2009年03月25日

フィンランド宣言裁判、連合幹部等に無罪判決

 刑事裁判所は25日、王室の影響力を極力排除した共和制の成立を目指すとする実際には存在しないフィンランド宣言の喧伝により名誉を毀損されたとしてタクシン元首相が民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏らを相手取り提訴していた訴訟を棄却する判決を下した。

 この訴訟は、2006年5月24日から28日にかけて開催されたセミナーの場で共謀してフィンランド宣言をでっち上げ、ASTVやウェブサイト等を通して虚偽の情報を流布した事により名誉を毀損されたとしてタクシン元首相がソンティ氏やヂュムサック・ピントーン氏、チャイアナン・サムットラワニット氏、プラーモート・ナーコンタップ氏等10人を相手取り提訴していたもので、裁判所側は、フィンランド宣言の告発は有識者及びマスコミ人の職務として国民に利益をもたらすために当時国民が最も関心を寄せていたタクシン元首相による施政分析の一環として他意無く行われたものであると判断し今回の判決を下した。
posted by Jean T. at 18:17| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党から5人がタイ党に移動? 元首相帰国説流布の議員が明らかに

 タクシン元首相帰国説を度々流布してきた事でも知られるプゥア・タイ党のプラチャー・プラソップディー氏は25日、民主党に所属する5人の議員がプゥア・タイ党に合流する意向を示している事を明らかにした。

 同氏によると、この動きは巨額献金疑惑を発端とした党解党に対する懸念が民主党内で広がっている事を受けたもので、現在東北地方選出の2人及びバンコク選出の3人がプゥア・タイ党に合流する意向を示しているという。
posted by Jean T. at 17:16| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タークシン計画とは

 25日付けのマティチョン紙にプゥア・タイ党や反独裁民主主義同盟が政府打倒、政権復権を期して進めているとされているタークシン(大王)計画の概要が以下のように掲載されている。

 尚、タークシン計画に関しては、先にプゥア・タイ党所属のソムチャーイ・ペートプラスット氏が党内の極一部の幹部が絶対多数を背景にした政権復帰を目指して立案したものである事を認める発言を行っているが、公式にはこの計画の存在は確認されていない。

タークシン計画の目標

1. 先進国家と同様な真の民主主義の達成
2. 軍の政治への関与の廃絶
3. 枢密院関連条項の憲法からの抹消
4. 王室が存在する先進国家と同様な国王の地位
5. テロ関連法以外の政治的な罪を負った者に対する国内和解推進を意図した恩赦
6. 地方への権力分散の推進
7. 1997年憲法を基本に置いた過去の問題点を修正した憲法の制定
8. 軍による政変及び、または軍による民主勢力の弾圧に対しては、彼らが国家反逆行為で断罪され一掃されるまで、我々や国際社会の力を結集しあらゆる手段で対抗する

目標達成の為の手段

1. タイ・ラック・タイ党、パラン・プラチャーチョン党、チャート・タイ党及びマッチマーティパッタイ党に所属した者で5年間に渡り被選挙権が剥奪されている者
2. プゥア・タイ党
3. 計画に同調する上下院議員
4. 民主団体
5. 有識者及びマスコミ
6. 外交関係者
7. 司法手続き中の団体
8. タクシン元首相
9. 各階層のリーダー

目標達成の為の付随ミッション

1. 「無産/草の根階級の闘争」抗議行動や我が陣営が影響力を持つ地域内全ての輸送拠点の封鎖による地方部での闘争強化を契機とした段階的な都市部への闘争の進出

2. 「民主主主義の為の闘争」中産階級及び民主主義を理想とする層による汚職政治家関連等の喧伝により国民に民主体制に対して辟易としたイメージを植え付けると同時に新たな政治改革モデルを提示し、その後に専門委員会の組織に着手

3. 「司法改革の為の闘争」政治や立法による司法介入を終わらせる為に正義を愛する者による司法改革に向けたセミナーの開催

4. 「情報・メディア闘争」メディア関係者による情報操作や意図的なデマの流布等に反対する運動や国外メディアを利用したタイ包囲網により反対派の信用失墜を目指す

5. 「政治闘争」民主主義市民連合と同様に暴動、集会、抗議活動による闘争。まず集会活動を各地に広げ、政府による抑え込みが不可能な状況にまで持ち込み軍が権力に介入する機会をつくり出す

6. 覆面をした過激派による主要公共施設の封鎖

7. 憲法を超越した動きに関する情報の流布
posted by Jean T. at 16:31| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、10億の充足経済推進予算は赤服抑え込みの為の予算

 反独裁民主主義同盟DTV系幹部のナタウット・サイグゥア氏は24日、国内治安維持作戦司令本部が景気てこ入れを視野に入れた充足を心得た経済の普及目的で請求している10億バーツの予算は、実際には赤服軍団抑え込みの為に請求された予算であると指摘した。

 ナタウット氏によると、この10億バーツは先に同盟側が指摘した軍側が赤服軍団一掃の為に確保する方針を決定していた20億バーツの機密予算の一部を為すもので、実際に機密予算確保に向けた協議に参加していた軍関係者からも同盟の指摘通りの予算が確保される事が世間に知られる事を嫌って敢えて半額の10億バーツの予算を申請したとの情報が得られているという。
posted by Jean T. at 12:16| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、自警組織間で日当額を巡った対立?

 安全保障関連の情報当局筋によると、26日に大規模集会と首相官邸の包囲を計画している反独裁民主主義同盟の自警組織間で支給される日当の額の違いを巡った対立が発生しているという。

 25日付けのマティチョン紙によると、同盟にはDTV幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏の影響下にあるラームカムヘーン大学の複数の学生組織で構成された自警組織、ボランティア自警組織、タクシー運転手団体関係者で構成された自警組織及びタークシン大王サナームルワン・グループと名乗る無償で自発的に参加している者で構成された自警組織の4つの組織があり、その内最初の3つのグループ間で、それぞれの構成員に支給されている一日あたり300バーツから500バーツの手当額の違いからくる対立が発生しているという。

 一方、大規模集会・首相官邸の包囲行動に関しては、25,000人から30,000人の参加が予想されているが過激化する可能性は低く、また、暑季の真っ直中にあること、及び赤十字フェアーの開催が予定されていることから包囲行動が長期化する事は無いとの見方を示しているという。
posted by Jean T. at 12:01| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

過激な手段は講じない、卵投げを除けばと同盟

 反独裁民主主義同盟DTV系幹部のナタウット・サイグゥア氏は24日、26日に予定されている首相官邸の包囲の際に卵投げ以外の過激な手段を講じる考えが無いことを明らかにした。

 発言の中でナタウット氏は、26日に予定されている大規模集会及び首相官邸の包囲に向けた必要な準備を全て終えた事を明らかにすると共に当局側による妨害にも拘わらず大勢の者がバンコクに駆けつける見通しである事を明らかにした上で、アピシット首相の首相官邸入りを阻止する為に行われる首相官邸の包囲行動の際には過激な手段を講じたり、当局関係者に暴力を振るうことなく行う考えである、但し卵投げは除けばと語った。

 ナタウット氏によると、誰に向け卵を投げつけるかについては話すことが出来ないという。

 また、ナタウット氏は、同盟の首相官邸包囲に向け警察側が3,000人、軍側が6,000人の人員の動員を進めている事を明らかにした上で、2空港を占拠した民主主義市民連合の集会や大規模行動の際に動員された人数の倍を超える人員の動員が進められている事からも、現在の政府が誰の政府か明確であると指摘した。
posted by Jean T. at 00:34| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サマック元首相、タクシン元首相は取り巻きに潰される運命

 サマック元首相が会員制ニュースサイト"ドークビヤ・トゥラキット"とのインタビューの中でタクシン元首相は国益よりも私益を重んじている取り巻きの政治家により潰される運命にあると指摘していた事が明らかになった。

 昨年12月23日の総選挙の際に自らをタクシン元首相の代理人と名乗り選挙運動を展開していた事でも知られるサマック元首相はインタビューの中で、自分が首相になって初めてタクシン元首相を取り巻いている政治家の多くが国益よりも私益を重んじた誤ったアドバイスをする傾向があるろくでもない者達であることを知ったとした上で、自分が首相だった時代にも私益を追求する彼らのアドバイスにより飾り物の首相に仕立て上げられてしまっていた事を明らかにした。

 サマック元首相によると、タクシン政権と民主主義市民連合が対峙していた時代には、取り巻きが実際には1万人以上が連合の抗議集会に集まっていたにもかかわらずタクシン元首相に対しては1,000人程度しか集まっていないと報告した事が、タクシン元首相が情勢の見極めを誤る事に繋がったという。

* 2006年3月末頃にシーロムのトリニティー・モールをタクシン元首相が訪問した際に自然発生的にタクシン出て行けの合唱が商店関係者からあがる事件が発生した後に同元首相の連合・反政府派に対する姿勢が急変したことから考えると、サマック元首相の指摘もあながち間違いではないかもしれません。この事件の数日後にバンコクのパラゴン前で行われた国家警察本部の推計で5-7万人が集まった連合の集会が急変に繋がった可能性もあるかもしれませんが。
posted by Jean T. at 00:27| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニーで爆破・銃撃でレンジャー隊員2人が負傷

 23日21:00過ぎ、パッターニー県ノーンヂック郡内で、人数不明の一味が郡内で発生した52歳のイスラム教徒の住民男性が何者かに銃撃され重傷を負うという事件の現場検証の為に向かっていたレンジャー部隊員を乗せた車の通過にあわせて爆発物を起爆した上で銃を乱射し、約5分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、この爆破・銃撃により自警レンジャー部隊員2人が負傷を負った。

 また、同県県都内では24日夜、軍関係者と人数不明の一味との間で約5分間に渡る銃撃戦が発生し、初期報道段階で軍関係者1人が負傷を負った。また、前後して県都内の橋下付近で爆発物が発見され回収処理が行われた。

 また、ヤッラー県ヤッハー郡内では23日夜半、18歳と年齢不詳のイスラム教徒の男性2人が民家前で何者かに銃撃され重傷を負った。

 一方、ナラーティワート県県都の警察当局は24日、前日朝に発生した市場前の駐車場に駐車してあったバイク爆弾による爆破により警察官や住民11人が負傷を負った事件に絡んで、監視カメラ映像等から割り出された19歳から25歳位の1人の男が事件に関与したと見て行方を追っている事を明らかにした。

 警察によると、男は爆発物が仕掛けられたバイクを駐車した後に警備に当たっている警察官と親しげに話ながらバイクの検査に応じ、その後市場内に消えていったのが確認されているという。
posted by Jean T. at 00:14| バンコク ☀| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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