2009年06月30日

新型インフル、84人の感染者を確認し累計で1,414人に

 公共保健省は30日、同日8:00迄に新たに84人の新型インフルエンザ感染者を確認し、累計で1,414人の感染を確認した事を明らかにした。

 感染者の内11人が入院治療中で、また1,797人が感染疑い患者として監視対象になっている。

 新たに感染が確認された84人の内訳は、学生61人、国内感染6人、感染経路調査中が17人となっている。

 公共保健省発表の30日8:00現在の県別感染者数内訳は以下の通り。

 バンコク 857人 (54)
 ノンタブリー 178人 (10)
 パトゥムターニー 96人 (5)
 サムットプラーガーン 81人 (1)
 チョンブリー 33人 (1)
 ナコンパトム 29人
 サラブリー 14人 (2)
 ラーチャブリー 14人
 スラーッターニー 12人 (1)
 ロッブリー 11人 (2)
 サムットサーコン 11人
 ナコンラーチャシーマー 8人 (2)
 スパンブリー 7人
 ソンクラー 5人 (2)
 ラヨーン 5人 (1)
 ガーンヂャナブリー 5人
 ナコンナーヨック 5人
 アユッタヤー 5人
 プーケット 5人
 ブリラム 4人 (1)
 チェンマイ 4人
 トラン 3人
 ナコンサワン 2人 (1)
 ウドンターニー 2人 (1)
 ローイエット 2人
 ラムプーン 2人
 シンブリー 2人
 ルゥーイ 1人 (1)
 スリン 1人 (1)
 コーンケーン 1人
 チャチュゥンサオ 1人
 チャイナート 1人
 トラート 1人
 ターク 1人
 プラヂュアップキーリーカン 1人
 ピヂット 1人
 ピッサヌローク 1人
 サムットソンクラーム 1人
 ナコン・シー・タンマラート 1人

 ( )内は前日からの増加分

 前日分まで掲載されていたシーサケート県の1人が最新の内訳では消されている一方で、新たにルゥーイ県及びスリン県のぞれぞれ1人が追加されている。
posted by Jean T. at 19:47| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、今度は黄服幹部を定例政見放送の進行役に招致?

 アピシット首相は30日午後、民主主義市民連合幹部のソンティ。リムトーングン氏を毎週土曜日に放送されている定例政権放送の進行役として招致する可能性がある事を明らかにした。

 この発言は、先に反独裁民主主義同盟幹部のウィーラ・ムシッカポン氏が進行役の招致を拒否する意向を示した事を受けたもので、ウィーラ氏の代わりにソンティ氏を進行役として招致する可能性について記者団から聞かれたアピシット首相は、数多くいる進行役候補としてウィーラ氏と同様に招致する事もあり得ると語った。

 尚、プーヂャッカーン紙の速報は、アピシット首相がソンティ氏を進行役として招致する事に関心があると語り、ソンティ氏の招致に積極姿勢を示したと報じている。

 また、アピシット首相は、タクシン元首相による電話による質疑に応じるべきなのではとの記者団からの質問に対しては、定例政見放送のスタイルにそぐわないと語り同元首相を招致する考えが無い事を明らかにした。
posted by Jean T. at 17:51| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

赤服、首相定例政権放送の進行役招致を拒否

 反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は30日、同幹部のウィーラ・ムシッカポン氏がアピシット首相の定例政見放送の進行役としての出演要請を拒否した事を明らかにした。

 ヂャトゥポン氏によると、定例政見放送への出演は、現政権の成立経緯及び政府による二重基準を受け入れない赤服軍団の方針に反するのだという。
posted by Jean T. at 16:47| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政府、赤服幹部を首相の政見放送の進行役に招致

 サーティット首相府大臣は30日朝、反独裁民主主義同盟幹部で赤服軍団系トーク番組「今日の真相」のメインホストとしても知られるウィーラ・ムシッカポン氏を毎週土曜日朝9:00から放送されているアピシット首相の定例政見放送の司会進行役に招致している事を認めた。

 サーティット首相府大臣によると、二週間前に首相に対してこの方針を伝え、首相も同意しているが、まだウィーラ氏側からは回答を得られていないという。

 この発言は、赤服軍団側に赤服軍団及び政府両者の視点に立って国内情勢に関する理解を深める機会を与えるためにアピシット首相がウィーラ氏を定例政見放送の司会進行役として招致する方向で調整を進めているとの憶測が俄に広がっている事を受けたもので、サーティット首相府大臣は、この招致は全ての層に参加する機会を与える取り組みの一環として行われたものであると語り、政治的な思惑が招致の背景にあることを否定すると共に、ウィーラ氏に対して事前に質問内容を拘束せず自由に首相に対して質問する機会を与える方針である事を明らかにした。

 尚、ウィーラ氏側は、噂が広がっていた前日時点では、まだ招致を受けている段階ではないとして招致受諾の是非に関するコメントを避けている。

 アピシット首相の定例政見放送は、原則として同首相単独で政策方針等を発表する第一部と外部から招致した司会進行役との質疑応答形式で進行する第二部の二部構成で放映されている。
posted by Jean T. at 15:20| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

分離主義組織が南部の女性教師50人の暗殺を警告?

 ステープ副首相は29日朝、南部国境三県域内における一連の不穏な動きに関与している組織が女性教師50人を殺害すると警告していると伝えられている事に関して、まだ報告を受けていないとして事実関係の確認を避けたが、教師に対する警備が必ずしも盤石では無かったとして既に関係当局に対して教師の通勤路を中心に警備を強化すると共に学校内に教師住宅を建設する方向で準備を進めている事を確認した。

 尚、前日早朝にナラーティワート県ランゲ郡内で女性補助教師がバイクに乗った2人組に銃撃され死亡したと伝えられていた事件に関して、国内治安維持部隊第四地区前線指令本部はこれまでの検証により事故により死亡した可能性が極めて高い事を明らかにしている。

 同本部によると、これまでの検証で銃撃された形跡が確認されておらず、また現場の状況から事故だった可能性が高いという。

 一方、ヤッラー県ターントー郡内では29日1:00過ぎ、国境警備警察部隊の臨時駐留地が設置されている学校内に押し入った人数不明の一味が国境警備警察部隊関係者に向け銃を乱射し、約15分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走し、この銃撃・銃撃戦により国境警備警察官2人が負傷を負った。
posted by Jean T. at 18:28| バンコク ☁| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型インフル、41人の感染者を確認し累計で1,330人に

 公共保健省は29日、新たに41人の新型インフルエンザ感染者を確認し、累計で1,330人の感染者を確認した事を明らかにした。

 これまでに確認された1,330人の感染者の内、29日に確認された海軍徴集兵(報道により海軍士官学校生)1人を含む3人の死亡が確認されている。

 29日8:00現在、1,708人が感染疑い患者として監視対象になっており、また19人の感染者が入院治療を受けている。

 新たに確認された41人の感染者の内訳は、学生が29人、国内感染が4人、感染経路調査中が8人となっている。

 公共保健省発表の29日8:00現在の県別感染者数内訳は以下の通り。

 バンコク 803人 (21)
 ノンタブリー 168人 (6)
 パトゥムターニー 91人
 サムットプラーガーン 80人
 チョンブリー 32人 (1)
 ナコンパトム 29人
 ラーチャブリー 14人
 サラブリー 12人 (3)
 サムットサーコン 11人
 スラーッターニー 11人
 ロッブリー 9人 (2)
 スパンブリー 7人
 ナコンラーチャシーマー 6人 (2)
 アユッタヤー 5人 (2)
 ガーンヂャナブリー 5人 (1)
 ナコンナーヨック 5人 (1)
 プーケット 5人
 チェンマイ 4人
 ラヨーン 4人
 ブリラム 3人 (1)
 トラン 3人
 ソンクラー 3人
 ラムプーン 2人 (1)
 ナコン・シー・タンマラート 2人
 ローイエット 2人
 シンブリー 2人
 コーンケーン 1人
 チャチュゥンサオ 1人
 チャイナート 1人
 トラート 1人
 ターク 1人
 ナコンサワン 1人
 プラヂュアップキーリーカン 1人
 ピヂット 1人
 ピッサヌローク 1人
 シーサケート 1人
 サムットソンクラーム 1人
 ウドンターニー 1人

 ( )内は前日からの増加分
posted by Jean T. at 17:55| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

嫉妬に燃えたカラオケ嬢、19歳男性の一物に切りつけるも切断は免れる

 カーオソット紙によると、28日朝チェンマイ県県都内の病院に一物を切りつけられた19歳の男性が搬送された。

 幸い男性の一物は切断をかろうじて免れた状態だったという。

 男性はラムパーン県内の地元新聞社の記者の息子で、男性を発見し病院に搬送した市民によると、男性は大声で助けを求めながら道路上に出てきて、カラオケ店で働いている恋人から一物を切られたと訴えた後に意識を失ったという。

 警察側は、恋人女性により男性の一物が切られたとの見方を示したが、未だ男性が事情聴取に応じられる状態に無いため、男性の回復を待って、ないしは男性の親族から被害届が提出された後に捜査に着手する方針である事を明らかにした。
posted by Jean T. at 13:54| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サタヒップの訓練兵が新型インフルで死亡、国内3人目の死亡者

 タイラット紙のSMS速報によると、海軍当局はチョンブリー県サタヒップ郡内にある海軍基地内で訓練を受けていた徴集兵1人が29日朝に新型インフルエンザで死亡した事を明らかにした。

 同基地内では先にインフルエンザの症状を見せている200人以上の徴集兵の中から無作為に抽出した10人に対して感染調査を行った結果7人が新型インフルエンザに感染していた事が確認されていた。

 公共保健省によると、死亡した徴集兵は肺出血を併発していたという。
posted by Jean T. at 12:34| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プゥア・タイ党、シーサケートの補選の勝利は本選挙に繋がる勝利

 プゥア・タイ党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は28日、同日シーサケート県第一選挙区で行われた補欠選挙での勝利は、来る本選挙に繋がる勝利であるとの認識を示した。

 発言の中でチャルゥム警察大尉は、今回の勝利はタクシン元首相及び旧タイ・ラック・タイ党所属下院議員が進めてきた大衆政策を初めとする住民の問題解決に向けた取り組により醸成されてきた住民からの信頼及び期待感がプゥア・タイ党及びタクシン元首相に向けられている証であると指摘した上で、サコンナコン県第三選挙区及びシーサケート県第一選挙区での補欠選挙における連続勝利は本選挙に繋がる勝利であるとの考えを示した。

 非公式集計によると、プゥア・タイ党公認候補が123,557票、チャート・タイ・パッタナー党公認候補が75,420票を獲得した。
posted by Jean T. at 00:09| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーで教師が射殺、ヤッラーでは銃撃戦で一味を含む3人が死亡

 28日5:30頃、ナラーティワート県ランゲ郡内で、バイクで路上を走行中だった38歳(報道により55歳)の女性教師(報道により補助教員)が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。女性は野菜販売の為に市場に向かう途上だった。

 一方、ヤッラー県バンナンサター郡内では27日8:00前、民家の強制家宅捜査に乗り出した当局側と、民家内に潜伏していた人数不明の一味との間で銃撃戦が発生し、一味側1人、警察官2人が死亡し、軍関係者1人が負傷を負った。一味側の死亡者は、地元在住の26歳のイスラム教徒の男で、一連の不穏な動きに関与した容疑で逮捕状が発行されていた。

 また、同県ヤッハー郡内では28日11:00頃、バイクで村道内を走行中だった45歳の村長が、バイクに乗ったイスラム装束の2人組に銃撃され死亡した。
posted by Jean T. at 00:05| バンコク ☁| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

新型インフル、新たに80人の感染を確認し累計で1,289人に

 公共保健省は28日、新たに80人の新型インフルエンザ感染者を確認し、累計で1,289人の感染者を確認した事を明らかにした。

 20人が入院治療中で、1,647人が感染疑い患者として監視対象になっている。

 新たに感染が確認された80人の内訳は、学生が68人、国内感染が3人、感染経路調査中が9人となっている。

 公共保健省発表の28日8:00現在の県別感染者内訳は以下の通り。

 バンコク 782人
 ノンタブリー 162人
 パトゥムターニー 91人
 サムットプラーガーン 80人
 チョンブリー 31人
 ナコンパトム 29人
 ラーチャブリー 14人
 サムットサーコン 11人
 スラーッターニー 11人
 サラブリー 9人
 ロッブリー 7人
 スパンブリー 7人
 プーケット 5人
 ガーンヂャナブリー 4人
 チェンマイ 4人
 ナコンナーヨック 4人
 ナコンラーチャシーマー 4人
 ラヨーン 4人
 トラン 3人
 アユッタヤー 3人
 ソンクラー 3人
 ナコン・シー・タンマラート 2人
 ブリラム 2人
 ローイエット 2人
 シンブリー 2人
 コーンケーン 1人
 チャチュゥンサオ 1人
 チャイナート 1人
 トラート 1人
 ターク 1人
 ナコンサワン 1人
 プラヂュアップキーリーカン 1人
 ピヂット 1人
 ピッサヌローク 1人
 ラムプーン 1人
 シーサケート 1人
 サムットソンクラーム 1人
 ウドンターニー 1人

* 26日と27日発表の県別感染者内訳の数値がそれぞれの日に発表された新規確認感染者数と累計と一致していなかった為、各県別の患者の増加数の記載を割愛させていただきました。
posted by Jean T. at 17:07| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

過半数が生活向上に結びつくのであれば汚職も容認、ABAC調査で

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが17県内の1,228世帯を対象に25日から27日にかけて行った調査で、84.5%の回答者がビジネスの世界では不正・汚職は普通のことであると回答し、更に51.2%の回答者が歴代に渡り政府による不正・汚職が見られてきており、また国家の繁栄をもたらし国民の生活の向上に繋がるのであれば容認できるとして政府による不正・汚職を容認できると回答していた事が明らかになった。

 尚、4月度の調査では67.4%の回答者がビジネスの世界では不正・汚職は普通のことであると回答していた。

 また、73.9%の回答者が景気低迷による困難を防ぐ上で充足を心得た経済が有効な手段であると回答し、18.4%の回答者が有効ではない、7.7%の回答者がわからないと回答した。

 一方、カオプラウィハーン遺跡を巡るタイとカンボジアの対立問題に関しては、84.6%の回答者が話し合いによる平和的な解決を目指すべきであると回答する一方で、武力による解決を目指すべきであると回答した者が4.8%おり、また、赤服軍団の集会活動に関しては、平穏を旨に活動を展開する事を条件に支持できると回答し、16.3%の回答者が無条件に支持できる、21.1%が支持できないと回答した。
posted by Jean T. at 16:27| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元首相の電話演説を信用できるが信用できないを僅かに上回る、スワン・ドゥシット調査で

 ラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポールが38県内在住の6,147人を対象に22日から27日にかけて行った調査で、39.08%の回答者が迫害や中傷を受けた話や、不公正な扱いを受けてきた話で構成されている等の理由をあげタクシン元首相の電話演説の内容をどちらかというと信用していると回答し、37.53%の回答者が政治的、人気取り目的、扇動目的等の理由をあげあまり信用していない、11.84%の回答者が過去の発言内容が事実の通りだったとして信用できる、11.55%の回答者が政治的ゲームでしかなく信用できないと回答していた事が明らかになった。

 また、40.47%の回答者が真相を見極めたい、哀れでまだ好きな人物である等の理由をあげてタクシン元首相の電話演説の内容を知りたい、ないしは聞きたいと回答し、31.39%の回答者が政治的ゲームでしかない、政治に飽き飽きしている、国内情勢を扇動する等の理由をあげタクシン元首相の電話演説の内容を知りたくない、ないしは聞きたくないと回答し、28.14%の回答者が政治的な応酬でしか無く国民に利益がもたらされない等の理由をあげどちらでもないと回答した。

 更にタクシン元首相の電話演説を聞いたときに抱いた感想に関しては、38.43%の回答者が公正な扱いを受けていない、タイの経済問題解決に貢献できる、国民に利益をもたらしてきた等の理由をあげ哀れなタクシン元首相に再度政権を担わせてやりたい、タクシン元首相に恩赦が与えられて欲しいと感じたと回答し、33.26%の回答者が国内正常化に結びつく、対立を煽って欲しくない、国民を扇動するものである等の理由をあげ電話演説を止めるべきであると感じたと回答した。
posted by Jean T. at 15:21| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、タクシン元首相の恩赦誓願を検討

 28日6:00にバンコクのサナームルワンで開催された大規模集会を平穏裏に終えた反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、クーデター勢力により制定された特別法により不当に罪を着せられたタクシン元首相の恩赦を国王に誓願する為に署名運動を開始する方向で調整を行う考えである事を明らかにした。

 また、今後の活動方針に関しては、政府に突きつけている解散要求の実現の為に、向こう一ヶ月間に渡り各地で集会活動を展開し圧力を強め、それでも政府が議会を解散しなかった場合は、活動レベルを引き上げ政府の追い出しに注力する方針である事を明らかにした。

 ヂャトゥポン氏によると、約一ヶ月間に渡る各地での集会活動を終えた後に再度バンコクのサナームルワンでの集会を皮切りに民主記念塔前、陸軍本部前及び首相官邸前での活動へと段階的に活動レベルを引き上げていく考えだという。
posted by Jean T. at 13:53| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン元首相、サコンの補選は東北住民の心を金で買えない事を証明した

 タクシン元首相は27日21:30頃、バンコクのサナームルアンで開催された反独裁民主主義同盟の集会で電話演説を行い、事実上タクシン元首相と元側近のネーウィン・チットチョープ氏との代理戦争の様相を呈した激しい選挙戦が展開されたサコンナコン県第三選挙区では、国家権力や金権主義をものともしなかった住民の高い意識によりプゥア・タイ党が勝利を収める事ができたと指摘した上で、サコンナコン県の住民や現在補欠選挙戦が展開されているシーサケート県の住民の意識は、もはや東北地方の住民の心を金銭で買うことができないことを証明しただけでなく、依然タイ国内に公正が存在しタイが今後より住みやすい国になる余地があることを証明する事になったと指摘した。

 また、タクシン元首相は、現政権は借款、増税及び自分(同元首相)の追跡のみでしか実績を上げていないと皮肉った上で、まだ国家の為に働くことができる自分をドバイの地に一人だけにせずに、国内問題解決に取り組むためにタイに帰国する機会を与えて欲しいと訴えた。
posted by Jean T. at 13:29| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月27日

保健省、新型インフルエンザ感染者2人の死亡を確認

 ウィタヤー公共保健大臣は27日、これまでに新型インフルエンザに感染した2人の男女が死亡した事を明らかにした。

 死亡が確認されたのはバンコク在住の40歳の女性とチョンブリー県シーラーチャー郡在住の42歳の男性エンジニアで、40歳の女性は心機能不全の持病を持っており、20日にバンコク内の私立病院内で死亡し、42歳の男性はルーマニアとオーストリアの訪問を終え18日に帰国し、23日に肺炎の症状を見せ病院に入院し、24日に症状が悪化し26日に公共保健省側から専門医を病院に派遣したが27日朝に死亡が確認されたという。

 また、これまで重態と伝えられていたバンコクのトンブリー地区にある私立病院に入院中の57歳の女性は快方に向かっているという。

 一方、公共保健省は、新たに77人の新型インフルエンザ感染者を確認し、累計で1,209人の感染者を確認した事を明らかにした。

 内16人は入院治療中だという。
posted by Jean T. at 19:06| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型インフル、タイ国内で初の死亡者

 マーニット副公共保健大臣は27日朝、新型インフルエンザ感染が確認されていた40歳の女性が死亡した事を確認した。

 マーニット副大臣によると、現在感染経路を初めとする女性が死に至った経緯に関する調査を進めており、同日中に別途詳細を明らかにする予定だという。
posted by Jean T. at 10:51| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン元首相、国内問題解決に取り組むために早期帰国の実現をと補選区で訴える

 26日昼過ぎ、タクシン元首相は補欠選挙戦が展開されているシーサケート県ラーシーサイ郡内のプゥア・タイ党の立会演説会場で電話演説を行い、危機的状況にあるタイ国内問題に取り組むためにも早期に帰国したいと訴えた。

 滞在先のドバイから行われた電話演説の中でタクシン元首相は、タイ国内は麻薬問題や失業問題だけでなく特に政府による借款により国民に多大な借金を強いている経済問題の解決に取り組むためにもタイに帰国したいとした上で、自分に再度政権が委ねられる機会があれば遠からずこれらの問題を解決する自信があると訴えた。

 更に、タクシン元首相は、自分の帰国を望んでいる国民の意思を国際社会に伝える為にも28日に行われる補欠選挙の投票に出かけて欲しいと訴えた。
posted by Jean T. at 00:08| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型インフル、78人の感染を確認し累計で1,132人に

 公共保健省は26日、新たに78人の新型インフルエンザ感染者を確認し、累計で1,132人の感染を確認した事を明らかにした。

 感染者の内22人が入院治療中で、また1,472人が感染疑い患者として監視対象になっている。

 新たに感染が確認された78人の内訳は、71人が学生、5人が国内感染、2人が感染経路調査中になっている。

* 保健省が公表した県別感染者内訳の数値が新規感染確認数及び累計の数値と一致していない為今回は掲載を見合わせましたが、この内訳によるとナコンラーチャシーマー県内で初めて3人の感染者が確認されているようです。
posted by Jean T. at 00:05| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニーで教師警護班を狙った爆破、列車に向けた銃撃

 26日15:30頃、パッターニー県ノーンヂック郡内で、教師の警護作業中だった警察官のバイクの車列を狙った爆発が発生し、初期報道段階で警察官1人及び住民女性1人が負傷を負った。

 更に、先立つ同日13:30過ぎ、同県コークポー郡内で、人数不明の一味が走行中の列車に向け銃弾を発砲したが、幸い人的な被害は無かった。一味側は、列車の通過にあわせ空に向け銃弾を発砲したとの報道もある。

 また、同県県都内では24日夜半、バイクで路上を走行中だった37歳のイスラム教徒の男性が、何者かに銃撃され死亡した。男性は元ボランティア警察官だった。

 ナラーティワート県ルゥーソ郡内では26日午前、学校裏手の林で警戒作業中だった軍関係者と4人組との間で約10分間に渡る銃撃戦が展開されたが、幸い人的な被害は無かった。当時、学校のグランドでは体育の授業が行われていたが、銃声に気づいた教師が児童全員を校内に避難させた。

 また、同県スンガイパーディー郡内では26日朝、教師の警護作業中だった警察関係者を乗せた車両を狙った爆発が発生し、警察官1人が負傷を負った。
posted by Jean T. at 00:03| バンコク ☁| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする