2009年04月15日

ヂャトゥポン氏、不逮捕特権行使の意向を警察に伝える

 逮捕状が発行され現在消息不明になっている反独裁民主主義同盟主要幹部の1人であるヂャトゥポン・プロームパン氏は15日、顧問弁護士を首都圏警察本部に派遣し罪状開示を受けると共に国会会期中の下院議員の不逮捕特権を行使する意向を伝えた。

 嘗て、国家反逆罪等で逮捕状が発行された民主主義市民連合幹部のソムキアット・ポンパイブーン氏が不逮捕特権を行使し逮捕を免れた事があった。但し、ソムキアット氏は逮捕状の発行の有無に関係なく連合の集会活動中は殆どの下院議会に出席していた。

 一方、プーヂャッカーン紙の速報は、ヂャトゥポン氏が夫人の実家があり、またプゥア・タイ党の地盤でもあるガーラシン県内に潜伏しているとの噂が広がっていると報じた。尚、ヂャトゥポン氏自身はスラーッターニー県の出身。
posted by Jean T. at 20:23| バンコク ☔| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

赤服の結末は最初から見えていたとパンロップ大将

 タクシン元首相にクーデターの背後関係を暴露したと伝えられる元国内治安維持部隊作戦指令本部副本部長のパンロップ・ピンマニー大将は15日、反独裁民主主義同盟の政府打倒を目指した戦いの結末は最初から見えていたと語った。

 この発言はパンロップ大将が同盟の"戦い"への関与を否定した際に語られたもので、パンロップ大将は、相談を持ちかけてきた同盟の一部幹部との会話から、ウィーラ・ムシッカポン氏、ヂャトゥポン・プロームパン氏及びナタウット・サイグゥア氏の3幹部の指揮下にある同盟の活動には計画性、方向性が見えず最初から結末が見えていた事を同盟に合流しなかった理由としてあげた。

 また、パンロップ大将は、大衆の支持を取り付けないまま、過激な活動によりバンコクの住民との間で軋轢を引き起こした事が同盟の失敗の要因の一つになったと指摘した。

 一方、プーヂャッカーン紙の速報によると、13日にアヌポン陸軍司令官が動向監視を指示したと伝えられていた同盟シンパのカッティヤ・サワディポン少将に関しては、先週来旅行でヨーロッパに滞在しており、今回の同盟の動きには関与していなかった事が確認されているという。
posted by Jean T. at 18:57| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

外務省、タクシン元首相の全てのパスポートを無効化

 パニターン暫定政府報道官は15日、外務省が同日迄にタクシン元首相が所持している全ての種類のパスポートを無効化した事を明らかにした。

 同報道官によると、タクシン元首相が所持していた外交パスポート(赤パスポート)に関しては、既に無効化措置が講じられており、また、一般パスポート(茶パスポート)に関しては12日付けで無効化措置が講じられていたという。

 何れも2005年に制定された外務省規則に規定された国家に損害を持たす行為を行った国外滞在者に該当した事がパスポート無効化の事由になった。

 但し、この措置はタイ国籍の剥奪を意味するものでは無いという。
posted by Jean T. at 18:24| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

警察、赤服2幹部が依然国内に潜伏との認識

 首都圏警察本部のワラポン本部長は15日朝、逮捕状が発行されている反独裁民主主義同盟幹部14人の内、現在逃走中のヂャトゥポン・プロームパン氏とヂャクラポップ・ペンケー氏の2名が依然国内に潜伏していると見て行方を追っている事を明らかにした。

 また、両名が既に香港に脱出したと報じられている事に関しては、これまでの調査では出国が確認されていないとして事実ではないとの認識を示した上で、引き続き事実関係を調べている事を明らかにした。

 一方、警察は、前日に出頭した逮捕状が発行されている主要3幹部の内、ウィーラ・ムシッカポン氏をパトゥムターニー県内の第一地区国境警備警察本部、ウェーン・トーヂラーガーン氏をガーンヂャナブリー県内の第13方面国境警備隊司令部、ナタウット・サイグゥア氏をプラヂュアップキーリーカン県内のナレースワン基地内にそれぞれ分離収監する方針を明らかにしている。

 何れも弁護士以外の人物との面会が認められていないとの報道もある。

おまけ
住民2人が死亡したナンルゥン襲撃
http://www.youtube.com/watch?v=HqRPCAyLYnU
http://www.youtube.com/watch?v=DozYEGQ6k0w (全6シリーズ)
http://www.youtube.com/watch?v=qKqozoFcApE
http://www.youtube.com/watch?v=MfvEMu7spaE
posted by Jean T. at 13:47| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元首相、国王のみが解決可能 - 対話を呼びかけ

 タクシン元首相はイギリスのテレビ局スカイ・ニュースとのインタビューの中で、軍と政府が国民を殺害しているにもかかわらず事実を隠蔽していると主張した上で、改めて現在の政治対立は国王による調停でしか解決する事ができないとの認識を示した。

 また、同じ日に行われたイギリスのテレグラフ紙とのインタビューの中では、政府が逮捕された反独裁民主主義同盟の幹部を釈放しなかった場合には更なる情勢激化を呼び込むことになると警告した。

 その上で、首相在任中に反対派勢力との対話による解決の呼びかけを頑なに拒否していた事でも知られるタクシン元首相は政府に対して、幹部の拘禁では問題を解決する事はできない、過激な手段は過激な情勢を呼び込むだけである、政府は赤服軍団との対話による相互理解に努めるべきであると呼びかけた。

 また、タクシン元首相はインタビューの中で、赤服軍団を指揮していた、背後で糸を引いた、赤服軍団を扇動していたとの指摘を何れも強く否定した上で、あくまで彼らを支持していただけだったと主張した。

 同元首相によると、仮に自分が戦いを指揮していたのであれば、もっと上を行く戦略で戦いに臨んでいたはずなのだという。

 更に、タクシン元首相は、今回の鎮圧により少なくとも5人が死亡したが、軍側が遺体を隠していたと主張した。

 一方、アルジャジーラとのインタビューの中ではタクシン元首相は、政府が過激な手段で赤服軍団の鎮圧に動いた場合には即座にタイに帰国すると発言した事に対して、発言を事実だがまだ具体的に計画していた訳ではないとした上で、むしろ情勢を激化させる恐れがある時期では無く、平和の取り戻しに貢献できる時期に帰国するのが適切であると語った。
posted by Jean T. at 13:17| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国民は政府・当局の任務遂行状況に満足、ABAC調査で

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが、反独裁民主主義同盟の集会解散宣言後にバンコクを含む15県内在住の住民を対象に行った調査で、軍の任務遂行に対して10ポイント満点で7.35ポイント、警察の任務遂行に対して6.38ポイント、政府の任務遂行に対して7.23ポイントと何れに対しても高評価が下されていた事が明らかになった。

 また、集会解散宣言後の幸福量状況に関しては、6.18ポイントだった3月度に対して7.87ポイントと伸ばす結果になった。

 一方、アピシット首相とタクシン元首相に対する評価状況に関しては、アピシット首相が50.6%またはB-の評価だった3月度に対して58.2%またはBと評価を伸ばす一方で、タクシン元首相に関しては23.6%だった3月度に対して15.9%と評価を落とす結果になった。

 また、69.8%の回答者が依然デモ・抗議活動が再開される事を懸念していると回答し、更に74.0%の回答者が国会による政治的集会や活動に関する法律の制定を支持すると回答する結果になった。
posted by Jean T. at 02:09| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、赤服軍団が地下組織化する恐れがあると警告

 民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は14日、反独裁民主主義同盟の集会解散宣言は単なる戦略立て直しの為の休戦宣言に過ぎず、今後地下に潜りタクシン体制復活の為に国内広域にわたって過激な動きを仕掛ける恐れがあると警告した。

 その上でスリヤサイ調整役は、政府がマスコミを利用した人心の掌握、住民への正しい情報の提供、職務遂行義務を果たさなかった、ないしは暴徒に与していた軍・警察関係者に対する処分の断行が地下組織化した同盟抑え込みの鍵を握ることになると指摘した。
posted by Jean T. at 00:11| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イスラム委員会、元首相の追放をドバイに要請

 バンコクのイスラム委員会は14日、バンコクのソーイ・ペッブリー7内にあるモスクに向け銃を発砲したり火を放った赤服軍団を指揮していたタクシン元首相に対する追放処分と入国禁止処分を要請するドバイの首長宛の書状をアラブ首長国連邦大使館経由で提出する方針である事を明らかにした。

 また、既にアラーの敵となってしまったタクシン元首相に対する入国禁止措置を各イスラム教国に要請する方針だという。
posted by Jean T. at 00:07| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン元首相を含む赤服14人に逮捕状

 刑事裁判所は14日、タクシン元首相及び反独裁民主主義同盟のアリスマン・ポンルゥアンローン氏、ヂャクラポップ・ペーンケー氏、ウィーラ・ムシッカポン氏、ウェーン・トーヂラーガーン氏、ヂャトゥポン・プロームパン氏、スポン・アッターノン氏を初めとする13幹部の計14名に対する逮捕状の発行を許可する決定を下した。

 一方、陸軍のサンスゥン報道官は14日夕方、同盟幹部の集会解散宣言を受け首相官邸前の集会場から引き上げた約500人の赤服軍団がバンコクのサナームルワンに衣服を着替えて集合し、軍側が過剰な手段を講じたと喧伝している事を明らかにした。

 また、サンスゥン報道官は、襲いかかってくる赤服軍団に対して護身用に発砲された銃弾は弾頭が無いものであったとした上で、これまで銃弾により負傷を負ったとされる者からは軍が使用しているM16による負傷は確認されていないとした。
posted by Jean T. at 00:05| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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