2010年04月28日

チャワリット元首相、首相は殺人者 - 情勢解決に乗り出す用意

 チャワリット元首相は27日、アピシット首相とステープ副首相は国民を殺害する残虐な思想を持った犯罪者であると指摘した上で、国民は、国民の殺害を命じた両者から代償を引き出すためにあらゆる手段を講じて挑んでくるだろうと指摘した。

 この発言は、チャワリット元首相がテロリストの親玉であるとする政府側の発言を否定した際になされたもので、同元首相は、自分は常に平和的手段を旨としてきたとしテロリストとの指摘を否定した上で、政府側は自分を元軍高官やテロリストと結びつける事により国民を混乱させようとしていると非難した。

 また、チャワリット元首相は、アピシット首相に対してリーダーシップを発揮して考えが異なる者を敵と見なさず、全ての層の国民の声に耳を傾け問題対策にあたるべきであると指摘した上で、仮に同首相が情勢の改善を実現させる事ができなかった場合は、自らが解決に乗り出す用意があるとした。

posted by Jean T. at 01:38| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

強制排除の準備は出来ている、あとは"時"を待つのみであると平和維持本部

 平和維持本部のサンスゥン報道官は27日、既にバンコクのラーチャプラソン交差点を占拠し集会活動を展開している反独裁民主主義同盟のデモ隊に対する強制排除の準備が完了しており、後は実行するに適切な時を待つだけの状態である事を明らかにした。

 サンスゥン報道官によると、強制排除の際にデモ隊と対峙するケースが発生した場合には、約100メートルの距離を置いて放水や催涙弾、長距離音響装置によりデモ隊を40メートル弱の距離まで近づけないようにして排除にあたる方針で、また当局側には自己防衛用に実弾が入った拳銃を携行させる方針だという。

 また、集会会場内への武器の入出を阻止する為に毎日4:00から6:00にかけてラーチャプラソン交差点周辺の6箇所に部隊を配置する方針だという。

posted by Jean T. at 01:31| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャルゥム氏、不審任審議で確実に政府が崩壊 - 民主党解党案件監視委員会を設置

 プゥア・タイ党下院議員団長のチャルゥム・ユーバムルン警察大尉は27日、政府を確実に崩壊へと導くことが出来る強力な証拠が揃っているとした上で、5月21日に不審任決議案を提出できる見通しである事を明らかにした。

 チャルゥム警察大尉によると、これまで予定されていたアピシット首相、ガシット外務大臣、チャワラット内務大臣に加えて、新たにソーポン運輸大臣、ステープ副首相及びサーティット首相府大臣を審議対象に含める予定で、特にソーポン運輸大臣を対象にした審議により東北地方に於けるプームヂャイ・タイ党の勢力を完全に絶つ自信があるという。

 尚、党側は27日、党内で意見調整をする必要があるとして、不審任決議案提出の是非に関する判断を数日間先延ばしにする方針を確認している。

 また、チャルゥム警察大尉は、迂回献金案件が絡む民主党の解党審理の行方を見守る為に5人で構成された解党案件審理監視委員会の結成を党に提案する考えである事を明らかにした上で、万が一不解党判断が憲法裁判所から下された場合は、演説活動を通して国民に司法の不公正を訴える考えである事を明らかにした。

posted by Jean T. at 01:26| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

逮捕された赤服俳優の車から黒服の物と思しきDNA

 法務省科学捜査研究所のポンティップ所長は27日、逮捕された赤服軍団メンバーで俳優のメーティー・アモンラウティグン容疑者の車両内にあった黒い覆面についていた汗染みから、10日に発生した衝突の際に目撃されていた武装した黒服を着込んだ集団内にいたと見られる人物のDNAを採取した事を明らかにした。

 また、ポンティップ所長は、22日夜にシーロム通りで発生した5発のM79が撃ち込まれた事件に絡んで、当該M79が発射された位置や発射方法等に関する解明を終え既にアピシット首相とピーラパン法務大臣に報告済みである事を明らかにしたが、詳細に関してはアピシット首相が発表する立場にあるとして明らかにしなかった。

posted by Jean T. at 01:21| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月27日

同盟、赤服に道を切り開くために当局の警戒線にデモ隊を派遣 - 次のターゲットは反集会派

 反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は27日10:30過ぎ、バンコクのラーチャプラソン交差点に向かう赤服軍団の移動を阻止している当局の検問所に向けデモ隊を派遣し、赤服軍団の為に道を切り開くと語り、事実上デモ隊による集会会場周辺を固めている当局の強制排除に乗り出す方針である事を明らかにした。

 ナタウット氏によると、警戒線を敷いている当局との衝突も想定内で、平和的な手段を旨に当局と対峙する用意ができているという。

 また、ナタウット氏は反集会派(様々な色グループ)の集結を容認している政府に対して不快感を示しすと共に反集会派に対抗する為にキャンペーン団を組織した事を明らかにした上で、28日には、反集会派が集結している地区付近にキャンペーン団を送り、国民に真相を伝える為にCDやビラの配布を行う事を明らかにし、反集会派をターゲットにしたつきまとい作戦を開始する事を明らかにした。

 一方、ナタウット氏は、、多くの県知事が同盟に同情的で、また4月に徴集兵の任期が終わり、多くが同盟側に付くことが予想されることから、政府は十分な戦力を確保できず強制排除に乗り出す機会を失う事になると指摘した。

 ナタウット氏によると、アピシット首相が各県知事に赤服軍団に対する厳格な措置を命じれば、どこの県の知事がニュートラルギアなのか分かるという。

 また、ナタウット氏は、テロや王室打倒という言葉を使用して同盟を攻撃している政府に対して法的措置を講じる為に証拠収集を行っている事を明らかにすると共に、27日早朝に行われたBTS線チットロム駅への突入及び運行妨害が、前夜から流れていた軍部隊がBTS線を使用して移動するとの噂を受けた一部のデモ隊が自衛の為に行ったものであったと釈明した。

posted by Jean T. at 13:39| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BTS線、10:00から運行再開

 27日9:45迄に確認出来た各報道によると、同日早朝にBTS線チットロム駅に突入しタイヤを線路上におくなどしてBTS線を運休に追いやった反独裁民主主義同盟の自警組織を中心にしたデモ隊は、タイヤの撤去に応じた。

 これを受けBTS線は構内のチェックを行うと共に10:00から20:00の予定で全線の運行を再開する方針である事を明らかにした。

 これに先立ち、同盟の幹部はマティチョン紙の取材に対して、駅突入は幹部の決定事項では無く、また活動戦略でも無いとした上で、一部のデモ隊が独自裁量で行ったものであると語っていた。

posted by Jean T. at 11:49| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

守備から攻勢へ? 赤服がチットロムに突入 - 10時の行動計画方針発表に注目

 27日8:20迄に確認出来た各報道によると、同日5:00頃、反独裁民主主義同盟の自警組織員を中心にしたデモ隊がBTS線チットロム駅のシャッターが開くのと同時に駅構内に突入し、レール上にタイヤをおくなどし、通常運行予定だったBTS線を全線運休に追い込んだ。

 デモ隊は駅構内にある全ての監視カメラに目隠しをしており、遠隔操作で構内にいるデモ隊の動きを確認する事ができないという。

 一部報道によると、同盟側は、駅への突入は組織としての方針では無く、一部のデモ隊側の独自裁量で行われたと説明しているという。

 また、同盟は、路上にゴミ収集車をおくなどしてラーチャプラソン集会会場を中心にした6箇所の警戒を強化している。

 一部報道は、同盟側が政府に対して何らかの攻勢をかける前兆であると指摘した上で、同日10:00の同盟側の大規模行動計画発表に注目するべきであると報じている。

posted by Jean T. at 10:26| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ICTのサイトがDoS攻撃により一時閲覧不可に、新聞社サイトに警戒を呼びかける

 情報通信技術省は26日、サイトを開設している全ての新聞社に対して、良からぬ考えを持つ者による攻撃やハッキングに晒されるおそれがあるとして、警戒を強化するよう警告した。

 先に、反独裁民主主義同盟幹部のアリスマン・ポンルゥアンローン氏が、コンピュータ関連を熟知している赤服軍団に対して政府関係サイトへのハッキングを呼びかけていたが、情報通信技術省によると、26日昼頃に数百、数千人が一斉に連続的にアクセスしサーバーに負荷をかけるという攻撃により約2時間にわたり省のサイトが閲覧不可になるという被害を受けていたという。

posted by Jean T. at 01:41| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、職責を果たさない知事や県警察本部長に対する措置を示唆

 アピシット首相は26日、各地の赤服軍団が幹線上に検問所を設け当局者の移動を阻止いている事に絡んで、対策上問題がある県に関しては、執行側に対して何らかの措置を講じる事があり得ると語り、職責を果たさない県知事や県警察本部長に対して更迭等の措置を講じる可能性がある事を示唆した。

 しかし、赤服軍団による検問所対策の為に地方部に非常事態宣言を発令する可能性に関しては、軍や警察、行政といった特定の部門に負荷がかかる事になり、全ての部門が統一性を持って対策に取り組むとするポリシーに反するとして、現時点では発令の必要性は無いとの考えを示した。

 また、アピシット首相は、ピッサヌローク県内の国境警備警察隊が赤服軍団による封鎖を突破した事に関しては、己の職責を果たすとの決意を感じさせる行動であると評価した。

posted by Jean T. at 01:18| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、27日10:00に大規模行動計画を発表

 反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は26日、ラーチャプラソン交差点の集会会場外をターゲットにした大規模行動計画の詳細を27日10:00に発表する予定である事を明らかにした。

 ナタウット氏は、連日の様に強制排除を仄めかして行動に移す機会を窺っている政府を打倒する為のゲームを27日から連日仕掛けていくとした上で、政府側に対して、仮にラーチャプラソン交差点の集会会場の強制排除に成功し、幹部全員を逮捕しても地方で続々と集会が開催されゲームが終了する事がないという事を理解しておくべきであると指摘した。

 また、ナタウット氏は、集会参加者の身分証明書を差押え参加者を拘束しているとする平和維持本部のサンスゥン報道官の指摘を事実では無いと否定した。

posted by Jean T. at 00:44| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月26日

国王、裁判官が誠実・正義を旨に厳格に職務に邁進する事が国家に秩序をもたらす

 国王は26日、101人の新任の判事に対する訓辞の中で、宣誓を厳格に守り、誠実、正義を旨に職務に邁進し国民の模範になることが、国家に平穏と秩序をもたらし、国家の発展、国民の幸福に繋がると指摘された。

 訓辞の中で国王は、国家秩序が非常に重要であるとされた上で、各裁判官が厳格に誠実と正義を旨に職務に邁進し、己の職責を果たさない者がいるであろう国民に模範を示し、国民がそれを模範として誠実に職務に邁進する事により国家に平穏と秩序がもたらされ、国家の発展や国民の幸福に繋がると指摘された。

posted by Jean T. at 23:20| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

軍・警察合同チーム、パホンヨーティンを封鎖していたパトゥムの赤服を排除

 26日18:40過ぎまでに確認出来た各報道によると、軍と警察の合同チームは同日18:00過ぎまでにパトゥムターニー県クローンルワン郡内のプラッ・タンマガーイ寺入り口付近のパホンヨーティン通り上り車線を封鎖し検問活動を行っていた赤服軍団を排除した。

 排除の際に当局側は空に向け威嚇発砲を行ったとされ、また一部報道は催涙弾が使用されたと報じているが、初期報道段階では強制排除による負傷者は確認されていない。

 また、この強制排除により赤服軍団側の車両数台が押収された他、地域幹部を含む10人から20人が当局側により身柄を確保された模様。

* 現場付近の地図

posted by Jean T. at 20:52| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連合、29日に第11本部や各地の基地前に集結し同盟デモ隊に対する厳格な措置を要求

 民主主義市民連合は26日昼過ぎ、バンコクのラーチャプラソン交差点を占拠し集会活動を展開している反独裁民主主義同盟に対する厳格な措置を政府及び軍に対して要求する為に、29日10:00に平和維持本部が置かれている第11歩兵部隊近衛師団本部前に集結する方針である事を明らかにした。

 各県の傘下団体に対しては、同様に29日に各県内の基地前に集結し同盟に対する厳格な措置を要求するよう指示した。

 連合は、同盟が、軍や警察車両を差し押さえたり、パホンヨーティン通りに検問所を設け、更に各地で破壊活動を行うなど、国内のいたるところで政府の実権を掌握しているにもかかわらず、政府側はそれを放置したままにしている事に強い不満を示した上で、政府に対して違法行為を侵している同盟やテロリストに対する明確な対策方針を示すと共に通常の政治的な手段で解決できない問題に対しては軍事的方法で解決に乗り出すべきであると指摘した。

 更に、政府に対して、同盟が実権を掌握している地域に非常事態宣言を適用すると共に戒厳令を発令し軍事的手段で集会活動やテロリストに対して措置を講じるべきであると指摘した。

 また、連合は全国の同志に対して、今後発表する同盟の集会活動やテロリストを支援している企業に対する不買運動及び情勢に対する正しい情報を一般国民に伝える為の活動を展開するよう要求した。

 尚、連合によると、現時点では同盟に対抗する大規模行動を展開する方針はないものの、今後の情勢次第では、活動レベルを段階的に引き上げて国内正常化実現まで活動を継続させる用意があるという。

posted by Jean T. at 16:41| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、バンコクに向かう当局者の徹底阻止を全国の赤服軍団に指示

 反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は26日午前、全国の赤服軍団に対して、平和的手段を旨にした強制排除の為にバンコクに向け移動する当局者の徹底阻止を指示すると共に強制排除命令を受けている警察官に対して、先がない政府の指示を無視し大衆側に付くよう呼びかけた。

 その際に、ナタウット氏は、集会会場周辺に集結している目的不明の警察官に対して何らかの大規模なアクションをとる可能性がある事を明らかにした。

 また、武器を携行してバイクで高速度で移動している軍部隊に関しては、そのような市街戦を誘発する様な脅迫行為を止めるよう政府に訴えた上で、今後かかる集団に遭遇した場合は赤服バイク部隊を派遣し阻止に動く考えである事を明らかにした。

 各報道によると、北部や東北部を中心に各幹線道路上に赤服軍団が独自に検問所を設けて当局関係車両の移動を監視しており、またピッサヌローク県の県都内では、赤服軍団が国境警備警察の基地前を封鎖し、警察官の移動を阻止している・

 また、同盟が、26日未明までに一端は封鎖が解除されていたパトゥムターニー県内を通る造幣局前のパホンヨーティン通りを当局者移動阻止の為の重要警戒線と位置づけ、再度の封鎖を宣言した事を受け、県内やバンコクから多くの赤服軍団が封鎖行動支援の為に集結を開始している。

* 造幣局周辺地図

posted by Jean T. at 15:30| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サーラーデーン交差点赤服側で爆発音に似た大きな音 - タイヤのパンク音との見方

 26日11:50迄に確認出来た各報道によると、同日朝バンコクのサーラーデーン交差点脇の反独裁民主主義同盟のデモ隊が占拠しているエリアから爆発音に似た大きな音が聞かれた。

 大きな音が聞かれた後も、同盟のデモ対側に異常な動きが見られず、また、同盟の自警組織員はタイヤがパンクした際に発生した音であると説明しおり、付近の警戒に当たっている交通警察官も、爆発物ではなくタイヤがパンクした際の音ではないかとの見方を示しているという。

posted by Jean T. at 14:00| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンハーン元首相宅前で爆発、11人前後が負傷 - 第5警察に向けM79、ヂュラー病院前で爆発物

 26日8:30過ぎまでに確認出来た各報道によると、25日22:30頃、バンコクのバーンパラット区ソーイ・ヂャランサニットウォン55にあるバンハーン元首相私邸前2-3箇所で連続して爆発が発生し、私邸前の警戒に当たっていた警察官3人を含む11人前後が負傷した。

 M67が犯行に使用されたと見られ、また、バイクに乗った2人組が爆発物を投げ込んだとの目撃証言もある。

 バンハーン元首相私邸前では、3月28日にもM67が投げ込まれる事件が発生していた。

 また、バンコク内では、27日4:00頃にマッカサン区内のラーマ9世通り沿いにある自動車ショールーム前で2発のK75が発見され回収処理が行われ、更に5:30頃に反独裁民主主義同盟のデモ隊が占拠しているラーチャダムリ通り沿いにあるヂュラーロンコン病院の救急車用の入出路で爆発物が発見され回収処理が行われた。

 一方、チェンマイ県内では、25日22:50頃、県都内にある第5地区警察本部に向けM79が撃ち込まれ、本部長の執務室の窓ガラス等が割れる被害をもたらしたが、幸い人的な被害は無かった。

posted by Jean T. at 10:47| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、赤服軍団から無色軍団へ名称変更 - 首相は強制排除に失敗したら辞職せよ

 反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は25日、アピシット首相に対して強制排除が失敗した場合には自ら責任を認め辞職するよう要求すると共に、仮に政府側が強制排除に成功した場合は、地方、特に北部や東北部に引き上げ、そこで集会活動を展開し態勢を整えながらバンコク再進出の機会を窺う考えである事を明らかにした。

 しかし、仮に政府側が強制排除に成功しても、ラーチャプラソン交差点に集結しているデモ隊から大量の死傷者が出ることが予想されることから、首相は今の内に死傷者が出た事に対する釈明の準備をしておくべきだという。

 また、ナタウット氏は、地方の警察官から、万が一政府がデモ隊に銃口を向けた場合には寝返って同盟の為に闘う用意があるとする電話が数多く寄せられている事を明らかにした。

 一方、ナタウット氏は、先に赤服を脱ぎ捨てる方針を決定した事を受け、今後は赤服軍団の代わりに無色・ノー・コネクション軍団という名称を使う方針である事を明らかにした。

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同盟、26日4:00に強制排除のおそれ

 反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は25日、26日4:00に当局側が強制排除に動く可能性が高いとして、集会参加者に警戒するよう呼びかけた。

 ヂャトゥポン氏によると、26日17:00から予定されている国王の新任最高裁判所判事の謁見前迄の完了を目指して政府側が強制排除に動く可能性があるのだという。

 また、ヂャトゥポン氏は、仮に政府側が強制排除に動いても、会場内に大勢のデモ隊が既に集結しているだけでなく、更に今後も地方から大勢のデモ隊が合流する事が予想される為、同盟側には懸念する材料が無いとした上で、むしろ政府側が武力排除後に殺人をも厭わない集団を含む住民が地方から駆けつけた1992年5月18日のケースを教訓に強制排除を考え直すべきであると指摘した。

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アリスマン氏、今度は政府系サイトのハッキングを呼びかける

 反独裁民主主義同盟幹部のアリスマン・ポンルゥアンローン氏は25日、コンピュータ関係を熟知している赤服軍団に対して、政府系のサイトに侵入しウィルスを感染させ赤服軍団系サイトと同様な目にあわせるよう呼びかけた。

 アリスマン氏によると、これまでに1,200以上のサイトが政府により遮断措置が講じられているという。

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連合、26日昼前に行動方針を発表

 民主主義市民連合系新政治党のスリヤサイ幹事長は25日、反独裁民主主義同盟のデモ隊に対する強制排除を政府に要求してから7日目となる26日11:30に、連合の今後の活動方針を発表する予定であることを明らかにした。

 また、スリヤサイ幹事長は、世界中どこにもテロリストに属する集団に対して"国際基準"に則った強制排除を行っている国は存在していないと指摘した上で、政府に対して、政府側が言う国際基準に則った強制排除とはどの様なものなのか明確に説明すると共に非常事態宣言の規定に挑戦する活動を行っている同盟のデモ隊を放置している政府側の責任を明確にするよう要請した。

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