各報道によると、28日夜半シリーパトゥム大学1年生(報道により3年)の22歳の女性が首都圏警察本部バーンケーン署に対して、元首都圏警察本部第四分署署長のソンゴップ・ロートプラスゥット警察少将の息子のチョンピチット・ロートプラスゥット容疑者(25)に拉致監禁された上で性的暴行を受けたと訴えた。
女性によると、つきあい始めて約6ヶ月になる同容疑者からの暴力に耐えかねて関係を絶つ為に宿舎を引っ越し姿をくらましていたが、28日朝に出かけるためにビルの地上階に降りたところ、そこで男の友人(27)と一緒に待ち伏せしていた同容疑者に拉致され車でノンタブリー県内のコンドミニアムの室内に連れて行かれたという。
その後、コンドミニアム内で暴行されると共に2回に渡り性的な暴行を受けた後に目を盗んで携帯電話で父親とコンタクトを取り助けを求めた事により、その後チョンピチット容疑者の自宅に連れて行かれた際に待ち構えていた警察官により救出されたという。
女性の父親によると、女性が住むコンドミニアムの警備員が女性が拉致された車のナンバーを記憶していたおかげで、犯人を特定し女性を救出する事が出来たという。
尚、報道によっては、女性の父親と話をつける為に父親の家に連れて行かれた際に暴行を振るわれ傷だらけになっている自分の姿を見た父親が警察への通報を決心しチョンピチット容疑者を伴い警察署を訪れたとするものもある。
警察署前に集まっていたマスコミ関係者に驚き車の中に籠城を決め込んでいたチョンピチット容疑者とその友人の男は、マスコミ関係者が帰りだした29日0:00過ぎになって警察の事情聴取に応じ全ての容疑事実を否定した。
一方、チョンピチット容疑者の父親は、女性の父親に向かって「息子を訴えてもらって構わない」という言葉を残して警察署を立ち去っていったという。
報道映像
http://news.mcot.net/crime/inside.php?value=bmlkPTM4MTg4Jm50eXBlPWNsaXA=
posted by Jean T. at 13:22| バンコク ☀|
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