反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は1日夕方過ぎ、ヂュラーロンコン大学の教授等が中心になって国民ネットワーク連合なる団体名を名乗り同盟の集会活動に反対する為にピンクの服を着て集結するよう呼びかけている事に絡んで、同団体と大学との関係を問いただすために2日にデモ隊の一部をヂュラーロンコン大学に向け移動させる方針である事を明らかにした。
ナタウット氏は、憲法で認められている権利を行使して同盟の集会活動に反対を唱えることに対して妨害する方針は無いとしたが、国民ネットワーク連合に参加している一部の教授が過去に民主主義市民連合と活動を共にしていたことや、背景でステープ副首相がこの動きに関与しているとの情報があることを見逃すことが出来ないとした上で、ヂュラーロンコン大学と絶対王制型官僚主義者との関係を問いただすためにデモ隊を派遣する方針であるとした。
ナタウット氏によると、2日12:00にメイン会場を出発し13:00頃に大学前に到着する予定で、到着後に幹部のウェーン・トーヂラーガーン氏を代表として学長との面会を求め、国民の資産である同大学の敷地の使用を国民ネットワーク連合に対して許可した理由を問いただし、仮に明確な回答が得られなかった場合は、権利を行使して同盟のステージを同大学内に設置し解散要求の為の集会活動を展開する方針だという。
また、記者会見中に直接ヂュラーロンコン大学の学長からナタウット氏の携帯電話宛に国民ネットワーク連合への構内使用許可を取り消した旨連絡があったが、公式なアナウンスではないとして現時点(1日18:00過ぎ)ではデモ活動を中止する方針が無いとしている。
一方、ヂュラーロンコン大学は、同盟の行動方針発表を受け1日21:00から4日まで講義を初めとする大学関連の業務を全て休止する方針を決定した。
posted by Jean T. at 00:23| バンコク ☁|
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