2009年05月03日

首相、ASEAN保健相会議開催準備を完了 - 首脳会議開催地から5Km内の集会禁止を示唆

 アピシット首相は3日朝放送された定例政見放送の中で、既に東南アジア諸国連合加盟10カ国の保健大臣から7-8日にバンコクで開催される新型インフルエンザ感染拡大防止対策について協議される東南アジア諸国連合保健相会議への出席の打診があった事を明らかにした。

 また、アピシット首相は、香港や韓国といったアジアの国で新型インフルエンザ感染患者が発見されている事に絡んで、入国者に対するスクリーニングを強化してきた結果、これまでにタイ国内で新型インフルエンザの感染者が発見されていない事を確認した。

 また、プーケット県内で開催が計画されている東南アジア諸国連合首脳会議+3及び同+6に絡んで、既に治安当局に対して十分な警備体制の構築に取り組むよう指示すると共に、法律に照らし合わせて会議の開催地から5Km内の集会禁止措置を講じる事ができるか検討するよう要請した事を明らかにした。

 各出席首脳から、会議開催会場から5Km以内の地点へのデモ隊の侵入を禁止する事を条件に首脳会談に参加するとの打診を受けているという。
posted by Jean T. at 19:31| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、24-25日にインパクトでセミナーを開催 - 南部の参加団体は結党構想に反対

 民主主義市民連合は3日、昨年展開された193日間に渡る集会活動の開始から一年目となる24日から25日にかけてバンコク隣県のムァントーンターニー県内にあるインパクトで、今後の活動方針及び政党結党の是非に関する判断を協議する為のセミナーを開催する方針である事を明らかにした。尚、一部報道は、193日間の戦い開始から一年目となる25日にバンコクのパトゥムワン区内にあるスパチャラーサイ国立競技場で記念式典を開催すると報じている。

 このセミナーに絡んで幹部のピポップ・トンチャイ氏は、政府が進める憲法改正、特に恩赦法の制定に反対する方針である事を明らかにした。

 発言の中でピポップ氏は、問題は憲法の条文ではなく法に則って己の振る舞いを正すことができない政治家の存在に由来していると指摘すると共に強制排除真相解明委員会及び政治改革・憲法改正検討委員会は大衆参加を認めない限り実績を上げることはできないと指摘した。

 しかし、憲法改正反対を訴える為の活動を展開する可能性に関しては、情勢を見極めた上で判断すると語り明言を避けた。

 一方、南部16県内の連合参加団体をとりまとめているスントーン・ラックロン氏は3日、傘下団体の総意として未だ国民レベルでの政治活動に注力するべき段階にあるとして連合中央本部側の結党構想に反対する方針である事を明らかにした。但し、理想同じくする政党を支持する事に関しては反対する方針は無いという。
posted by Jean T. at 18:13| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソンティ氏、軍の大物が暗殺未遂に関与 - 組織としての軍の関与は否定

 民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は3日昼過ぎ各メディアを招いて行われた記者会見の席上で、自らを狙った暗殺未遂は、暗殺実行に向けた特別な訓練を受けた10人を下らないグループにより組織的に実行され、その中に大物軍関係者がいたと指摘したが、組織としての軍が関与した可能性に関しては否定した。

 ソンティ氏によると、実際に襲撃に関与したグループは暗殺実行の為の十分な訓練を受けてはいたものの、決してプロ並みの腕前を持っていた訳ではなかったという。

 また、マスコミ人と市民グループ幹部の二つの側面を持つソンティ氏を狙った背景に、マスコミ関係者だけでなくアピシット首相や黄色・赤色に関係なく市民グループを率いている者に対して脅迫をかける意図があったと指摘した。

 更に、ソンティ氏は、暗殺未遂事件に対してアピシット首相のみが事件を非難し迅速な捜査を要求した一方で、軍や警察が非常事態宣言発令中に発生した事件を重く見ず、また積極的に捜査を進める姿勢を見せなかった事に不快感を示した。
posted by Jean T. at 17:29| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

王族に近い大物女性、ソンティ氏暗殺未遂への関与を否定 - 背景にタクシン擁護発言

 民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏が、自からへの暗殺未遂事件に関与したと指摘したとされる王族に近い大物女性こと国境に展開する軍・警察・自警組織士気高揚財団理事長のウィラヤー・チャワグン女史は2日、INNとのインタビューの中で暗殺未遂事件への関与を否定した上で、自分が嘗てタクシン元首相には王室に対する敬愛があると発言したことがソンティ氏の発言の背景にあると指摘した。

 また、財団の仕事を通して陸軍特殊部隊やスヂンダー元首相やモンコン元防衛大臣といった軍出身の大物と面識があるが、自分には軍に対して行使できるような影響力は無いと語った。

 ウィラヤー女史はシリキット王妃の側近としても知られ、2007年2月には南部国境三県域に展開している軍関係者激励及び被害者遺族への見舞金支給の為にヤッラー県内を移動中に分離主義組織と思われるグループに襲撃を受けた事でも知られている。

* サマック政権時代に行われた王妃の誕生スピーチの際に、サマック首相のファミリーネームをスントンウェートと読み上げた人もウィラヤーさんだったと思いました。
posted by Jean T. at 16:16| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソンティ氏、首相襲撃と暗殺未遂の根は一つ - 王族に近い大物女性が関与

 民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏はネーション社系のタイ字週刊誌と行われたインタビューの中で、パッタヤー及び内務省内で発生した首相を狙った襲撃と自らを狙った暗殺未遂は旧態依然とした政治を志す同一グループによる犯行であると指摘した上で、一連の事件に王族に近い大物女性が関与していたと指摘した。

 発言の中でソンティ氏は、片方は無傷ですみ、もう片方は狙われた者が負傷を負うという結果に終わったという些細な違いがあるものの、首相への襲撃及び自らを狙った暗殺未遂は、何れもクーデター実行の大義名分作りの為に行われた暗殺未遂事件だったと指摘した。特に自らを狙った事件は、発生数日前から実行グループ側の野望を曝き追求を開始していた事が背景にあったという。

 更に、ソンティ氏は、旧態依然とした政治を志向する軍内の一部勢力と手を組んだ政治勢力が実権の掌握を狙っていると指摘すると共にその一例としてプラウィット防衛大臣が内務省の一部官僚や国家警察本部長である実弟を初めとする一部の警察官僚を取り込み。更に現連立第二党のプームヂャイ・タイ党に資金を投下して議会を解散に追い込み票買収により実権の掌握を狙っていると指摘した。

 しかし、プラウィット防衛大臣が暗殺計画に関与していたのかとの問いに対しては、プラウィット防衛大臣やアヌポン陸軍司令官がタクシン元首相に近いだけでなく、特にプラウィット防衛大臣は旧タイ・ラック・タイ党幹部のスダーラット・ゲーユラパン女史に近く、またプラウィット防衛大臣とアヌポン陸軍司令官の両名には思慮が足りない部分があると指摘したが、暗殺計画への関与に関しては、自分と同じく国家、宗教及び王室を守るべき立場にある人物が関与していると語るにとどめた。

 奇しくもソンティ氏を初めとする連合幹部が、暗殺未遂事件が発生する数日前から旧態依然とした政治の復活を志す勢力批判の一環としてプラウィット防衛大臣及び同大臣付秘書官長のノパドン・イントラパンヤー陸軍大将に対する批判を強めていた。

参考
ソンティ氏のインタビュービデオ(全6シリーズ)
http://www.youtube.com/watch?v=aBcg6eMNw60
http://www.youtube.com/watch?v=ZVKjV1DVmmA
http://www.youtube.com/watch?v=Io3ENXxntG8
http://www.youtube.com/watch?v=uadwpI-TIe0
http://www.youtube.com/watch?v=sGXzRes1vSE
http://www.youtube.com/watch?v=oEExDtJDS9Q

パッタヤーでの首相襲撃
http://www.youtube.com/watch?v=D8UHez1nvTE

内務省での襲撃
(途中で死んでいる!、息をしていない!という叫び声も)
http://www.youtube.com/watch?v=0hhFw0T2_2k

おまけ
東南アジア諸国連合関連会議が中止に追い込まれる前夜にステープ副首相と共にいるところが目撃されたネーウィン氏
http://www.youtube.com/watch?v=xdrv9yfwnPw
posted by Jean T. at 15:29| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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