2010年03月28日

首相、政治的危機解決に向けた協議に応じる用意

 サーティット首相府大臣は10:30過ぎ放送された緊急特別放送及びこれに先立って行われたch11とのインタビューの中で、アピシット首相は28日10:00過ぎまでに反独裁民主主義同盟側代表4人との危機的情勢にある政治情勢解決に向けた直接協議に応じる方針を固めたことを明らかにした。

 直接協議の条件としてアピシット首相は、デモ隊の圧力が無い良好な環境下で行われる事が保障される事をあげており、サーティット首相府大臣側は、協議実現の前提となる良好な環境の一つとして現在第11歩兵部隊近衛師団本部前に集結しているデモ隊の撤退をあげている。

 サーティット首相府大臣によると、ゴープサック首相付秘書官長が交渉の日時や場所等に関して調整を進めているという。

 これに先だって、同盟側は同日10:15迄の期限を設けてアピシット首相に対して直接協議要求に対する回答を要求していた。

posted by Jean T. at 12:48| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第11歩兵部隊本部を狙った2発のM79、4人前後が負傷

 各報道によると、28日4:30頃、平和維持本部が置かれている第11歩兵部隊近衛師団本部に向け2発のM79が撃ち込まれ、軍関係者4人前後が負傷を負った。内2人前後が重傷だという。

 本部正面のバーンブワ運河沿いの路上からM79が撃ち込まれたと見られている。

posted by Jean T. at 11:44| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ステープ副首相、赤服の強行突破に対しては戒厳令に基づく強制排除

 ステープ副首相は28日8:00過ぎに放送された緊急特別放送の中で、仮に反独裁民主主義同盟のデモ隊が兵器が保管されている第11歩兵部隊近衛師団本部の敷地内への強行突入を図った場合は、本部内を対象に戒厳令を施行しあらゆる手段を講じて徹底排除に臨む考えである事を明らかにした。

 先に同盟側は、首相が解散を前提とした直接協議を拒否した場合は、正門をよじ登って本部内に入り首相を協議の席に着けさせると発言し、強行突入の可能性を示唆していた。

posted by Jean T. at 11:26| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、姑息な手段を弄した解散圧力には屈しない

 アピシット首相は28日8:00過ぎに放送された緊急特別放送の中で、あらためて反独裁民主主義同盟の解散を前提とした直接協議を拒否する方針である事を明らかにした。

 先に同盟側は、28日午前に直接協議を要求する為に平和維持本部が設置されている第11歩兵部隊近衛師団本部にデモ隊を進行させる方針を明らかにしていた。

 アピシット首相は、議会制民主主義の本旨に則ると共に正常化が保障され、政治集団による情勢扇動が発生しない環境が揃う事を条件に解散に応じる用意があることを再確認したが、議会制民主主義の手続きを無視した野党が解散圧力を加える手段として利用している政治集団による要求を受け入れる事は、たとえ10万人が押しかけて要求しようが、この様な圧力に屈する事は民主主義の本旨に反するだけでなく、後々に同様に姑息な手段を弄した解散要求が蔓延る事に繋がると指摘し、同盟側との直接協議を拒否する考えである事を明らかにした。

posted by Jean T. at 10:41| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ch11でも爆発、4人前後が負傷

 27日23:00迄に確認できた各報道によると、同日21:30過ぎ、政府広報局系のテレビ局ch11(NBT)前で爆発が発生し、軍関係者2人を含む4人前後が負傷した。

 爆発はch11前に設置された警戒作業委あたる軍関係者用のテント付近で発生したが、使用された爆発物に関しては明らかになっていないが、一部報道はM79がトールウェー上から撃ち込まれた可能性があると報じている。

 この爆発に先立つ27日18:50前には、陸軍系のテレビ局ch5前で爆発が発生し5-7人が負傷していた。

* 報道映像 (初期報道)



posted by Jean T. at 01:01| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン元首相、アピシット首相に残された選択肢は解散し国をリセットすること

 タクシン元首相は27日夜行われたビデオ演説の中で、28日にアピシット首相を直接協議の席に着けさせるために平和維持本部が設置されている第11歩兵部隊近衛師団本部に向かう反独裁民主主義同盟幹部に対して、協議の場では自分(タクシン元首相)では無く国家、民主主義及び公正を全面に出して臨むよう要請した。

 その上でタクシン元首相は、今こそアピシット首相は議会を解散して国民に実権を返上し、国を"リセット"するべき時であると訴えた。

 また、タクシン元首相は、アメリカ第三代大統領のトーマス・ジェファーソンの「政府が国民を恐れる国は民主主義国家、国民が政府を恐れる国は独裁国家である」との発言を引用した同盟幹部のウィーラ・ムシッカポン氏を称賛した上で、29日に自分(タクシン元首相)の受け入れ拒否を働きかける為に国外を訪問するアピシット首相に対して、そのような無駄な努力をせずに国民と話し合い解散を決断する事が先決であると訴えた。

 更に、タクシン元首相は演説の中で、行く先々で軍が要求に応えて笑顔を浮かべて撤退したり、ワチラロンコン王子の車列や事前に聞かされていなかったシリントン王女の車列の為に道を譲り王室に対する敬意を持っている事を示すなどの活動を展開した赤服軍団を、"タイの美しい習慣"を象徴する活動を展開したと激賛する場面も見られた。

posted by Jean T. at 00:50| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、正常化が保障されない限り解散には応じず - 公益を前提とした協議に応じる用意

 アピシット首相は27日夜、 情勢の混乱が生じず正常化が保障される環境が整わない限り議会解散に応じる事ができないとの考えをあらためて示すと共に、反独裁民主主義同盟との直接協議は、特定の集団や特定の人物の利益の為でなく公共の利益を前提として行われるべきであると語り、あらためて現段階では議会解散を前提とした同盟との直接協議に応じる事ができないとの考えを示した。

 また、アピシット首相は、政権誕生以来法を遵守し、国民の権利制限等の抑圧や問題解決の為に過激な手段を講じた事がなく、また景気回復にも寄与してきたとした上で、政治集団による集会活動が政府の職務遂行上の最大の障害になっていると指摘した。

posted by Jean T. at 00:44| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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