2009年04月07日

ネーウィン氏、同盟のデモへの参加を思い留まるよう呼びかける

 タクシン元首相の右腕的存在だった事でも知られるネーウィン・チットチョープ氏は7日、プームヂャイ・タイ党幹部等と共に記者会見を開き、8日に予定されている反独裁民主主義同盟のデモへの参加を予定している者に対して、同盟の隠された思惑実現の為の道具にされるだけであるとしてデモへの参加を思いとどまるよう呼びかけた。

 発言の中でネーウィン氏は、同盟側の真の目的はデモ参加者を人質にして彼らが目指す政権打倒以上のものを実現させる事にあると指摘した上で、デモに参加している者達に対して参加を思い留まるよう呼びかけると共に、裏で糸を引いているタクシン元首相に対して王室を傷つける行為を即刻中止し配下の同盟に対して活動を中止するよう働きかけるべきであると指摘した。

 また、ネーウィン氏は、同盟が系列のDTVを通して赤服軍団の手で新しい体制を築き上げると宣言していること、また、国王の権限で任命された枢密院評議会議員に対する攻撃を強め、結果として王室に対して脅威をもたらしている事からも、同盟の真の目的が民主主義達成以外のものにある事は明確であると指摘した上で、王室を守り抜くためには死を覚悟してあらゆる手段を講じて対抗すると語った。

 ネーウィン氏による、同盟が真に独裁に反対し、農家が抱える問題や失業問題を初めとする国内問題の解決と大多数への利益がもたらされる民主主義を要求する為に活動しているのであればいつでも合流する用意があるが、現在の同盟の一部幹部には農家や失業者、タクシー運転手程の窮状には晒されていない特定の人物の利益しか眼中には無いのだという。

 一方、ネーウィン氏は、同盟側がタクシン元首相を裏切った者であると指摘している事に関しては、むしろ恩を仇で返すような裏切り者はタクシン元首相であると指摘している。

 ネーウィン氏によると、サマック元首相を利用するだけ利用し、いざ同元首相が首相失職になった際に裏で手を回して義弟のソムチャーイ・ウォンサワット氏を次期首相に据えるように働きかけサマック元首相の再選を阻止したタクシン元首相こそが恩知らずな裏切り者なのだという。
posted by Jean T. at 19:16| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、大規模集会を契機とした市街戦を徹底阻止 - 特別法は視野に無し

 アピシット首相は6日夜放映された特別放送の中で、反独裁民主主義同盟が8日に計画している大規模集会を契機とした市街戦、市民暴動の発生を阻止する為に必要な態勢を既に整えた事を明らかにした上で、特別法による対策に乗り出す方針が無い事を再確認した。

 発言の中でアピシット首相は、依然国内にわだかまっている政治的な見解の対立問題に対して、国家を傷つけず、国家の発展に期する為に法に則った国民の言論・表現の自由を尊重すると共に衝突の回避に向け慎重な対応をとってきたとした上で、8日の激化が予想される大規模集会に関しても平穏な手段を旨に対応に当たる方針である事を確認した。

 しかし、アピシット首相は、政治体制の変化を望む声に耳を傾ける用意はあるが、王室、国家の大物を政治的対立に巻き込む動きだけは容認できないとした上で、政治体制や王室、一般市民の日常生活に影響を与えるような活動に対しては法に則り厳格に対処していく方針であるとした。

 また、アピシット首相は、王室、善人、国家の大物を擁護する責務を負う政府として、大規模集会のターゲットになっているプレーム枢密院評議会議長公邸周辺に厳重な警戒態勢を敷くことになるとの見通しを示した。
posted by Jean T. at 01:33| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン元首相の首に100万バーツ、元評議会秘書官長等が

 元国家安全保障評議会秘書官長のソムヂェート・ブンタノーム大将及び上院議員のソムチャーイ・スウェーンガーン氏が率いる学識経験者やマスコミ関係者で構成されたサヤーム団結グループは6日、タクシン元首相をタイ国内に連れ戻した者に対して100万バーツの懸賞金を提供する方針である事を明らかにした。

 発表の中で同グループは、自らの政界復帰の為に赤服軍団の背後で糸を引いているだけでなく、ビデオリンクを利用した演説で歪められた情報を提供し国民を混乱させるなど、国家に危険をもたらしているタクシン元首相をタイ国内に連れ戻した者に対して100万バーツの懸賞金を提供するとした。

 一方、この動きに対して同盟側は、あたかも同盟が王室打倒を目指していると誤解させるような発言により名誉を傷つけられたとして首都圏警察本部ドゥシット署に対して名誉毀損でソムヂェート大将等を刑事告発した。
posted by Jean T. at 01:27| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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