2009年04月28日

タクシン元首相、赤服による過激な行動を扇動したとの指摘を否定

 タクシン元首相は28日、ノパドン元外務大臣を通して各メディアにメールで送信された声明文の中で、自らが反独裁民主主義同盟のデモ隊による過激な行動を扇動したとする指摘を否定した。

 「民主主義の為の平和な戦い」と題された声明文の中でタクシン元首相は、自らがデモ隊が過激な手段を使用する事を支援し支持したとする政府側の指摘は不当な政治的な言いがかりであると指摘した。

 デモ隊が東南アジア諸国連合関連会議を中止に追い込んだ日に行われたビデオ演説の中で中止に追い込んだデモ隊を激賛すると共に「いまが革命の為のゴールデンタイム」であると語り全国の同士に決起を促していた事でも知られるタクシン元首相によれば、常に平穏を旨とした民主主義の為の活動の展開を訴えると共に過激化する事無く忍耐を旨として政府側からの挑戦に対処するよう訴えてきたのだという。

* 全然関係ないですが、プーヂャッカーンによるとマティチョン紙に赤服を激賛するコラムを書いていたオジサン(昔iTV・TITVで何でもかんでもタクシンは素晴らしいという方向に持って行くコメンテーターだった方と同じ人)は契約解除されてしまったみたいですね。ソンクラーン以降にコラムの掲載が無くなった女性名で赤服激賛のコラムを書いていた人の動向は不明。
posted by Jean T. at 19:10| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟DTV系3幹部、大規模集会を計画

 28日午後、反独裁民主主義同盟DTV系幹部のウィーラ・ムシッカポン氏、ナタウット・サイグゥア氏及びヂャトゥポン・プロームパン氏が共同記者会見を開き、ソンクラーン期間中に行われた一連の同盟のデモ活動及び当局側による強制排除行動の"清算"を行うために大規模集会を開催する方針である事を明らかにした。

 ウィーラ氏によると、大規模集会の開催時期及び開催場所に関しては向こう2-3日(報道により1-2日)以内に明らかにできる見通しで、また集会は平穏、非武装を旨に行う考えであるという。

 また、Dステーションの放送再開時期に関しては、ウィーラ氏は、自分たちはDステーションの経営者ではなく、あくまで番組の進行役でしかない事を強調した上で、現在局関係者が法に則った手続きを進めていることから、今週中には放送再開日等の詳細が明らかになるのではないかと語った。

* 個人的にはナタウット氏は政治家と言うよりは国会に見立てたお笑い番組サパー・ジョークで民主党副党首のトライロン・スワンキリー氏のそっくりさんとして政治家顔負けの演説を展開していたタレントさんというイメージが強かったりするのですが、確かタクシン元首相がこの迫真の演説を気に入って政界入りを進めたんですよね?
posted by Jean T. at 18:34| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヂャクラポップ氏、赤服軍団は武器を手に政府に立ち向かう事になる

 反独裁民主主義同盟幹部のヂャクラポップ・ペーンケー氏は逃亡先で行われたBBCとの電話インタビューの中で、近々赤服軍団は早期の総選挙を実現させる為に武装闘争を含むあらゆる手段を講じて不当に成立にした政府に立ち向かうことになるとの考えを示した。

 発言の中でヂャクラポップ氏は、政府側による非常事態宣言の発令により、赤服軍団は、従来の非武装・無血を旨とした時間を無駄に消費する抗議活動の展開から地下闘争の展開へと転換を迫られる事になったと指摘した上で、もはや非武装・無血が意味をなさない状況下では赤服軍団は武器を手にして不当な政府に立ち向かうしかないと指摘した。
posted by Jean T. at 16:40| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイ党、対立激化を意図したネーウィン氏の会見ビデオが北部で流布

 プゥア・タイ党のスラポン・トーウィヂャックチャイヤグン氏は27日、タクシン元首相の右腕だった事でも知られているネーウィン・チットチョープ氏が同元首相に対して国王への挑戦をやめるよう呼びかけた記者会見の模様を収めたビデオCDがチェンマイ県内のガムナン宛てに配布されている事を明らかにした上で、首相に対して、当該CDがネーウィン派が大臣、副大臣を務めている内務相の権限で各地のガムナンや村長等の地域リーダーに配布されたのか調査するよう要請すると共にネーウィン氏の実父であるチャイ下院議長に対して息子に社会を混乱させる行為に出ないよう働きかけるよう要請した。

 2007年末に行われた総選挙の際にタクシン元首相のお面をかぶって地盤であるチェンマイ県内で遊説活動を展開し物議を醸した事でも知られるスラポン氏によると、ネーウィン氏の記者会見ビデオCDの配布は、社会対立を煽り国内和解の実現をより難しくさせるだけでなく、政府が配布を計画している100万枚の強制排除行動の真相報告関連のCDと相まった親政府派と反政府派との間の新たな"CD"戦争を引き起こす火種になり得るのだという。
posted by Jean T. at 00:20| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セー・デーン、強制排除による赤服の死亡者は無しと確信

 反独裁民主主義同盟シンパのカッティヤ・サワディポン少将は27日、独自調査により、軍側による強制排除により死亡した同盟のデモ隊関係者が一人もいなかった事を確信している事をあきらかにした。

 また、プゥア・タイ党側が、カニット第一地区国軍本部長宅付きの兵卒が死亡した背景に、同本部長宅内にアピシット首相等が滞在している事を件の兵卒がSMSで母親宛に知らせたことにあると指摘している事に関しては、これまでの軍人として経験から、軍の上官が罰を与えるために部下に銃で殴るような過激な命令を下すのを見たことが無いことから、指摘は事実ではない可能性が高いとの認識を示したが、兵卒の死因の背景に政治が絡んでいる可能性に関しては否定しなかった。
posted by Jean T. at 00:16| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラー5郡内20箇所で連続して不穏な動き、28日はグルーセモスク事件から5周年

 27日5:00過ぎから6:30前にかけてナラーティワート県5郡内20箇所で学校や民家、携帯電話用電波の送信塔の放火、変電設備の爆破や同設備に向けた銃撃等が連続して発生した。幸い何れも人的な被害は確認されていない。尚。同日昼過ぎまでの段階では各報道が5郡内11箇所で連続して不穏な動きが発生したと報じていた。

 また、一部では実行グループにより路上に鋲がばらまかれた。

 グルーセモスク事件発生から5年目となる28日にあわせた大規模な破壊活動が計画されている恐れがあるとして、主要箇所の警戒を強化した矢先に発生した事件だった。

 同県スンガイ・ゴーロック郡内では25日1:00頃、バイクに乗って現れた2人組が民家前でイスラム教徒の男性2人に向け銃を発砲し、34歳の男性が死亡し、38歳の男性が重傷を負った。発砲音が聞かれる前に、男性等が民家の前で知り合いと思われる2人組と激しい口論を展開しているのが目撃されていた。

 更に同県ルゥーソ郡内では24日夕方、飲食店前に駐車してあったバイクから爆発が発生し、飲食店の客等15人が負傷を負った。内、飲食店前の路上で友人とバトミントン中に事件に巻き込まれた6歳の男児が重傷だという。

 爆発発生前に、飲食店前に爆発が発生したバイクを駐車し、反対側に待たせていた別のバイクに乗り現場から立ち去る男の姿が目撃されていた。

 パッターニー県ノーンヂック郡内では25日夜半、人数不明の一味が退役軍人(66)宅に向け銃を乱射し、郡長や助役等を現場におびき寄せた上で路上に仕掛けておいた爆発物を爆破させるという事件が発生したが、幸い人的な被害は無かった。

 同県県都内では25日17:00頃、バイクで路上を走行中だった54歳のイスラム教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。男性は村自警組織に所属していた。

 同県ヤッリン郡内では25日午前、バイクで路上を走行中だった52歳のイスラム教徒の男性が何者かに銃撃され死亡した。

 ヤッラー県グロンピナン郡内では27日夕方、サッカー観戦中にトイレに向かう途中だった39歳の郡自警組織に所属する住民男性が、何者かに銃撃され死亡した。

 また、同県県都内では27日夕方、バイクに乗った2人組がイスラム教徒の男性(48)宅に向け銃を発砲し、男性が重傷を負った。

 更に同県ヤッハー郡内では27日夜、人数不明の一味が民家に向け銃を乱射し、男性2人、女性1人が死亡し、2人が重傷を負うという事件が発生したが、同日22:00迄に確認できた初期段階の報道では被害者の詳細や事件の発生状況等に関しては報じられていない。

 また、ラーマン郡内では24日夜、人数不明の一味がヂャクア地区警察署に向け銃を乱射し、警察官8人が負傷を負った。内2人は重傷だという。
posted by Jean T. at 00:08| バンコク ☁| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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