2009年08月28日

刑裁、赤服系女性活動家に不敬罪で18年の刑

 刑事裁判所は28日、反独裁民主主義同盟の演壇上で行われた演説が不敬罪に該当するとして起訴されていた通称ダー・トーピドーことダーラニー・チャーンチュンシラパグン被告に18年の禁固を命じる判決を下した。

 ダーラニー被告は、バイクタクシー運転手を動員して民主主義市民連合系のASTV前で抗議活動を展開するなど、同盟系の最もアクティブな女性活動家の一人と見られていたが、不敬罪で逮捕されて以降は同盟側は同被告とは一切無関係との立場を取っていた。また、収監中に行われた英字新聞とのインタビューの中で同被告は、同盟から面会はおろか支援の申し出すら来ていない事を明らかにしていた。

 判決公判には約30人の支持者が傍聴に訪れたが、赤服を着用している者の姿は見られなかった。

 また、不敬罪に問われた2008年4月7日の同被告の発言を告発目的で連合の集会の場で紹介したソンティ・リムトーングン氏がタクシン元首相の顧問弁護士により不敬罪で刑事告発されている。

posted by Jean T. at 17:17| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強制排除を指示したとされる音声クリップは元首相系企業で編集・加工された捏造品

 民主党のブラナット報道官は28日、アピシット首相がソンクラーン期間中に大規模行動を展開していた反独裁民主主義同盟の強制排除を命じたとされる音声クリップが、タクシン元首相系のSCアセット社内で編集・加工され、プゥア・タイ党の広報部門にEメールで送られ、そこから各マスコミ関係者を初めとする外部の者に流布されたものであった事を明らかにした上で、この意図的な捏造音声クリップ流布の背景に30日に集会・デモを計画している反独裁民主主義同盟を扇動し情勢を激化させたいとの思惑があったと指摘した。

 SCアセット社はタクシン元首相の実妹のインラック・チンナワット女史や元夫人系のダーマーポン一族等が経営陣に名を連ねる同元首相系の企業として知られる。

 このブラナット報道官の発言に先立ち、サーティット首相府大臣は28日朝、問題の音声クリップが4月19日と26日に放映された定例政見放送及び25日から配信が開始されたabhisit.org内からサンプリングされたアピシット首相の音声を編集・加工して製作された完全な捏造品である事を明らかにしていた。

posted by Jean T. at 16:26| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

治安法はメリットより損害を多くもたらす - 政府は1年以上持ちこたえる、バン大調査で

 私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールがバンコク在住の18歳以上の住民1,027人を対象に26日から27日にかけて行った調査で、ドゥシット区に対して8月29日から9月1日まで適用される国内治安法に関して、37.8%の回答者がメリットよりも損害の方が多くもたらされると回答し、21.7%の回答者がメリットの方が多い、40.5%の回答者がどちらともいえないと回答していた事が明らかになった。

 また、現在の国内情勢に関しては、48.4%の回答者が非常に懸念される状態にある、12.2%の回答者がそれほど懸念される状態に無い、4.0%が全く懸念される状態に無いと回答していた。

 更に、30日に計画されている反独裁民主主義同盟の集会・デモに関して懸念される事に関しては、最も多い36.0%の回答者が経済や投資への影響をあげ、次いで28.3%の回答者が良からぬ考えを持つ者による機会に乗じた情勢の扇動、16.2%の回答者が渋滞等の交通障害をあげ、また、35.8%の回答者が政府及び関係当局は情勢を掌握する事ができる、31.7%の回答者が情勢を掌握できないと回答、更に28.8%の回答者が首相は経済対策及び国民が抱える問題の解決に最善を尽くすべきであると回答した。

 一方、政府が1年以上持ちこたえる事ができるかとの質問に対しては、58.2%の回答者が1年以上持ちこたえると回答し、1年と持たないと回答した者は41.8%だった。

posted by Jean T. at 15:16| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヂャクラポップ氏、同盟3幹部との対立は戦略を巡る些細な問題

 反独裁民主主義同盟元幹部で現在国外逃亡中のヂャクラポップ・ペンケー氏は27日、元個人秘書に対して同盟3幹部との対立は単なる戦略に対する見解の相違から発した些細なものでしかないと語っていた事が明らかになった。

 元個人秘書のエーク・モンコン氏によると、ヂャクラポップ氏と電話で会話をした際に同氏は、寄稿したオピニオンは同盟3幹部に対するささやかな警告でしかなかったが、メディアで報じられて話が大きくなってしまったとした上で、絶対王制型官僚支配の打倒という大局的な目標は依然同盟3幹部と一つにしており、戦略に対する見解の相違があるだけでしかないと語っていたという。

 しかし、ナコン・シー・タンマラート県を本拠地とするデーン・サヤームを率いている元タイ共産党幹部のスラチャイ・セーダーン氏は27日、ヂャクラポップ・ペンケー氏をグループの書記長に据える方針である事を明らかにした上で、グループの同盟からの独立は、同盟との対立を意味するものでは無く同盟3幹部との経験・実績の差及び戦略に関する見解の相違を背景にしたものである事を明らかにしている。

 発言の中でスラチャイ氏は、同盟3幹部の改革による王室と切り離した絶対王制型官僚支配体制の打倒やアピシット政権の打倒を目指す路線は失敗に終わると指摘した上で、デーン・サヤームは同じ理想を一つにする者達による革命による不公正との戦いを目指していく考えである事を明らかにした。

 また、スラチャイ氏は、同盟幹部のヂャトゥポン氏が、ヂャクラポップ氏が国外に逃亡した事を非難した事に関しては、この発言は同様に国外逃亡しているタクシン元首相をも非難する発言であると指摘、また、同氏がスラチャイ氏は元共産主義者であると指摘した事に関しては、自分のような共産主義者として投獄されたような政治的な実績が無いヂャトゥポン氏が元共産主義者が少なからずいる自分の周囲の者達を非難した事に等しい発言であると指摘した。

posted by Jean T. at 00:19| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟集会参加者の多くが首都圏の濃厚な赤になる見通し、民主党が指摘

 民主党ウボンラーチャターニー県選出下院議員のスパチャイ・シーラー氏は27日、首都圏を中心にした筋金入りの反政府派が30日に開催が計画されている反独裁民主主義同盟の集会・デモ行進の主要な参加者になる見通しである事を明らかにした。

 スパチャイ氏によると、同盟が地盤とする北部・東北部の住民のアピシット政権に対する理解が進んでおり、また景気改善の兆候が見え始めタイが再生の方向に向かい始めている状況の中でこれ以上国家に混乱をもたらしたくないとの心理が働き集会への合流を敬遠する傾向が見られている為、同盟の幹部側が首都圏を中心にしたコアな反政府派の動員を図る事が予想されるのだという。

 一方、前日にタクシン元首相の意向を受け同盟の集会への合流中止を発表していたウドンターニー県の赤服軍団を率いているクワンチャイ・プライパナー氏は27日、規模を縮小して約200人の赤服軍団を率いて集会に合流する方針である事を明らかにした。

 クワンチャイ氏は、先の元首相恩赦誓願の際に僅か4-5時間のバンコク滞在の為に48台のバスをチャーターした事により予算が欠乏している為に規模を縮小せざるを得なくなった事を明らかにすると共にヂャクラポップ・ペンケー氏が同盟3幹部と対立するデーン・サヤームに合流した事が今回の前言撤回の背景にある事を認めた。

posted by Jean T. at 00:12| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

公安、捏造(?)音声クリップの流布元を掴む

 公安警察局のティーラデート局長は28日、アピシット首相が過激な手段を使用した反独裁民主主義同盟の強制排除を命じたとされる音声クリップがウドンターニー県内から最初に流布されていた事を明らかにした。

 同局長によると、既にウドンターニー県内の公安に調査を命じると共に問題の音声クリップの音声解析を進めているという。

 先にアピシット首相は、問題の音声クリップは捏造されたものであるとした上で流布に関与した者に対して法的措置を講じる考えである事を明らかにしていた。

posted by Jean T. at 00:08| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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