2010年04月07日

同盟、9日に史上最大規模の集会を開催 - 政府と全面対決へ

 反独裁民主主義同盟は7日18:00過ぎ、首相の非常事態宣言発令を受け政府に対して全面戦争を宣言すると共に9日に政府打倒の為に史上最大規模の集会を開催する事を明らかにした。

 また、地方のデモ隊に対しては、即座に県庁前に集結し包囲するよう要請した。

 これに先立ち同盟側は、非常事態宣言が発令される事を見越して、ピープルチャンネルの放送遮断命令や国会ビル前での催涙弾投下、与党議員側近や警戒に当たる当局者の武器所持をネタにしたアジ演説を展開し集会参加者を煽り、全面戦争突入に備えていた。

posted by Jean T. at 21:09| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

非常事態宣言を発令!!

 アピシット首相は7日18:00過ぎに放送された定例政見放送の中で、早期の正常化実現の為に最高レベルの非常事態宣言を発令した。

 この発令に伴いステープ副首相が最高責任者に任命された。

 3月12日以来適用されてきた国内治安法だけでは、違法な集会を開催し国民生活や経済、国際イメージに影響を与えているだけでなく、更に国会突入等の違法行為をおかしている反独裁民主主義同盟のデモ隊に対応できない事を理由にあげた。

 また、国際基準に則っり段階的に措置を講じる事を再確認した。

 対象地域は、バンコク及びノンタブリー県全域、サムットプラーガーン県、パトゥムターニー県及びアユッタヤー県の一部郡。

posted by Jean T. at 20:18| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ステープ副首相、赤服TVに対する措置を指示

 スパチャイ政府副報道官は7日、同日開かれた閣議の席上でステープ副首相が、反独裁民主主義同盟系のピープルチャンネルの放送配信の遮断をタイコム社に対して指示するよう情報通信技術省に命じた事を明らかにした。

 歪められた報道により国民を誤解させているだけでなく放送を通して集会への動員を図っている事が遮断の理由だという。

 この報を受け同盟は、スポン・アッターウォン氏を中心にしたデモ隊をノンタブリー県内にあるタイコム社に派遣し遮断妨害の為の活動を開始すると共にノンタブリー県内のデモ隊に対して同所への集結を呼びかけた。

 一方、同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は、国内外に於けるピープルチャンネルの報道遮断措置は、タイ国内の放送局だけでなく隣国を初めとする国外の放送局に対しても損害を与える措置であると非難した。

posted by Jean T. at 17:02| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アピワン下院副議長、防衛大臣の言として軍が現政権を見放すのは時間の問題である事を明らかに

 アピワン下院副議長は7日13:00過ぎ、国会ビル前に集結していた反独裁民主主義同盟の街宣車上で、同盟同志として演説を行い、プラウィット防衛大臣から軍が現政権を見放すのは時間の問題であると聞かされている事を明らかにした。

 アピワン副議長は、クーデター政権時代に反独裁民主主義同盟の主要メンバーだった事で知られ、また、最近でも同盟の演台上で演説を行い王子付の軍高官が集会会場の視察に来ていた事を明らかにしていた。

 これを受けピープルチャンネルの女性レポーターは、アピワン副議長が、プラウィット防衛大臣軍から軍は既に現政権を支持していないと聞かされている事を明らかにしていた報じた。

 一方、国会ビル前のデモ隊は、デモ隊に向けて投げ込まれたとされる催涙弾(報道により火炎弾)の事実関係確認をステープ副首相に要求し、一時緊張したが、最終的にステープ副首相がアナンタサマコン・ホールから脱出したとの情報を聞きつけ、パンファー橋のメイン会場への引き上げを決定した。

 アピワン副議長によると、問題の催涙弾は危害を加える性質のものでは無いが、当局側から投げ込まれたかについては引き続き調査する方針だという。また、TPBSは、赤い服を着た人物が催涙弾を投げ込んだとの目撃情報があると伝えている。

posted by Jean T. at 15:43| バンコク ☁| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクのファッションアイランド近くで消火器爆弾が回収

 7日11:50迄に確認出来た各報道によると、同日7:00頃バンコクのファッションアイランド近くのバイクタクシー・スタンド近くで消火器を使用した爆発物が発見され回収処理された。

 回収された爆発物は時限発火式と見られ、また一部報道は前日にヂュラーロンコン大学前で回収された爆発物と使用された成分や発火方式が酷似していると報じている。

posted by Jean T. at 13:50| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、国会ビルの包囲を宣言

 反独裁民主主義同盟幹部のスポン・アッターノン氏は7日10:30過ぎ、パンファー橋のメイン会場に集結しているデモ隊により国会ビル(発言では下院議会)の包囲に乗り出す方針を明らかにした。

 既に国会ビルの包囲に向けた作業に着手中で、同日中の議会解散を確信しているという。

 デモ隊は、ウドンターニー県内の赤服軍団を率いているクワンチャイ・プライパナー氏やアリスマン・ポンルゥアンローン氏等"スーパー平和的活動推進団"が率いている。

 尚、ch7の報道によると、アピシット首相は同日9:00過ぎまでに国会ビルをあとにし平和維持本部が置かれている第11歩兵部隊近衛師団本部に移動している事が確認されている。

 一方、幹部のナタウット・サイグゥア氏は7日9:30過ぎ、ラーチャプラソン交差点に集結しているデモ隊に関しては、万が一の強制排除に備えて引き続き同地で座り込み活動を展開する方針であることを確認している。

posted by Jean T. at 12:44| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政府、国内治安法の20日迄の延長を承認

 政府は7日、同日付で期限を迎える国内治安法の20日迄の適用延長を決定した。

 適用地域はバンコク、ノンタブリー県及びサムットプラーカーン県。

posted by Jean T. at 12:20| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タクシン元首相、重症説を否定 - 民主主義の為に闘い続けて欲しいと訴える

 タクシン元首相は7日、いたって健康であるとし重症説を否定した上で、反独裁民主主義同盟に対して引き続き真の民主主義・公正を勝ち取るために闘い続けて欲しいと訴えるメッセージをTwitterで配信した。

 しかし、3日間に渡りビデオ演説を中止した理由や滞在先に関しては触れることは無かった。

posted by Jean T. at 11:12| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バンコクのロータス・ナワミン店に向けM26、2人が負傷

 各報道によると、7日0:30頃バンコクのブゥングム区内にあるショッピングセンター"テスコ・ロータス・ナワミン店"入り口前にある警察用ボックスに向けM26が投げ込まれれるという事件が発生した。

 この爆発によりボランティア警察官(40)とロータスの職員男性(26)の2人が負傷し、付近に駐車してあった小型トラック等が損壊した。

 ロータスに隣接する住宅地内の路上から爆発物が投げ込まれたと見られている。

posted by Jean T. at 11:00| バンコク ☀| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相、国内治安法の適用期間を20日迄延長

 アピシット首相は7日朝、同日招集される定例閣議の席上で国内治安法の適用期間の20日迄の延長を提案する考えである事を明らかにした。

 20日には選挙委員会による民主党迂回献金案件が絡む解党の是非に関する判断が下される予定になっており、反独裁民主主義同盟側は判断に基づき活動方針を見直す方針を明らかにしていた。

posted by Jean T. at 10:47| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

同盟、更なる活動強化を宣言 - 人員の動員を図る

 反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は6日、引き続き非暴力を旨とした活動の継続を確認した上で、強制排除の機会を虎視眈々と窺っている政府に対抗する為に7日から更に活動レベルを引き上げて活動に臨む方針である事を明らかにした。

 尚、7日に予定されている活動計画に関しては明らかにされていない。

 また、ナタウット氏は、当局内で首相の指示に従わない者が出始めている事を明らかにした上で、強制排除命令を拒否した第二騎兵部隊近衛師団本部のスラサック本部長の指揮官職を解き昨年のソンクラーン期間中の強制排除に関与した事があるプラヂンブリー県の第二歩兵部隊近衛師団本部のワリット本部長を指揮官に据えた事を明らかにした。

 一方、幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、7日に政府側がピープル・チャンネルの閉鎖に動くおそれがあるとして、デモ隊の更なる集結を呼びかけた。

 ヂャトゥポン氏によると、デモ隊の強力な抵抗によりピープル・チャンネルが閉鎖された日が政府の敗北の日になるのだという。

posted by Jean T. at 00:53| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人権委、首相経験者4人を招致し危機脱出に向けたセミナー

 国家人権委員会のチューチャイ事務局長は6日、政府と反独裁民主主義同盟の間に立つ組織として危機的状況にある国内情勢の問題の根源を探り、危機脱出に向けた提言をまとめる為にアーナン元首相、チュワン元首相、バンハーン元首相及びチャワリット元首相の4人の首相経験者や宗教指導者、学識経験者、コミュニティー・リーダー等を招致してセミナーを開催する方針である事を明らかにした。

 既に4人の首相経験者は快諾しているという。

 尚、開催日程に関しては、現在出席予定者と調整中で、別途アナウンスする予定だという。

posted by Jean T. at 00:49| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノパドン氏、タクシン元首相重病説を否定 - 依然ドバイに滞在中

 タクシン元首相の元法律顧問だったノパドン・パッタマ氏は6日、タクシン元首相が重病だとの噂を否定した。

 タクシン元首相が4日と5日に2日連続で反独裁民主主義同盟の集会会場とを繋いだビデオ演説を中止した事を受け、同元首相が重病だとの憶測やドバイ当局から政治活動禁止の勧告を受けている等の憶測が広がっていた。

 また、6日夜に予定されていたビデオ演説も、同盟幹部のヂャトゥポン氏によると喉痛で中止になっている。

 ノパドン氏によると、5日にタクシン元首相と電話でコンタクトをとった際に、依然ドバイに滞在中で、何ら病気を患っていない事が確認されているという。

 しかし、ビデオ演説が中止になっている事に関しては、直接聞いていないが、おそらく個人的なビジネスにかかりっきりになっているのではないかと語るに留めた。

posted by Jean T. at 00:47| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

実は姿を目撃されていたセー・デーン、民主党爆破への関与を否定

 カッティヤ・サワディポン少将は6日、同日15:30頃に民主党に向けM79が撃ち込まれた際に姿を目撃されていたと指摘されている事に関して、同日民主党前で警戒に当たる警察官に激励の挨拶をした事は認めたが、爆破への関与に関しては否定した。

 これに先だって行われたインタビューでは、爆破への関与は否定したものの民主党前への訪問には触れていなかった。

 カッティヤ少将によると、13:00頃に尊敬する民主党副党首のトライロン副党首に、民主党本部とアピシット首相私邸への攻撃に執着している反独裁民主主義同盟のアリスマン・ポンルゥアンローン氏がデモ隊を率いて民主党に来るおそれがある為、殺されないよう警告する為に民主党前に行ったが、既に党の大物がいないと聞かされたので、現場から走り去ろうとした際に自分を見つけて車を取り囲んだシンパの警察官に手を振っただけで、爆破に関しては一切心当たりが無いという。

 また、爆破の背後関係に関しては、組織に関しては不明だが、おそらく民主主義市民連合を首相官邸や空港から追い出し政権を組織する機会をもたらしてくれたM79に対する恩義を忘れたステープ副首相に対して不満を持つ組織による仕業との考えを皮肉混じりに示した。

posted by Jean T. at 00:44| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子供を病院に連れて行く途上の女性、赤服渋滞にキレてデモ隊に突撃

 各報道によると、6日15:00過ぎ、バンコクのシーロム通り上で、折りから通りを進行中だった反独裁民主主義同盟のデモ隊による渋滞にキレた女性が小型トラックでデモ隊に向け突進しようとした際に、デモ隊に取り囲まれ一時周囲一帯が緊迫する事態になったが、同盟の自警組織員1人が間に入り衝突を防ぐと共に警察が間に入り事態は沈静化した。

 現場はバンコク銀行本店前の路上で、女性は警察が間に入ったすきに車に乗り込み現場から走り去って行った。

 女性はデモ隊に対して、子供を病院に連れて行くところなのにデモ隊により進行を妨害されたと訴えていたという。

* 報道画像 (後部座席に座っていた夫と娘)
http://pics.manager.co.th/Images/553000005076014.JPEG

* ニュース映像



posted by Jean T. at 00:39| バンコク ☀| 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

14歳少女を2日間に渡り監禁し性的暴行を加えた鬼畜男を逮捕、チョンブリーで

 タイラット紙によると、6日チョンブリー県バーンラムン郡の警察当局は、14歳の少女を2日間に渡り監禁し性的暴行を加えた容疑で、高利貸しの債権回収を請け負う一方で麻薬密売ギャングの一味でもある27歳の男とその子分の22歳の男を逮捕し、少女を救出・保護した。

 保護された少女は警察に対して、1月末に男から性的暴行を受けて以来、銃を頭部に突き付けられる等の脅迫を受けながら何回かに渡り性的暴行を受け、時には無理矢理麻薬を使用させられた事もあったが 男の背後に警察がいると思うと怖くて抵抗できなかった。3日は、友達を待っていた際に、男に拳銃を突き付けられ無理矢理バイクの後部座席に乗せられ男の部屋に監禁されたと語っているという。

 一方、逮捕された27歳の男は、少女が自分の意志で部屋に来ただけで、こちらから強要する様な事は無かったと主張しているという。

* 逮捕された男
http://www.thairath.co.th/media/content/2010/04/06/630/75289.jpg
* 保護された少女
http://www.thairath.co.th/media/content/2010/04/06/75289_20_3.jpg

posted by Jean T. at 00:36| バンコク ☀| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フランス人ゲイ(42)から金のネックレスを盗んだ物乞いミャンマー人を逮捕、パッタヤーで

 パッタヤー・デイリー・ニュースによると、6日未明チョンブリー県パッタヤー地区の警察当局は、フランス人男性(47)から1バーツ重量の金のネックレスを盗んだ容疑で17歳のミャンマー人の男を逮捕した。

 この逮捕は、同日0:30頃に男性が警察署を現れ、2日前に金のネックレスを盗んだ男を見つけたので逮捕して欲しいと訴えた事により実現したもので、逮捕された男は物乞いギャングの一味で不法にタイ国内に滞在していた。

 被害にあった男性によると、2日前の深夜に物乞い中だった男と会い、不憫に思い現金をあげると共に自分の部屋に泊めたが、寝た後で起きてみたら男の姿が無く、部屋から金のネックレスが無くなっていた為、警察に被害届を提出すると共に男の行方を捜していたという。

 男は初期段階の取り調べに対して、容疑を否認した上で泣きながら男性に許しを請うていたという。

* 泣きながら許しを請う男
http://www.pattayadailynews.com/th/wp-content/uploads/2010/04/pdn215.jpg
* 被害にあった男性
http://www.pattayadailynews.com/th/wp-content/uploads/2010/04/pdn49.jpg

posted by Jean T. at 00:34| バンコク ☀| 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする