2009年07月15日

新型インフル、チュムポンで女性感染者の死亡を確認

 ポストトゥデー紙(オンライン)によると、チュムポン県の保健当局は15日、新型インフルエンザに感染していた体重が125kgある62歳の女性の死亡を確認した事を明らかにした。

 公共保健省が当該女性の感染を公式に確認した場合は国内で25人目の死亡者ということになる。

 病院側によると、女性は13日朝に咳や息切れ等の症状を訴え入院し、14日朝に死亡したという。また、病院によると、女性は予てから病院で心不全、高血圧症、肥満症等の持病の診察を受けていたという。 
posted by Jean T. at 19:02| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

法務大臣、暗殺未遂容疑者がDSIの協力者だった事は認めるもDSIの事件への関与は否定

 ピーラパン法務大臣は15日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏暗殺未遂事件に絡んで逮捕状が発行されている麻薬取締警察局に所属するワラウット・ムンサンティ一等巡査が、法務省特別捜査局管下の幾つかの案件に協力していた事を確認した。

 これは、各メディアがワラウゥト一等巡査が特別捜査局への異動を希望していた事を明らかにすると共に一部のメディアが特別捜査局が暗殺未遂に関与していた疑惑を指摘している事を受けたもので、ピーラパン法務大臣は、異動希望に関しては審査中の段階でまだ是非の判断がついていない事を確認したが、特別捜査局の事件への関与に関しては否定した。

 尚、ピーラパン法務大臣によると、特別捜査局の不関与を確かなものにする為に、同局の係官を招集し詳細に渡って聞き込みを行う考えだという。
posted by Jean T. at 18:24| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合幹部暗殺未遂、更に10人以上の逮捕状を請求する見通し

 プーヂャッカーン紙(オンライン)は15日、4月17日未明に発生した民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏に対する暗殺未遂事件に絡んで、銃撃に関与した容疑で逮捕状が発行されている2人以外に12人から13人に対する逮捕状の請求が近々行われる見通しであると報じた。

 前後して、捜査の指揮を執っているターニー国家警察副本部長は、既に逮捕状が発行されている2名が逮捕された後に新たに10人前後の逮捕状を請求する方向で準備を進めている事を確認している。

 これまでに逮捕状が発行されているのは陸軍特殊部隊に所属するパンヤー・シーラオ曹長と麻薬取締警察局の情報担当部局に所属するワラウット・ムンサンティ一等巡査の2名。

 各メディアの報道によるとワラウット一等巡査は、今月初め頃から消息を絶っているという。

 一方、暗殺未遂事件の捜査を指揮しているターニー国家警察副本部長は15日、軍部の協力を仰ぎ逮捕状が発行されている2名の身柄確保を急ぐよう指示している事を明らかにした上で、消される恐れがあるとして2名に対して速やかに警察に出頭するよう訴えた。

 また、ターニー国家警察副本部長は、捜査チームの一部に外部に捜査情報を漏らしていた者や外部から脅迫を受けていた者がいたことが捜査を遅らせる原因になった事を認めた。
posted by Jean T. at 17:58| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型インフル、412人の感染者を確認し累計で4,469人 - 今後は週単位の発表

 公共保健省は15日、新たに412人の新型インフルエンザ感染者を確認し、累計で4,469人の感染を確認した事を明らかにした。

 発表時点では新たな死亡者は確認されていないが、感染者の内6人が重篤な状態だという。

 また、これまでに確認された感染者の年齢層別内訳は、11歳から20歳が全体の53.4%を占め、以下6歳から10歳(17.2%)、21歳から30歳(11.4%)、31歳から40歳(5.0%)、1歳から5歳(4.9%)、41歳kら50歳(4.1%)、51歳から60歳(2.1%)、60歳以上(0.8%)と続く状況になっている。

 一方、公共保健省は15日を持って一日単位での感染状況の発表を中止し、今後は週単位で発表する方針である事を明らかにした。次回発表予定日は22日となっている。
posted by Jean T. at 17:23| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

赤服、ラーマ9世通り沿いの市場に場所を移し元首相の誕生祝い集会を開催

 反独裁民主主義同盟幹部でタクシー運転手団体を主催するチンナワット・ハーブンナーク氏は15日、26日に予定されていたタクシン元首相の60歳の誕生日を祝う為の集会の開催日を25日に変更すると共に開催場所を当初計画されていたバンコクのサナームルワンからラーマ9世通り沿いの市場に移転させた事を明らかにした。

 当初、チンナワット氏はサナームルワンで誕生日記念集会の開催を計画していたが、同盟の幹部から同所での開催が不適切であるとの指摘があがり、更にタクシン元首相自身も同所での集会開催計画の中止を要請していた。

 チンナワット氏によると、集会はタクシン元首相の誕生日前日の25日10:00から開始する予定で、同日夜には同元首相の電話演説や同盟幹部による「タクシン政策なら食べていける」をテーマに据えた演説が予定されているという。

 また、東北部のローイエット県アートサマート郡内でも同日に集会が開催される予定になっている。

 アートサマート郡はタクシン元首相が首相だった2005年1月にリアリティー・ショーと銘打った実際に貧困層と生活を共にしながら貧困問題対策進の捗状況のチェック及び対策の指導を行った郡で知られている。

参考
タクシン元首相のリアリティー・ショーの際に配信されたThe Nationのリアルタイムレポート
http://www.nationmultimedia.com/specials/thaksin/
posted by Jean T. at 15:43| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートで教師警護班を狙った連続爆破、軍関係者1人が負傷

 15日7:00過ぎ、ナラーティワート県シーサコン郡内の交差点で、教師の警護作業に当たっていた軍関係車両の通過にあわせて爆発物が爆発、更に同日7:35頃に同県インゴー郡内の路上に仕掛けられていた爆発物が教師の警護作業に当たっていた軍関係車両の通過にあわせて爆発し、シーサコン郡内の爆発により軍関係者1人が負傷を負った。

 初期捜査段階では、爆発物は何れも携帯電話を使用した遠隔起爆式の物が使用されたと見られている。

 また、同県ルゥーソ郡内では14日午後、軍関係車両を狙った爆発が発生し、軍関係者2人が負傷を負った。

 パッターニー県県都内では15日7:30過ぎ、出勤する夫人を後部座席に乗せバイクで路上を走行中だった45歳のイスラム教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。男性は村自警組織に所属していた。

 また、同県ノーンヂック郡内では14日深夜、ゴム農園内での作業を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中だった45歳のイスラム教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 同郡内では14日朝に、バイクで飲料水の配達作業中だった49歳の仏教徒の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負うという事件が発生していた。

 更に同県ヤッラン郡内では13日15:30前、教師の警護作業中だった国境警備警察官を乗せた車両を狙った爆発が発生し、国境警備警察官2人が重傷を負った。
posted by Jean T. at 13:41| バンコク ☁| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合幹部暗殺未遂、陸軍司令官は警察の捜査に介入せず

 アヌポン陸軍司令官は14日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏暗殺未遂事件に絡んで警察側が特殊部隊に所属する陸軍関係者を含む2人の逮捕状を取得した事について、警察側の捜査に介入する考えが無い事を確認した。

 発言の中でアヌポン陸軍司令官は、違法行為を犯した者に対する警察側の法に則った手続きに介入する考えが無い事を確認すると共に警察側の身柄引渡等の要求に対しては規範に則り協力すると語った。
posted by Jean T. at 00:16| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首都圏警察、来月1日から横断妨害に対して厳格に法を執行

 首都圏警察本部のパーヌ副本部長は14日、8月1日から横断歩道を使用しない歩行者や横断歩道を歩いて渡ろうとしている歩行者を無視して車を停止させなかった運転手に対して厳格に法を執行する方針である事を明らかにした。

 横断歩道を使用しないで道路を横断した歩行者に対しては200バーツ以下、横断歩道を渡ろうとしている歩行者を無視して車を徐行させたり停止させなかった自動車及びバイクの運転手に対しては500バーツ以下の罰金の支払いを申し渡すことになるという。

 パーヌ副本部長によると、周知徹底を図る為に15日からバンコクの主要箇所でキャンペーンを展開する方針だという。
posted by Jean T. at 00:12| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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