マティチョン紙及びThe Nation(何れもオンライン)によると、警察は16日未明、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏暗殺未遂事件に絡んで逮捕状が発行されているパンヤー・シーラオ曹長が潜伏しているとの捜査結果に基づきトラート県カオサミン郡内にある香木の工場及び従業員宿舎の家宅捜査を行ったが、同軍曹は既に逃走した後だった。
今回家宅捜索が行われた工場は、陸軍司令官、防衛大臣、ルゥアム・ヂャイ・タイ・チャート・パッタナー党党首を歴任した後にプゥア・タイ党顧問におさまったチェーッター・ターナヂャーロー大将の義理の娘で元タイ・ラック・タイ党元候補のオラタイ・ターナヂャーロー女史が役員名を連ねており、The Nationの報道によるとチェーッター大将自身も4年位前から香木関係のビジネスに関与していたという。
尚、今回家宅捜索が行われた工場を経営する会社の設立登記は2008年10月13日に行われている。
家宅捜索後に個別に行われた工場関係者に対する事情聴取により、パンヤー曹長は一ヶ月間だけ同工場で働いていた事が確認されたが、それ以上の情報に関しては警察側が公表を控えている。
* オラタイ女史は最終的に無効になった2006年4月2日の総選挙の際に小泉元総理と一緒に撮影された画像をポスターに使用し物議を醸した事でも知られています。
posted by Jean T. at 17:16| バンコク ☁|
政治経済
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