発言の中でスリヤサイ氏は、絶対王制型官僚主義との闘いとの大義名分を掲げて国民を騙している同盟が、大規模集会により情勢を激化させ、結果としてタクシン一派のみを利する事に繋がる軍による実権掌握の機会を作り出す恐れがあると指摘した上で、同盟側がかかる国家に損害を与え対外イメージにも影響をもたらすような行動に出た場合には直ちに大規模活動の展開に出る方針であると語った。
2009年04月05日
連合、同盟に対抗し大規模集会を開催する用意
民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は5日、反独裁民主主義同盟が8日に計画している大規模集会による情勢激化を抑え込む為に大規模集会を開催する用意がある事を明らかにした。
発言の中でスリヤサイ氏は、絶対王制型官僚主義との闘いとの大義名分を掲げて国民を騙している同盟が、大規模集会により情勢を激化させ、結果としてタクシン一派のみを利する事に繋がる軍による実権掌握の機会を作り出す恐れがあると指摘した上で、同盟側がかかる国家に損害を与え対外イメージにも影響をもたらすような行動に出た場合には直ちに大規模活動の展開に出る方針であると語った。
発言の中でスリヤサイ氏は、絶対王制型官僚主義との闘いとの大義名分を掲げて国民を騙している同盟が、大規模集会により情勢を激化させ、結果としてタクシン一派のみを利する事に繋がる軍による実権掌握の機会を作り出す恐れがあると指摘した上で、同盟側がかかる国家に損害を与え対外イメージにも影響をもたらすような行動に出た場合には直ちに大規模活動の展開に出る方針であると語った。
恥じることはない、情勢解決に向け大いに語り合うべきだとサノ氏
プラチャラート党のサノ党首は5日、国内対立の激化が予想される今こそが挙国一致政府創世に向け取り組む絶好の機会であると指摘すると共に、現在最も懸念されている8日に計画されている反独裁民主主義同盟の大規模集会を契機とした情勢の激化を防ぐために国内の大物が体面を気にせず自ら対話に乗り出すことが重要であると指摘した。
また、サノ氏は、プームヂャイ・タイ党に合流するとの噂を否定すると共に、政界を引退するとの噂に対しては、既に政治的なポストを追いかける考えは捨て去っているが、自分が果たすべき責務はまだ捨て去っていないと語り否定した。
また、サノ氏は、プームヂャイ・タイ党に合流するとの噂を否定すると共に、政界を引退するとの噂に対しては、既に政治的なポストを追いかける考えは捨て去っているが、自分が果たすべき責務はまだ捨て去っていないと語り否定した。
ナラーで銃撃戦により一味側1人を射殺し2人の身柄を確保
4日朝、ナラーティワート県ルゥーソ郡内で、人数不明の一味が集中摘発作業中の当局関係者に向け銃を乱射した事をきっかけとした約30分間に渡る銃撃戦が発生し、一味側1人(30)が死亡し2人の身柄が確保された。更に、銃撃戦発生後約5時間に渡って行われた捕捉作業中にも銃撃戦が散発的に発生し、その際に警察官1人が一味側からの銃撃を受け重傷を負った。
銃撃戦は、当局側が分離主義組織RKKに所属する12人が破壊活動に向けた謀議を行っているとの情報に基づき民家内の家宅捜索に着手しようとしたところで、屋内にいた10人以上と見られる集団側が銃を乱射してきた事をきっかけに発生したもので、死亡した男は、昨年中頃に発生した学校長射殺事件を初めとする複数の犯行に関与した容疑で身柄を負われていた事が確認されている。
ヤッラー県ラーマン郡内では4日16:00過ぎ、バイクで路上を走行中だった25歳の男性が何者かに銃撃され重傷を負った。男性は、結婚を期にイスラム教に改宗し、また建設関連会社でトラクター運転手の仕事をする傍らで慈善団体員として当局の爆発物回収作業に協力していた。
更に同日19:00前同郡内で、小型トラックに乗った人数不明の一味がガムナンの自宅周辺の警戒作業中だった村自警組織関係者に向け銃を乱射し、応戦してきた自警組織側と銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生したが、幸い人的な被害はなかった。
パッターニー県パナーレ郡内では3日23:00頃、バイク2台に分乗した4人組が民家前で談笑中だった60歳と18歳のイスラム教徒の父子に向け銃を発砲し、父子とも死亡した。
銃撃戦は、当局側が分離主義組織RKKに所属する12人が破壊活動に向けた謀議を行っているとの情報に基づき民家内の家宅捜索に着手しようとしたところで、屋内にいた10人以上と見られる集団側が銃を乱射してきた事をきっかけに発生したもので、死亡した男は、昨年中頃に発生した学校長射殺事件を初めとする複数の犯行に関与した容疑で身柄を負われていた事が確認されている。
ヤッラー県ラーマン郡内では4日16:00過ぎ、バイクで路上を走行中だった25歳の男性が何者かに銃撃され重傷を負った。男性は、結婚を期にイスラム教に改宗し、また建設関連会社でトラクター運転手の仕事をする傍らで慈善団体員として当局の爆発物回収作業に協力していた。
更に同日19:00前同郡内で、小型トラックに乗った人数不明の一味がガムナンの自宅周辺の警戒作業中だった村自警組織関係者に向け銃を乱射し、応戦してきた自警組織側と銃撃戦を展開した後に逃走するという事件が発生したが、幸い人的な被害はなかった。
パッターニー県パナーレ郡内では3日23:00頃、バイク2台に分乗した4人組が民家前で談笑中だった60歳と18歳のイスラム教徒の父子に向け銃を発砲し、父子とも死亡した。
首相、赤服の罵声を浴びながらヘリで無事ドーイ・アーンカーンに到着
アピシット首相は4日夕方前、チェンマイ入りを阻止する為にチェンマイ国際空港と隣接する第41空軍部隊前に集合していた赤服軍団を交わしヘリコプターを利用して無事目的地であるドーイ・アーンカーン入りを果たした。
赤服軍団は約100メートル離れた地点からヘリコプターに乗り込むアピシット首相に向け激しく罵声を浴びせたが、首相が赤服軍団側に目を向ける事は無かったという。
赤服軍団は約100メートル離れた地点からヘリコプターに乗り込むアピシット首相に向け激しく罵声を浴びせたが、首相が赤服軍団側に目を向ける事は無かったという。
民主党、カンボジアは元首相目撃情報に関する真相を明らかにするべき
民主党党首付報道官のテープタイ・セーンポン氏は4日、カンボジアのフンセン首相の邸宅の近くでタクシン元首相を目撃したとの情報が寄せられている事を明らかにした上で、カンボジア政府に対して目撃情報の真相に関して明らかにすると共に同元首相に対して入国禁止措置を講じている事を明らかにしているラオスと同様にカンボジア側の同元首相に対するスタンスを明確にするべきであると指摘した。
尚、この件に関しては、タクシン元首相自身が3日の演説の中でデマでしかないと語り否定しているが、テープタイ氏によると、現在外務省が情報の真偽の確認を行っているという。
尚、この件に関しては、タクシン元首相自身が3日の演説の中でデマでしかないと語り否定しているが、テープタイ氏によると、現在外務省が情報の真偽の確認を行っているという。
同盟の自警組織、トイレ内で麻薬を使用していた赤服の身柄を確保
反独裁民主主義同盟の自警組織は4日、首相官邸前の集会会場に設営された仮説トイレの中で麻薬を使用していたマハーサラーカーム県出身の24歳の男の身柄を確保し警察に突き出した。
この身柄確保は、予てから集会参加者から寄せられていた会場内で麻薬を密売している不審なグループがいるとの情報に基づき警戒・監視を強化した事により実現したもの。
男は警察の取り調べに対して、自分で使用する目的で麻薬を所持していたが販売するつもりは無かったと供述しているという。
この身柄確保は、予てから集会参加者から寄せられていた会場内で麻薬を密売している不審なグループがいるとの情報に基づき警戒・監視を強化した事により実現したもの。
男は警察の取り調べに対して、自分で使用する目的で麻薬を所持していたが販売するつもりは無かったと供述しているという。