2009年07月28日

プゥア・タイ党、県評議会議長選をモデルケースに補選を戦う

 プゥア・タイ党のプローンポン報道官は27日、26日にスラーッターニー県内で行われた県行政機構評議会議長選挙をモデルケースに同県第一選挙区で行われる補欠選挙を戦っていく方針である事を明らかにした。

 26日に行われた評議会議長選挙は、先に民主党がステープ副首相の下院議員辞職に伴い行われる補欠選挙に擁立する方針を固めた同副首相の実弟のターニー・トゥアックスバン氏が買収の疑いでイエローカードを引き渡された事を受け行われたもので、無党派のモントリー・ペーチャクム氏がステープ副首相一族のダムロン・トゥアックスバン氏を僅かに1,514票引き離し当選を決めていた。

 モントリー氏は、2004年のオリンピックで銀メダルを獲得したボクシング選手のウォラポット・ペーチャクム氏の親戚筋だという。

 また、プロームポン報道官は、28日に3-4人の候補から補欠選挙への擁立候補を選出する予定であることを明らかにした上で、候補者の中にヨンユット党首の実弟のソムポン・ウィチャイディット氏が含まれている事を確認した。
posted by Jean T. at 00:50| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

刑裁、首相が同盟幹部を相手取り提訴した名誉毀損訴訟の受理を決定

 刑事裁判所は27日、アピシット首相が反独裁民主主義同盟幹部でプゥア・タイ党議員のヂャトゥポン・プロームパン氏を相手取り提訴していた名誉毀損訴訟の受理を正式に決定した。

 8月31日に第一回公判が開かれる予定。

 この訴訟は、ヂャトゥポン氏がDTVの番組の中でアピシット首相が国王に拝謁した際に不適切な位置に座していたと指摘した上で、同首相こそが国王に対する敬愛が足りない人物であると指摘した事により名誉を毀損されたとして同首相が提訴していたもので、26日行われた原告尋問の中で同首相は、座り位置に関しては国王付き秘書官や王室管理事務所に聞けば、それが通常の慣習に基づいたものであり、また拝謁の目的により座る位置が変わることを理解していたはずであると指摘した上で、ヂャトゥポン氏が座り位置と不敬とを敢えて結びつけた背景に首相・政府の信用失墜を狙う意図があったと指摘した。

 また、ヂャトゥポン氏の代理人として出廷した顧問弁護士が反対尋問の中で、ワットプラケーオで行われた儀式の際にタクシン元首相が座っていた位置が不敬に当たるとアピシット首相が指摘していた事について聞かれた同首相は、この指摘は既に他の者と同様な指摘をしたまでのことで、仮にタクシン元首相が名誉を毀損されたと感じるのであれば自分を相手取って訴訟をおこせば済むことであると答えた。

 一方、ヂャトゥポン氏側は、自らが首相として国王に拝謁した事があるタクシン元首相の義弟のソムチャーイ・ウォンサワット氏を証人に立て全面対決する考えである事を明らかにした。
posted by Jean T. at 00:48| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニーの結婚式会場で発砲、新郎の父親が死亡

 27日18:00過ぎ、パッターニー県マーヨー郡内で、イスラム教式で執り行われていた結婚式の会場となっていた民家前で参列者を出迎えていた家主でもある新郎の父親(59)が、参列者に混じって近づいてきた男に拳銃で射殺されるという事件が発生した。

 事件後男は会場近くに待たせておいたバイクの後部座席に飛び乗り逃走した。

 警察側は、周囲500メートルを封鎖し実行犯を負うと共に、個人的係争及び南部情勢の何れかが事件の背景にあると見て捜査を開始した。

 また、同県県都内中心部では27日20:00過ぎ、カラオケ店前に駐車してあったバイクに仕掛けてあった爆発物が爆発したが、幸い人的な被害は無かった。
posted by Jean T. at 00:44| バンコク ☁| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月27日

連合幹部暗殺未遂、今週中に新たに3人の逮捕状を申請

 国家警察本部のアサウィン本部長補佐(元首都圏警察本部長)は27日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏暗殺未遂事件に絡んで今週中に新たに3人の容疑者に対する逮捕状の申請を行う見通しである事を明らかにした。

 アサウィン本部長補佐によると、何れもソンティ氏に対する銃撃に関与した実行グループのメンバーだというが、3人の詳細については明らかにされていない。

 尚、プーヂャッカーン紙(オンライン)は、アサウィン本部長補佐は、3人の中に軍関係者が含まれているのかとの質問に対して頷いたのみで直接質問には答えることは無かったと報じている。

 また、事件の首謀者の解明に繋がる可能性に関しては、証拠次第であると語り明言を避けている。

 この発言に先立ち、アピシット首相は26日朝放送された定例政見放送の中で、事件に関係する証拠収集に依然混乱が見られる事を認めた上で、週明け早々に捜査に大きな進展を見ることができるとの見通しを示していた。
posted by Jean T. at 16:02| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッターニーで銃撃戦、分離主義組織関係者・当局関係者2人が死亡

 26日17:00過ぎ、パッターニー県コークポー郡内で一斉摘発作業に乗り出そうとした当局側と3人と見られる一味との間で約15分間に渡る銃撃戦が発生し、一味側1人、軍関係者1人が死亡し、一味側2人の身柄が確保された。

 当局側が分離主義組織関係者が潜伏しているとの情報に基づき一斉摘発に乗り出そうとした際に、モスクから民家に逃げ込んだ3人組の男が民家を包囲した当局関係者に向け銃を乱射したことから銃撃戦となった。

 銃撃戦で死亡した男は、分離主義組織の構成員と見られ、ノーンヂック郡やコークポー郡内で爆破を初めとする一連の不穏な動きに関与した容疑で逮捕され、その後釈放されていた。

 同県パナーレ郡内では27日朝、茶店での飲食を終え帰宅の為に村道をバイクで走行中だった50歳のイスラム教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。尚、報道によっては男性は年齢は60歳で、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負ったと報じるものもある。

 また、同県マイゲーン郡内では24日未明、人数不明の一味が多目的ビルに放火し警察官をおびき寄せた上で、現場検証を終えた警察官が署に戻るところを見計らって路上に仕掛けておいた爆発物を爆発させ、警察官4人が負傷を負った。尚、報道によってはパトロール中だった警察官を狙って爆発物を爆発させたと報じるものもある。

 ナラーティワート県ランゲ郡内では25日朝、25歳のイスラム教徒の男性の射殺体が路上で発見された。前日の昼頃に友人に誘われ友人運転のバイクで市場に向かって以降の男性の足取りは確認されていない。

 警察側は、個人的な係争及び南部情勢絡みの両面から捜査を開始した。
posted by Jean T. at 12:47| バンコク ☀| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビッグサプライズ、全世界をカバーするテレビ局を開局と元首相

 タクシン元首相は26日夜、通信衛星で全世界をカバーするテレビ局の開局を進めている事を明らかにした。

 発言に先立ってTwitter等で26日夜に本当のビッグサプライズを発表する意向を支持者に向け発進していたタクシン元首相は、赤服軍団系のテレビ局Dステーションを通して全国の誕生日を祝う式典が開催されていた会場に生で配信された演説の中で、100のチャンネルで構成されたタイと世界各国を繋ぐ全世界をカバーするテレビ局の開局を考えており、現在タイ版一村一品政策により各地で生産されたOTOP製品の国外向けプロモーションの為のチャンネル、リアリティーショー的にタイ国内の貧困の実体及び貧困解消に向けた取り組みを伝えるチャンネル及び双方向コミュニケーションを実現し、また学びたい者自身が学びたい内容を取捨選択する事ができる教育チャンネルの3つのチャンネルの開局が現実的になっている事を明らかにした。

 また、タクシン元首相は、60歳の誕生日を祝福してくれた支持者に感謝の意を述べると共に国王からの慈悲を授かる事があれば帰国して国王の使用人として、また皆の使用人として全力を尽くして奉じる用意があると語り、恩赦に期待を寄せた。
posted by Jean T. at 01:02| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

お歌のプレゼントだけで元首相のビッグサプライズはおしまい?

 26日、タクシン元首相の誕生日を祝うタンブン式典が開催されているノンタブリー県バーングルワイ郡にあるゲーオファー寺内で、タクシン元首相自らが「私は帰ってくる」という歌を歌うシーンが収められたビデオが公開され、参加者等がビデオの中で歌うタクシン元首相と共に歌う場面が見られた。

 反タクシン派の民主主義市民連合系のプーヂャッカーン紙は、取り上げる程の物でもないタクシン元首相からのビッグ・サプライズ、信者を慰める歌のプレゼントのみという見出しでこのビデオ公開を報じた。
posted by Jean T. at 17:15| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビッグサプライズ? 首相 vs 元首相の直接対話が実現、但しTwitter上で

 26日昼前、ネットサービスTwitterを介したアピシット首相とタクシン元首相との直接対話が実現した。

 この直接対話は、アピシット首相が同日60歳を迎えるタクシン元首相宛てに祝福のメッセージを書き込み、それに対してタクシン元首相が返礼する形で実現したもので、「あたなも他の人と同様に幸福になりたいと思うでしょう。もしあなたが徳を見極める目を持つことができたならより幸せになることができるでしょう」とのアピシット首相からのメッセージに対してタクシン元首相側はメッセージに謝意を述べると共に「あなたの国内問題解決への取り組みを応援します。もし何かあれば喜んでお手伝いします」とのメッセージを送り返した。

 尚、アピシット首相のメッセージは、先に放送された定例政見放送の中で、仮にタクシン元首相へ誕生日のメッセージを直接伝えることができたらと断った上で語られたものと同様な内容となっている。

参考 (それぞれのアドレス)
http://twitter.com/PM_Abhisit
http://twitter.com/Thaksinlive
posted by Jean T. at 16:16| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン元首相への支持率がアピシット首相を上回る、ABAC調査で

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールがバンコクを初めとする17県内在住の18歳以上の回答者4,079人を対象に20日から25日にかけて行った調査で、34.0%の回答者がタクシン元首相を支持すると回答し、32.9%の回答者が支持すると回答したアピシット首相を僅かに上回っていた事が明らかになった。尚、33.1%の回答者がどちらも支持しないと回答した。

 また、タクシン元首相に関しては23.6%だった本年4月度調査に対して34.0%に支持率を伸ばした一方で、アピシット首相に関しては50.6%だった本年4月度調査に対して32.9%と一気に支持率を落とす結果になった。

 更に、学歴別の支持動向に関しては、修士課程修了以上の回答者の57.7%がアピシット首相を支持すると回答し、21.9%だったタクシン元首相を大きくリードし、大学卒の回答者に関しては39.0%がアピシット首相を支持すると回答し、32.7%だったタクシン元首相をリードする結果になり、また、地方別の支持動向に関しては、東北部及び北部では、それぞれ44.5%と32.9%の回答者がタクシン元首相を支持すると回答し、それぞれ18.4%と28.8%だったアピシット首相を大きくリードする一方で、中部、バンコクでは、それぞれ36.5%と41.4%の回答者がアピシット首相を支持すると回答し、それぞれ32.9%と36.2%だったタクシン元首相をリードし、更に南部に関しては66.3%の回答者がアピシット首相を支持すると回答し、タクシン元首相を支持すると回答した者は僅かに8%に留まる結果になった。
posted by Jean T. at 15:28| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スワン・ドゥシット調査、多くがタクシン元首相は速やかに帰国するべき

 ラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査スワン・ドゥシット・ポールが国内各地区在住の回答者を対象に行った調査で、42.04%の回答者が速やかにタクシン元首相は帰国するべきであると回答し、36.14%の回答者がタクシン元首相は司法手続きに則り法廷の場で戦うべきであると回答していた事が明らかになった。

 また、赤服軍団がタクシン元首相の60歳の誕生日である26日にノンタブリー県内のゲーオファー寺でタンブン式典の開催を計画している事に関しては、24.15%の回答者が人気取り及び国民の関心を惹くことを意図したものである、23.24%の回答者が政府に対して油断するべきではないとのシグナルを送る物であると回答し、また、情勢扇動に繋がる可能性に関しては、最も多い46.13%の回答者が繋がらないと回答し、政府の安定性に影響を与える可能性に関しては、最も多い45.33の回答者が影響を与えないと回答した。

 この調査は、1,124人の回答者を対象に23日から25日にかけて行われ、また、回答者の内タクシン元首相が好きであると回答した者が479人(42.62%)、同元首相が嫌いと回答した者が413人(36.74%)、どちらでもないと回答した者が232人(20.64%)だった。
posted by Jean T. at 00:09| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元首相が首相に謝罪、自分の誕生日が政府の動向に対する国民の関心を奪ったことを

 タクシン元首相は25日、支持者を通してアピシット首相に対して26日に予定されている自分の誕生日関連の催しが政府関連の動向に対する国民の関心を奪った事を謝罪した。

 タクシン元首相によると、まさか自分の誕生日の為に国民が愛情と尊敬を念を示して大規模な催し物を開催し、更に国際的な雑誌が自分の誕生日を取材するまでの事態になるとは夢にも思っていなかったのだという。

 一方、タクシン元首相は25日、赤服軍団が同元首相の誕生日に先駆けてタンブン式を開催していたノンタブリー県内のブア・クワン寺で電話演説を行い、一日も早くタイに帰国できるものと確信しているとした上で、参加者に対して今しばらくの辛抱を要請した。
posted by Jean T. at 00:07| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月25日

元首相がFacebookとTwitterのアカウントを開設

 タクシン元首相の元法律顧問で元外務大臣でもあるノパドン・パッタマ氏は24日、同元首相が支持者等との緊密な連絡を保つ手段として新たにFacebookとTwitterの2つのネット・サービスにアカウントを開設する予定である事を明らかにした。

 ノパドン氏によると、アカウント名は何れもThaksinliveになる予定で、24日昼ないしは25日朝迄に開設作業が終了する見通しだという。

 また、政府による新型インフルエンザ感染拡大防止対策が第一回目のテーマに据えられる予定だという。
posted by Jean T. at 18:24| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バイクに乗った2人組が走行中の乗用車に向け投石、強盗目的か?

 ネーション系のタイ語速報及びINNによると25日未明、チョンブリー県シーラーチャー郡内の路上でバイクに乗った2人組が乗用車のフロントガラスに向け石を投げつけ、乗用車を運転中だった19歳の男性と助手席に乗っていた恋人の女性が割れたフロントガラスの破片等により負傷を負うという事件が発生した。

 運転中だった男性によると、石を投げつけたのは事件発生前に食べ物を買うために立ち寄った市場の駐車場内で、駐車中だった自分の車の周りをバイクで回っていた面識が無い若者2人組で、投石後路上脇に停車していた自分の車の方向に向かって戻ってきたため、車を急発進させ現場から離れ警察に通報したという。

 警察側は、地元の若者が乗用車に乗っていた2人から金品等を強奪する目的で犯行に及んだと見て捜査を開始した。
posted by Jean T. at 18:07| バンコク ☁| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月24日

ラーマ8世橋近くで小型トラックに向けた銃乱射で保釈中の殺人容疑者等2人が死亡

 24日9:00迄に確認できた各報道によると、同日未明バンコクのバーンパラット区内のラーマ8世橋近くのソーイ内でバイクに乗った2人組が小型トラックに向け銃を乱射し、31歳の男性等2人の男性が死亡し、同乗していた1人の男性が重傷を負うという事件が発生した。

 現場付近にあるコンドミニアムの建設現場の警備員男性によると、バイクに乗った2人組が小型トラックの前に回り込みバイクを停止させた上で後部座席に乗っていた男が小型トラックに向け銃を乱射したという。尚、報道によってはバイクを止め待ち伏せしていた2人組の内の1人が小型トラックに向け銃を乱射したと警備員が証言しているとするものもある。

 また、事件発生前に小型トラックに乗った3人組の内の2人がバックパックを担いで事件現場近くのラーマ橋下のスラム内に入っていくのが目撃されていたとの報道もある。 

 警察側は、麻薬取引を巡る抗争ないしは女性関係が事件の背景にあると見て捜査を開始した。

 ネーション系のタイ語速報によると、死亡した31歳の男性は製氷工場のオーナーで二週間前に刺殺事件を引き起こし保釈中の身だったという。
posted by Jean T. at 11:08| バンコク ☁| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元首相付法律顧問、誕生日に奨学金だけではない何らかのビッグサプライズ

 タクシン元首相の元法律顧問で元外務大臣でもあるノパドン・パッタマ氏は23日、タクシン元首相の誕生日である26日に、これまでに伝えられている奨学金だけではない何らかのビッグサプライズがあるとの認識を示した。

 発言の中でノパドン氏は、国外でタクシン元首相に接触した人物に照会した限りでは、同元首相が計画しているビッグサプライズの詳細を知っている者は一人もおらず、また同首相と同期のスメート。ポーマニー空軍大将や従兄のチャイヤシット・チンナワット大将、実妹のインラック・チンナワット女史も同元首相から一切ビッグサプライズの詳細について聞かされていない事が確認できている事を明らかにした上で、個人的には奨学金だけではない何らかのビッグサプライズがあるとの認識を示した。

 問題のビッグサプライズに関しては、これまでに度々タクシン元首相関連の風説を流布してきた事でも知られるプラチャー・プラソップディー氏が作文コンクールで選抜された5千人から1万人の児童・学生に6,000バーツを支給するビッグサプライズを計画していると聞かされている事を明らかにし、また、一部メディアは同元首相の支持者の言として作文コンクールで選抜された6,000人の児童・学生に奨学金の支給を計画していると報じていた。

 一方、ネット上ではタクシン元首相の誕生日を祝うタンブン式典に抗議する為に26日に黒色の服や黒色の腕章、リストバンド等を着用し国を黒一色にしようと呼びかけるオリジナルの発信人が不明なメッセージがツイッター等を介して広く流布しているという。
posted by Jean T. at 00:24| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、500万の元首相恩赦誓願の為の署名が集まると予想

 反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は23日、31日にバンコクのサナームルワンで開催が計画されている大規模集会までにタクシン元首相の恩赦を国王に誓願する為の署名が500万人に達する見通しである事を明らかにした。

 一方、タクシン元首相の誕生日である26日に恩赦誓願の為の署名活動を中止すると報じられている事に関しては、おそらく民主主義市民連合やサヤームサマッキー・グループが意図的に流したデマであろうと語り、中止する方針が無い事を確認した。

 また、ヂャトゥポン氏は、26日にノンタブリー県バーングルワイ郡内にあるゲーオファー寺内で予定されているタクシン元首相の誕生日を祝う為の式典は、報じられているような過去にウドンターニー県のパー・バーンタート寺の住職であるルワンター・マハーブア師がタクシン元首相に対してかけたとされる呪いを解くためのものでは無く、純粋にタンブンを行う為のものである事を確認した。
posted by Jean T. at 00:21| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、汚職・違法政治活動の撲滅を宣言

 アピシット首相は23日、外国からの信頼回復への取り組みの一環として汚職及び違法な政治活動の撲滅に取り組む考えである事を明らかにした。

 この発言は、海軍本部で行われた経済危機、生き残りの為の選択及びタイの未来を主題に据えた特別講演の中で語れたもので、アピシット首相は、国家の発展を阻害している汚職の撲滅及び国民を困窮させる違法な政治活動に対する厳格な法の執行が急務であると指摘した。

 アピシット首相によると、何れも解決に困難が伴う問題であるが国家の安定及び外国からの信頼回復の為に撲滅の実現に挑戦する考えだという。

 また、政治活動に関しては、自分は民主主義の信奉者として憲法に則った活動を容認し、また、意見が異なる者を脅かしたり干渉した事は一度もなく、全ては法に則り相手の境界を越えることなく活動するべきであると考えているとした上で、ソンクラーン期間中及びチェンマイ県内でとられた赤服軍団に対する対応は、武器を所持していたデモ対に対して厳格に法を執行したものであったとした。
posted by Jean T. at 00:19| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ASEAN会議場で一時緊迫、不審なバイクが発見されるも実はホテル従業員のもの

 23日9;30頃、プーケット県内のASESN関連会議が開催されていたシェラトン・グランド・ラグーナ・ホテルから150-200メートルと離れていないラグーナ・ホリデイクラブ・プーケット・リゾートの第二通用門付近で不審なバイクが発見され、一時会議場周辺が緊迫する事態になった。

 爆発物検知犬が問題のバイクで反応を示した事を受けて行われた爆薬検知機による検査で、爆発物の材料として使用することができるアンモニアの反応があった為、当局側は放水器を使用してバイクの破壊処理を行ったが、その際に発生した爆発音に似た音により会議場内が一時騒然とする事態になった。

 尚、破壊処理後に行われた調査によりバイクに爆発物が仕掛けられていなかった事が確認されており、また尿ないしは爆竹の成分がバイクに付着していた為に爆薬検知装置がアンモニア反応を示したものと見られている。

 プーケット県のウィチャイ知事によると、問題のバイクはホテル従業員のもので、従業員であることを証明するステッカーがバイク本体に貼り付けてあったという。

 尚、一部報道は、問題のバイクは、タイヤがパンクした為に所有者が乗り捨てたものであると報じている。
posted by Jean T. at 00:16| バンコク ☁| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月23日

ウドンの黄服、24日に集会開催を計画

 プーヂャッカーン紙(オンライン)によると、民主主義市民連合ウドンターニー県支部のヂャルゥン調整役は22日、24日に新政治コンサートと銘打った集会を開催すると共に来月2日には県都内のホテル内で連合が提唱する新政治構想をテーマに据えたセミナーを開催する方針である事を明らかにした。

 ヂャルゥン調整役によると、集会は今後の活動資金調達を兼ねたもので、また、セミナーは連合が新政治党を設立し党員の増強や党支部の設立が必要になっている時期に合わせて党や党の方針を各階層に訴える事を主軸に置く予定だという。

 サマック政権時代には、現赤服軍団強硬派のクワンチャイ・プライパナー氏が率いる棍棒等の凶器を所持した親タクシン派の住民が、連合の集会会場を急襲し、会場内で準備作業中だった連合関係者に暴行を加え多数の重軽傷者を出していた。
posted by Jean T. at 00:19| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、一日万単位のペースで新型インフル患者が増加しているとの認識

 アピシット首相は22日、一日万単位のペースで新型インフルエンザ感染者が急速に増加しているとの認識を示した上で、感染拡大を抑え込む為により強固な対策を講じる準備がある事を明らかにした。

 発言の中でアピシット首相は、国内の新型インフルエンザの感染拡大状況は実際には一日あたり万単位で感染者が増加し、特に北部・東北地区が深刻な状況にあるとの認識を示した上で、急速な感染拡大を抑え込む為により強固な対策を講じる必要がある時にあるとの認識を示した。

 アピシット首相によると、既に公共保健省に対して、より多くの感染者に抗ウィルス剤が投与できる体制を整えるよう指示しているという。
posted by Jean T. at 00:13| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。