一方、地下鉄線は、26日は6:00から24:00までバーンスゥー駅からフワラムポーン駅迄の全区間を運行するが、シーロム駅については19:30をもって閉鎖し、以降は同駅のみ通過措置が講じられる予定である事を明らかにした。
2010年04月26日
BTS線は6:00から20:00迄全駅運行 - 地下鉄線は6:00から24:00迄運行、シーロムのみ19:30で閉鎖
BTS線は25日、26日は6:00から20:00迄シーロム線及びスクムウィット線共に全駅運行する予定である事を明らかにした。
一方、地下鉄線は、26日は6:00から24:00までバーンスゥー駅からフワラムポーン駅迄の全区間を運行するが、シーロム駅については19:30をもって閉鎖し、以降は同駅のみ通過措置が講じられる予定である事を明らかにした。
一方、地下鉄線は、26日は6:00から24:00までバーンスゥー駅からフワラムポーン駅迄の全区間を運行するが、シーロム駅については19:30をもって閉鎖し、以降は同駅のみ通過措置が講じられる予定である事を明らかにした。
2010年04月25日
パトゥムの赤服、パホンヨーティン上り車線を封鎖 - 警察官500人の移動を阻止
各報道によると、パトゥムターニー県の500人前後の赤服軍団は25日15:00頃、バンコクのラーチャプラソン交差点で集会活動を展開している反独裁民主主義同盟に対する強制排除行動の為に移動する当局関係者の移動を阻止する為に、造幣局前のパホーンヨーティン通りの上り車線を封鎖し、同日17:00迄に50台以上の警察車両の移動を阻止すると共に、500人以上の警察官の身柄を確保し現場からの移動を禁止した。
この路上封鎖により現場周辺で深刻な交通障害が発生しおり、第一地区警察本部のカムロンナウィット副本部長等が赤服軍団との交渉に当たっているが、同日17:00過ぎ現在赤服軍団側は警察官の開放や封鎖解除に応じていない。また、現場に続々と赤服軍団が駆けつけており、17:00過ぎ現在1,000人前後にまでふくらんでいるとの報道もある。
一部報道によると、この封鎖行動に絡んで路上封鎖に使用する為に赤服軍団が39番路線バスを押収しており、また参加者の多くが同盟の方針に則り赤色以外の服を着用しているという。
この路上封鎖により現場周辺で深刻な交通障害が発生しおり、第一地区警察本部のカムロンナウィット副本部長等が赤服軍団との交渉に当たっているが、同日17:00過ぎ現在赤服軍団側は警察官の開放や封鎖解除に応じていない。また、現場に続々と赤服軍団が駆けつけており、17:00過ぎ現在1,000人前後にまでふくらんでいるとの報道もある。
一部報道によると、この封鎖行動に絡んで路上封鎖に使用する為に赤服軍団が39番路線バスを押収しており、また参加者の多くが同盟の方針に則り赤色以外の服を着用しているという。
首相、赤服集会のおかげで6.2%の経済成長も水の泡
アピシット首相は25日放送された定例政見放送の中で、政府目標を超える3.5%から4.5%の経済成長、国際機関が予測する6.2%の経済成長が見込まれていた状況の中で反独裁民主主義同盟が3月中旬に集会を開催し、集会が長期化した事により消費や輸出、観光、上向きに転じ始めていた業種に影響を与え景気を後退させたと指摘した。
また、アピシット首相は、同盟によるラーチャプラソン交差点占拠により就業機会や収入機会を失った者に対する救済を第一に取り組み、次いで同様に占拠により被害を受けている事業者や商店に対する救済に取り組む考えであるとした上で、2日以内に救済策を明確化させる方針である事を明らかにすると共に、特に各国からの注意喚起により到着旅客減や宿泊予定者のキャンセルに晒されている観光関連に対する救済に早急に取り組む考えである事を明らかにした。
一方、アピシット首相は、脅迫的手段で解散要求を突き付け、政府だけでなく一般国民にまで脅かしをかけてくる団体からの要求は、そのような行為が一般常識化する事を防ぐ為にも受け入れる考えは無く、また別の意見を表明する団体が出現している状況下では解散云々に関して明言する事はできないとした上で、引き続き貧困・社会的不公正問題の是正に取り組むと共に各界から要求の声が上がっている国家改革に取り組む考えであることを明らかにした。
また、アピシット首相は、同盟によるラーチャプラソン交差点占拠により就業機会や収入機会を失った者に対する救済を第一に取り組み、次いで同様に占拠により被害を受けている事業者や商店に対する救済に取り組む考えであるとした上で、2日以内に救済策を明確化させる方針である事を明らかにすると共に、特に各国からの注意喚起により到着旅客減や宿泊予定者のキャンセルに晒されている観光関連に対する救済に早急に取り組む考えである事を明らかにした。
一方、アピシット首相は、脅迫的手段で解散要求を突き付け、政府だけでなく一般国民にまで脅かしをかけてくる団体からの要求は、そのような行為が一般常識化する事を防ぐ為にも受け入れる考えは無く、また別の意見を表明する団体が出現している状況下では解散云々に関して明言する事はできないとした上で、引き続き貧困・社会的不公正問題の是正に取り組むと共に各界から要求の声が上がっている国家改革に取り組む考えであることを明らかにした。
赤服ガード6人が新型インフルに感染、幹部に警戒呼びかけを要請
各報道によると、バンコクセントラル病院のピチャヤー病院長は25日、反独裁民主主義同盟の自警組織員6人が新型インフルエンザに感染し入院治療中である事を明らかにした上で、集会会場内で感染が拡大するおそれがあるとして同盟の幹部に対して集会参加者への感染に対する警戒を呼びかけるよう要請した事を明らかにした。
感染が確認された6人は、何れも自警組織員として3月中旬から同盟の集会に参加していたという。
感染が確認された6人は、何れも自警組織員として3月中旬から同盟の集会に参加していたという。
首相、セーデーンとチャワリット元首相の動きに集会との繋がり
アピシット首相は25日放送された定例政見放送の中で、せー・デーンことカッティヤ・サワディポン少将やチャワリット元首相が、集会活動を展開している反独裁民主主義同盟の一連の動きに関与していると遠回しに指摘した。
アピシット首相は、40日間に渡り展開されている同盟の集会の監視により、グループ間の繋がりや野党との関係、10日の衝突により赤服軍団側にいる黒服を着込んだ過激派の存在が浮かび上がるなど幾つかの事実が浮かび上がっており、これらの情報を解明し明確化させた上で集会に対して措置を講じる考えである事を明らかにした上で、それぞれが個々に動いているセー・デーンやチャワリット元首相、幹部等の動きは決して偶然ではないと指摘した。
一方、アピシット首相と共に出演したアヌポン陸軍司令官は、10日の衝突の際に発生した当局に対する攻撃や22日にシーロム通りで発生したM79による無差別攻撃に現役及び退官済みの軍人が関与している事を明らかにした。
アピシット首相は、40日間に渡り展開されている同盟の集会の監視により、グループ間の繋がりや野党との関係、10日の衝突により赤服軍団側にいる黒服を着込んだ過激派の存在が浮かび上がるなど幾つかの事実が浮かび上がっており、これらの情報を解明し明確化させた上で集会に対して措置を講じる考えである事を明らかにした上で、それぞれが個々に動いているセー・デーンやチャワリット元首相、幹部等の動きは決して偶然ではないと指摘した。
一方、アピシット首相と共に出演したアヌポン陸軍司令官は、10日の衝突の際に発生した当局に対する攻撃や22日にシーロム通りで発生したM79による無差別攻撃に現役及び退官済みの軍人が関与している事を明らかにした。
タクシン元首相、Twitterを利用して生存証明
タクシン元首相はタイ時間25日2:30過ぎに配信されたTwitterの中で、ガンを患っているという噂をあらためて否定した。
これに先立ち、数日間タクシン元首相とコンタクトがとれないなど、同元首相の動向が伝えられない事を受け、同元首相がドバイに戻った後に受けた化学療法でショックを引き起こし重篤になった、ショックにより死亡した、ラーマ9世病院の医師団がドバイに駆けつけた等といった噂が広がっていた。
また、タクシン元首相は、政府側が反独裁民主主義同盟の30日解散提案を拒否した背景に次期軍幹部人事でプラユット現陸軍副司令官を陸軍司令官に据えたいとの思惑があると指摘した上で、タイ人同士が殺し合うことを防ぎたいという気持ちから為された赤服側の提案を拒否した政府は赤服をタイ人と見なしていないと非難した。
これに先立ち、数日間タクシン元首相とコンタクトがとれないなど、同元首相の動向が伝えられない事を受け、同元首相がドバイに戻った後に受けた化学療法でショックを引き起こし重篤になった、ショックにより死亡した、ラーマ9世病院の医師団がドバイに駆けつけた等といった噂が広がっていた。
また、タクシン元首相は、政府側が反独裁民主主義同盟の30日解散提案を拒否した背景に次期軍幹部人事でプラユット現陸軍副司令官を陸軍司令官に据えたいとの思惑があると指摘した上で、タイ人同士が殺し合うことを防ぎたいという気持ちから為された赤服側の提案を拒否した政府は赤服をタイ人と見なしていないと非難した。
同盟、赤服を脱ぎ捨て徹底抗戦 - 国王判事謁見の26日17:00迄にゲーム終了を宣言
反独裁民主主義同盟は24日、首相が30日解散提案を拒否した事を受け、組織のシンボルである赤服を脱ぎ捨て強制排除に対抗し、国王が最高裁判所判事と謁見する26日17:00迄に全てのゲームを終わらせる方針である事を明らかにした。
幹部のウィーラ・ムシッカポン氏によると、30日解散提案を巡って政府の代理人との間で電話を通して良好な雰囲気で交渉が進められていた最中に、首相の一声で交渉が打ち切りになっていたという。
幹部のナタウット・サイグゥア氏は、今回の30日解散提案拒否が政府側が強制排除に乗り出す事を意味していると指摘した上で、今後勝利を勝ち取るまで各自が赤服を脱ぎ捨て私服戦士として民主主義の為に闘い続けると共に強制排除があった場合には平和的手段を旨に各自の自由裁量で徹底的に抗戦するよう集会参加者に呼びかけた。
特に赤服の着用に関しては、集会会場内では問題ないものの、集会会場外では当局側の妨害や嫌がらせに晒されるおそれがある為、可能な限り赤服ではない私服の着用を励行して欲しいという。
また、ナタウット氏は、地方の赤服軍団に対して当局側の動きの監視を要請すると共に全国の赤服軍団に対して各自が最低5人の同志の電話番号を確保し、万が一の強制排除の際の緊急連絡網を構築しておくよう要請した。
一方、幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、赤服軍団が赤服を脱ぎ捨てアピシット首相の目を眩ますことにより26日17:00迄に全てのゲームを終了させると宣言した。
ヂャトゥポン氏によると、国王の発言が注目されている26日17:00の国王の最高裁判所判事との謁見前の完了を目標に政府側が強制排除に乗り出すおそれがあるという。
幹部のウィーラ・ムシッカポン氏によると、30日解散提案を巡って政府の代理人との間で電話を通して良好な雰囲気で交渉が進められていた最中に、首相の一声で交渉が打ち切りになっていたという。
幹部のナタウット・サイグゥア氏は、今回の30日解散提案拒否が政府側が強制排除に乗り出す事を意味していると指摘した上で、今後勝利を勝ち取るまで各自が赤服を脱ぎ捨て私服戦士として民主主義の為に闘い続けると共に強制排除があった場合には平和的手段を旨に各自の自由裁量で徹底的に抗戦するよう集会参加者に呼びかけた。
特に赤服の着用に関しては、集会会場内では問題ないものの、集会会場外では当局側の妨害や嫌がらせに晒されるおそれがある為、可能な限り赤服ではない私服の着用を励行して欲しいという。
また、ナタウット氏は、地方の赤服軍団に対して当局側の動きの監視を要請すると共に全国の赤服軍団に対して各自が最低5人の同志の電話番号を確保し、万が一の強制排除の際の緊急連絡網を構築しておくよう要請した。
一方、幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、赤服軍団が赤服を脱ぎ捨てアピシット首相の目を眩ますことにより26日17:00迄に全てのゲームを終了させると宣言した。
ヂャトゥポン氏によると、国王の発言が注目されている26日17:00の国王の最高裁判所判事との謁見前の完了を目標に政府側が強制排除に乗り出すおそれがあるという。
首相、同盟の30日解散提案を拒絶
アピシット首相は24日17:00過ぎ、反独裁民主主義同盟側が集会解散の条件として提示した30日後の解散提案を拒否する考えである事を明らかにした。
アピシット首相は、同盟側の提案は国際社会を意識したスタンドプレイであると指摘した上で、過激な手段による脅迫を背景にした同盟側の要求を受け入れる考えが無い事を確認した。
アピシット首相によると、解散だけでは真の情勢解決には繋がり得ず、政府と同盟の二者間だけでなく他の集団を初めとする社会からの意見を吸収して出口を模索するべきであるという。
アピシット首相は、同盟側の提案は国際社会を意識したスタンドプレイであると指摘した上で、過激な手段による脅迫を背景にした同盟側の要求を受け入れる考えが無い事を確認した。
アピシット首相によると、解散だけでは真の情勢解決には繋がり得ず、政府と同盟の二者間だけでなく他の集団を初めとする社会からの意見を吸収して出口を模索するべきであるという。
2010年04月24日
BTS線、土日は両線とも19:00迄運行 - シーロム線はチョンノンシーからの折り返し運行
24日10:30迄に確認出来た各報道によると、BTS線はスクムウィット線及びシーロム線とも24日及び25日は19:00発の便をもって運行を休止する予定。
尚、シーロム線に関しては、引き続きチョンノンシー駅からウォンウィアンヤイ駅間の折り返し運行で対応し、国立競技場駅、サイアム駅、ラーチャダムリ駅及びサーラーデーン駅は閉鎖される。
一方、地下鉄線の公式Twitterによると、24日24:00迄バーンスゥー駅からフワラムポーン駅間の内、閉鎖中のシーロム駅に対してのみ通過措置が講じられるとのこと。
尚、シーロム線に関しては、引き続きチョンノンシー駅からウォンウィアンヤイ駅間の折り返し運行で対応し、国立競技場駅、サイアム駅、ラーチャダムリ駅及びサーラーデーン駅は閉鎖される。
一方、地下鉄線の公式Twitterによると、24日24:00迄バーンスゥー駅からフワラムポーン駅間の内、閉鎖中のシーロム駅に対してのみ通過措置が講じられるとのこと。
チャーッチャーイ政権時代みたいにアヌポン陸司が首相を拘束すれば全て解決とタイ党議員
プゥア・タイ党所属下院議員のスラポン・トーウィヂャックチャイヤグン氏は23日、強大な権限を持っているアヌポン陸軍司令官は、スントーン大将等がチャーッチャーイ元首相の身柄を確保して実権を掌握したケースをモデルとしてアピシット首相の身柄を拘束すれば全てが丸く収まると指摘した。
発言の中でスラポン氏は、既に政治によって危機的な国内問題を解決する事が不可能な状況下では、旧来の駆け引きではなく、新たな解決方法を模索するべきであると指摘した上で、防衛大臣を超える有り余るほどの権限を持っているアヌポン陸軍司令官は、社会が受け入れないクーデターにまで至らない、クーデターに変わる新しい単語を生み出す方法で、アピシット首相の身柄を確保し迅速な国内問題の解決に取り組むべきであると指摘した。
発言の中でスラポン氏は、既に政治によって危機的な国内問題を解決する事が不可能な状況下では、旧来の駆け引きではなく、新たな解決方法を模索するべきであると指摘した上で、防衛大臣を超える有り余るほどの権限を持っているアヌポン陸軍司令官は、社会が受け入れないクーデターにまで至らない、クーデターに変わる新しい単語を生み出す方法で、アピシット首相の身柄を確保し迅速な国内問題の解決に取り組むべきであると指摘した。
同盟、集会解散の条件として30日後の解散受け入れを提示
反独裁民主主義同盟幹部のウィーラ・ムシッカポン氏は23日夕方、集会会場を視察の為に訪れた外交団に対して、政府に対して30日後の議会解散受け入れを条件とした直接協議に応じる用意があることを明らかにした。
ウィーラ氏によると、30日後の解散により、暫定政権期間の60日を含め90日間現政権の存続が許される事になるという。
当初幹部のナタウット・サイグゥア氏が、約40ヶ国の外交関係者が視察の為に集会会場を訪れると発表していたが、マティチョン紙等によると実際に集会会場を訪問したのはオーストリア、アルゼンチン、ペルー及びデンマークの4ヶ国だった。
外交団との会見を終えたウィーラ氏はステージ上で、政府に対して中立委員会による10日の衝突及び22日のシーロムで発生したM79攻撃に関する調査を進めるよう要求すると共に、集会解散の条件として政府に対して必要な職務を全うする為の猶予を与える為に30日後の解散受け入れを要求する考えである事を明らかにしたが、それを聞いた集会参加者の一部から不満の声が上がっていたという。
一方、ナタウット氏は、今回の30日解散提案は、権力側の背後にいる絶対王制型官僚主義者、特にプレーム枢密院評議会議長の出方を窺うための同盟側の挑戦であると語り、同盟側が態度を軟化させたとの指摘を否定した上で、引き続き政府打倒の為に長期戦を覚悟に戦い続け、必要であれば再動員をかける考えである事を強調した。
ウィーラ氏によると、30日後の解散により、暫定政権期間の60日を含め90日間現政権の存続が許される事になるという。
当初幹部のナタウット・サイグゥア氏が、約40ヶ国の外交関係者が視察の為に集会会場を訪れると発表していたが、マティチョン紙等によると実際に集会会場を訪問したのはオーストリア、アルゼンチン、ペルー及びデンマークの4ヶ国だった。
外交団との会見を終えたウィーラ氏はステージ上で、政府に対して中立委員会による10日の衝突及び22日のシーロムで発生したM79攻撃に関する調査を進めるよう要求すると共に、集会解散の条件として政府に対して必要な職務を全うする為の猶予を与える為に30日後の解散受け入れを要求する考えである事を明らかにしたが、それを聞いた集会参加者の一部から不満の声が上がっていたという。
一方、ナタウット氏は、今回の30日解散提案は、権力側の背後にいる絶対王制型官僚主義者、特にプレーム枢密院評議会議長の出方を窺うための同盟側の挑戦であると語り、同盟側が態度を軟化させたとの指摘を否定した上で、引き続き政府打倒の為に長期戦を覚悟に戦い続け、必要であれば再動員をかける考えである事を強調した。
2010年04月23日
DSI局長、赤服俳優が10日の衝突の際に同盟デモ隊が軍に向け発砲した事を認める
法務省特別捜査局のターリット局長は23日11:30過ぎから放送された緊急特別放送の中で、22日に逮捕した俳優で反独裁民主主義同盟メンバーのメーティー・アモンラウティグン容疑者が、10日に軍と同盟の衝突が発生した際に前線に立ち、軍から大量の銃器類を強奪し、他人に支給すると共に自分で確保していたこと、また、10日の衝突の際にデモ隊側から軍に向けた発砲行為があった事を認める供述を行っている事を明らかにした。
また、集会会場をラーチャプラソン交差点に一本化した後に、連日ある場所で行われていた"協議"に参加していた事を明らかにしているという。
この緊急特別放送前にターリット局長は取材陣に対して、衝突の際に目撃されていた武装した黒服を着込んだ集団が、22日にシーロム通りで発生したM79攻撃事件に関与している事を認める証言をメーティー容疑者が行っている事を明らかにしていた。
尚、同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は、メーティー容疑者は個人の自由意志で集会に参加している組織の方針決定等には一切関与していない、単なる集会参加者の1人でしかないと発言している。
一方、ターリット局長は、高圧鉄塔やシーロムで発生したM79攻撃を初めとする45件の爆破事件等のテロ行為に関与した首謀者を非難すると共にかかるテロ行為に対しては最高で死刑が下される事があり得ると警告した上で、このような無実の者を狙ったテロ行為を止めると共にテロ行為と関係ない者は集会会場から避難するよう訴えた。
また、集会会場をラーチャプラソン交差点に一本化した後に、連日ある場所で行われていた"協議"に参加していた事を明らかにしているという。
この緊急特別放送前にターリット局長は取材陣に対して、衝突の際に目撃されていた武装した黒服を着込んだ集団が、22日にシーロム通りで発生したM79攻撃事件に関与している事を認める証言をメーティー容疑者が行っている事を明らかにしていた。
尚、同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は、メーティー容疑者は個人の自由意志で集会に参加している組織の方針決定等には一切関与していない、単なる集会参加者の1人でしかないと発言している。
一方、ターリット局長は、高圧鉄塔やシーロムで発生したM79攻撃を初めとする45件の爆破事件等のテロ行為に関与した首謀者を非難すると共にかかるテロ行為に対しては最高で死刑が下される事があり得ると警告した上で、このような無実の者を狙ったテロ行為を止めると共にテロ行為と関係ない者は集会会場から避難するよう訴えた。
22日深夜にスワンルム・ナイトバザールに向けM67
カーオソット紙によると、22日23:45頃、バンコクのウィタユ通りにあるスワンルム・ナイトバザール内で爆発が発生したが、幸い人的な被害は無かった。
何者かがM67を投げ込んだと見られている。
また、各報道によると、23日0:30頃、シーロム通り沿いにあるバンコク・クリスチャン病院前で不審なバッグが発見され、周囲一帯を立ち入り禁止にした上で破壊処理が行われた。
スワンルム・ナイトバザールに近いシーロム通り沿いでは、22日20:00過ぎに5発のM79が撃ち込まれ1人が死亡し75人以上が負傷する事件が発生していた。
尚、各報道がM79により3人が死亡したと報じているが、同日23日9:00過ぎ現在エラワンセンター側は1人の死亡しか確認されていないと発言している。
何者かがM67を投げ込んだと見られている。
また、各報道によると、23日0:30頃、シーロム通り沿いにあるバンコク・クリスチャン病院前で不審なバッグが発見され、周囲一帯を立ち入り禁止にした上で破壊処理が行われた。
スワンルム・ナイトバザールに近いシーロム通り沿いでは、22日20:00過ぎに5発のM79が撃ち込まれ1人が死亡し75人以上が負傷する事件が発生していた。
尚、各報道がM79により3人が死亡したと報じているが、同日23日9:00過ぎ現在エラワンセンター側は1人の死亡しか確認されていないと発言している。
BTS、両線とも18:00発便で運行休止 - シーロム線はチョンノンシーからの折り返し運転
23日9:00前迄に確認出来た各報道によると、BTS線は同日、スクムウィット線及びシーロム線の運行を18:00発の便の出発をもって運行を休止する方針である事を明らかにした。
また、シーロム線は、国立競技場、サイアム、ラーチャダムリ、サーラーデーンの各駅を閉鎖し、チョンノンシー駅からウォンウィアンヤイ駅間の折り返し運転で対応するという。
一方、地下鉄線は、フワラムポーン駅からラーマ9世駅までの9駅を閉鎖し、文化センター駅からバーンスゥー駅間の折り返し運転で対応する方針を明らかにしている。
また、シーロム線は、国立競技場、サイアム、ラーチャダムリ、サーラーデーンの各駅を閉鎖し、チョンノンシー駅からウォンウィアンヤイ駅間の折り返し運転で対応するという。
一方、地下鉄線は、フワラムポーン駅からラーマ9世駅までの9駅を閉鎖し、文化センター駅からバーンスゥー駅間の折り返し運転で対応する方針を明らかにしている。
同盟ヂャトゥポン氏、21日深夜のサーラーデーンの衝突の際にネーウィン氏の姿
反独裁民主主義同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は22日夜、前日深夜にシーロム通りとラーマ4世通りが交わるサーラーデーン交差点でシーロムグループと赤服軍団との間で衝突が発生した際に、ネーウィン・チットチョープ氏とプレーム枢密院評議会議長配下の陸軍大将の姿が目撃されていたとの情報があることを明らかにした。
また、22日20:00頃に連続して発生した反赤服集会派を狙ったと見られるM79攻撃に関しては、たとえ政治的理想が異なっていても同じタイ人として怒りを覚えるとした上で、背景に政府が関与している疑いがあると指摘した。
ヂャトゥポン氏は、アピシット首相がしきりに黒服から白服に着替えた情勢扇動を意図している集団に注意するよう呼びかけていたことからも、事前に何らかの攻撃が行われている事を政府側が知っていた疑いがあると指摘した上で、今回の攻撃が強制排除の大義名分作りの為に行われた可能性が高いと指摘した。
また、22日20:00頃に連続して発生した反赤服集会派を狙ったと見られるM79攻撃に関しては、たとえ政治的理想が異なっていても同じタイ人として怒りを覚えるとした上で、背景に政府が関与している疑いがあると指摘した。
ヂャトゥポン氏は、アピシット首相がしきりに黒服から白服に着替えた情勢扇動を意図している集団に注意するよう呼びかけていたことからも、事前に何らかの攻撃が行われている事を政府側が知っていた疑いがあると指摘した上で、今回の攻撃が強制排除の大義名分作りの為に行われた可能性が高いと指摘した。
シーロムのM79攻撃で女性1人が死亡、怒れるシーロムグループが赤服砦に接近中との報も
22日22:50迄に確認出来た各報道によると、バンコクのシーロム通りにあるBTS線サーラーデーン駅やスカイウォークを狙って同日20:00から21:00頃にかけて発生した、5発のM79が撃ち込まれた事件に絡んで、これまでに75人以上の負傷、女性1人の死亡が確認された。10人前後が重体だとの報道もある。
また、負傷者の内3人が外国人と見られるが、国籍に関しては1人がオーストラリア人男性との報道があるが、その他に関しては明らかになっていない。
平和維持本部のサンスゥン報道官によると、最初の3発はBTS線サーラーデー駅内で発生し、4発目はドゥシターニーホテル前のスカイウォーク近く、5発目はドゥシターニーホテル前のクルンシー・アユッタヤー銀行前で発生した模様。
この事件に絡んで、5人の容疑者を逮捕し首都圏警察本部トゥンマーハーメーク署内で事情聴取が行われている。
また、一部報道は、事件に怒ったシーロムグループが赤服軍団が築いたバリケードに向け歩を進めており、一触即発の事態に至るおそれがあると報じている。
* 逮捕された容疑者の内の1人
http://sphotos.ak.fbcdn.net/hphotos-ak-snc3/hs448.snc3/25669_390819712854_328167122854_3913847_6689785_n.jpg
また、負傷者の内3人が外国人と見られるが、国籍に関しては1人がオーストラリア人男性との報道があるが、その他に関しては明らかになっていない。
平和維持本部のサンスゥン報道官によると、最初の3発はBTS線サーラーデー駅内で発生し、4発目はドゥシターニーホテル前のスカイウォーク近く、5発目はドゥシターニーホテル前のクルンシー・アユッタヤー銀行前で発生した模様。
この事件に絡んで、5人の容疑者を逮捕し首都圏警察本部トゥンマーハーメーク署内で事情聴取が行われている。
また、一部報道は、事件に怒ったシーロムグループが赤服軍団が築いたバリケードに向け歩を進めており、一触即発の事態に至るおそれがあると報じている。
* 逮捕された容疑者の内の1人
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赤服、強制排除に備えチットロム駅下にガスボンベを配置
プーヂャッカーン紙によると、反独裁民主主義同盟のデモ隊は22日22:00迄に強制排除に備えBTS線チットロム駅下にガスボンベを配置した。
万が一強制排除が開始された場合は、ガスボンベを爆破させて対抗するとしている。
万が一強制排除が開始された場合は、ガスボンベを爆破させて対抗するとしている。
民裁、デモ隊に対する武力行使を禁止 - 国際基準に則った段階的な措置を指示
民事裁判所は22日夜、アピシット首相及び平和維持本部長のステープ副首相に対して、ラーチャプラソン交差点周辺を占拠し集会活動を展開している反独裁民主主義同盟の強制排除の為に警察、軍及び行政当局に武力の使用を命じる事を禁止する仮処分決定を下した。
但し、国際基準に則り、平穏な手段から過激な手段へ段階的に措置を講じる事に関してはその限りではないとしている。
この決定を受け、同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は、まずデモ隊に対して立ち退き要求を行い、デモ隊側からの回答を待って国際基準に則り排除行動に移るよう政府側に要請した。
また、幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、会場内で国際基準に則った7段階の措置を朗読し、デモ隊に対して万が一の強制排除の際にかかる基準が遵守されているか監視するよう呼びかけた。
但し、国際基準に則り、平穏な手段から過激な手段へ段階的に措置を講じる事に関してはその限りではないとしている。
この決定を受け、同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は、まずデモ隊に対して立ち退き要求を行い、デモ隊側からの回答を待って国際基準に則り排除行動に移るよう政府側に要請した。
また、幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、会場内で国際基準に則った7段階の措置を朗読し、デモ隊に対して万が一の強制排除の際にかかる基準が遵守されているか監視するよう呼びかけた。
チャワリット元首相、国王への仲介要請は正当な民主的行動
プゥア・タイ党議長のチャワリット元首相は22日、危機的情勢の解決の為に国王に対して仲介を要請する行為は、立憲君主制の主旨にかなった正当な行動であるとする声明を発表した。
この声明は、先にチャワリット元首相が国王へ仲介要請を奏上する為に拝謁許可を申請している事を明らかにした事に対して、国王を政治の場に引き出す不適切な行為であるとの指摘や、自らが危機的情勢の解決や王室に対する攻撃に対する保護に動かずに国王に仲介を要請するのは不適切である(チュワン元首相)等の非難の声が上がっている事を受け発表されたもので、チャワリット元首相は、国王の権限は立法、司法及び行政を通して行使されると憲法で規定されていることからも国王は決して政治を超越する存在では無く、また1973年や1992年の例からも国王には危機的状況にある時に国を正しい方向に導くと共に権力側の暴走の抑止力となるべき権限があると見なされるべきであると指摘し、国王への仲介が正当なものであると指摘している。
この声明は、先にチャワリット元首相が国王へ仲介要請を奏上する為に拝謁許可を申請している事を明らかにした事に対して、国王を政治の場に引き出す不適切な行為であるとの指摘や、自らが危機的情勢の解決や王室に対する攻撃に対する保護に動かずに国王に仲介を要請するのは不適切である(チュワン元首相)等の非難の声が上がっている事を受け発表されたもので、チャワリット元首相は、国王の権限は立法、司法及び行政を通して行使されると憲法で規定されていることからも国王は決して政治を超越する存在では無く、また1973年や1992年の例からも国王には危機的状況にある時に国を正しい方向に導くと共に権力側の暴走の抑止力となるべき権限があると見なされるべきであると指摘し、国王への仲介が正当なものであると指摘している。
プゥア・タイ党、国連に10日の衝突に関する調査を要請
22日、プゥア・タイ党所属のピーラパン・パールック氏やティティマー・チャーイセーン女史を初めとする約50人の下院議員が国連事務所を訪れ、10日に発生した軍と反独裁民主主義同盟のデモ隊との衝突に関する公正な調査を要請する国連事務総長宛への書状を提出した。
プゥア・タイ党側は、夜間に大量の軍を導入して行われただけでなく、ヘリコプター上から催涙ガスを投下した強制排除行動は、国際的に認められた強制排除の基準を逸脱し、人権を侵害していると指摘した上で、国際機関主導による25人の死亡者及び800人以上の負傷者を出した強制排除をきっかけとした衝突に関する真相解明を行うべきであると指摘した。
これに先立ち、反独裁民主主義同盟のウェーン・トーヂラーガーン氏を中心にしたデモ隊が、強制排除によるデモ隊の安全を確保する為に平和維持軍の派遣を要請する国連事務総長宛の書状を国連事務所経由で提出していた。
プゥア・タイ党側は、夜間に大量の軍を導入して行われただけでなく、ヘリコプター上から催涙ガスを投下した強制排除行動は、国際的に認められた強制排除の基準を逸脱し、人権を侵害していると指摘した上で、国際機関主導による25人の死亡者及び800人以上の負傷者を出した強制排除をきっかけとした衝突に関する真相解明を行うべきであると指摘した。
これに先立ち、反独裁民主主義同盟のウェーン・トーヂラーガーン氏を中心にしたデモ隊が、強制排除によるデモ隊の安全を確保する為に平和維持軍の派遣を要請する国連事務総長宛の書状を国連事務所経由で提出していた。