2009年07月14日

連合幹部暗殺未遂、特殊部隊所属の下士官等2名に逮捕状?

 プーヂャッカーン紙の速報によると、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏暗殺未遂事件に絡んで裁判所は14日、銃撃に関与した容疑がもたれているロッブリー県内にある陸軍特殊部隊に所属する下士官及び警察麻薬取締局に所属する警察官2名に対する逮捕状の発行を許可した模様。

 一方、暗殺未遂の際に使用された疑いがある車両が押収された事に絡んで、国家警察本部とロッブリー県内にある陸軍特殊部隊との共同で行われた検証により、これまでに軍の制服を着込んだ女性の写真が貼り付けられた女性名義の公務員の身分証明書や陸軍特殊部隊指令本部への車両通行証等が車内から発見ないしは車両のフロントガラス部分に貼り付けられているのが確認されているという。
posted by Jean T. at 17:59| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

警察、外相に不快感を与えた事を謝罪もテロ容疑の取り消しは拒否

 民主主義市民連合による二空港占拠事件の捜査チーム首班であるウティ国会警察本部長補佐は14日、適切且つ十分な捜査によりテロの容疑をもたれた連合幹部等に対して不快感を与えた事に対して謝意を表明したが、テロ容疑の取り消しに関しては受け入れる考えが無い事を明らかにした。

 この発言は、同日昼過ぎにガシット外務大臣が顧問弁護士のニティトン・ラムルゥア氏を通して、テロ容疑の取り消し及び捜査の一時中断を要請する書状を国家警察本部長宛に提出した事を受けたもので、ウティ本部長補佐は、容疑は適切且つ十分な証拠や承認への尋問に裏付けされた事実に則ったものであるとした上で、仮に全責任を負っている自分自身の捜査に疑惑が持ち上がった場合は他の優秀な者に捜査の指揮を譲る容疑があると語り強気の姿勢を示した。
posted by Jean T. at 17:38| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合幹部暗殺未遂に使用された疑いがある車両を押収

 プーヂャッカーン紙の速報及びINNの報道によると、4月14日未明に発生した民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏暗殺未遂事件に絡んで警察は14日迄に犯行の際に使用された疑いがあるロッブリーナンバーの車両を押収し、プーヂャッカーン紙によると同日12:00現在、ロッブリー県内の陸軍特殊部隊に所属する軍関係者10人が押収された車両が保管されている交通警察局本部内で検証作業を行っている。

 INNによると、当該車両はにロッブリー県内にある軍の基地内で押収され13日夜半に交通警察局本部に移送されたものだという。

 車内から飲料水のボトルやCDの他に女性名の公務員の身分証明証が発見されている他、パーヌ首都圏警察本部副本部長によると複数の指紋も検出されているという。

 また、この件に絡んでプーヂャッカーン紙は捜査主任のターニー国家警察副本部長が交通警察局本部内で協議を行っている事が確認されていると報じている。
posted by Jean T. at 17:02| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型インフル、新たに3人の死亡を確認 - 感染者累計は4千人超

 公共保健省は14日、新たに3人の新型インフルエンザ感染者の死亡を確認し、累計で24人の感染者の死亡を確認した事を明らかにした。

 死亡が確認されたのは、末期の肺がん治療中だった67歳のバンコク在住の女性とバンコク内の私立病院で死亡した57歳の女性及びサムットサーコン県在住の32歳の女性の3人で、サムットサーコン県在住の女性は体重が120Kgあり、また喘息の持病を持っていた。

 また、公共保健省は14日、新たに176人の新型インフルエンザ感染者を確認し、累計で4,057人の感染者を確認した事を明らかにした。
 
 一方、バンコク行政本庁は14日、新型インフルエンザ感染各台抑止策の一環として15日から19日迄バンコク内の全ての学校(435校)、200箇所の保育園、18箇所の職業訓練センターに対して休校・休場措置を講じる方針を明らかにした。

* 尚、ネーションの英字報道は57歳の女性がサムットサーコン県内の私立病院で死亡したと報じていますが、14:00迄に確認できた各タイ語報道では同様な記述を確認する事はできませんでした。
posted by Jean T. at 16:32| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合東北部幹部、首相等を逆告訴

 民主主義市民連合による二空港占拠に絡んで出頭令状が発行されている連合東北地区幹部のチャイヤワット・シンスウォン氏は13日、顧問弁護士を通してアピシット首相、ステープ副首相及びパチャラワート国家警察本部長を職務遂行義務違反及び違法な司法手続きで告訴した。

 告訴状の中でチャイヤワット氏は、憲法及び関連法規に基づき警察を管掌する立場にある三者が、二空港占拠に関与した連合幹部等36人に対してテロという虚偽の容疑で出頭令状を発行する事をウティ国家警察本部長補佐に許したことが職務遂行義務違反等に該当すると指摘している。

 この告訴を受け裁判所側は、14日(報道により8月24日)に告訴受理の是非に関する判断を下す方針を明らかにした。
posted by Jean T. at 00:38| バンコク ☔| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

間抜けな泥棒、知らずに元陸軍司令官の母親宅に押し入り銃撃を受ける

 ポストトゥデー紙(オンライン)及びINNの報道によると、13日バンコクのプラチャークゥン区内にある民家に押し入ろうとした30歳の男が、民家の警備に当たっていた軍関係者に銃撃され負傷を負い警察病院に搬送されるという事件が発生した。

 男が押し入ろうとした民家は、陸軍司令官、防衛大臣(タクシン政権)、ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党党首を歴任し現在プゥア・タイ党顧問の職にあるチェッター・ターナヂャーロー大将の母親宅(INNはチェッター大将宅と報道)で、正面にある門をよじ登り敷地内に侵入しようとしていた男を目撃した母親からの通報を受けた警備を担当していた中尉クラスの陸軍関係者が男に警告をした上で銃を発砲したという。

 尚、INNは銃を発砲した軍関係者が、屋内で物色中だった男に対して動くなと言ったところ男が逃走しようとしたので、男の足に向け銃を発砲したと証言していると報じている。
posted by Jean T. at 00:35| バンコク ☔| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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