした上で、当時スラユット枢密院評議会議員が他の枢密院評議会議員2人と共に901(現国王のこと)への拝謁を終えたと語っていたことから、政治に関与しない国王の名を出すことによりタクシン元首相が王室に対する敬愛の念が欠けているとの言われ無き理由がつけられた暗殺計画を正当化しようとしたと指摘した事を受けたもの。

 タクシン元首相は先にタイム誌と行われたインタビューの中で、スクムウィット通りにある邸宅内で行われた自身の暗殺に向けた謀議の模様を収めたテープを所持している事を明らかにしていた。

 一方、パンロップ大将は23日午前、スラユット枢密院評議会議員がタクシン元首相を追い落とす一連の動きの背後で糸を引いていた事をタクシン元首相に明かしていた事を否定した。

 発言の中でパンロップ大将は、4-5ヶ月前に中国国内でタクシン元首相に面会した事は認めたが、その際に交わされた会話内容の詳細に関しては明らかにする事が出来ないと語った。
posted by Jean T. at 14:02| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラー2ヶ所で爆破、警察官等11人が負傷

 23日朝、ナラーティワート県内2ヶ所で連続して爆発が発生し、同日10:00迄に警察関係者や住民11人(報道により7人とも8人とも)の負傷が確認された。

 最初の爆発は、県都内中心部にある市場入り口前にある駐車場に駐車してあったバイクから爆発が発生し、警察関係者や住民10人が負傷を負い、前後してスンガイ・ゴーロック郡内で、茶店前に仕掛けてあった爆発物が、爆発物処理班の到着にあわせて爆発し警察官1人が負傷を負った。

 これに先立つ22日6:00前、同県ルゥーソ郡内3ヶ所で集中摘発が行われ、何れも一連の不穏な動きに関与した容疑で逮捕状が発行されていた3人の容疑者の身柄が確保されていた。

 ヤッラー県県都内では22日朝、ガムナン所有の乗用車の下部に爆発物が仕掛けてあるのが発見され回収処理が行われた。

 回収された爆発物は7Kg重量のもので、一部報道によると携帯電話による遠隔操作による起爆だけでなく自動車のエンジン始動によっても起爆するように仕掛けられていたという。

 同県ラーマン郡内では22日17:00過ぎ、バイクで路上を走行中だった42歳のイスラム教徒の男性が何者かに銃撃され死亡し、同乗していた息子(24)が重傷を負った。尚、報道によっては息子の重傷に触れていないものも複数あり、また男性の年齢を40歳とするものもある。
posted by Jean T. at 12:40| バンコク ☀| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元首相、追い落としの背後にスラユット元首相

 タクシン元首相は22日夜、自分を政権から引きずり落とす一連の動きの背後にクーデター後に暫定首相に就任した枢密院評議会議員のスラユット・ヂュラーノン大将がいたことを明らかにした。

 この発言は、チェンマイ県内で行われた反独裁民主主義同盟の集会でビデオリンクを利用して国外から演説を行った際に語られたもので、タクシン元首相によると、中国国内で元国内治安維持部隊作戦司令本部副本部長のパンロップ・ピンマニー大将(元Young Turksの主要メンバー)と面会した際に、同大将から自分に対する2回に渡る暗殺計画が失敗に終わっていた事を伝えられていた事を明らかにした上で、タクシン政権崩壊を狙った動きにスラユット大将及び学識経験者のプラモート・ナーコンタップ氏、最高行政裁判所長のアッカラートン・ヂュラーラット氏、当時最高裁判所長付き秘書官長だった現憲法裁判所判事のヂャラン・パックディータナーグン氏及び当時最高裁判所長だったチャーンチャイ・リキットヂッタ氏が関与していたと指摘した。

 パンロップ大将がタクシン元首相に語ったところによると、2006年4月にスラユット大将からパンロップ大将に対して王室に対する敬愛の念が欠けているタクシン首相(当時)に対する2回に渡る暗殺計画を実行に移し何れも失敗に終わっていた事を明かされていたという。

 また、タクシン元首相は、クーデター発生直前に発生したタクシン元首相自動車爆弾爆殺未遂事件に関与した容疑で逮捕された軍関係者から、自動車爆弾による暗殺が成功した場合にはスラユット大将が首相につくとの約束が為されていたとの証言が得られていた事を明らかにした。

 2006年4月は、タクシン元首相がシン社の持ち株売却に関する釈明を行うために上下院合同議会の招集を約束し同議会の招集日が設定された後に下院議会を解散した事に対して反発した当時の野党連合が同年4月2日に設定された総選挙のボイコットを宣言し、反タクシン派とタクシン政権との対立が頂点に達していた時期にあたる。

 また、タクシン元首相がプレーム枢密院評議会議長と面会した翌日に下院議会の解散を宣言したことから、同議長から何らかのアドバイスを受け解散したとの憶測も流れたが、その後同議長が側近に対して、面会の際に議会解散の話は一切出ていなかった事を明らかにした上で、タクシン元首相にまんまと利用されてしまったと語っていたと伝えられていた。
posted by Jean T. at 12:03| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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