2009年07月21日

米国アジア・太平洋地区担当国務長官補がプゥア・タイ党を表敬訪問

 INN及びバンコクポストの報道によると、21日アメリカのカート・キャンベル・アジア・太平洋地区担当国務長官補がプゥア・タイ党を表敬訪問し、ヨンユット党首等と会談を行った。

 プゥア・タイ党側からはヨンユット党首やプロートプラソップ副党首、パーンプリー副党首、党外事担当責任者のピタヤー・ピックガマーン氏等の他に、バンコクポストの報道によるとタクシン元首相の実妹のインラック・チンナワット女史や旧タイ・ラック・タイ党党首代行のヂャートゥローン・チャーイセーン氏、元外務大臣のノパドン・パッタマ氏も会談に同席した模様。

 尚、カート国務長官補は、この会談に先駆けて同日朝にステープ副首相と首相官邸内で会談を行っている。

 会談の詳細な内容は明らかにされていないが、カート国務長官補は将来にわたる強固な両国関係を確認する事ができたと語るにとどめている。

 また、プゥア・タイ党側は、タイ国内の一般情勢に関して意見交換を行ったが、タクシン元首相を初めとする特定の人物に関する話題は出なかったと説明している。
posted by Jean T. at 17:03| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

赤服、ヒラリー国務長官訪問にあわせ官邸前で抗議活動を開始も大雨で中止

 ネーション系のタイ語速報によると21日午後、ワランチャイ・チョークチャナ氏率いる赤服軍団が首相官邸前に集まり、ステープ副首相やガシット外務大臣の辞任、憲法改正、議会解散、タクシン元首相の恩赦誓願への支持等を訴える抗議活動を開始した。

 ワランチャイ氏によると、首相官邸内で予定されているアピシット首相とアメリカのヒラリー国務長官との会談が開始される17:00まで抗議活動を展開する予定だという。

 デイリーニュース紙(オンライン)によると、赤服軍団は、抗議活動を開始してから暫く後に降り始めた大雨の影響で13:30頃までに抗議活動の中止を決定し散会した模様。
posted by Jean T. at 16:31| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型インフル? ターター・ヤンが緊急入院

 カーオソット紙及びポストトゥデー紙(何れもオンライン)によると、21日4:00頃タイ・アメリカハーフの女性歌手のターター・ヤンが高熱等の症状を訴えバンコクにあるサミティウェート病院に緊急入院した。

 ターターのマネージャーによると、ターターはプーケットからバンコクに戻った後に喉痛や高熱等の症状を訴えていたが、新アルバム向けのビデオ撮影等の為に無理を押して仕事を続けていたという。

 病院側は新型インフルエンザの感染疑い患者として2日間に渡る面会謝絶措置を講じた。尚、感染の有無に関しては24時間以内に判明する見通しであるとのこと。
posted by Jean T. at 12:09| バンコク ☔| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

前首都圏警察本部長、連合幹部暗殺未遂事件の捜査資料を漏洩したスパイとの疑惑を否定

 アサウィン国家警察本部長補(前首都圏警察本部長)は20日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏暗殺未遂事件関連の捜査資料を外部に漏らしていたスパイであるとの疑惑を否定した。

 先に暗殺未遂事件の捜査班の指揮を執っているターニー国家警察副本部長が、捜査班内に捜査資料を外部に漏らしていたスパイがいたことが捜査の進展を遅らせる要因の一つになっていた事を明らかにしていたが、アサウィン本部長補佐によると、自身はターニー副本部長が副本部長としての職務を遂行できない場合にその職務を代行する立場で同副本部長の職務権限の範囲内で暗殺未遂事件の捜査に関与する事はあるが、同副本部長が指揮する暗殺未遂事件の捜査班には所属しておらず、また同捜査班の捜査関係の情報の殆どを内部ではなくマスコミの報道から得ている立場でしかないのだという。

 また、アサウィン本部長補佐は自身が管掌している班の捜査結果が暗殺未遂事件に関与した容疑者2人に対する逮捕状発行に多少の貢献をした事を認めた上で、ウドンターニー県内に潜伏中であるとも伝えられている2人に関しては、これまでの捜査により依然南部に潜伏中である可能性が高いとの見方を示したが、それ以上の詳細に関しては直接捜査班側に質問をして欲しいと語った。

 一方、アサウィン本部長補佐が捜査の進捗状況をパチャラワート国家警察本部長に報告する立場にあったと指摘されている事に関しては、全てはターニー副本部長に報告し、同副本部長がパチャラワート本部長に報告する流れになっているが、同本部長から直接照会があった場合には概略だけを報告する事はあったとした。
posted by Jean T. at 00:28| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幸福量調査、一ヶ月間で一気に7.15から5.92に減少

 私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが。27県内在住の6,856人を対象に8日から15日にかけて行った7月度の幸福量調査で、前月調査時点で10ポイント満点中7.15ポイントだった総幸福量が一ヶ月の間に2.87ポイントさげ5.92ポイントにまで減少していた事が明らかになった。

 個別の幸福量に関しては、政治情勢に対する幸福量が最も低い2.87ポイントを記録し、次いで、政府のグッドガバナンス及び施政に対する幸福量が3.61ポイント、国家レベルの経済情勢に対する幸福量が4.06ポイント、社会的公正に対する幸福量が5.19ポイントと低い幸福量を記録し、更に88.3%の調査対象者が国民の生命及び財産への危険に関する問題の早急な解決を希望すると回答した。

 また、高ポイントを記録した個別の幸福量に関しては、王室への敬意に対する幸福量が9.24ポイントと最高のポイントを記録し、以下、家庭(7.67ポイント)、身体の健康(7.35ポイント)、精神の健康(7.26ポイント)、生活習慣や文化、風習(7.13ポイント)、仕事に対する満足(7.07ポイント)、医療サービス(6.39ポイント)、居住地周辺の雰囲気(6.32ポイント)、環境(6.18ポイント)、教育(6.17ポイント)と続く結果になった。

 一方、地方別の幸福量に関しては、バンコクが最も低く5.30ポイントだったのに対して東北地方は最高の6.30ポイントを記録した。
posted by Jean T. at 00:24| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペーチャブリーで2人目となる新型インフル感染者の死亡を確認

 ペーチャブリー県の保健当局は20日、新型インフルエンザに感染していた同県バーン・レーム郡在住の45歳の女性が19日朝に県都内の病院で死亡した事を明らかにした。

 同県内では2人目の感染者の死亡が確認された事になるが、全国累計に関しては、これまでの報道ベースでは27人目の死亡者という事になるが、同省側は22日まで死亡者数を含む感染状況の発表を保留している。

 また、アピシット首相は19日に放送された定例政見放送の中で、これまでに30人の感染者の死亡が確認されていると発言しているが、公共保健省側は事実確認を保留している。

 カーオソット紙(オンライン)によると今回死亡が確認された女性は体重が114kgあり、13-14日(記事ママ)に頭痛の症状を訴え診察を受け、自宅療養後15日に症状の悪化を訴え再度病院を訪問した際に重度の肺炎が確認された為抗ウィルス薬の投与を行ったが症状が改善する事無く19日朝に死亡した。
posted by Jean T. at 00:18| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相提訴の名誉毀損訴訟、赤服との和解を拒否

 アピシット首相が反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏を相手取り提訴した訴訟に絡んで裁判所側は20日、同首相が裁判所を仲介人とする和解交渉を拒絶した事を受け、同訴訟を一般審理に付す方針を決定した。

 この決定を受け裁判所側は8月17日に原告尋問を行う方針を明らかにした。

参考
首相、同盟系下院議員を名誉毀損で刑事告訴
posted by Jean T. at 00:15| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ナラーティワートで金行店主が射殺、貴金属や現金は手つかず

 19日午後、ナラーティワート県ルゥーソ郡内中心部で、バイク2台に分乗して現れた4人組の内の2人が65歳の仏教徒の男性が経営する貴金属店に押し入り、男性を射殺した上で店内にあった貴金属等の金目の物に一切手をつけることなく逃走した。

 また、4人組は逃走する際に逃走路を確保する為に事件現場に向かう途上だった地元自治体の首長が乗った車に向け銃弾を発砲していた事が確認されている。

 一方、パッターニー県トゥンヤーンデーン郡内では20日朝、バイクで路上を走行中だった31歳の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。

 また、同県マーヨー郡内では20日14:00過ぎ、バイクで路上を走行中だった41歳の副村長が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。

 更に、同県サーイブリー郡内では18日深夜、小型トラックに乗った人数不明のグループが、地元行政機構評議会副議長等を乗せた小型トラックに向け銃を乱射し。何れもイスラム教徒の副議長や2人の同行者が負傷を負った。

 ヤッラー県バンナンサター郡内では20日7:00過ぎ、5人前後と見られるグループがレンジャー部隊の臨時駐留地に向け銃を乱射し、約15分間に渡り銃撃戦を展開した後に逃走したが、幸いレンジャー部隊側に人的な被害は無かった。

 また、同県ラーマン郡内では19日夜半、バイクで路上を走行中だった48歳のイスラム教徒の男性が何者かに銃撃され死亡した。
posted by Jean T. at 00:10| バンコク ☁| 南部情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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